生と死の共育ワークショップ vol.7「死にかける → 生きなおす」

 「いやはや、死ぬかと思ったわ…」、そのような「死にかける体験」をされたことはあるでしょうか。あるいは、近しい方の「死にかける体験」に接しられたことはあるでしょうか。自分や自分に近しい方の「死にかける経験」は、自らの「生きる」を深く問い直す機会になります。

 「自分はなぜ、死なずにすんだのか?」「何をなすために生きているのか?」「これまでのように生きていって、ホンマにええんか。…」
 一度立ちどまって、自分の内なる声と深く出会う時間を持つことが、「自分の時間」を大切にする生き直しへとつながります。しかし、あれもこれもできると器用貧乏になってしまったり、周りからの刺激に反応しているだけで、自分の人生を過ごせていない、ということは少なくありません。

 せわしない日常から少し離れてみて、自分自身の声を丁寧に聴き、じっくりと生と死について思いを馳せる時間を共にしませんか。ご関心ある方のご参加を心からお待ちしています。

■日時:2014年10月4日(土)10時〜17時
■会場:賀川記念館4階メモリアルホール(神戸市中央区)

■プログラム
 09:30 開場・受付
 10:00 オープニング
 10:10 セッション1「死にかけた経験から何を学んだか?」
 11:10 セッション2「心を鎮めて、自らの生きるを考える」
 12:30 昼食(天国屋カフェ)
 13:30 賀川記念館見学
 14:00 セッション3「自分は何に時間を使っているのか?」
 15:50 休憩
 16:00 ふりかえり
 16:45 派遣のとき
 17:00 プログラム終了
*プログラムは参加者の関心に応じて組み替えていきます。

■対象:テーマに関心があれば、どなたでも参加できます。 年齢やお仕事、人生経験などは問いません。
■定員:15名(先着順)

■参加費:一般 8,000円/学生 6,000円

■ファシリテーター
◎青木将幸(青木将幸ファシリテーター事務所)
1976年、熊野出身。2003年に青木将幸ファシリテーター事務所を設立し、様々な会議や話し合い、ワークショップの進行役として各地をわたり歩いている。娘の出産、知人の死、妻の病など、身の回りに起きる出来事をきっかけに、「生老病死」について、考えを深めたいと思い、関連するワークショップを展開している。2012年3月より淡路島に移住し、大きく生き方を変える。著書に『市民の会議術 ミーティングファシリテーション入門』(ハンズオン!埼玉、2012年)『アイスブレイク・ベスト50』(ほんの森出版、2013年)など。

◎川中大輔(シチズンシップ共育企画)
1980年、神戸出身。2003年に「市民としての意識と行動力」を育む学びの場をつくるシチズンシップ共育企画を設立。全国各地で市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントに関するワークショップを担当。祖母や知人の死別などを機に、07年より「生と死の共育ワークショップ」を実施。「わたし」を大切にしながら、社会との関わりをつくっていく「生きかた」を実現するため、「まなぶ・はたらく・しぬ」という行為と社会との関係に関心を持っている。共著に『ソーシャル・イノベーションが拓く世界』(法律文化社, 2014年)ほか。

■主催:シチズンシップ共育企画
■共催:青木将幸ファシリテーター事務所