骨太教員養成プロジェクトWS#5「双方向の学びを取り入れて、模擬授業づくりの幅を広げる!」

いよいよ、教員採用試験も大詰め。

そんな中そろそろ目前に迫ってくる「模擬授業」。
準備は、大丈夫ですか?

「練習する機会は一応あるけど、
現役の先生には、私の授業どう見えるんだろう…」

そんな声も聞こえてきます。

そこで!
模擬授業を通じて双方向の学びをつくる秘訣を学ぶ機会を設けました。

現場の第一線で活躍する先生達とともに、
今の自分の授業スタイルを再点検してみて、
ひと味加えてみませんか。

もちろん、現役の教員の方の参加も受け付けています。
授業づくりの幅を広げるヒントが、持って帰れるかも知れません。

 

■日時:2011年8月11日(木)18時~21時
*セッション後、現職教員の方々や学校内外の教育に携わる方々との懇親会を予定しています。(任意参加)

■会場
城北市民学習センター 研修室3
*地下鉄 谷町線・関目高殿駅4号出口から徒歩3分

■対象
○2011年度の教員採用試験受験中の大学生・院生
○各校種の常勤講師・非常勤講師、または講師登録者
○教員志望の大学生・院生

■定員:20名(先着順)

■プログラム
18:00 イントロダクション
18:30 セッション開始
・スタッフ紹介「どんな双方向の学びの場をつくっていますか?」
・実習「模擬授業をやってみよう!」
・スタッフ/参加者同士でコメント
20:30 ふりかえり
21:00 プログラム終了

■スタッフ
*こんな人たちから、コメントがもらえます!

■富本水子(神戸市立小学校教諭)
「こんなことを教えたい」「こんな意見を出してほしい」と願うけれど、子どもたちは思うようにはいかなくて…
「そんなことにも気づいたんだ!いいね!」と思わずにんまりして…
よくも悪くも「授業はナマモノ」ですね。だからこそ、「子どもたちの中で何が起こっているのか、何が生まれているのか」を見つめられたら、子どもたちも先生もしあわせな学びになると実感しています。そんな授業のつくりかた・そのための見方・考え方・かかわり方をいっしょに学びたいです。

■山本智也(京都ノートルダム女子大学生活福祉文化学部教授)
授業をデザインするとき、「何を語るのか」に目が向きがちです。しかし、本当に大切なことは、「どのように伝わっているのか」です。
こうした視点をもって、今まで幼稚園、小学校、中学校で子ども同士、子どもと教師とが関わりあう授業作りのお手伝いをしてきました。
こうした経験を踏まえ、このプログラムでは、授業者の語りが「どのように伝わっているのか」を丹念にとらえていきたいと考えています。

■川中大輔(シチズンシップ共育企画代表)
「学びて時にこれを習ふ。亦説ばしからずや。」論語の学而第一の一節です。学ぶことは、本質的には喜びであることが謳われています。しかし、現実には、子ども・若者にとっては、学びが苦行のように思われていることは少なくありません。
学ぶ喜びが感じられるからこそ、自分から主体的に考え、そして、深めていくことが実現します。
では、そのような学びのデザインとは、どのようなものか?、その問いを胸に、高校生とは学校外で、大学生とは学内外で、まちづくりに関する学びの場を持っています。現場では試行錯誤の連続です。
みなさんは、どのような学びのデザインを構想しますか?

■参加費:2,000円

■主催:骨太教員養成プロジェクト
採用試験に合格した学生のニーズと、学校現場や学校外の教育機関が求めているニーズとを踏まえて、教員の採用前研修プログラムを新たにつくろうと、教育関係者が集まり、2009年夏より活動しています。

■事務局:シチズンシップ共育企画(担当:鈴木・川中)