骨太教員員養成プロジェクトWS #3 「教員採用試験の願書を書いてみる」〜願書を通して自分を知る!〜

春を迎え、いよいよ願書の提出時期。
なぜ、教師を志したか?
そんな問いを前にして、自分と向き合っている方も多いのではないでしょうか。

骨太教員養成プロジェクトでは、今まで学校教育現場の先生方や大学で教員養成に関わる先生、
社会教育で子ども・若者を支援している方々と一緒に「ひと味違う」教員の採用前研修の場を設けてきました。

前回は「コミュニケーション力を高める」というテーマでしたが、
今回は願書提出直前のこの時期に「願書を通じて自分を知る、整理する場」を設けます。

願書で問われていることには、必ず意図があります。
その意図を汲みとり、その問いに対してきちんと答える中で自分と向き合う時間は、
願書や面接といった試験の中だけでなく教壇に立った時の「自分」を鍛える、種になるはずです。
全国から取り寄せた願書を見比べたり、実際に願書を書いてみる中で自分としっかり向き合う。
そんな時間になります。

願書をどう書いていいかわからない…、
書きたいことはあるけど、うまく整理ができていない。。
そんな、今春採用試験を受ける予定の皆さんのご参加をお待ちしております!

■日時:
2010年5月23日(日)11時~17時
*セッション後、現職教員の方々や学校内外の教育に携わる方々との懇親会を予定しています。
(任意参加ですがぜひご参加を!)

■会場
阿倍野市民学習センター 第2会議室
JR「天王寺」駅より徒歩8分
http://www.osakademanabu.com/abeno/

■対象
○2010年の教員採用試験受験予定の大学生・院生
○各校種の常勤講師・非常勤講師、または講師登録者

■定員:20名(先着順)

■プログラム
11:00 イントロダクション
12:00 昼食
13:00 セッション1「願書の本意を知ろう!」(実習・講義)
14:00 全体セッション「願書博覧会」
・全国各地の願書が登場!
14:40 休憩
14:55 セッション2「願書を書いてみよう!」(実習)
16:00 セッション3「願書をブラッシュアップしよう!」(実習・講義)
16:40 ふりかえり
16:50 クロージング
17:00 終了

■ファシリテーター
川中大輔(シチズンシップ共育企画代表)
大学時代に野外教育や不登校児童支援に取り組むNPOなどで活動し、産官学地域連携や大学間連携による高等教育の充実に取り組む(財)大学コンソーシアム京都研究主幹を経て、シチズンシップ共育企画を設立。「学ぶこと」と「社会にかかわること」の両方のおもしろさがわかる「学びのデザイン」に関心を寄せ、全国各地で市民活動に関するワークショップを担当。学校教育・社会教育の現場の方々を対象に2006年から「教育ファシリテーター講座」を主催。京都市青少年活動推進協議会専門部会委員、(財)京都市ユースサービス協会企画委員ほか公職多数。大阪樟蔭女子大学で教職課程の科目を担当。共著に『学校ボランティアコーディネーション』(筒井書房、2009年)。

<メッセージ>

あなたの「願書」の原稿。今一度読み返してみてください。「他の人が書いてそう…」という、借り物のような言葉やフレーズ、どれくらいありますか? あなたの経験と学びから立ち上がる「わたし」の言葉が、どれくらいありますか? たかが願書、されど願書。自分の「こだわり」に気づき、その「こだわり」が生きる願書をこのWSで書いてみませんか?

■オブザーバー
深水正和(兵庫県立高校教諭)
富本水子(神戸市立小学校教諭)
山下順子(兵庫県立高校教諭)
枝広和憲(京都市スクールカウンセラー)ほか

■参加費:1,500円
■主催:シチズンシップ共育企画

*骨太教員養成プロジェクトとは?
採用試験に合格した学生のニーズと、学校現場や学校外の教育機関が求めているニーズとを踏まえて、教員の採用前研修プログラムを新たにつくろうと、教育関係者が集まり、2009年夏より活動しています。