川中 大輔/かわなか だいすけ

 1980年、神戸生まれ。関西学院大学社会学部卒、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了。1998年から野外教育や不登校児童支援などに取り組む市民活動に参加し、NPO法人BrainHumanity副理事長・事務局次長、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]フェロー、国際青年環境NGO・A SEED JAPAN理事、公益・非営利支援センター東京コーディネーター、神戸市協働と参画のプラットホーム協働コーディネーターなどを歴任。
 2003年にシチズンシップ共育企画を設立し、現在、同代表。「市民としての意識と行動力」が育まれたり発揮されたりする場づくりに取り組み、全国各地で市民教育や若者の参加、協働まちづくりやNPOマネジメントに関するワークショップを担当。2013年に日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)を多くの方々と共に設立。同運営委員・事務局長を経て、現在は事務局担当マネジメントスタッフ。
 (財)大学コンソーシアム京都研究主幹、立命館大学共通教育推進機構嘱託講師(サービスラーニング担当)を経て、2017年から龍谷大学社会学部専任教員。同大学講師を経て、2021年より准教授。市民の社会参加や社会イノベーション実践に資する教育/研究に取り組んでいる。2019年度から2023年度、放送大学客員准教授。
 現在は他にNPO法人まちなか研究所わくわく理事、NPO法人神戸まちづくり研究所理事、NPO法人わかもののまち理事、認定NPO法人日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)理事、NPO法人こどもソーシャルワークセンター監事、NPO法人BrainHumanityフェロー、公害資料館ネットワーク幹事、子ども・若者ケアラーの声を届けようプロジェクト(YCARP) 発起人、ひょうご市民活動協議会(HYOGON)監事、(公財)コープともしびボランティア振興財団運営委員、(公財)ひょうごコミュニティ財団専門アドバイザー、日本ソーシャル・イノベーション学会理事、日本福祉教育・ボランティア学習学会特任理事、こども家庭庁こども家庭審議会こども・若者参画及び意見反映専門委員会委員なども務める。
履歴書・業績書龍谷大学教員紹介ページ龍谷大学教員インタビュー記事『生涯学習』掲載記事、写真(ABCD

三浦 一郎/みうら いちろう

 1981年、兵庫県姫路市生まれ。関西学院大学商学部卒。兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了。(財)日本アウトワードバウンド協会の冒険教育指導者養成コース(JALT)修了。NPO法人BrainHumanity副理事長、 NPO法人岩美自然学校職員などを経て、小学校教諭に。現在はプラハ日本人学校にて勤務。シチズンシップ共育企画運営委員、NHK「総合的な学習の時間」番組委員会委員。子ども達が探究的に学ぶことのできる場が生まれるよう「総合的な学習の時間」の単元開発に力を注ぐ。

小林 有希/こばやし ゆうき

 1988年生まれ。小学校4年生から中学校3年生まで、和歌山県山中にある「学校法人きのくに子どもの村」にて学ぶ。自然と大人と、小1~高3までの友だちから多くを学び、中学校を卒業。進学した地元の公立高校で、「教育」や「学校」「学び」に対して違和感を感じ、それらの影響力の強さに、恐怖を覚える。「違和感」と「恐怖感」という負のエネルギーから始めた様々な活動をとおし、教育の可能性を感じるようになる。
 大阪府公立小学校で常勤講師を経て、現在は学校法人きのくに子どもの村学園職員、一般社団法人はらいふ理事。シチズンシップ共育企画では、事業コーディネーター(2008-2009)を経て、2011年より現職。

木上裕貴/きがみ ひろき

 1989年、京都府船井郡生まれ。京都産業大学経営学部卒。2011年、大学在学中にシチズンシップ共育企画「ユースACTプログラム」のボランティアスタッフとして活動。高校生とのまちづくり活動を通じ、市民の主体的な活動のサポートに関心を持ち、大学卒業後は中間支援を行うNPO法人シミンズシーズの職員へ。現在は同法人の理事となり、一般財団法人明石コミュニティ創造協会に所属。両団体で兵庫県東播磨地域での市民活動や地域自治組織の支援業務を行なっている。

大本 晋也/おおもと しんや

 1983年県立淡路盲学校勤務を皮切りに県立高校教員を18年間勤め、その間公民分野でゼミナール形式の授業等も展開。2001年 国立淡路青年の家専門職員として3年間勤務。淡路青年の家では高校生演劇ワークショップ、高校・大学・教員のためのボランティアセミナー等の主催事業を担当。淡路青年の家環境教育プログラム集の作成にも携わった。その後2004年から10年間兵庫県教育委員会に勤務。播磨東教育事務所での1年間の勤務を挟んで、主に社会教育課で勤務し、県の社会教育行政に携わった。2014年度から2021年度まで(独)国立青少年教育振興機構国立淡路青少年交流の家所長。社会教育・生涯学習の現場での経験を生かし、同施設の企画する教育事業や研修支援事業の一層の充実を図った。舞台芸術を趣味とし、現在は演劇から音楽イベントまで、主に音響を担当している。

東末 真紀/とうすえ まき

 1971生まれ。看護師(神戸市中央市民病院)、NPO法人自然スクールトエック、NPO法人神戸まちづくり研究所の職員、神戸大学学生ボランティア支援室ボランティアコーディネーターを歴任。NPO職員時代は「主体性の尊重」を軸に、青少年育成のための野外活動、指導者養成、NPO支援、地域拠点立ち上げ、住民主体の復興まちづくりの支援などに従事。大学では学内だけにとどまらずボランティアを行う学生団体とともに現場に出かけ、双方ともに豊かになれるような関係の構築に力を入れた。2021年度からNPO法人コミュニティ事業支援ネット職員。

井出 大地/いで たいち

 1985年、京都府宇治市生まれ。滋賀大学大学院教育学研究科学校教育専修修了。学校教育以外の教育に興味をもち、学生団体やNPOの教育活動に取り組む。2008年、シチズンシップ共育企画「ユースACTプログラム」事務局スタッフとして活動。
 学生の自由な実践の場と地域の子どもたちの豊かな環境づくりを目指し、クラブスクール「TOPOS(トポス)」の運営や市民団体「大津ふるさとづくりフォーラム」事務局長、キャリアリンク(株)勤務を経て、現在は京都文教大学職員。

城木 信浩/しろき のぶひろ

 1985年、京都府生まれ。2013年3月、滋賀大学大学院教育学研究科国語教育専修修了。シチズンシップ共育企画では、2008年度(事務局担当)、2013年度(探究コース担当)に、ユースACTプログラムで活動。大学院では、滋賀県で大津の三田川、セタシジミなどをテーマにした体験学習プログラムを実践研究。「『体験を通して起こることば』が、学習者の『学び』にどのように関わっているのか」という問題意識を活動の中心に据えている。現在、大津市立膳所小学校教諭。

藤澤 文徳/ふじさわ ふみのり

 1995年、長野県中野市生まれ。兵庫県立大学環境人間学部卒。高校時代に参加したまちづくり活動で主体的にまちに関わる「かっこいい大人」に出会い感銘を受け、以来地域の活性化や市民活動に興味を持つ。大学在学中はシチズンシップ共育企画「ユースVOICEプログラム」のボランティアスタッフやインターンとして活動。東急リゾーツ&ステイ(株)を経て、現在は上越教育大学大学院学校教育研究科専門職学位課程に在学中。

古田 雄一/ふるた ゆういち

 1987年生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程、筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程教育基礎学専攻修了。大阪国際大学短期大学部専任講師、同准教授を経て、2022年度より筑波大学人間系助教。博士(教育学)。日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)元共同代表。日本とアメリカを主なフィールドとして研究に取り組むとともに、中高生の地域・社会参加学習や生徒参加の学校づくりなどの実践にも携わる。