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活動実績

ショップレポートオブワークス(2009年以前)

 2009年12月20日、沖縄大学主催「ワークショップのプログラムデザインを実施検証するワークショップ」の講師を川中と鈴木が担当しました。
 2009年12月20日、沖縄大学主催「思いを形にするミーティング基礎講座」の講師を川中と鈴木が担当しました。
 2009年12月19日、阪神NPO連絡協議会主催・宝塚NPOセンター, 生きがいしごとサポートセンター阪神北共催「10年後のNPO、私たちの未来図を語ろう1泊研修会」の1日目「私たちの未来図を語ろう!(中期戦略デザイン)」のファシリテーターを川中が担当しました。
 2009年12月18日、宝塚市役所・宝塚NPOセンター共催の市職員研修「行政とNPOの協働を進めるためのセミナー」の第1回「NPOとの協働の基礎知識~NPOの活用を図る」で講師を担当しました。
 2009年12月17日、宝塚市立男女共同参画センター主催「市民活動応援セミナー2009:人やまちが元気になる政策提言」の第5回「これが『わたし』の政策提言!」のファシリテーターを担当しました。
 2009年12月12日、若者エンパワーメントセンター[YEC]設置委員会主催の講演会にて講師を担当しました。いただいた講演テーマは「京都市における若者社会参画支援~ユースACTプログラムの取組み~」でしたので「まちの『主』になるレッスン」と題した講演を行いました。
 2009年12月11日、立命館大学「ユースサービス概論」にて「ユースサービスの基本プロセスを学ぶ」にてゲスト講師を担当しました
 2009年12月3日、目黒区環境保全課・エコライフめぐろ共催「平成21年度めぐろ環境ナビゲーター養成講座」の「ファシリテーター養成講座」の講師を担当しました。
 2009年12月2日、JA愛媛中央会主催「プランナー研修会」の講師を担当しました。
 2009年11月30日、当会代表の川中が内閣府より「社会貢献青少年表彰」を受賞しました。
 2009年11月30日、兵庫県教育委員会主催「未来をひらく兵庫の教育シンポジウム」のパネリストを三浦が担当しました。
 2009年11月29日、神戸大学学生ボランティア支援室・神戸大学総合ボランティアセンター主催「ボランティアを考えるワークショップ」のファシリテーターを担当しました。
 2009年11月28日から29日にかけて、「ユースナレッジマーケット(学生ボランティア団体合同研修)」#11「活動を通じて『自分』はどう変わったか?」を主催しました(ファシリテーターは川中・三浦)。
 2009年11月28日、パドマ幼稚園「前胸職員研修」の「目標を自分の成長に活かす」の講師を担当しました。
 2009年11月27日、立命館大学「ユースサービス概論」にて「政治参加/社会参加と青少年」にてゲスト講師を担当しました。
 2009年11月26日、宝塚市立男女共同参画センター主催「市民活動応援セミナー2009:人やまちが元気になる政策提言」の第3回「政策案を持って、まちに出よう~説得力を高める市民調査」のファシリテーターを川中と鈴木で担当しました。
 2009年11月25日、当会主催「学びのデザイン研究会」の第25回例会「政策形成への市民参加が機能するためには?」が行われました。
 「WWViews in Japan」を題材に、同取組みの実行委員として動かれた八木絵香さん(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任講師)、グループファシリテーターを務めた西修さん(神戸まちづくりワークショップ研究会)、東末真紀さん(神戸まちづくり研究所)、大滝あやさん(Tao舎)をゲストにお招きして、事例検討を進めました。
 2009年11月21日、総合幼児教育研究会主催「指導者トレーニング研修会(近畿会場)」にて「限りある時間をどう活かすか?」の講師を担当しました。
 2009年11月19日、宝塚市立男女共同参画センター主催「市民活動応援セミナー2009:人やまちが元気になる政策提言」の第2回「女性の視点で『政治』を動かす~意思決定の場への/からのチャレンジ~」のファシリテーターを川中と鈴木で担当しました。
 2009年11月14日から15日にかけて、「生と死の共育ワークショップvol.3」として「<老い>を表現する。」を主催しました(共催:大蓮寺・應典院・青木将幸ファシリテーター事務所)。
 2009年11月12日、宝塚市立男女共同参画センター主催「市民活動応援セミナー2009:人やまちが元気になる政策提言」の第1回「政策って何だ?~わたしたちのまち、これが問題~」のファシリテーターを川中と鈴木で担当しました。
 2009年11月11日、京都市福祉ボランティアセンター主催「ボランティアコーディネーター研修」にて「ボランティアセンター事業の企画・立案」の講師を担当しました。
 2009年11月9日、奈良県商業振興課主催「奈良県商店街次世代リーダー育成塾」にて「合意形成を導き、地域活性化するために」の講師を担当しました。
 2009年11月8日、シチズンシップ共育企画主催「マイコピ~マイしゃかいCM~」を行いました。
 2009年11月7日、総合幼児教育研究会主催「指導者トレーニング研修会(関東会場)」にて「限りある時間をどう活かすか?」の講師を担当しました。
   2009年11月1日、関西学院大学新月祭2009実行委員会主催「同窓生講演会」にて「流される人生か?流れをつくる人生か?」をテーマに講師を担当しました。
 2009年10月31日、総合幼児教育研究会主催「指導者トレーニング研修会(関東会場)」にて「限りある時間をどう活かすか?」の講師を担当しました。
 2009年10月26日、都島区生涯学習推進委員会主催「都島区地域協働学習プログラム開発事業企画会議」の第三回会議のファシリテーターを担当しました。
 2009年10月25日、日本歯科衛生士会九州ブロック連絡協議会主催「リーダー研修会」の「会員拡大と組織運営」で講師を担当しました。
 2009年10月21日、京都府主催「ふるさと京都、夢・知恵・元気わくわく塾」の「ファシリテーター能力養成講座」の第3回「考えてみる~こんなとき、どうする?~」で講師を担当しました。
 2009年10月17日、総合幼児教育研究会主催「指導者トレーニング研修会(九州会場)」にて「限りある時間をどう活かすか?」の講師を担当しました。
 研修などで「そうか!こういうことをしたらいいのか!!」と気づいても、「忙しくて時間がないので…できない」という声が漏れてくるのは、どの団体のどの研修でもあることです。そうであれば、「時間のつくりかたといかしかた」をテーマにしてはどうかと考えて、今回のテーマに。
 現在の時間の使い方のチェックから始まり、実際に「稼ぎたい時間」を目標設定し、そのためにどうすべきか?ということについて、業務見直しなどもしつつ、時間をつくる計画を立てました。
 研修終了後に参加者の方と座談会をしたのですが、いかにして「同僚性」を高め、同僚の中での助けあいや学びあいを進めていくのか?というところに、一つの鍵があることを確認。職場全体の時短のためには、主任さんはその仕掛け役になる必要もあります。限りある時間が、ミッションのためにより使われるよう、今回の学びがそれこそ活かされることを願うばかりです。
 2009年10月14日、京都府主催「ふるさと京都、夢・知恵・元気わくわく塾」の「ファシリテーター能力養成講座」の第2回「やってみる~ならうよりなれる~」で講師を担当しました。
 今回は2時間全部が「会議実習」。うまく参加者が気持ちよく場に参加でき、やりとりが深まっていくことをアシストできるか、実際にファシリテーターとして場に関わってみるという時間です。今年の教育ファシリテーター講座[上級編]で初披露したふりかえりの方法の簡略版を試みて、「コンテント」ではない「プロセス」にフォーカスするようにしてみました。
 今日は少人数で短めの会議でしたが、次回はグループサイズを大きくして、会議時間も長くします。場で起こっていることをどのように捉え、そしてそれに向き合っていくのか、関わっていくのか、次回はもう一歩深めていこうと思います。「関わり」への関心をぐぐっと高めていきたいと思います。
 2009年10月9日、JA岡山中央会主催「JA生活担当者スキルアップ研修会」の「魅力的な企画づくり」の講師を担当しました。
 非常に限られた時間であったこともあり、基本的には講義がメインの研修になりましたが、唯一入れたワークは「あなたが起こしたい変化は?」というもの。企画をつくるためには、本当に私は何を実現したいのか?という「思い」の強度がしっかりしていなければ、いい企画は生み出されません。思いが魅力的なものになれば、参加者も協力者も共感して動き出すわけで、テクニックに流されても、ほんものの「運動」は生み出されません。
 食と農にかかわる動きは、今追い風にあります。その風をうまく生かして、非営利・協同セクターでよい動きが増えていくことを願うばかりです。
 2009年10月7日、京都府主催「ふるさと京都、夢・知恵・元気わくわく塾」の「ファシリテーター能力養成講座」の第1回「体験してみる~ファシリテーションのある風景~」で講師を担当しました。
 全3回の連続講座の第1回目ということで、まずは個々人がもっている参加型会議の手法をグループで共有しながら、ファシリテーションの実際について接近していきました。その後、僕の方から補足講義をしながら、理解を深めていき、今日は終わり。次回から実習を通じてのトレーニングになります。
 バイタリティあふれる地域活動の担い手のみなさんの熱心さにエネルギーをいただく時間でした。会議の場を左右しているのは、ファシリも要因の一つとはいえ、やはりメンバーなのだと本当に実感。
 2009年10月5日、神戸市役所の「まちづくり関係職員研修」の「ケーススタディプログラム」の講師を担当しました。
 一年間通して行われるまちづくり関係職員研修ですが、今回は協働の現場での判断力を鍛えるということに主眼をおいた内容です。まずは先輩方がまちづくりの現場で「判断」を問われた場面に対し、それぞれがどのように考えるか?を出し合っていくワークをクロスロード形式で実施。その後は、それぞれの現場での「生きた事例」をもとにQ&Aで意見交換を深めていき、この日は終わり。
 まちづくりの現場には、「こういうときはこうすればよい」という普遍的な解はないだけに、現場ごとに最適な解を考え出していく力が必要になります。その思考力を形づくるキッカケになればと思います。
 2009年10月1日、ユースACTプログラム実行委員会主催「ちょっとかわったNPO業界研究」の第1回目「僕らが通ったちょっと変わった小学校」にてスピーカーを担当しました。
 きょうとNPOセンターの野池さんとの対談形式で、野池さん・川中それぞれが「総合学習」を実践していた小学校に通っていたことから、そうした「学び」が今の自分の生きかた/働きかたにつながっているのか?を明るみに出していく2時間でした。「学ぶ」ということと「生きる」が、本当にしっかりくっついた教育だったんだなぁと再確認。
 少人数ということもあり、フロアからフリーに質問が飛び交う中で、円滑に話が進みました。みなさんの積極的な参加に感謝です。詳しくはブログ記事もご覧ください。
 2009年10月1日、都島区生涯学習推進委員会主催「都島区地域協働学習プログラム開発事業企画会議」の第二回会議のファシリテーターを担当しました。
 子ども(5歳~10歳程度)とその親を対象とした食育プログラムを開発するところまで合意した第一回会議の続きとして、子どもや親のニーズを考えるところから本日はスタート。ニーズを考えていくと、自ずと「こういう内容がいいのでは?」と具体化が進んでいきます。いろんなアイデアが出されましたが、どのアイデアを選び出すのか?という「ものさし」をみんなで決めて、本日は終了。
 次回はアイデアを選び出し、企画書レベルまでの具体化に進みます。さて、どういうプログラムが最終的に生み出されるか。楽しみです。
 2009年9月30日、当会主催「学びのデザイン研究会」の第24回例会「教育ファシリテーター講座を解体する」が行われました。
 「実習からの学びをどう深めるか?」というテーマのもと、今夏に実施した教育ファシリテーター講座の基礎編・中級編・上級編の3コースでの「ふりかえり」のしかたの方法の違いと、それに伴って学びがどう変わったのかということについて、当会の鈴木と川中よりレビューし、同講座参加者の方からコメントをもらって、議論を進めました。
 体験学習法の循環過程が示す通り、ふりかえりが「学び」を左右するものですが、その精度をどうあげていくのかは、まだ蓄積が十分ではありません。その方向性を考えるいい機会になりました。次回は11月25日。今のところでは「パブリックコンサルテーション」をキーワードに考えています。
 2009年9月29日から、甲南女子大学文学部多文化コミュニケーション学科の「ボランティア入門」(担当:川中)の授業が始まりました。
 「わたしたちが社会をよりよくする方法」をテーマに、ボランティアとは何か?ボランティアは何をしているのか?ボランティア活動は何をもたらすのか?私はどう社会に関わるのか?といった問いと向き合っていきます。初回は「わたしにとって、ボランティアとは?」をテーマに考えを出してもらいました。
 本コースでは、実践現場で活躍するゲストを多くお招きしつつ、ボランティアという世界での実践へ受講生をいざなっていくという点で、文字通り「入門」です。スタートラインに立つキッカケになれば、嬉しい限りです。
 なお、T.A.には当会の鈴木くんがつき、学生の学びをサポートさせていただきます。
 2009年9月27日、神戸市役所の仕事で大原地域円卓会議準備会に参加し、ファシリテーショングラッフィックを担当しました。
 大原・桂木地区と泉台地区それぞれの地域組織の相関図を共有しながら、地域活動の現状理解を深め、小学校区をこえる中学校区レベルで協力して解決していく方が良い共通の地域課題を明らかとしていきました。
 次回会議には、共通で取り組む地域課題のテーマを絞り込み、参加者を広げていく展開をと考えています。地域に入り込んだWSならではの面白みを味わいながら、関わらせていただいています。
 2009年9月25日~26日にかけて、大阪大学・上智大学主催(北海道大学CoSTEP共催)「WWViews in Japan」のグループファシリテーターを担当しました。
 WWViewsは、今冬コペンハーゲンで行われるCOP15(気候変動枠組条約締結国会議)に向けて、ポスト京都議定書の検討事項について38カ国の市民の意見をまとめて発信をするというグローバルな市民参加の社会実験の取組み。世界で共通の資料を元に、同じ質問に対して、同じ手法で議論を行うという画期的なものでした。
 北海道から九州まで100名の参加者を5~6人のグループにして、私はその一グループを担当しました。ああだこうだと言いながら、専門的なテーマについての理解が深まっていき、意見が鍛えられたり、変わっていったりする一日でした。9時から18時までぶっ通しで大変でしたが、心地よい疲れでした。
 2009年9月20日、ユースACTプログラム実行委員会(事務局:シチズンシップ共育企画)主催「高校生と京都の180日間。まちの跡取り大発掘!高校生のまちづくり企画発表会」が行われました。
 2年目を迎えた、高校生がまちづくりの企画を立案し、実施・評価まで取り組むユースACTプログラムですが、今年から立案段階で企画をまちの人びとに発表し、フィードバックを受けて、ブラッシュアップする機会をもつことに。
 ということで、企画発表会といっても、発表して終わり、というわけではなく、写真のように「ここをもっと考えよう!」とか「ここはこうしては?」といった問いかけやアドバイスが高校生には寄せられました。今日の発表会のような場を通じて、社会には思いをもった若者をサポートしてくれる「おとな」が(いわゆる地元以外でも)案外多くいるんだな、と高校生が感じていくことが、広域レベルでの「まち」への信頼感を醸成する素地になっていくのではと思っています。
 今日は高校生がまちに出て行くにあたって、いいキックオフの場になったでしょう。
 2009年9月19日、シチズンシップ共育企画主催「4月から教壇に立つために必要な身支度を考えるワークショップ」を行いました。
 当会では今年度より「骨太教員養成プロジェクト」を立ち上げ、外部の有識者や現場の先生方と一緒に教員の採用前研修プログラムの開発に取り組み始めています。今回のワークショップはそのプロジェクトの一環で行われたものですが、実際に学生さんや若手教員の方がどのような学びを求めているのかを知ろう、というのがねらい。
 ファシリテーターは当会の松村が担当し、オブザーバーに川中や運営委員の大本さんなどがつき、今の教職課程では何がカバーできていないのかを取り出しながら、議論を深めていきました。今後、プログラム開発/試行を繰り返しながら、社会に提言していきます。本プロジェクトに関心のある方はご一報を。若手の先生の参画も歓迎です!
 2009年9月17日、都島区生涯学習推進委員会主催「都島区地域協働学習プログラム開発事業企画会議」の第一回会議のファシリテーターを担当しました。
 同委員会が区民の方に呼びかけて集まられた「学び」の仕掛人をしたい!という方々で、一つの学習プログラム(講座)をゼロから組み立てるという企画で、ご縁ありまして、第一回会議から第三回会議の進行を担当します(会議は全四回)(アシストには当会の鈴木)。
 本日は最初ということで、自己紹介を経てから、それぞれが今年度テーマ(子ども)をめぐってお持ちの問題関心を共有していき、「わたし」の思いの共有から「わたしたち」の思いの創造へと進めました。目的の大枠がゆるやかに合意が形成されていく時間でした。
 次回は、目標を立て、具体化を進めます。どんな企画が生み出されてくるのか、私も楽しみです。
 2009年9月16日、家の光協会主催「家の光事業・生活文化活動担当者研修会(@JA青森中央)」で「『今あるもの』の活用から新しい展開を拓く」の講師を担当しました。
 JAで行われている教育・文化にかかる企画担当者を対象に、「例年通り」とマンネリ化しがちな「企画」のつくりかたを学んでいただく機会でした。マンネリ化しないようにするには、ニーズを知り、それに応えていくことが求められますが、その基盤として協同組合という事業/運動体の職員として、どのような問題意識をもつか?というところが問われます。その「思い」に共感してもらって、参加/協同してもらうわけですから。というわけで、各人の「思い」を問うところからスタート。
 その後、思いをカタチにしていくために、ニーズの動向やJAのポテンシャルなどを整理し、アイデアを練ってもらいました。マンネリ化しないためには、きちんと企画を考えるプロセスをしっかり歩むことが大切。その道筋を学ぶ機会になったのであれば、幸いです。
 2009年9月13日、全国社協職員のつどい「京都実行委員会」・関西社協コミュニティワーカー協会主催「全国社協職員のつどい」の分科会「脱・『去年と同じ』~"ちょっと自分色"を伝える仕事のコツとプレゼン方法~」の講師を担当しました。
 毎年やっている企画をどのような視点で見直していくのか?、そして、そうした変更をどのように上司や地域の人に理解してもらうか?ということをテーマにした研修でしたが、よく考えてみると、一番ニーズもありそうなのに、きちんと取り扱ったのは初めてでした(毎年全部の企画をゼロから立ち上げるわけではないはずで)。
 まずは、いつもされている企画チェックを思い返してもらいながら、「企画を見直す視点」をグループで出し合ってもらい、その後、私の方から補足講義。その上で、具体的に企画書を書き直してもらい、相互フィードバックという流れでした。チェック「される側」から「する側」に立場を置き換えてみることで、気づくこともあったようです。いろんな視点を得ながら、自分の企画の目を育てていけるといいですね。
 2009年9月12日~13日にかけて、ユースACTプログラム(主催:同実行委員会、事務局:シチズンシップ共育企画)の企画立案合宿を行いました。
 今年は京都の高校生を幅広く募集することと同時に、うずらの里児童館(伏見区)と連携して児童館に集っている高校生に声をかけてチームとしてエントリーしてもらいました。というわけで、児童館で一泊二日して、同児童館が立地する西浦町について各自が思うまちの課題を挙げたりしながら、まちづくりの企画を立案しました(ファシリテーターは当会の松村が担当)。
 たった2日間でしたが、「地元っ子」同士ということで、共有しているものも多く、企画大枠はできあがりました。まだ企画としては粗いところも多いので、20日の企画発表会などを踏まえながら、ブラッシュアップをしていき、来年1月の実施に向けて動き出します。どんな企画やったんかな?と気になる方はぜひ企画発表会にお越しください!
 2009年9月11日、鳥羽市役所主催「鳥羽市らしい健康づくりを考える(市民参加型ワークショップ)」のファシリテーターを担当しました。
 行政が呼びかけて集まられた市民の方々が、鳥羽の現状を踏まえた健康づくりのアイデアを出し合い、今後の施策展開の種を得る場でした。そこで、まずは参加者それぞれが思う鳥羽の医療・健康をめぐる問題を出し合ったり、各種統計情報から浮かび上がる特徴的な課題を整理し、全員で現状理解を深めました。その後、原因分析から解決策を出し合っていきました。
 医療や健康づくりの問題は、ちゃんと原因分析をすれば、食べ物ということで「農」や「環境」の問題につながり、ストレスや生活時間というところで「労働」や「家族関係」の問題につながり、子どもの食習慣ということで「子育て」の問題につながり…と挙げ出すときりがない程に、かなり広範な社会課題へとつながっていくことを実感。「健康のまちづくり」から、まち全体を捉え直していく動きになればと思います。
 2009年9月7日から8日にかけて行われた全国地球温暖化防止活動推進センター主催「運営戦略研修~自治体とのパートナーシップをどう深めるか?~」のファシリテーターを担当しました。
 全国都道府県にある地球温暖化防止活動推進センターが自治体とどういうパートナーシップ関係を構築し、どういう協働や役割分担を展開していくのかということを考える2日間でした。1日目は事例報告や話題提供が中心で各センターの戦略を考える際の材料を揃える内容で、2日目は1日目を踏まえて、各センターの戦略を立案し、意見交換する内容。温暖化対策推進法の改正などに伴う変化にどう向き合うのかなどの共通課題もある一方、センターのおかれてる状況はかなり多様で、自ら構想することが求められます。
 協働はあくまで手段なので、協働してどのような地域課題に向き合っていくのかという目的をどれだけシャープにできるのかが大事だなぁと改めて実感。今回の研修をうけて、各地域でどのような展開が進むのか、楽しみです。
 2009年9月6日、ネットワーク太子の風主催「私が太子町に貢献できること(団塊世代等地域づくり活動きっかけづくり支援事業)」の講師を担当しました。
 企業退職者(予備軍)の方々を中心に「第二の人生」の充実化の方法の一つとして、「地域づくり活動」があるということ(そしてその価値も!)を知ってもらいながら、自分は何ができるのかを考えるワークショップ。昨年に引き続きの実施でした。今(これから)の生活について思いを馳せるところから始まり、経験者の話を聴いたり、自分の問題意識と向き合ったり、町内の市民団体と話し合ったりしながら、地域づくり活動への関心を形成していきました。
 具体的に現場をのぞいてみたいという方は体験研修へ、という展開もできる面白い枠組み。生きる意味は関係性の中で見いだされるもの。関係性を豊かにする地域づくり活動にぜひ踏み出してもらえれば、幸いです。
 2009年8月28日、尼崎市役所「新任役職者研修」の「NPOの活用を図る」の講師を担当しました。
 行政職員の方々にとっては、「NPO」と言葉で聞いたことがあっても、実際に触れたことが少ないことが多く、「よくわからない」と「縁遠いもの」と思われがち。そこで、100人規模の研修でしたが、「NPOをつくる」ワークからスタートし、「わたし」と「NPO」を近づけることに。その後でNPOとは何か?どのように(何を意識して)協働を進めていくべきか?ということを事例を交えながらお話しました。
 NPO側はついつい「行政はわかってくれない」と言ってしまいがちですが、そう言っていても何も始まりません。わかってもらえる努力や工夫を積み重ねて、相互活用が実現すればと思います。そのためのお手伝い、もっとしていかないといけませんね。
 2009年8月28日、パドマ幼稚園「夏期職員研修」の「論理的な考えかた・伝えかた」の講師を担当しました。
 仕事をする上で求められるロジカルコミュニケーションとはどういうものか?、寸劇などを使いながら考えていただき、参加者のみなさんが考える「論理的にするとは?」を参考にしながら、講義を行いました。
 初めて担当したテーマでしたが、自分の中で整理されていなかったことが論理的に整理されて、いい機会になりました。「情」と「理」が分けられながらも、でもつながっているというコミュニケーションの中で、建設的に話し合いが済んでいくキッカケになれば、幸いです。
 2009年8月16日、神戸市協働と参画のプラットホームの受託業務の一環で、神戸市の大原中学校区の地域円卓会議準備会でファシリテーション・グラフィックを担当しました。
 神戸市ではここ3年、地域団体とNPOの協働推進のための円卓会議を設けてきて、私がそのファシリを担当してきました。この円卓会議には、地域団体、NPO、社協、生協、行政と幅広いまちづくりの担い手が集い、何が地域団体とNPOの協働の壁であり、それをどういう方策でもって取り除くとよいかを議論してきて、昨秋には「拡大会議」として全市から参加者を募ったワークショップも開催しました。
 そして、今年度からはモデル地域を決めて、地域に根ざした円卓会議を設け、各担い手が持っている問題(意識)やノウハウを理解/共有しあいながら、協働で課題解決できそうな地域課題を見いだしていくという流れを創り出そうとしています。
 本日はその準備会と言うことで、大原中学校区の主要な地域団体のリーダーの方に集っていただいて、地域団体の中でどういう課題が共通しているのか、どういう議題で円卓会議への参加を呼びかけていくのか、ブレーンストーミングしていきました。私はただただ板書し続け、ところどころで中間整理をしたりしていました。いやはやしかし、地域団体はさすが地域の課題を総合的に見ているだけに、色んな話が出てきて、書きながら、地域の実情を知るいい勉強になりました。ありがとうございます。
 もう少し準備会を重ねて、地域円卓会議の開設へと進んでいくことになります。地域(内)協働は多くの自治体でも課題になっている事柄。神戸のこうした取組みがモデルになるよう、がんばっていきます。
 2009年8月9日、学生団体合同マネジメント研修「ユースナレッジマーケット」の「#10・思いが伝わる!広報研修」を主催しました。
 今回は5つの団体が集まって、実際に秋以降に広報する企画や募集ものの広報について考えていくものでした。団体のトーン&マナーを決めるための時間からスタート。どんな「らしさ」があるのか、伝えるのか、そこをしっかり詰めると自ずとデザインやテイストは決まっていきます。その次に、具体的なターゲット設定、そして訴求ポイントの整理…と段階を踏んで、一日みっちりかけて、キャッチコピーを練り上げました。
 他団体のメンバーからの評価も得ながら、改善点が見えたところで本日は終了。思いがきちんと「届く」ような、ターゲットの心に「触れる」ような広報、これから広がっていきますように。
  2009年8月8日、清瀬市民活動センター・きよせボランティアセンター共催「市民活動団体研修」の「効果的な会議の持ち方」の講師を担当しました。
 「いい会議とは?」「会議をどうよくするのか?」といった「会議に関する会議」を行い、参加型会議を体感しながら、その工夫のしどころをまとめあげていきました。参加者の方々の出されたアイデアに補足コメントしながら講義。こういう形は講義が自然にできて、話す方もすっきりします。
 時間が短かったので、どう自らの現場で実践化するのか?というところは、各自にお任せというかたちで終わりましたが、ヒントはお持ち帰りいただけたかなと思います。私もしっかりアイデアをいただきました。
   2009年8月5日、愛隣館の職員研修にて「人が育つチームをつくる!リーダーの役割」をテーマに講師を担当しました。
 毎年、年間計画の評価・立案の合宿で関わらせていただいている団体が、今年から導入した小グループ化が円滑にいくように、とご依頼いただいた研修でした。「学んで終わり」にならないように、まずはリーダーとして、今抱えている課題を整理し、本日、何を自分が学ぶといいのかを発表してもらいました。
 そこで出された「これを学びたい」に答える形で講義を行って、この日は終了。体系的にリーダーシップ論をお話ししてから、その学びをどう現場で実践化するかを考えていただく方向とどっちにしようか迷ったのですが、現場の声に添う形でと思い、こうしたやりかたに。そのため、かなり幅広い話題になってしまいましたが、実践的にはなったかと思います。
 こうした全編Q&Aも、一つのプログラムのかたちとしてはありですね。アドリブが問われて、大変ですが(笑)
 2009年8月3日から4日にかけて、「教育ファシリテーター講座2009~やりかた・よみかた・ありかた~」の上礎編「ファシリテーションの『マインド』を磨く!」を主催しました。
 上級編のテーマは「ありかた」。中級編と同じく実習と観察が中心ですが、より長い90分のふりかえりの時間が取られました。上級編だけあって、ワーク中のファシリテーターの動きに着目し「なぜあの時、あの発言・行動をしたのか?」など、これまでのコースよりもより踏み込んだふりかえりとなりました。各実習の参加者も、「実習中に感じたこと」を積極的にファシリテーターに伝え、議論が起こる場面も。今回で4回目となる教育ファシリテーター講座、「上級編」は初の試みでしたが、2日間とは思えないほどの濃密な場となりました。(鈴木)
 2009年8月1日から2日にかけて、「教育ファシリテーター講座2009~やりかた・よみかた・ありかた~」の中級編「ファシリテーションの『目』を鍛える!」を主催しました。
 中級編のテーマは「よみかた」。「場を読む」力を鍛えるべく、参加者による実習と観察が中心となる2日間でした。今回の実習は、回によってグループの規模、ファシリテーターの数、観察者の役割を少しずつ変えながら実施。いずれの実習もテーマや場の空気こそ様々でしたが、いかにたくさんのことがその場で起こっているかが垣間見える時間でした。途中、「私の観察の視点」を洗い出す時間も設けられ、「場で起こっていることを、どう読むのか」を押さえながら展開された場となりました。(鈴木)
 2009年7月31日、総合幼児教育研究会主催「第26回総合幼児教育研究大会」の分科会「主任研修」にて「職員個々の能力を伸ばすコーチングの技法」をテーマに講師を担当しました。
 子どもの育ちをサポートすること学ぶ場はあるが、各クラスを受けもつ先生方の育ちをサポートしたり、うまくマネジメントすることを学ぶ機会はそう多くない。こんな現状を踏まえ、ここ4年程、幼稚園の先生方の研修に関わっています。この大会も3回目の出講になります。
 今年のテーマは「コーチング」。こちらが「こうしたらよい」と答えを示すのではなく、本人が「こうしよう」と自らで答えを獲得していくことを援助するために、僕が必要と考える5つのスキルについてお話しし、実習していただきました。
 コーチングはじわじわっと出てくる効果として、指示/助言される前に、自分で考え・動き・育つメンバーの増加があります。一朝一夕で人が育つものではありませんが、その段階に到達するまで、じっくりと向き合って欲しいなぁと願いを込めつつ、研修を終えました。
 2009年7月27日、高校生チャレンジ!大学生サポート実行委員会主催の学習会「高校生による地域活動の支援について」の講師を担当しました。
 新城市(愛知県)にて、私たちが京都で取り組んでいる「ユースACTプログラム」も参考にしつつ、高校生のまちづくり活動企画が今年から取り組まれることとなりました。そこで、これまで私が関わった大分や那覇での事例も含め、先行地域の取組みを紹介しながら、プログラムデザインのポイントをいくつかお話ししに行くことに。
 最初は、新城市でこのプログラムに関係している大人のみではなく、高校生も混じってのセッション。「まちづくり」って何をすることなのか?を簡単なワークをしながら解説したり、他地域の高校生の姿を紹介して第一部は終了。第二部は、サポートする大人対象にサポートのありかたについて講義+質疑応答を行いました。
 こうしてユースACTのような取組みが広がっていくことは、とっても嬉しい限り。類似プログラムに参加した高校生が地域を越えてつあがっていく場をつくっていきたいなぁと夢が膨らみました。
 *写真は、ユースACTプログラム(京都)の活動風景。
 2009年7月26日、「教育ファシリテーター講座2009~やりかた・よみかた・ありかた~」の基礎編「ファシリテーションをものにする!」を主催しました。
 基礎編のテーマは「やりかた」。参加者の過去に経験した場を手がかりに「良い場づくりをするためにファシリテーターが気をつけるべきこと」を洗い出して共有しました後、「実習」の時間を設けました。ここでは合計3名の参加者が実習を担当。最後は少し時間に押されてしまう場面もありましたが、それぞれに思い入れのあるテーマで実習を行ないました。「こういう時は、こうすればよい」という意味でのスキルを学ぶだけでなく、「テクニック」として使いこなすには?という部分に踏み込んだ1日となりました。(鈴木)
 2009年7月22日、当会主催「学びのデザイン研究会」の第23回例会「"ワールドカフェ"を語ろう!」が行われました。今回のファシリテーターは東末真紀さん(神戸まちづくり研究所)。
 まちづくりの分野を中心に学びの場でも最近注目を集め、よく行われている「ワールドカフェ」というものが、どういうものか。講義と実習を通じて学ぶという内容でした。今回は参加者数が少なかったのですが、その時ならどうアレンジするのかという実験がその場で考えられて、取り組まれたのが印象的でした。私もあちこちで、色々なアレンジをしていますが、今回のアレンジは斬新で「こういうのもありかぁ」と実感。一つのラボラトリーでしたね。
 次回の学びのデザイン研究会は、2009年9月30日(水)です。開催案内をご希望の方はメールをいただければと思います。
 2009年7月19日から20日にかけて、天隣乳児保育園「2009年度職員研修」にて講師を担当しました。
 今回のテーマは「チームワークを強化しよう!」というもの。過去2年間、僕にとっては「先輩」にあたる方が講師で行ってきた、チームワークを高めるために個々がどういうコミュニケーションをとっていくべきかというテーマの研修の「一歩先」へと進めるための内容を、ということで企画しました。
 チームワークの実現には、個々の変革のみならず、個々人のチームへの貢献を束ねる「目標」への共感を高めるための取組みや、個々人の貢献を有機的に結びつけたり、また個々のコミットメントを促進する「コミュニケーションデザイン」や「マネジメント」の取組みが必要になります。今回はそこに注目し、1日目はマネジメント上の課題解決について考えていただき、2日目は個々人と目標との距離を近づけるためのワークや、相互理解を深めるコミュニケーションの機会を設けたりしながら、「個性が生きるチームになるためには?」をクラスごとに考えていただき、クロージングへ。
 チームビルディングは、まさに進行形の営み。立ち止まったらいけないものでしょう。具体的/抽象的、様々な提案や言葉が交わされましたが、日常の中でカタチにしていっていただきたいなと思っています。
 2009年7月17日、生きがい仕事サポートセンター神戸西NEXT主催「会議のコツ~会議に良く効くファシリテーション講座~」にて講師を担当しました。
 「ファシリテーション」とは何か?なぜ「ファシリテーション」なのか(どういう時にファシリテーションなのか)?といったことを「会議」という場面にひきつけてお話しするところから本日はスタート。その上で参加者が実践されておられる「会議のコツ」を共有し、あとはその場で共有された「コツ」を活かしての会議実習をしっかりと行いました。
 やってみないと身に付かない、ということで、実習を行いましたが、すぐに身に付く、というわけでもありません。ここからどう試行錯誤を積み重ねるかということになります。その「第一歩」になればと思います。
 2009年7月9日、(社)家の光協会主催「平成21年度JA生活文化活動担当者研究集会(中日本会場)」の「活動のマンネリ化を打破するために」の講師を担当しました。
 東日本会場・西日本同様のテーマでしたので、内容に大きな変化があるわけではありませんでしたが、私の前に話された実践事例報告がとっても興味深く、そこにも触発をうけつつ、アレンジを加えました。企画担当者のみなさんに、今の企画を見つめ直してもらう「問いかけ」と「視点」をどんどん出していき、「もう話を聴くのはOK。さぁうちはどうするかだ!」と自らの実践を考えたくなってきそうなあたりで終了。
 これで全国3会場での講演は終わったことになりますが、全会場を通じて、本当にJAのみなさんが実に多様でユニークな生活文化活動に取り組まれていることを私は知ることができました。食と農をめぐって関心をよせる人びとは増える一方。ぜひともよい活動はしっかり届いて欲しいものです。
 2009年7月5日、神木山等覚院主催(青木将幸ファシリテーター事務所・シチズンシップ共育企画共催)「『お盆』を考えるワークショップ」にてゲストを担当しました。
 何気となく過ごしている方の多い「お盆」って、いったい何であるのでしょうか?「お盆休み」と言われますが、バカンスのように休むことを目的とした習俗/儀礼ではありません。そこには意味があります。
 そこで今回は同寺の中島光信さんのファシリテートのもと、「お盆」という形に込められた意味を探ってみました。「お盆」に投影されている「あの世/この世の世界観」に触れつつ、自らが「いのちのリレー」の中で走っていることを考えてみる時間でした。自分自身も参加しながら、いったい自分は何を「たすき」として走っているのか、考えさせられる機会になりました。
 「お盆」をひとつの契機/入口としてワークショップをもってみると、考えさせられることが実に多いことに気づきます。日本全国各地のお寺でこうしたワークショップがあれば、きっと「お盆」のもっている潜在的な価値がもっと発揮されるだろうなと思いました。多様な地域/宗派/宗教観の参加者がおられたので、特にそう感じましたね。
 今回のワークショップもそうでしたが、このように「死」と「生」を一体として、「じぶん」と向き合うワークショップは、当会でも毎年実施中です。今年は11月14日~15日に開催します。テーマは「老い」です。またお知らせしますので、お楽しみに。
 2009年7月2日、岐阜県立森林文化アカデミーの「コミュニティデザイン論」の最終講にて、当会の鈴木陵がファシリテーターを担当しました。
 テーマは「コミュニティデザインから、ソーシャルデザインへ」。6月13日~14日に実施した「若者が描く未来社会のグランドデザイン」のエッセンスを活かし、3時間短縮バージョン、とも言えるプログラムを組みました。
 当日は、前回講義で受講生が提案した「コミュニティデザイン」の企画を題材に「問題を引き起こしている価値観やシステムは何か?」を考え、「『よい社会』のためにどんな価値観、システムを広めるべきか?」を深めた後、最後にそれを「コンセプト」として表現してみる、というもの。プログラムはほぼ同じでも、「失敗できる」「分権社会」「より道を大切にする」など、ソーシャルデザインWSとはひと味違った言葉が次々と飛び交いました。
 今回のように、色々な場所でこのプログラムを改編し実施していく中で「ネクスト・ソサエティのコンセプト」が深みを見せるのでは…?という期待を抱かされる、刺激的な時間となりました。(鈴木)
  2009年7月1日、地域活性化センター主催「平成21年度第1回地域再生実践塾(神戸会場)」のパネルディスカッション「市民協働の現場から」にてパネリストを担当しました。
 研修会全体のテーマが「協働による地域再生」。地域の活性化や問題解決において「協働」というソリューションへの注目はこの10年間、高まり続けてきました。NPOと行政/企業の協働、NPO同士の協働…など、様々な場で取り上げられてきました。今回は、その10年間の試行錯誤を見渡しつつ、神戸の実践現場から見えることを5名のパネリストが派発表したのですが、今回私からは神戸市協働と参画のプラットホームでの取組として、次の2テーマについて話題提供/問題提起。
 まず一つ目は、「神戸市民円卓会議」の事例をもとに、地域団体とNPOの協働を促進するために行政はどのようい取り組むのかをまとめました。二つ目は「神戸市の協働の課題」として、「協働疲れ」という現象とその発生原因をまとめました。
 そもそも今回の私の発表タイトルは「協働の強度をどう高めるか?」。次の10年は、これまでの課題が積み重ねってきている中、協働の「試され時」を迎えると考えています。その時に、「やっぱアカンわぁ」とあきらめられないように、担当者の心が折れないように、粘り強く強度を高めていく必要があります。
 今回の発表は私自身の実践の今後の課題でもあります。それぞれのフィールドでの「次の一歩」に向けて、踏み出す契機にしていきたいものです。
 2009年6月22日、当会主催「学びのデザイン研究会」の第22回例会「大学の授業を参加型にするとどうなる?」が行われました。ゲスト(事例発表者)は、伊藤博之さん(兵庫教育大学講師)と三浦一郎くん(兵庫教育大学大学院M3)。
 「教育方法学演習」という科目で教育技術の修得をどのように参加型で展開するかというお題を受けて、まずは参加者全員が「自分ならこうする!」という授業計画(シラバス)をまとめました。現役の学生さんから大学の専任教員まで幅広く集まった参加者からは、それぞれなりの創意工夫が示され、それはそれで興味深いものでした。大学はどのような学びの場であるべきか?という問いと、実際的にどのような学びの場が成立可能か?という問いの間の「難しさ」を全員が実感したところで、「私はこうした!」と伊藤さん・三浦さんから事例発表。
 フリーディスカッションでは、どのような教育技術を学べるようにすべきかという議論から、「一科目」の中の工夫だけの限界、つまりはカリキュラムの見直しなどの組織的FDの必要性までも議論されました。短いながらも、高等教育はどうあるべきか、その問いを「教員/学生」や「大学関係者/非関係者」の垣根を越えて見つめてみた貴重な時間でした。
 写真は研究会後の懇親会のようす。毎回、この時間も大切な学びの場になっています。次回は7月22日、大阪にて。ご参加希望の方はご連絡を!
 2009年6月20日から21日にかけて、「ユースナレッジマーケット(学生ボランティア団体合同マネジメント研修)」の「#9:思いをカタチにするチームになる!」を主催しました。
 ユースNPO・学生ボランティアグループ6団体が集まり、新たな年度に入った「新人さん」も含めたチームづくりのために「チームワークの高め方を考える」と「わたしの目標を考える」の2テーマでワークショップを実施。具体的なグループワークを通じて、チームワークのポイントを整理した上で、チームの核にあたる「団体の思い(目的)」や、仲間との堅い信頼関係のベースになる「集っているメンバーの思い」を共有しながら明確化させていきました。
 語る中で整理されていく。共有する中で見えてくる。そういった作用に注目し、語る/書く/わかちあうの繰り返しの連続。最終的には、私が惹き起こしたい「社会の変化」と「自分自身の変化」をまとめあげて、終了。
 今年は(インフルエンザで一度中止になったこともあり)今回を皮切りに、このユースナレッジマーケットが始まりました。次回は8月9日。プロジェクトリーダーや広報担当者を主たる対象に「広報」に関する研修です。興味のあるユースNPO・学生ボランティア団体の方、お気軽にご連絡を。
 2009年6月15日、(社)家の光協会主催「平成21年度JA生活文化活動担当者研究集会(西日本会場)」の「活動のマンネリ化を打破するために」の講師を担当しました。
 東日本会場同様に「問いかけ」を通じて、みなさん自身の現場を見つめ直してもらう時間といたしましたが、講演であってワークショップではなかったですので、「問いかけ」をときほぐしていくために参考となる情報をセットにしながらでありました。特に今回は、主催者の方との協議も踏まえ、「企画のマンネリ化」をどう打破していくのかを主軸に添えました。
 企画とは「幸せのおすそわけである」と述べました。企画とは「必要性を共に感じあう場である」と述べました。食と農にかかわるということ、そのこと自体の価値としっかり向き合った際に、おもしろい企画が生み出されていくのではないかと思います。
 2009年6月13日から14日にかけて、当会主催「若者が描く未来社会のグランドデザイン~ソーシャルデザイン・ワークショップ~」(共催:(財)京都ユースホステル協会)を行いました。
 様々な市民活動が、それぞれの考える「よい社会」を目指して活動を展開しているわけですが、そうした多様な活動ごとのビジョンや中期戦略は語られても、全体的/総合的にどういう「理念」を私たちが実現していこうとしているのかという、青臭い議論はなかなか語られていないように思います。
 また、未来社会の予測不可能性は高まるばかりで、しかも、右肩上がりの時代に生きていない若者の場合、予測できてもそれはどこか「クライミライ」になりがちでしょう。どのような「アカルイミライ」を私たちは想像(それは空想ではない)でき、創造していけるのかを考えたいと思って、仕掛けたものです。
 セッションでは、いま私たちが生きている時代社会がどういうものであるのかについて、各自の足もと(現場)から考察していき、その起点から未来社会の理念(それは複数形)の検討へと展開。理念と実践の往復運動を繰り返しながら、最終的には自らの「これから」の活動に着地しました。
 実験的な場ということで、公募したわけではなく、小さな集まりでしたが、そのサイズならではの手触りの対話があり、自然とも地続きな空間ならではの解放があり、じっくりと「言葉」と向き合えました。
 参加者のみなさんの力によって、初演としてはすばらしい場になりました。ありがとうございました。「次」も考えたいと思っています。その必要性を実感するいい時間でした。
 今回のワークショップは、決して「すぐに」役に立つようなものではありませんでした。しかし、じわじわぁっと「土壌」にしみこむようなエネルギーを得る場であったかと思います。そのエネルギーが力強く歩みつづける日々の糧となればと祈っています。
 2009年6月10日、神戸市役所の「まちづくり関係職員研修(ベーシックプログラム)」の「地域の人と信頼関係をつくるコミュニケーション」(午前・午後で2回)の講師を担当しました。
 まちづくり関係職員研修は年間通じて様々なプログラムが提供されるのですが、その基盤となるプログラムの一環で行われたコミュニケーションスキルトレーニングを担当しました。まちづくりをしていく際に、住民と協働できるような人間関係をつくるためにどう接するか?ということで、「聴く」チカラに焦点を絞ったプログラムを実施。
 今年度は新規採用者も多く、ワークショップそのものが初体験という方もおられたので、冒頭で「ワークショップとは?」を触れたり、この研修そのものを例にワークショップの構造を説明しながらプログラムを展開しました。構造に触れながら行いながら進行するのは珍しく、自分としては少し新鮮でした。
 最後には、地域住民との信頼関係をつくっていく上でそれぞれが具体的に何をしていくべきかを話し合って終了。信頼関係という資本を形成し、活かし、まちづくりを進めていくための「構え」を見つめ直す時間になったのであれば、幸いです。
 2009年6月8日、(社)家の光協会主催「平成21年度JA生活文化活動担当者研究集会(東日本会場)」の「活動のマンネリ化を打破するために」の講師を担当しました。
 基調講義や実践報告を終えた後の特別講義という位置づけでお話したのですが、既にマンネリ化を乗り越えるための視点も参考になる成功事例も出された後であったこともあり、自分の現場に落とし込んでいくための「おさらい」的な意味を込めて「問いかけ」を提供することとしました。
 問いかけを通じて、「うん?自分のとこはどうやったかな?」「あぁそう考えれば、今回の話はこう使えそうかも。」などと思ってもらえればと。
 少しばかし投げかけやメッセージが多すぎたかもしれませんが、活動のマンネリ化を打破する企画をつくるためには、企画者側の思いが硬質で奥深いものになることが大事だという投げかけは届いたかなと思います。ワークショップ部分は他の方が担われるとのこと。グループワークを刺激する話であったのであれば、幸いです、はい。
  2009年6月4日、同志社大学「コミュニティ・デザイン論」の第8講「中間まとめ~改めてコミュニティ・デザインとは」のゲスト講師を担当しました。
 全15コマの折り返しとして設けられた「中間まとめ」の回であったわけですが、私や担当教員がまとめて示すのではなく、受講生にまとめてもらおうということで、ワークを中心に行いました。その際、単に誰が何を言ったか?という表面的な「まとめ」ではなく、受講生がこれまでの内容をどのように受け取ったのか?というところをまとめてもらいました。
 まとめてもらったことへ教員がリプライコメントを付し、それに加えて僕の方から小話をして終わり、という感じの90分でした。うまく時間を使いこなせず、やや消化不良な感じでしたが、これからの授業の中で解消していってもらえればと願いを込めて、課題を出しました。
 岐阜県立森林文化アカデミーでも「コミュニティデザイン論」を担当していて、実感していますが、コミュニティという概念も、それをデザインするということも、なかなか奥深く、それ故に面白いテーマです。その奥深さは実践現場で一層味わえるもの。ぜひ授業を現場実践への入り口として欲しいなと思います。
 2009年5月29日、瑞穂市社会福祉協議会主催「ボランティアリーダー研修会」にて講師を担当しました。
 テーマは「リーダーシップとコミュニケーション」。グループメンバー個々人のリーダーシップの発揮を促すために、リーダーがどのようにメンバーと関わり、意欲を引き出し、活動を前に進めていくのかを考える場でした。前半に私から講義をして、後半はグループワークでリーダーシップの点検項目を整理しました。
 ボランティア活動の要は「共感」。これから地域福祉の重要性は高まるばかり。リーダーが市民の共感を結晶化させ、よき活動が増幅していけばと願います。
 2009年5月16日~17日にかけて、美作大学生活科学部・美作大学短期大学部の春期集中講義「ボランティア論(福祉系)」の非常勤講師を担当してきました。
 「ボランティアとは何か?」「ボランティアの実践現場で求められる4つの基礎スキル(傾聴・アサーション・観察と記録・体験学習)とは?」「わたしはどうボランティアと向き合うか?」の3部構成・全8回で実施しました。160名を越す特大規模グループで、最初はどうグループワークをすすめていくか、手探りでしたが、ほんっとうに素直でいい受講生(と大学事務局)のみなさんに支えられて、2日間、いい授業になりました。
 受講生の多くは、最初「福祉ボランティア」をかなり限定的に理解しており、また、自分とは縁遠いものと感じていたようでしたが、授業を重ねる中で少しずつ「自分」と近づけてもらえたようです。「ボランティアの科目でコミュニケーションの授業?」という疑問もあったようですが、終盤にはボランティアという行為を人と人との関係をつくる/あたためるものと理解してもらえたようでした。嬉しかったです。
 T.A.として当会の三浦一郎くん、鈴木陵くんを帯同しましたが、お二人に多くを助けてもらいました。三部構成の内の第2部は、彼ら2人に多くを負いました。ここに記して感謝します。(シラバスはこちら
 2009年5月14日、神戸ワークショップ研究会の定例会にて事例発表を担当しました。発表した事例は昨年度、僕にとって最も大きな仕事の一つであった川西市「協働のまちづくりワークショップ」。
 この事例を発表しようと思ったのは、全8回の第2回目に当方が提示したプログラムに対して、参加者が「ちょっと違うんじゃない?」という声があがり、大幅に変わっていったというダイナミズムがおもしろかったからです。また、WSを重ねることで形成/深化していく「つながり」もまた、非常に興味深いものでした。そこで、関係性のダイナミズムに注目をして、ストーリーテリング形式でまとめてみました。
 まちづくりワークショップの成果とは何か?その問いかけが僕からみなさんに投げかけたことです。今回であれば一義的には「市民参加基本条例(仮称)」の骨子を得ることでありました。しかし、目に見えない、でも大変豊かな成果がそこにはありました。そこをこれからも大切にしていきたいなと。
 発表後のトークセッションでは、さすがまちづくりコンサルの方や行政の技官職員の方が多い場だなと実感できるやりとりに参加でき、勉強になりました。「まちづくりワークショップ」、もう少し足を踏み入れたいと思っています、はい。
 2009年度春学期において、岐阜県立森林文化アカデミー森と木のクリエーター科「NPO概論」の非常勤講師を担当しています。
 2007年度から同科目を担当していますが、次期カリキュラム改編を見据えて、今年度から全面リニューアルし、「コミュニティデザイン論」の内容で展開中。この科目は隔週開講で1回につき2コマ連続実施なので、じっくり腰を据えて話をしたり、実習できるのが本当に助かります。
 第1講~第4講までは「21世紀社会におけるコミュニティデザインとは何か?」「なぜ『コミュニティデザイン』という言葉なのか?」ということについて、社会学をベースに理論的な内容を事例も交えつつ、講義しました。第5講からは「コミュニティデザインの技法」ということで、実習ベースで、コミュニティデザインをシミュレートしながら、実践的な計画力を鍛えていっています。
 大卒以上の方が受講生ですので、私よりも生活経験も豊富で、「はぁ~なるほどぉ」と僕も唸らせてもらうこともありつつ、やり取りを楽しんでいます。「コミュニティイノベーションの企画」をまとめるのが最終ゴール。さて、どんな企画と出会えるのか、今からわくわくです。(シラバスはこちら
 2009年度春学期において、大阪樟蔭女子大学学芸学部資格取得科目(教職課程)の「教育社会学」の非常勤講師を担当しています。
 2007年度から担当しているこの科目のテーマは「教育社会学の思考様式の修得」。教員になって現場で問題と向き合う際に社会学の知を活かして欲しいということから、教育社会学の理論や専門用語を覚えることではなく、社会学的な考え方(ものの見方)を「使う」ことに重点を置き、全15回中8回は学生によるグループ発表です。
 ところが、例年50名前後の履修生が今学期は何と120名超!それでも、興味のある問題関心ごとにグループを編成してもらい(15グループできました…)、ギデンズが示している「社会学が発する問いの道筋」に沿って調査発表してもらっていっています。「まるでゼミのよう」とも「ハード…きつい…」とも学生に評されていますが、どこの大学の出であろうと教員になった時に「しっかり」してもらわないとアカンわけで、手を抜くことはせずにぶつかっています。
 なお、この科目は同内容で秋学期にも担当します。秋学期は何人になるんやろか。(シラバスはこちら
 2009年度春学期において、甲南女子大学多文化コミュニケーション学科「NGP/NPO論」の非常勤講師を担当しています。コーステーマを「国際問題解決におけるNGOの役割」として、実践現場からのゲスト講師も招きながら、現場性を重視した授業を実施しています。
 単に、NGOが何をしているのか?だけではなく、国際問題の発生メカニズムなどにも言及いただきながら、その構造を変革していく上でなぜNGOという装置が重要な役割を果たしているのか?日本のNGOは何をなすべきか?まで踏み込もうと試みています。正直、私は環境問題以外の国際問題には弱いところもあるので、頼りがいたっぷりのT.A.や最前線で活躍中の豪華ゲスト陣とのコラボしながら、自分自身もまたこれらの「問い」と向き合っています。
 国際問題が「対岸の火事」ではなく、その問題の「ただ中」にいるのだという気づき、それをバネとして「断絶したライフスタイル」から「連帯するライフスタイルへ」とシフトしていこうとするアクション、その変化が受講生の中に起こってくるよう、がんばります。(シラバスはこちら
 2009年4月9日、川西市役所主催「協働のまちづくりワークショップ」の番外編「報告書をチェックする!」のファシリテーターを担当しました。
 今回は「番外編」の名の通り、ワークショップでの気運の高まりを受けての予定外の集まりでした。全8回にわたって行われ、今後、議会などに報告されていくワークショップの報告書をみんなで赤ペンチェックするという内容でした。
 前半は、ワークショップ以外に取り組まれている市民参加基本条例(案)の制定に向けての取り組みに関する勉強会。WSだけで条例制定がなされるわけではないので、全体を見渡した上での参画をお願いしたいということででした。後半は、タイトル通り、報告書を赤ペンチェック。「もっとこういうことを書くべき!」とか「これはどうなん?」など、しっかりコメントしていただきました。
 今後、一連のワークショップを終えて、条例や基本計画などの協働推進政策が展開されていくことになります。参加者の方が自主的に開かれたオフ会(打ち上げ)にもお招きいただき、みなさんの情熱に触れられました。その熱でもって大輪の花を咲かせていくことを祈ってやみません。
 2009年3月30日から31日にかけて、愛隣館職員研修として「2008年度を振り返り、2009年度の目標を立てる」のファシリテーターを担当しました。
 2009年3月29日、地域環境デザイン研究所ecotone主催・シチズンシップ共育企画共催「市民活動のための情報発進力向上講座」として「+メディア。~思いを届ける3つのチェンジ」の第2回「つくりかたをかえる」にてファシリテーターを担当しました。
 2009年3月25日、シチズンシップ共育企画主催「学びのデザイン研究会」の第21回例会「全校職員研修に参加型の学びをどう伝えるか?」を行いました。
 2009年3月23日から24日にかけて行われた、総合幼児教育研究会主催「指導者トレーニング研修(北関東会場)」の「中間管理職としての主任の役割」にて講師を担当しました。
 2009年3月21日、地域環境デザイン研究所ecotone主催・シチズンシップ共育企画共催「市民活動のための情報発進力向上講座」として「+メディア。~思いを届ける3つのチェンジ」の第1回「コトバとルートをかえる」にてファシリテーターを担当しました。
 2009年3月20日、京都学生祭典実行委員会主催「リーダーシップ研修会」の「課題を乗り越える推進力をつける」にて講師を担当しました。
  2009年3月19日、神戸市役所「まちづくり関係職員研修評価・検証プログラム」として「実践からの学びと教訓をふりかえる」にてファシリテーターを担当しました。
 2009年3月17日、京都市市民活動総合センター職員研修「実践から取り出すボランティアコーディネーションの技術」にて講師を担当しました。
 2009年3月12日、生きがい仕事サポートセンター神戸西NEXT主催「(直前)助成新獲得の秘テク伝授します!」にて講師を担当しました。
   2009年3月8日、A SEED JAPAN主催「活動会員合宿:Heart to Soul」の「A SEED JAPANは何をすべきか?」にてファシリテーターを担当しました。
 2009年3月4日から5日にかけて行われた、総合幼児教育研究会主催「指導者トレーニング研修(近畿会場)」の「中間管理職としての主任の役割」にて講師を担当しました。
 2009年3月2日から3日にかけて行われた、総合幼児教育研究会主催「指導者トレーニング研修(関東会場)」の「中間管理職としての主任の役割」にて講師を担当しました。
 2009年3月1日、市民活動センター神戸主催「NPOによるNPOのためのマネジメント支援を考える」にてコメンテーターを担当しました。
 2009年2月28日、北九州市役所主催「NPO・ボランティアのためのパワーアップセミナー」の「現場で使えるアンテナみがき!」にて講師を担当しました。
 2009年2月23日から24日にかけて行われた、総合幼児教育研究会主催「指導者トレーニング研修(九州会場)」の「中間管理職としての主任の役割」にて講師を担当しました。
 2009年2月21日、京都市・京都市児童館学童連盟主催「子育てボランティア交流研修会」の「子育てボランティア活動で得られるもの」にてファシリテーターを担当しました。
 2009年2月19日、大正区役所主催「生涯学習ルーム事業・小学校教育協議会事業合同事業企画研修(テーマ:地域の教育力をどう引き出し、活かしていくか?)」にてファシリテーターを担当しました。
 2009年2月19日、生きがいしごとサポートセンター阪神北主催「コミュニティビジネスゼミナール~起業お役立ち3回連続講座」の第1回「協働のまちづくりのためのファシリテーションスキルアップ講座」で講師を担当しました。
 2009年2月17日から18日にかけて行われた同志社大学「リーダーズキャンプ2009」にて講師を担当しました。
 2009年2月15日、シチズンシップ共育企画が事務局となっているユースACTプログラム実行委員会が「2008年度活動報告会~「京都の跡取り」は誰だ!?」を主催しました。
 2009年2月13日、兵庫県教育委員会主催「平成20年度兵庫県教育委員会学校支援地域本部事業第2回コーディネーター等研修会」の分科会「地域と学校をつなぐ兵庫県学校支援地域本部事業を考える」にて講師を担当しました。
 2009年2月9日、ユースビジョン主催「大学ボランティアセンター学生スタッフリーダー研修」の「私のリーダーシップをデザインする」にて講師を担当しました。
 2009年2月7日から8日にかけて学生団体合同マネジメント研修「ユースナレッジマーケット」の「#8:新年度の活動方針を立てよう!」を主催しました。
 2009年2月6日、千葉市役所主催「コーディネーター・ファシリテーター養成講座」の第3回「上手な意見の整理とメンバーの納得度の高い合意形成の作り方」で講師を担当しました。
 2009年2月5日、京都市社会福祉協議会・京都市福祉ボランティアセンター・ユースビジョン共催「障害のある子どもの放課後・休日をみんなで支えるフォーラム」の分科会「ボランティアのハートをガッチリつかむ!」で講師を担当しました。
 2009年1月26日、長野県諏訪郡にある原村の主催による「げんきパワーアップ教室(国保ヘルスアップ事業)」の交流会「スローライフを広めよう」の講師・ファシリテーターを担当しました。
 今回、担当したのは自らの健康に不安がある方や関心のある方が受講されているヘルスアップの教室の一環で行われたワークショップです。冒頭にスローライフと健康教室の関係を簡単に整理した後、これまで9回にわたって行われきた健康講座や運動教室、料理教室などを振り返りながら、自らの心身の健康がどのように推移したのかを確認していき、自分の健康改善を支えたもの(意欲を刺激し、行動を促したもの)が何かを考えました。
 その話を踏まえて、自らの心の安定に関わってくる周囲の人たちに、どのように健康増進を図ってもらうかをグループでお話し合いをしていただきました。その上で、「わたしの安心」と「みんなの安定」とのつながりを意識して、実際に行っていこうと思う、周囲の健康支援のアクションを発表していただき、今日は終了。
 Health(健康)という言葉の中心には「Heal(癒し)」という概念がありますが、上田紀行さんによれば、「癒し」とは「他者や共同体とのつながりの回復」。そのように考えれば、私たちが根幹から健康であるためには、実は他者へ働きかけ、他者から働きかけられる関係性を生み出していくことが求められます。私のヘルスアップから地域のヘルスプロモーションへと展開していくということは、そうした根幹の健康へアプローチしていく過程に他なりません。国内では、健康教室でこうした志向性を有している例はまだまだ珍しいことでしょう。が、非常に意味深い実践でした。
 2009年1月24日、三田市NPO法人連絡協議会主催「市民と行政が一緒に協働を学ぶワークショップ」で講師を担当しました。
 「協働」という言葉は今や広辞苑でも引くことができる言葉になりましたが、具体的に何をすることなのか、どのように進めていけばいいのか、類似概念(例えば協力や連携)との異同は何なのかなどはよく分からないまま使っているのが現状でしょう。そこで、「協働」とは何か?というテーマのもと、全員でイメージを共有していきました。その上で、私の方から、なぜ/どのように協働するのか?という問いへの小講義を行い、協働に関する認識の共通化を図りました。
 その後、「協働をはばむもの」についてワールドカフェ方式で全体意見交換し、その上で各自がNPO/行政双方にとって最大のネックになっていることを書き上げ、解決策のアイデアを出し合って終了。今後、実際にどのような取り組みをするのかは宿題です。どのような動きが起こってくるのか楽しみです。
 市役所職員も一緒に学んでいましたが、こうして協働について協働で学ぶことは、共通認識に立った議論を可能にし、また相互理解も進みますので、非常にええことやなぁと拝見していました。神戸も尼崎もこういう動きができるといいですねぇ。

 2009年1月23日、千葉市主催「コーディネーター・ファシリテーター養成講座」の第1回「コーディネーター・ファシリテーターの役割と上手な会議の進め方」にて講師を担当しました。
 行政と市民の協働を進めていくためには、あるいは多様な市民が協働して地域で活動していくためには、その違い(異質性)を認め合いながら、その異質性を活かしたアイデアを創出していくことが求められます。そうしたコーディネートを行っていく上で、敏腕コーディネーターが腕をふるってまとめるのではなく、当事者に参加してもらって、みんなでまとめていくような、そうしたファシリテーションを活かしたコーディネートを行う人材を育成していこうということで企画された講座です。
 参加者はNPOスタッフのみならず、地域活動の方や行政職員まで幅広く、その分、異質性をどう乗り越えるのか?という部分がセッション中にも体験できることに。
 最初に私の方から、「コーディネートをファシリテーションする」ということについて講義を行い、その後、具体的な困難事例を参加者同士で語り合っていただき、「こんなとき、どうする?」というケースを10事例ほど作成しました。その答えをグループで検討しながら、会議の進め方の具体的なノウハウを共有して終了。次回は、私からのポイント解説とファシリテーション実習です。
 今回、平日の日中という条件にも関わらず、定員を多く上回るご応募をいただいたようです。会場の都合で、できる限りの受入れをして、後は抽選といたしました。参加された方々の意欲も非常に高く、それだけニーズの高いテーマなのだと実感。関西でもこうした研修が増えてくるのでしょうね。
 2009年1月19日、川西市役所主催「協働のまちづくりワークショップ」の第8回「『協働のまちづくりワークショップ』を総括する」にてファシリテーターを担当しました。
 市民参加基本条例(仮称)を視野に入れつつ、市民と行政の「協働」をどのように進めていくべきかを話し合うために9月にスタートした全8回のワークショップの最終回です。これまでの議論で語りきれなかったことを前半に出し切り、後半はふりかえりのためのセッション。協働をすすめていく上で何が大事なのか?必要なのか?をこれまでの記録を片手に抽出していきました。今回抽出したキーワードやキーアイデアが今後の条例や計画、施策の種となっていくことでしょう。
 最後に、全員が今回の学びを一言述べ合って終わったのですが、非常に不思議な一体感に包まれました。「場とつながり」が温まっていく、というのは、ああいうことを言うのでしょうね。
 まちづくりワークショップをここまで本格的に担当したのは初めてのことでしたので、私にとっても自らの仕事史上、非常に重要な仕事として記憶されることになるのは間違いありません。まだまだ若輩の私にファシリをお任せいただき、一緒に場を創っていただけたみなさまに深く感謝いたします。
 2009年1月19日、尼崎市女性センター・兵庫県・連合兵庫・兵庫県経営者協会共催「労使合同ワークショップ・子育て女性の理想の職場とは」でファシリテーターを担当しました。
 午前中は、子育て中の女性のみのセッション。何が働き続けることの障壁になっているのかをご自身の体験された不安や懸念をもとに語り合いました。冒頭に尼崎市女性センター所長の須田さんが、「子育て女性と職場」というテーマでこの20年間、変わったこと/変わってないことをお話しになられたのですが、そこで語られた「制度は変われども、悩みは変わらず」という実態をまさに反映するような参加者のお話の一つひとつに、私も「はっ」とさせられることばかりでした。
 そうした語らいから、子育て女性が「働き続ける上で最も気になること」を疑問文の形でまとめ、午後は経営者・労組の方々も入って、みんなで知恵を出し合っての回答づくりを行いました。労使が一緒にワークショップをするということが大変珍しいことで、「そんな事情があるんですねぇ」とお互いに言い合っていたのがとっても印象的でした。労使が対立して交渉するモデルではなく、違いを認め合って協同するモデルへいくには、こうした対話の場づくりが必要なのでしょうね。
 2009年1月17日、ユースナレッジマーケット(学生団体合同研修)の番外編として幹部研修「自分たちの社会予想図を書いてみる」を実施いたしました。
 このワークショップは、ユースナレッジマーケットに参加している、CLUB GEORDIEの鈴木陵さんと当会事業コーディネーターの松村幸裕子が二人で企画したもの。ボランティア活動をしている学生が「社会を変える」と声にしている時、その「社会」とは一体何を意味しているのかが曖昧ではないかという問題意識です。「社会を変える=『~』を変える」の「~」に入る部分が何なのか、その変える時にどのような視点や考え方が重要なのか、彼ら彼女らのこれまでの学びも提示しつつ、全体で考えていくセッションでした。新旧幹部引き継ぎのタイミングということもあり、自団体がめざしている社会像を共有するところからスタート。その後、ステークホルダーを整理したり、いろいろと盛りだくさんの内容でした。
 ラップアップで僕からも小講義を行いましたが、「人助け」と「世直し」の両方に目を向けていく活動をつくっていかねばならないことを私自身、コメントしながら再確認しました。本日は阪神・淡路大震災から14年目の日。「あの日」を覚えながら、「よりよい未来」を自らつくっていく意味と向き合えたのは良かったことでしょう。
 2009年1月15日、 財団法人児童育成協会主催「地域に置ける中高生活動ファシリテーター講習会 in 京都」の「中高生活動を促進させるスタッフの関わり方」で、当会事業コーディネーターの松村幸裕子と一緒にファシリテーターを担当しました。
 近畿圏の児童館職員を中心に、中高生への支援に取り組んでいる方々と一緒に、個々人の「育ち」や「主体性」、中高生同士の「かかわり」をどのように促していくのかというテーマに向き合いました。最初に「ファシリテーションの基礎技術」について講義し、その要にある「傾聴」を改めて実習で捉え直しました。「じっくり聴く」ことを意識してみると、自分が分かっているようで、分かった気になっていたこと気づくこともあります。みなさん、それぞれの「聴き癖」で盛り上がりました。
 その後、「中高生活動のファシリテーション」についてポイントを講義し、ワールドカフェ方式で「中高生の主体性を育むために何をすべきか?」について意見交換を行いました。最後にみなさんから、「これを大事にしたい!」というものをご発表いただきましたが、「おぉ~」と思わされるアイデアもあり、メモを走らせました。やはり答えは現場にある、ですねぇ。
 2009年1月11日、ひょうごNPO ユース主催「なぜNPOで働くのか?」のファシリテーターを担当しました。
 兵庫県内のNPOの有給職員で40歳以下のメンバーでコミュニティをつくり、相互研鑽と今後の若手NPOスタッフの支援に取り組んでいこうとい動きがあり、そのキックオフ合宿が行われました(私も呼びかけ人の一人です)。
 今回は、「NPOという働きかた」を中心において、各自のライフヒストリーや考えを共有していきながら、今後身につけるべき力は何かといったことや上の世代から何を引継ぎ、伝えていくべきかといったことについて、自由に意見交換を進めていきました。なかには、どのように周囲に安心してもらうかという「ならでは」の問いも。
 最後に、このコミュニティで何に取り組んでいくのかを決定して散会。いくつかの部会が立ち上がりましたので、今年から様々な動きを見せて参ります。お楽しみに。
 私は、「NPOで働くという生き方」そのものが、既存の仕事や生き方のスタイルへのオルタナティブの提示でありたい、そう考えています。そのためにも、後に続いてきてもらえるよう、しっかりと「働く場」としての整備を努めないといけませんね。
 2008年12月26日、シチズンシップ共育企画主催「ユースナレッジマーケット」の第7弾として「1年間のすべての活動をふりかえろう!」を開催いたしました。
 忘年会シーズンまっただ中ですが、この一年を忘れてしまう前に、各団体が実施した様々な企画について、ソーシャルインパクトや成果とマネジメント面での改善点についてきちんと評価を行い、2009年に何をすべきかという「次の一手」を導き出しておこう!ということでのワークショップでした。
 企画責任者だけではなく、全メンバーで分担して評価をすることで多面的な視点からの評価材料が集まり、「ああでもないこうでもない」と議論が盛り上がっていました。短い時間でのやりきるということで、参加者にとっては大変だたでしょうが、次につながる道筋が見えたところで、今年を締めくくれたのではないかなと思います。
 評価をきちんとすることの重要性を噛み締める年末でありました。
 2008年12月21日、日本歯科衛生士会九州ブロック連絡協議会主催「リーダー研修会」の「会員が増えるコツを学びあう」で講師を担当しました。
 昨年度の研修会では「会員制を分析する」という視点を提供し、その分析の仕方を簡単に体験してみて終わりでしたが、今回は、分析の軸を統一した上で各県に分析結果を持ち寄っていただいてご参加いただきました。
 会員が増えるのにも減るのにも理由がある訳で、どのような人がどれだけどんな理由で入退会しているのかを調べれば、会員制の強化の道が浮かび上がってきます。終始、ワークショップスタイルでわいわいがやがやと意見交換/情報交換し続けたのですが、僕も「へぇ~」と唸らされる工夫(取り組み)もあり、いい学び合いになりました。
 こうして、研修を活かしていただき、次のステージの研修にお招きいただくというのは、本当に有り難いことですし、うれしいことです。
 2008年12月15日、宝塚市役所・宝塚NPO センター共催「行政とNPOの協働をすすめるためのセミナー」の第3回目「『協働』という言葉を吟味する」で講師・ファシリテーターを担当しました。
 課長級をメインの対象として、協働について学ぶ連続講座の最終回です。第2回と第3回が私の担当なのですが、第2回では「協働のネックを乗り越える」というテーマで、協働を阻害しているものが何かをみなさんに出し合っていただきましたが、幾つか大きな壁が見えました。その内の一つは「協働」という言葉は聞いていても、「協働とは何か?なぜ協働なのか?協働はどういう流れで行われるのか?」といった基礎知識の理解に非常にばらつきがあるということです。そこで、今回は神戸での実例も交えつつ、改めて協働の基礎知識をレクチャー。例えば、協力や連携と協働がどう違うのか?といったところまで、丁寧に解きほぐしました。
 課題のもう一つは「NPO」というものは概念的に分かっていても、「ほんもの」とあまり出会ったことがないということです。そこで、今回は市内の6団体の方にお越しいただき、疑問を相互にぶつけあう場を持ってみました。最初は緊張した雰囲気でしたが、最後は「NPOでやってていいことある?」みたいな率直な質問も出るようになり、ワークショップ終了後もなかなか話が終わらないような状態に。
 庁内の幅広く、そして深い協働の理解形成は緒についたところで、今後の地道な実績の積み上げが求められます。その素地づくりの一端になったのであれば、幸いです。
 2008年12月11日、コープこうべ主催「合同チーフ研修」で「スタッフとのコミュニケーションを考える」のファシリテーターを担当しました。
 よく職場でのコミュニケーションが大事!と言われますが、なぜ大事なのか?、特に非営利・協同セクターにおいてはどのようなコミュニケーションが求められるのか?といったことは、案外細かく触れられていないところ。そこで、今回はウォームアップのワークの後は、そうした基本的な理解形成のためのレクチャー。その後、日常の職場の中でスタッフ同士がいかに聴き合うか?というテーマで、コミュニケーショントレーニングのワークを実施。
 じっくり話を聴いてもらっている、ということが、語るものの整理や思いの確認につながったり、また、聴くものと語るものを結び合わせていくことになったりすることを体験的に学びました。スタッフとのコミュニケーションは、時間があればするものであったり、余計な手間ひまという理解で行われるものではなく、必要不可欠なコストだと理解すべきであるとのメッセージで場を締めくくりました。様々な器官(機関)の間で齟齬が来さないように、つないでいる「血液」としてのコミュニケーション。大事にしたいものです。
 2008年12月10日、川西市役所主催「協働のまちづくりワークショップ」の第7回目「『まちづくりの課題を解決する』から協働を考える」でファシリテーターを担当しました。
 全8回、ということで、<まとめ>の段階に移っていく第7回は、これまでのワークショップをふまえ、多様な市民(団体)がまちづくり活動に取り組むために行政がなすべき支援策は?ということと、行政/市民や市民同士の協働が円滑に進展するために行政がなすべき推進策は?を考えていきました。
 行政は市民ができないことを補完する位置にあることを踏まえ、行政への要望大会にならないよう、留意したのですが、何よりも気概のある参加者の皆さんの、自発的な姿勢のおかげで、いい塩梅のリストになりました。こうした参加者の存在が何よりもまちの財産ですよね。
 次回は積み残した議論をたな卸しして討議を行い、全体を総括していきます。さて、どんな終幕を迎えることになるか、楽しみです。
 2008年12月6日から7日にかけて、生と死の共育ワークショップvol.2「自分の『お葬式』はどうあげられたいか?」を開催しました(共催:大蓮寺・應典院・青木将幸ファシリテーター事務所、協賛:株式会社阿波座)。
 昨年は「自死(自殺)」をテーマにしましたが、今年は生者/死者があいまみれる空間であり、死と向き合うために生まれた文化装置である「お葬式」をテーマにしました。今回はより死生観や死後観が際立つこととなりました。
 まず、秋田光彦さん(大蓮寺・應典院住職)のリードのもと、長いプロセスで行われる葬儀の一部である葬儀式を実際に体験したり、境内のお墓を巡りながら、仏式の葬儀/供養に内在している「意味」を解き明かしていただいた後、幡中光輔さん(岡山大学大学院)から考古学の見地から仏教伝来以前の葬儀を手がかりに古代の死生観について小講義。こうして、様々な死生観にふれながら、自らの死生観に揺さぶりをかけて1日目は終了。死後の世界をどう捉えるか?が1日目最後のペアトークのお題でした。
 2日目は、青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所)と一緒に、参加者が生と死を巡って語りたいことを語り合う場をひたすら持ち続けました。自他の死の葬送、自らの死にざま/生きざまなど、様々な話題が広がりました。日常生きる中で、どこか引っかかりながら、語ることを避けがちな「死」というテーマの下でじっくり語れる場をもつことの意味深さを味わう時間でした。といっても語る中で「ひとつの答え」がすぐに見つかる訳ではありません。このワークショップは「こたえ」を得るのではなく「問い」を温める場だと思っています。
 ここ2年は、語り合う「ことば」を手がかりに生と死を見つめてきました。来年は、「からだ」をつかった表現を手がかりにしていこうと考えています。問いの温め方を変えてみると何が見えるのでしょう。「揺さぶられた」ばかりですが、今から楽しみです。
 2008年12月4日、京都府主催「ふるさと京都、夢・知恵・元気わくわく塾」の「スキルアップ講座ファシリテーター能力養成コース」の第3回目「考えてみる~こんなときどうする~」で講師を担当しました。
 連続3回講座の最後はケーススタディです。どうしてもこうした講座にお越しになる参加者同士のグループワークは協力的で、ファシリテーションを導入する現場とは少し違う様相を呈します。そのこと自体は「いい環境でなじむ」上で悪くないことですが、若干の物足りなさもつきまとうことは否めません。
 そこで、今回は私が相談に乗ったり、見聞してきた困難事例への処方箋をみんなでつくることに。その上で自由に質疑応答をしながら、学びを現場へ持ち出す準備をして終了。ワークショップ後は参加者の方との懇親の機会も与えられました。「学びの場」が「つながる場」でもあれること、ありがたい限りです。
 2008年12月2日、「学びのデザイン研究会」の第20回記念公開研究会が行われました。テーマは「地域と若者をつなぐ学びのデザイン~学校・地域・NPOの教育協働による授業実践~」で、ゲストに佐々倉玲於さん(まちなか研究所わくわく)をお迎えしました。
 佐々倉さんが地域の方と組み立てた実践で、商店街近隣の中学校の生徒が商店街で職場体験をする「マチグワァー職場体験プログラム」とそこから派生してうまれた、寄宮中学校での「寄未知プログラム」が今回の検証事例。「地域を知る」とか「地域とつながる」とはどういうことかを地域の課題と照らし合わせながら定義し、その目標のもとで組み立てたプログラムは、まちなか研究所わくわくが関係している地域活動とも連動するところを持っており、中学生にとって学びがあるのみならず、地域課題の解決にもつながる興味深い構図でした。
 同時に地域と学校とNPOの教育協働では、「おもしろみ」と同時に課題も指摘されました。例えば、事前の準備段階でどのような「仕込み」が必要なのか?について、いかにして関係者の共通認識を形成していくのかという課題は、いかなる協働にも通じる課題の一つです。
 中等教育の現場では、協働の波は「さざ波」程度ですが、これからは教育協働をどうすすめるかが大きな問題群になることでしょう。そうした問題の解決支援のために何が必要か、当会のERC(教育リソースセンター)でも研究/議論を進めているところです。この研究の必要性を痛感するセッションでもありました。
 2008年11月30日、ひょうごボランタリースクエア21実行委員会主催の「第9回ひょうごボランタリースクエア21」の「ひょうごボランティア市民活動フォーラム」にてコーディネーターを担当しました。
 今回の全体フォーラムのテーマは「コミュニティ再生と地域連携」。地域の課題を地域の人々で解決していける自律化のために、地域の中で共益/公益活動に取り組んでいる各種団体がどのような連携/協働を展開していくべきか(その可能性と課題は?等)、というお題です。そこでは地域団体同士のみならず、地域団体とNPOといった組み合わせも含まれます。
 パネリストは自らの現場で様々な地域連携を実践されている方2名(地域団体&NPO)、地域連携の促進や支援を行っている中間支援者2名(NPO&社協)の計4名。それぞれの単なる活動報告にならないよう、横軸で結びつけていけるよう、途中途中で質問しながらの進行を行いました。NPOでも地域団体でも活動されている方がいい結節点となり、議論の立体化も少しは進みました。素晴らしいパネリストのみなさまでした。
 問題提起のパネルディスカッションを聞いていただいた後は、グループ討議へ。各グループで地域連携していくために何が必要かを話し合っていただき、最後に各グループの発表を材料に、締めくくりのパネルディスカッション。盛りだくさんなコースでしたが、おかげでぐぐっとリアリティある議論になりました。
 地域団体とNPOの協働推進については、神戸市協働と参画のプラットホームでも継続的に取り組んでいるテーマであり、『月刊KOBEグー』(2008年12月号)の座談会でも取り上げています。拙いながらも、その座談会でもコーディネーターを務めました。ご興味ある方はご覧いただければと思います(さんちか等の市内各所配布中)。
 2008年11月29日、市民事務局かわにし主催の「見る・聞く・歩く わがまち川西を知る」シリーズ08の「『わがまち再発見!』景観ワークショップ」の第2回目のファシリテーターを担当しました。
 この日は、第1回に歩きたい!と参加者が選んだ市内のまち歩きコースを実際に歩くところからスタート。多田地区という地域の中を3グループに分かれて、地域住民の話にも耳を傾けつつ「気になる景観」を写真で撮りながら、ゆっくりと歩き回りました。その後、午後は歩いたコースをふりかえりながら、コース名をつけたり、「おっ!」と思わされた惹かれる景観と、「えっ?」と思わされた違和感の景観をみんなで大地図にマーキング&書き込み。
 「景観」という言葉がさす多義性について私からの小講義を挟んだ後、自分たちが歩いた「まち歩きコース」のいい景観を3箇所選び出してもらって、本日は終了。次回以降は3コースを統合し、多田地区を題材に「景観を楽しむまち歩きマップ」づくりへと展開していきます。
 最近、まちづくりワークショップの仕事も入ってくるようになりました。まちづくりの面白さや奥深さに触れながら、私も「わがまち」のまちづくりに思いを馳せること多々ありです。こうした新しいチャレンジをお与えいただくことに感謝感謝です。
 2008年11月26日、川西市役所主催「協働のまちづくりワークショップ」の第6回目「『まちづくりの課題を解決する』から協働を考える」でファシリテーターを担当しました
 第3回には、川西市において協働で解決すべき地域課題・テーマを見つけ出し、第4回・第5回・第6回の3回は、そうした地域課題を解決していくために、具体的にどのような協働が地域の中で生まれるべきかという協働の実践事項・スタイルを見いだしました。この一連の作業を通じて、協働という言葉に含まれている意味の二重性についての理解がぐっと深まったかと思います。
 次回は、協働を促進するためにどのようなことが必要か?という内容に進みます。こうして、実際にテーブルの中で「協働」というものをシミュレーションで学んでいく中で、自ずとテーブル内にいる地域団体・NPO・行政の相互理解も自然とできあがります。まちの「つながり」が育まれていく場に居合わせられる幸せをかみしめるWSした。
 2008年11月23日から24日にかけて、川中もメンバーであった公益・非営利支援センター東京(08年4月解散)によって、「社会の動かし方・業界の育て方を考える合宿」が行われ、進行補佐を担当しました。
 団体内部の運営をどうするのか?という研修が多い中、なかなか社会をどのように変えていくのか?というテーマでの研修がないことに問題意識があり、「ソーシャルディープインパクトの与えかた」をコンセプトに据えました。
 NPO法施行から10年経ちますが、NPOの量的な急増の「割には」、社会への変革のインパクトはまだまだ十分ではないと言えます。「社会を変える」とはどういうことか?、「社会を変える」ためにどのような動きかたを市民活動はすべきか?、その考え方を各参加者が自らの現場でどのように実践するか?という問いに対し、講義・実習を織り交ぜてみっちり2日間、向き合いました。
 ゲストには加藤哲夫さん(せんだい・みやぎNPOセンター)と山内幸治さん(ETIC.)をお迎えし、スタッフサイドの講師には川北秀人さん(IIHOE)、青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所)、吉田理映子さん(ハンズオン!埼玉)、私で参加者と向き合いましたが、これだけ講師が充実して揃っている場も珍しいことでしょう。それだけ「大きなテーマ」ではありましたが、シチズンシップ共育企画自身のあり方や方向性についても、本当に深く問い直される2日間で、スタッフをしながら、参加者の皆さんからも多くを学ばせていただきました。
 年に一回は、自分たちの活動が創り出したいソーシャル・イノベーションとは何か?どこまでできているのか?という問いと向き合うべきでしょうね。
 2008年11月16日、CS神戸,NPO事業サポートセンター,チャリティ・プラットホーム主催「NPO塾 in 兵庫」でファシリテーターを担当しました。県内の中間支援NPOスタッフの中核人材の多くが集まり、「NPOの次世代へのバトンを、どう設計するか?」というテーマでのワークショップを行いました。
 阪神・淡路大震災の時のボランティア活動でニーズと出会った当時、働き盛りであった世代を中心に発展した兵庫のNPOでは、震災13年を経った現在もその時のリーダーの方々が第一線でご活躍中。今なお、私も多くの刺激をいただいております。
 そうした中、若手に「よきスタッフ」はいても、「リーダー」としてはまだまだ育っていないのではないか?という問題意識は、NPO法施行10年の節目にして、明確なものとして出て来ています。ずっと各所の「飲み屋の話」になっていた問題意識をフォーマルな場で分かち合い、文字化したということに意味がある場でした。
 何を引き継がせたいの?何が不安?何をすればいい?…と問いを重ねて深めていきました。「じゃあ実際にどうするか?」は今後の課題。私も当事者の一人として、今回の場で共有されたアイデアをカタチにしていきたいと考えています。
 2008年11月12日、川西市役所主催「協働のまちづくりワークショップ」の第5回目「川西のまちづくりの課題を解決する(2)」でファシリテーターを担当しました。
 前回のセッションで「協働で解決すべきまちの課題」の原因や背景、個々の思いを共有しましたが、今回はその上で、主な原因を5つに絞り込み、その原因解消のために何をなすべきか?に軸足を移していきました。
 その際、行政が何でもかんでも取り組むのではなく、市民が取り組むことや市民と行政が協働して取り組むことも一気に出し切りました。多様な参加者ゆえに、参加者同士の意見交換がよき学びの時間になります。
 このグループワークは、言えば協働のシミュレーション。次回はこのシミュレーションに含まれていたもの整理し、次の展開に移ります。
 2008年11月8日、パドマ幼稚園の園内研修「園と保護者のコミュニケーション」で講師を担当しました。
 保護者と園のコミュニケーションと言えば、教職員と保護者の個々人のコミュニケーションがまず思い起こされることだと思いますが、その部分は8月の夏期研修で取り扱ったこともあり、今回は「広報」という切り口で、園に対する考えや感情、イメージが形成されるキッカケとなっている「(最広義でいうところの)メディア」を軽く点検してみて、充実/改善していくために、どのような広報取組みをしていくべきかを皆さんに話し合っていただきました。
 限られた時間であったこともあり、いくつかの作業をとばしたのですが、それでもワークの結果は実に素晴らしいもので、園がもっている「メディア」を広く深く捉え直していただけ、具体的な改善提案がなされました。おかげで、来春以降、できる限り提案は取り組むということになりました。小さな積み重ねの中で、ブランドは形成され、また鍛えられます。よいブランディングを願うばかりです。
 2008年11月7日、「学びのデザイン研究会」の第19回定例会が行われました。テーマは「教育ファシリテーター講座を参加者が解体する」で、ゲストに同講座参加者であった鈴木陵さん(CLUB GEORDIE)をお迎えしました。
 今年8月にシチズンシップ共育企画が主催した「教育ファシリテーター講座」を参加者がどのように経験したのかを述べてもらいながら、ファシリテーター養成のプログラムづくりのポイントが何かを探りました。
 鈴木さんが講座中に行ったファシリテーション実習は、4日間の中で最も自然なファシリテーションで、参加者が絶賛したものだったのですが、それは実存的観察ができるようになって、しかも、自らが用意した「プログラムを捨てて」、参加者の関心にうまく沿わせられたからでした。
 では、そうした視点や判断ができるようになったのは、講座中の何がキッカケか?、そこを掘り下げていきました。発表者が自らそのキッカケとして述べた観察実習はもちろんですが、2人でファシリをするダブルファシリテータースタイルなどにも、関心が集まりました。「未熟さ」を見せ合うことで起こる学びも面白い話でした。
 この研究会では、企画・ファシリテートした人間がプログラムをレビューすることを重ねて来ましたが、こうして参加者視点で捉え直してみることは(こわかったものの)実に新鮮でした。意図がうまく機能していることもあれば、やはりしていなかったこともありました。次年度以降の企画の多いに参考になる時間でした。
 2008年11月6日、京都府主催「ふるさと京都、夢・知恵・元気わくわく塾」の「スキルアップ講座ファシリテーター能力養成コース」の第2回目「やってみる~ならうよりなれる~」で講師を担当しました。
 第1回で体験して、「するといい」工夫を洗い出したファシリテーションというものを、実際にやってみようじゃないか、というのが今回の位置づけ。統一のお題に対して、小グループでファシリ実践を実際に行っていただきました。実践経験の場で起こることと向き合いながら、ファシリテーションの技法を習得していくことになります。
 前クールでも行ったワークですが、同じお題でも全然違う雰囲気とアローチが創り出され、参加者のもっている特質や関心の所在が場をつくっていることをその場で体験。すぐにうまくできるわけではないでしょうが、こういう試行錯誤が大事でしょうね。
 2008年11月1日から2日にかけて行われた、アルヴェ市民交流サロン主催「アルヴェ市民活動支援連続講座」の「人が集まる!企画のつくり方」で講師を担当しました。
 2日間、いっぱい意見交換をして、視野を広げる、ということに重点をおいて、2日間をデザインしました。すると「人が集まるための工夫」といっても、「来てほしい人に、来て欲しいだけ」人が集まることが大事なのですが、そういった声も参加者から聞かれました。
 自らが「企画」を通じて起こしたい社会の変化とは何なのか?、その現状はなぜ起こっているのか?、現状を動かすためにどのようなアイデアがあるのか?、一つひとつで意見を交わしながら、進めていったのですが、「一つの企画にここまで時間をかけて、しかも、他の人に意見を求めるというのは本当に珍しい」とは参加者の言葉。一球入魂ではないですが、一つひとつの企画に私(たち)の魂を込め、周囲の力を借りながら組み立て、世の中に出していくことがもう少し増えることが市民活動には求められているのでしょう。「思いつき」で始まる企画が、「思い込み」にならないように、よき「思い入れ」のもとで現状を突破する刺激が育まれるように、こういう企画をつくる場が大事なんでしょうね。
 なお、この秋田での講座は毎回、参加者の老荘青のバランスがよく、市民活動そのものが、世代をつなぐツールになることを気づかされました。
 2008年10月29日、川西市役所主催「協働のまちづくりワークショップ」の第4回目「川西のまちづくりの課題を解決する」でファシリテーターを担当しました。
 前回のセッションでたな卸しした「協働で解決すべきまちの課題」について、類似の課題を挙げられた参加者でグループを編成し、課題の特定化と原因分析を行いました。まちの課題で同じキーワードを挙げていても、その言葉に込められている思いや背景・知識は一様ではなく、その丁寧なすり合せを行いました。
 協働するためには、それだけの地ならしが重要だということをまさに地で行く展開に積極的にご参加いただいていますが、印象的なこととしては、ここ数回で市民と行政職員が肩肘をはらずに、自然体でコミュニケーションされていること。
 時空間を共有しながら、関心を共有していくことで、壁が自然と溶け合っている。このことに学ぶことは多いです
 2008年10月25日、神戸市民円卓会議・神戸市市民参画推進局共催「神戸市民円卓会議拡大円卓会議:地域がやばいぞ!どうする神戸~見えない境を乗り越える」にて問題提起のプレゼンテーションを行いました。
 地域団体とNPO・ボランティア団体との協働をどのように促進するか?ということについて、この1年間、毎月1回の円卓会議で実態調査などを行いながら様々な問いと向き合ってきた訳ですが、これまでの議論を踏まえて、「出会う・考える」契機となるための公開の場を持とう!ということで、今回の拡大円卓会議には全市から90名強が参加。
 私やその他の円卓会議のメンバーからの問題提起のプレゼンテーションを経て、地域ごとのテーブルトークでどのようにすれば協働が進むのか?何がネックなのか?を議論していきました。地域団体もNPOも連携の必要性を自覚している中、なかなか形になっていないのが実態。そこで誰かが「背中をポンっと押す」ことが求められています。その一つになったのであれば、幸いです。
 「出会い・考える」というスタートは切れました。「次の一手」をまた定例の円卓会議で考えていきます。息の長い企画ですが、このプロセスが本当に大事だと実感した一日でした。
 2008年10月17日から19日にかけて行われた、国立大雪青少年交流の家・国立日高青少年自然の家「ボランティア・セミナー in 北海道(応用編)」で講師を担当しました。
 この研修は17日に道内青少年教育施設の職員を対象とする指導者研修「ファシリテーションという支援手法」をまず行って、その場で学んだ参加者が17日の夜から始まる実践者研修「芯のあるボランティアになろう」で実際にテーブルファシリをする、という二重構造の研修でした。指導者の方々にとっては、学んだことをやってみる、やってみたことを振り返り、再びやってみるという体験学習の循環過程を実際に体験する流れとなっており、やはり現場尾くぐった分、効果的でありました。
 実践者研修については、自分が何にこだわってボランティアしていくのか、なぜそういう拘りをもつのか、といった問いと向き合う2日間でした。自分自身もそうでしたが、ボランティア活動は何となく始めていることも少なからずあり、その「なんとなく」を超えていくための経験をいただく中で、コアとなる考えが形成されていくものです。今回のワークショップもそういう場になれば、ということで、自分の問題意識とじっくりと向き合いました。
 「なぜボランティアか?」という問いを自らに向けてみる。その答えについて「自分のため」だけではない答えをどうつくれるか。ぜひ若い学生さんには考えてほしいものです。
 2008年10月15日、川西市役所主催「協働のまちづくりワークショップ」の第3回目「川西のまちづくりの課題を整理する」でファシリテーターを担当しました。
 前回のセッションで皆さんの「この場をこうしたい!」という声をいただき、今回からはその声を受けてのセッション。今の「川西のまちの課題」を出し合っていき、協働で解決していくべき重要課題を取り出していきました。最近、まちづくり分野ではよく見られるワールドカフェを用いて進行したのですが、話し合うことがもたらす相互浸透を目の当たりにして、実に興味深かったです。
 次回から抽出した協働で取り組むべきまちの課題をどのように解決していくのかを話し合っていきます。この場はまさに「協働のプロセス」を体験する場ですね。
 2008年10月11日から12日にかけて行われたU30プロジェクト主催「ユースファシリテーター・ダイアログ:ワークショップの未来をシェアする」にゲストとして参加しました。
 日本全国からファシリテーターとして活動している若者(30歳以下)が集まり、集まったメンバーが語り合いたいことを語り合っていくという場でした。色々な話をしましたが、「ワークショップやファシリテーションというものがどういう場で用いていくべきなのか?」という問いの延長線上にある「民主主義とファシリテーション」など、こういう場ならではという話題も多かったですね。悶々とする時間もありましたが、それもまた一興。そのこと自体が私には学びになるものでした。
 2日間とも最初のセッションはゲストを囲んでのトークサロンであったのですが、(私はさておき)本当に素晴らしいゲストの面々で、自分自身がそのトークサロンを楽しみました。特に、岩本悠さん(地域×教育コーディネーター)、栗山宗大さん(脚本家・映画プロデューサー)とは今回初見でしたが、ビビビっと来る出会いでありました。
 会場は「等覚院」というお寺。お寺という「場の力」、改めて確認できる時間も多かったですね。これもまたファシリテーションの一環。いい環境を整えていただいたスタッフのみなさんに感謝。
 2008年10月6日、学びのデザイン研究会の第18回定例会が行われました。
 今回は小野洋さん(スロースペース ラミ)をゲストにお迎えし、「子どもたちの学びの場をどう作っているの?~フリースクールの現場より」というテーマで事例発表とディスカッションを行いました。
 ラミ中学校分校で、小野さんを始めとするスタッフの方々が子ども一人ひとりとどのような考え方に基づいて、具体的にどのように関わり、その中でどのような学びが生まれていったのか?を丁寧にリポートしていただきましたが、「学びを支援する」といった際に「揃えるための支援」ではなく「伸ばすための支援」に拘っているところが既存の大半の学校教育との違いとして示されたことが多くの参加者に印象に残ったようです。
 フリースクールにおけるカリキュラムが果たした機能や子どもが撥ねる学びと受入れる学びの違い、遊びの中に潜んでいる「学びのポテンシャル」をどう顕在化させるのかなど、本当に多岐に渡って刺激的な議論が続きました。いやぁ楽しい時間でした。みなさん、ありがとうございました。
 2008年10月6日、宝塚市役所・宝塚NPO センター共催「行政とNPOの協働をすすめるためのセミナー」の第2回目「協働のネックを整理する」でファシリテーターを担当しました。
 全三回の連続ものの庁内職員研修(課長級)で、1回目に「協働とは?」「宝塚で活動するNPOとは?」といった基礎理解を形成した上での今回でした。今回は、具体的に協働を進めていく上での懸念や不安を出していただき、その懸念/不安に対して、協働推進の担当課長や宝塚NPOセンターの森綾子さん、私がコメントしていきながら、「協働のネック」の超え方を共有。
 次回は、「では、わが担当業務で可能な協働取り組みは?」といったあたりを掘り下げていこうと思います。行政職員の方も真剣です。様々な制限や障害はありますが、いい協働が生まれるよう、市民も踏ん張っていきたいものです。
 2008年10月5日、ネットワーク太子の風主催「私が太子町に貢献できること」でファシリテーターを担当しました。
 世間で「団塊の世代」と呼ばれる世代の一斉退職の開始を受けて、退職後の「第二の人生」の過ごし方に「地域貢献/社会貢献」という彩りを添えてみませんか?という提案を行うセミナーやワークショップは増えてきています。今回、進行を担当したこのワークショップもその流れに位置づくものです。
 「今の人生の満足度や充実度は?」というところを皮切りに少し自分の「暮らし」を見つめ直していただいた上で、実際に太子町で「新たな人生」を歩み出された方に、そのキッカケや地域に貢献することで得られる喜びややりがいなどを伺っていきました。その後は、太子町で活躍しているボランティアグループの方々の話を聞いたりしながら、具体的にとる行動を考えていただき、終了。
 みなさんが積極的に「よりよく生きる」ことを目指される姿に感銘を受けつつ、会場を後にしました。長生きしたいと思える「老い」と出会うこと、今の若者には足りてないでしょうね。
 2008年10月2日、京都府主催「ふるさと京都、夢・知恵・元気わくわく塾」の「スキルアップ講座ファシリテーター能力養成コース」の第1回目「体験してみる~ファシリテーションのある風景~」で講師を担当しました。
 前期にも担当したファシリテーター育成の連続講座の第2クール。NPO・ボランティア団体のリーダーやスタッフのみならず、地域団体や行政職員、地域密着型の企業など、実に多様な集まりとなったことは今クールも同じ。その豊かな経験知を手がかりに、今回も「どのようにすれば『よい話し合い』の場はつくれるのか?」というアイデアを出しあって、共有していきました。
 私からは「ファシリテーションの基本形と50の方法」という資料を配布。実はこの資料、前クールでは「四十四手」でした。追加の6項目は今回の研修のような場でいただいたみなさんのアイデアで膨らんだものです。こうしてみなさんの知恵を分かち合うことの恩恵を私もいただきながら、また場にお返しをしていっています。今クールも学び豊かになりますように。
 2008年10月1日、川西市役所主催「協働のまちづくりワークショップ」の第2回目「まちづくりの担い手とは?」でファシリテーターを担当しました。
 前回に引き続いてのワークショップでしたが、今回は当方が用意したプログラムとは全然違う展開に。当初は、協働といった時に、まちにどのような(協働の)担い手がいるのか?を洗い出そうと考えていたのですが、どのような問題を解決するために協働という手法が用いられるのか?という議論を先にした方がよいのではないかという参加者の意見が出てきて、その場で「このワークショップはどう進めていくべきか?」をみんなで考えていくことに。
 みなさんが前向きにお考えを率直に忌憚なくお出しいただけたので、非常にダイナミズム豊かな場になりました。「これぞワークショップ!」とは何名かの参加者の感想。次回以降はこの日の話し合いがベースに置かれることになります。みなさんに深く深く感謝です。
 2008年9月20日、兵庫県保健所栄養士協議会主催の「2008年度第1回研修会」として「みんなが元気になる会議デザイン~効率的・効果的な会議のつくりかた~」の講師を担当しました。
 時代の変化の中で、地域の保健所が役割として地域の様々なリソースとの連携やリソース間の連携調整が増えてきており、それまでの一方通行で事務局原案を承認してもらうだけの会議では、「まわらない」という中でご依頼をいただいた案件でした。
 栄養士さんの仕事にもファシリテーションが求められてきていることに驚きましたが、みなさんが地道に現場でさまざまな努力を積み重ねておられ、私自身もその幾つかに学びながら、セッションを進めました。
 市民セクターとはまた異なる文化ではありますが、市民セクターで積み上げてきた手法を反射鏡にしながら、栄養士さんの現場で使える独自の方法論を構築していってもらえればと思います。
 2008年9月19日、ユースビジョン主催「大学ボランティアセンター学生スタッフセミナー2008」の分科会「みんなで作ろう!ボラセンの輪~やる気の温度調節~」でファシリテーターを担当しました。
 全国各地の大学ボランティアセンターの学生スタッフが集まって、ボランティアコーディネーションに関する基礎知識をつくりながら、もっている課題とノウハウを分かち合う場で私が担当したのは、モチベーションマネジメント。多くの市民組織が抱えているボランティアの「やる気」問題ですが、学生組織では非常に大きなウェイトを占める課題です。テーマの設定からプログラムも実行委員の学生さんと話し合いながら詰めたのですが、その強い問題意識に共感しながら、今回は進行を担当。
 単にやる気のない人をどうするのか?だけではなく、団体内のやる気の温度差という切り口から考えれば、一部のやる気があり過ぎる人を見て周囲が引いてしまうという問題も見えてきます。今回は参加者のやる気があがる/さがる場面を手がかりにワークを展開していきましたが、細かいノウハウの共有はセッション中で収まりきらず、その後の時間へも持ち越すかたちになりました。
 こうしたコミュニティづくり、大切ですよね。自分自身も学生時代に「支えられたコミュニティ」があったこと、そのことを思い出しました。
 2008年9月18日、川西市役所主催「協働のまちづくりワークショップ」の第1回目「協働って何だ?」のファシリテーターを担当しました。
 このワークショップは、来年度の制定が目指されている「市民参加基本条例(仮)」の下地となる意見やアイデアを出し合う場で、全8回もの。コーディネーターである宮垣元先生(甲南大学准教授)と一緒にプログラムデザインと当日の進行を担当することとなりました。
 第1回目は、「協働」という言葉(概念)についての理解の共通化を行うために、「協働とは何か?」ということについて、それぞれの考えを持ち寄りながら、話し合いを行いました。ゲストに久隆浩先生(近畿大学教授)をお招きしてのショートレクチャーも行われ、大分理解の大枠が組み立てだしたところで終了。
 次回以降は「協働」って誰と誰がするものなのか?などを話し合っていきます。
 2008年9月12日、生活協同組合パルシステム東京の「第7期理事役員研修」にて講師を担当しました。
 今回、主催者との打合せで掲げたテーマは「チームビルディング」。新しい組合員理事が入った中、問題意識を一つにし、支え合うチームメイトとなっていくための一日でした。最初にいくつかのワークを通じてチームワークを高めるものや阻むものが何であるのかを明らかにして、今後意識すべきことを共有し、その後は理事会運営にかかる問題意識や不安/不満を出し合い、すり合わせをすすめていきました。
 自ずと5つ程度の問題に収斂していき、その原因分析と解決策を全員で考えていき、チームワークの高まりを議論の中で感じながら終了。最後に、理事会で大切にしていきたいことをスローガン形式で書いていただきましたが、共通性が高く、いい研修になったなぁということを参加者のみなさんに教えていただきました。
 2008年9月6日から7日にかけて、コミュニティ・ユース・バンクmomo主催「momoトレ~持続可能な地域づくりへの第一歩」の「地域を動かす企画づくり」の講師を担当しました。
 まずは「切れ味のいい企画」をつくるためのポイントって何かを各自の経験を参照しながら探り合い、企画のつくり方を学習。その上で、企画づくりのための情報整理を一人でする場合と他団体の人と一緒にする場合での違いを実感してみて1日目は終了。
 2日目は1日目で学んだことを踏まえて、momoが主催する出資者の融資先訪問ツアーの企画を全員でじっくり組み立てていきました。訪問先になる「こうじびら山の家」の情報や、momoへ出資者の情報を分析した上でコンセプトを練り上げていき、1日がかりで大枠を組み立てました。
 今回、立案した企画は今後momoの中でブラッシュアップされて、11月15日~16日に実際に催されます。参加したい!と思ったあなた、momoに出資して、ぜひ「こうじびら山の家」へおいでませ。ファシリテートしてる自分が行きたくなる企画ができあがりました。乞うご期待!
   2008年9月7日、大阪市大正区主催のワークショップ「カメラ片手に親子でタウンウォッチング! ~わたしたちの“まち”再発見!~」のファシリテーターを三浦一郎が担当しました。
 何年・十何年と生涯学習を続けられてきた泉尾北小学校生涯学習ルーム「写真」講座のみなさまを講師に招き、写真技術のポイントを紹介やアドバイスをしていただきました。その後親子それぞれが「おもしろい!」と感じたでまちの風景を写し、紹介し合う中で「まち」を通した親子のコミュニケーションが生まれたように思います。今回の成果は11月に開催される生涯学習フェスティバルにおいて展示される予定です。
 今回のワークショップが大正区の構想である『教育コミュニティづくり』の一助になればと幸いです。
 2008年9月5日、神戸市まちづくり関係職員研修の「ケーススタディプログラム」として「実践から学ぶ協働と参画のすすめかた」のファシリテーターを担当しました。
 3日に実施したプログラムをもう一度、別の参加者を対象に実施。同じ内容ですが、現場も違えば、向き合っている問題も違い、これまでのキャリアも違うわけで、細かいところでは大きく違いが見えた。3日に引き続き、先輩職員にも現場の「困った」に向き合ってもらったのですが、そのコメントも3日のそれとは違い、まちづくりの現場の答え(の導き出し方)の多様性を体験することとなりました。
 だからこそ、日々の体験をしっかり振り返り、整理していく今日のような場がもつ意味は大きいと思います。
 2008年9月4日、京都府主催「ふるさと京都、夢・知恵・元気わくわく塾スキルアップ講座」の「ファシリテーター能力養成コース」の第3講「かんがえてみる~こんなとき、どうする?~」の講師を担当しました。
 第1講「体験してみる」・第2講「やってみる」と続いてきた連続講座の最終回は「かんがえてみる」です。ファシリテーションの研修に参加しているメンバーでの実習は、ファシリテーションに理解/関心も高く、言ってみれば「安全圏」での実習になります。しかし、現場での実践ではそうはいかないことも多いでしょう。そこで、安全圏を出た現場を想定して、ケーススタディを行いました。
 研修の場から、まちづくりの現場に踏み出していくキックオフの機会になったのであれば、幸いです。
 2008年9月3日、神戸市まちづくり関係職員研修の「ケーススタディプログラム」として「実践から学ぶ協働と参画のすすめかた」のファシリテーターを担当しました。
 今回は現場で活動中の職員さんが対象ということで、「ケーススタディ」の題材となる事例は参加者のみなさんから出していただきました。まちづくりを市民協働で進めていく上での課題を取り出し、共有しながら、参加者同士で助言をしあうという展開です。引き継ぎの書類では見えにくい経験知や、ローカルに根ざした知を分かち合いながら、各自の現場での解決策を模索。「答えそのもの」よりも「答え」の導き出し方を分かち合うところに学ぶところが多い時間でした。
 その後、ケーススタディで浮かび上がった現場レベルで求められるまちづくり職員の「力」を整理し、各自の能力開発計画をプランニングして終了。
 行政研修で、1日1テーマ1講師、ワークショップスタイルで実施する研修というのは珍しいものでしょう。これを機にじっくり「分かち合い、考え抜く研修」が増えることを願っています。
 2008年8月26日、コープこうべ主催「組合員活動支援基礎研修」の講師を担当しました。
 今回のテーマは「活動支援の視点をつくる」としました。「よい支援をしよう!」と一言で言われていても、「よい支援」とは一体どういうものであるのかをきちんと整理されていることは珍しいものです。そこで、参加者個々人の経験を手がかりに「意欲があがる支援」と「成果があがる支援」とで何が大事なのかを話し合っていき、私が大切にしたい支援の視点をまとめあげました。
 その後は、ワークでつくった支援の視点を踏まえて、「ややこしい会議・話し合い」の場面でどのように振る舞うのかをロールプレイを用いて、実践練習。視点は言ってみれば「考え方」です。その実践化は状況に応じた応用が必要になります。その必要性や難しさを体で理解して、基礎研修は終わり。
 これから実践の中でどのように自らの応用力を高めていくのか、私もそうですが、共通の宿題を持ち帰ることになりました。しかし、前向きにがんばれるパワーを交感しあったワークショップでもあり、今後につながるものだと信じています。
 2008年8月25日、パドマ幼稚園の「平成20年度夏期合宿研修」の「親と園とのグッドコミュニケーション」のファシリテーターを担当しました。
 近年、保護者と教育機関のコミュニケーションを巡っては、社会問題化されてきていますが、その対策としてクレーム対応の域をでないものが多いことは否めません。今回の研修では、保護者と幼稚園の間でどのようなコミュニケーションのやり取りができれていれば、「よい状態」なのかを考えるところから研修を始めました。そのように考えれば、クレームにきちんと対応するというのは、実は事態が先鋭化したごく一部の場面であることが冷静に理解できます。
 全員で「グッドコミュニケーション」を定義づけた上で、個々人が一学期間、何ができて/できなかったかを振り返り、よりよいコミュニケーション実現のために他の先生方から学びたいことをたな卸し。教職員間のグッドコミュニケーション環境をつくりながら、二学期への個々人の目標を組み立てました。
 一般論としてですが、幼稚園のみならず、小中高大の全ての学校の教員になるにあたって、保護者とのコミュニケーションについて学ぶ場は非常に限られています。昔はそれで良かったのかもしれません。しかし、学校/園と保護者の関係性が変容してきている中、それでは事がうまくいかないでしょう。マニュアルをつくることも対処としては必要でしょうが、コミュニケーションの技法を学ぶ場をつくる対策も必要でしょう。
 そのモデルになる研修を組み立てていけるといいなと思いました。
 2008年8月18日、三田市社会福祉協議会主催「ふれあい活動推進協議会地域福祉活動者リーダー研修会」の「効果があがる活動の秘訣」の講師を担当しました。
 地域組織の役員の方々を対象とした研修で、私が担当するものとしては四回目。今回は効果があがる活動をつくるためには、どれだけPDCAサイクルを「きちん」と回しきれているのか次第!というお話から始まりました。その上で、現状の活動を振り返ってみて、手が届いていないなぁと気づかされる地域福祉課題を書き下ろしていき、そのための解決策を地域を越えてアドバイスしあって終了。
 評価と報告は違うし、企画と計画は違う。そのことを共通理解としていくことは、地域組織であってもNPO・ボランティア団体であっても、行政であっても課題でしょう(もちろんわが団体もそうです)。研修の場がその一助になれば、うれしい限りです。
 2008年8月13日から14日かけて、シチズンシップ共育企画主催「ユースナレッジマーケット」の第6弾「学生団体合同幹部研修~「課題」と「疲れ」、一斉たな卸し!」のファシリテーターを担当しました。
 ユースナレッジマーケットの第4弾は新入生を対象にした研修でした。その評価会の席上で、新人だけではなく幹部だけの集まりも!という声がでて、急遽企画されたのが今回の幹部研修。幹部ならではの運営上の悩みを分かち合いながら、どうしていけばいいのかをゆっくり考えていくというものですが、お盆休み中の開催ということで、あまり気張りすぎても…との思いから、今回はプログラムデザインをするワークからスタートしました。みんなが何をしたいのか?をしっかり受け止めて、その場で組み立てるというのは、なかなか楽しい方法で今後も時折使いそうです。
 団体の活動内容も規模も全く違いますが、不思議と共通してくる課題があり、学生団体同士の集まりの意味を実感しました。
 組織運営の課題は、幹部にとっては悩みの種でしょうが、見方を変えれば、可能性の種でもあります。課題を乗り越えれば、きっと今押さえられている可能性の芽が出てくるはずです。課題を解決することは、単にメンバーや幹部の気持ちを「楽」にするためだけでは決してありません。課題を解決することは、ミッションの実現への前進にほかなりません。
 「よい活動」のために、今後幹部の方々が邁進されることを願います。
 2008年8月9日、シチズンシップ共育企画主催「ユースナレッジマーケット」の第5弾「学生団体合同マネジメント研修~次につながる企画アンケートをつくる~」の講師を担当しました。
 ユースナレッジマーケットを参加団体の全スタッフが原則集まるという「学生団体合同マネジメント研修」というかたちにして3回目。場に対する信頼感、場の安定感も出てきました。今回は企画目白押しの秋を前に、どのような自己評価アンケートをつくるのかがテーマです。次の企画の種を見つけ出す振り返り、次の企画運営の効率化がすすむ振り返りは、みんなしたいなぁと思っていても、なかなかうまくできないもので、そのコツを実際の企画を題材に考えていきました。
 大学1年生には少し難しかったかもしれませんが、今後、実践現場を踏んでいく中で、すとんと腑に落ちてくれればと思います。そのためにも「ふりかえる」という行為が大事です。たかがアンケート、されどアンケート、です。
 なお、この枠組みへの参加希望の学生団体の方おられましたら、お問合せください。新たな参加も歓迎いたします。現在は、CLUB GEORDIE、Reuniv、関西学院ヒューマンサービスセンターの3団体が参加団体です。
 2008年8月7日から8日にかけて、シチズンシップ共育企画主催「教育ファシリテーター講座」の中級編「ファシリテーションの質をあげる!」のファシリテーターを担当しました。
 基礎編からの連続受講生が大半という中、中級編では個々人の持ちネタで実習を実施。各自のファシリテーションのスタイルに気づき、その課題を明らかとすることに注力をしました。私自身もそうですが、経験を積む中で、ついつい「悪い癖」が出来てしまうものです。良い/悪いはともかく、まずはそのスタイル(癖)に気づき、そのスタイル(癖)とどう付き合っていくのかを考えていく場にしようというのが中級編のねらい。ゲストには大本晋也さん(兵庫県教育委員会)。学校教育と社会教育の違いなどを踏まえつつ、実践的な助言をいただきました。
 4日間通して参加された方の伸び具合が著しく、学生さん2人組がされた最後の実習は、全く突っ込むところなく、圧倒されるものでした。すばらしい実習に心が温まり、すてきな時間をいただきました。
 お手軽研修がはびこる中、じっくりと掘り下げる研修はやはり必要です。そうした自己投資を怠らない人に私もならないといけませんね。
 2008年8月5日から6日にかけて、シチズンシップ共育企画主催「教育ファシリテーター講座」の基礎編「ファシリテーターを形づくる」のファシリテーターを担当しました。
 今年の基礎編は例年とは異なり、共通テーマ(キャリア教育)のもとで、それぞれが参加型の学びの場をつくりあうことで、「ファシリテーションの形」のバラエティを分かち合おうという工夫をいたしました。ゲストは小林健司さん(NPO法人JAE)。キャリア教育の現場からのリポートをいただきました。
 この講座も3年目を迎えます。行政であれば一区切り、ということでしょうが、毎回まったく違うことに参加者が気づき、思わぬ学びが生まれるこの講座は、毎年が文字通り「新鮮」です。今回は参加者の方々が思ったことをどんどん質問してくださったおかげで、プログラムの道筋は参加者によって定められたといっても過言ではありません。
 ファシリテーターだけが場を進めている人など、本当に幻想にすぎませんし、そう言うことは実に傲慢です。そのことをみんなで分かち合った基礎編でした。
 2008年8月1日から4日にかけて、ユースACTプログラム実行委員会主催(事務局:シチズンシップ共育企画)の「企画立案合宿」を開催いたしました。
 今年度から京都で新しい試みを始めました。学校の枠を超えた高校生がまちづくりの企画を立案し、その実施・評価、報告までを一貫して実践していくサービスラーニングのプログラムです。今回はその嚆矢となる企画立案のための合宿。初めて会う仲間やサポーター学生と「チームになる」ために1日間を用い、その後、3日間かけて各自の問題関心を掘り起こしながら、企画を組み立てていきました。
 今回のプログラムの進行は、当会事業コーディネーターの松村幸裕子さんや学生スタッフのメンバーの手によるもので、私はスーパーバイズと小講義をいくつか担当。一瞬一瞬を大切にする真摯な姿勢がいい場をつくりだし、3日目の夜にはパッションの熱気に包まれました。
 大学生と高校生のインタラクションを目の当たりにし、未来への勇気をいただきました。最終日には、実行委員を構成している京都のNPO・大学のメンバーが高校生のプレゼンを聴き、アドバイス。このように多くの方々に支えられる中で、これから企画を実施していきます。どのような企画が生まれるのか、どうぞお楽しみに!!
 2008年7月31日、京都府主催「ふるさと京都、夢・知恵・元気わくわく塾スキルアップ講座」の「ファシリテーター能力養成コース」の第2講「やってみる~ならうよりなれる~」の講師を担当しました。
 前回は私が進行するワークショップの中でファシリテーションというものを「体験してみる」という内容でしたが、今回は参加者が実際にファシリテーターとして会議をまわしてみて、その中で得た気づきや学びを手がかりに展開していきました。
 事前に出しておいた2つの課題について、計8人の方がファシリテーションにチャレンジ。八人八様で、非常に興味深い展開でした。人柄からにじみ出るものが、非常に大きな潤滑油の役割を果たしていたりするのを実感できたのは、参加者の皆さんのおかげです。
 次回は、「難問」を題材に「こんなとき、どうする?」を考えます。次回はどのような学びと出会えるのでしょう。
 2008年7月25日に行われた、総合幼児教育研究会主催第25回総合幼児教育研究大会の分科会「主任研修~組織マネジメントの基礎」にて川中が、分科会「後継者研修~自分の成長戦略」にて小林が講師・ファシリテータ-を担当しました。
 主任研修では、「保育の責任者」としての主任と同時に求められる「中間管理職」としての主任の役割を組織マネジメント論から提起しました。その上で、マネジャーとしての主任が現在抱えている課題をたな卸しし、相互にアドバイスをしあいました。そのやり取りを踏まえて、自分にどう磨きをかけていくのか、プランニングして終了。「中間」ならではのお悩みを多く伺い、色々と考えさせられることの多い時間でした。
 後継者研修では、モデルとなる先生(元・後継者)が自分をどのように成長させながら、現場と向き合ってきたのかをじっくりうかがった後、そのお話を踏まえつつ、具体的に自分の何を/どのように成長させていくのかをスケジュールも意識して組み立てました。最後に、コメンテーターの先生から園の経営者になる上でわきまえておくべきことをお示しいただいて終了。
 「根っこ」を育てる幼児教育にこうして研修というカタチで関われることは光栄なことです。何のためのマネジメントか、自己成長か?、常に目的を意識し続けながら、歩みを進めたいものですね。
 2008年7月18日、ウィングス京都(京都市男女共同参画センター)の職員研修として「事業調査係のこれからをデザインする」というワークショップのファシリテーターを担当しました。
 この日のゴールは、向こう3年にかけて重点的に取り組むべき課題を整理し、中期的な事業の柱を立てるというもの。そこで、まずは個々人がどのような問題意識で男女共同参画に関わってきているのかを共有し、次に京都市域で男女共同参画がどこまで進展したのか(実現したこと・実現不十分なこと・できていないこと)を整理していきました。
 その上で、この3年間で起こすべき変化を個々人から出してもらいつつ、全体で絞り込みをかけていき、4本の事業の柱を立てて本日は終了。この10年間でジェンダーやセクシュアリティの分野は大きく進展しましたが、ジェンダーやセクシュアリティに捕われず、自分らしく生きられる社会をつくる作業は、まだまだ現在進行形です。今後に向けて、自分もあれこれと課題を見つけた半日でした。
 2008年7月15日、コープこうべ主催「活動サポートセンターチーフ研修」の「チーフ業務の困りごとをどう解決するか?」にてファシリテーターを担当しました。
 事前に考えてきていただいた、「お困りごと」を共有するところから始めました。共有された課題を「起こりやすさ」と「悩みの深さ」のニ軸で整理していき、今回、解決策をグループで考えるテーマを、みんなで議論しながら抽出。
 その後、経験年数も地域も混ざったグループで、各自の経験を語りながら、「どうすると解決に前進するか?」を検討していきました。最初は戸惑いもみられた参加者の皆さんも、次第に「うちではこうしてんなぁ」「こういう方法はどう?」と声が膨らみ出していき、最後はそうしたアイデアの中から各自が何に取り組むのかを宣言して終了。
 チーフの集まりは毎月あるとのことですから、今回宣言した課題解決の取組がどう進んだのか、ぜひご共有いただければと思います。私も今日、自組織の課題解決策を考えました。取り組みます。
  2008年7月12日から13日にかけて、宝塚NPOセンター・生きがい仕事サポートセンター阪神北共催の「NPOと行政と企業のための1泊研修会~新しい時代の協働~」の「具体的に協働を進めるためには?」にてファシリテーターを担当しました。
 協働を進める上で障害となっているものが何か?をワールドカフェ方式で明るみにしていき、その後、浮かび上がっていった恊働促進の課題に対して、どのような解決策がありうるのか、私は何に取り組むのかを明確にしていきました。
 アイスブレイクの時間で、「協働って何や?」というセッションも行いましたが、概念的に理解できても実践上の具体的な肌感覚での納得の形成はまだまだというところです。良い事例を積み上げつつ、こうして障壁について多セクターが腹蔵なく語らうことが求められているのでしょう。協働を協働で学ぶ、いい2日間でした。
 2008年7月10日、愛媛大学「ELSゼミナール」の「リーダーズ・スキルアップ・セミナー」にて「組織を束ねるチカラをつける!」の講師を担当しました。
 ELS(Ehime Univ. Leaders School)は文字通り、リーダー育成プログラムを専門的に提供している枠組みで、学部学科・学年を越えて、リーダーシップを磨きたい学生が集っています。今回、その中でゲスト講師として、私がお話をしたのは「ビジョン」についてです。学生のリーダーシップにまつわる関心の大半は、メンバーとの関わりの部分に行きがちです。しかし、リーダーが責任をもつのはビジョンに他なりません。メンバーのつながりをつくるには、日常のコミュニケーションもそうですが、そのコミュニケーションの先にある「目指すもの」の共有が非常に重要です。
 そこで、今回は、そもそもリーダーがリーダーシップを発揮する「組織」とは何か、そして、その「組織」において「ビジョン」はどういう位置にあるのか、リーダーが担う「ガバナンス」とはどういうものなのかをお話し、ワークも少し交えて、皆さんにも「ビジョン」の書き方を学んでもらいました。
 授業後は、受講生の皆さんから、非常に心温まるおもてなしにあずかりました。その「Warm Heart」に「Cool Head」がしっかりと備われば、良きリーダーが多く育つことでしょう。2年後あたりを大いに期待したいものです。
 2008年7月7日、堺市市民活動コーナーを運営管理しているNPO法人SEINの呼びかけのもとで集まった市内NPOによる「堺市の市民活動のあり方検討会発起人会」の第二回会議のファシリテーターを担当しました。
 市民活動の活性化のために何が堺市に必要なのかを8月以降に広く参加を呼びかけて行う意見交流会の基本設計を行う会合ですが、前回の会議でまとめた大まかな4つの議題をチェックするため、各団体がいまどういうことに困っていて、どういう支援や機会・場を求めているのかを整理してみました。一つひとつの課題が身につまされるもので、様々な意見が出る中、前回のまとめた4つの議題を5つに膨らませることに。あれもこれも、と行きたいところですが、限られた会議回数の中では絞り込みも必要で、議論を経ていく中で段階的に網羅していければと思います。
 その後、参加対象者の考えを整理して閉会。これで発起人会は一通り終わりで、次はもう本番です。本番では僕はオブザーブする感じになる予定ですが、どういう議論になるのか、実に楽しみです。きっと多くの示唆を得られるのではないかと予測しています。
  2008年7月3日、京都府主催「ふるさと京都、夢・知恵・元気わくわく塾スキルアップ講座」の「ファシリテーター能力養成コース」の第1講「体験してみる~ファシリテーションのある風景~」の講師を担当しました。
 この養成コースは全3回の連続講座となっています。その初回ということで、「ファシリテーションって何?」ということを、体験してみながら学ぶ時間となりました。具体的には、「いい会議」をつくるために、どのような工夫をこらせばよいのか(その中で特に効果的なことは?)を参加型会議で議論してまとめました。
 経験豊富な参加者のおかげで、「発言してくれたことにお礼を言う」など、今すぐにできるアイデアから、「外部からファシリテーターを招く」という、ハードルの高いアイデアまで、幅広く出されました。参加者がお互いのアイデアを「なるほどねぇ」と言い合って、メモされている中で私も普通にメモを走らせました。
 次回は、今日書き上げたことを実践してみるという回。さて、会議はどう変わっていくのか、楽しみです。
  2008年6月28日から29日にかけて、「ユースナレッジマーケット」の第4弾「学生団体合同新入生研修~思いをカタチにするチームになろう!」を主催し、ファシリテーターを担当しました。
 今年2月から始めた、CLUB GEORDIE、関西学院ヒューマンサービスセンター、Reunivの三団体の全メンバー研修の今回は「新入生」バージョン。各団体に所属して2ヶ月が経ったところで、改めて自分の団体のことを深く知り、また、先輩/同輩の思いに耳を傾け、お互いを深く知り合うための研修でした。
 最初に「よいチームになる」とはどういうことか?をワークを中心に考えてもらい、続いて「なぜこのチーム(団体)はあるのか?」ということについて、先輩にインタビューしながら、確認していきました。その後、団体の思い(ミッション)と、私個人の思いをどうすり合わせていくのかを紙芝居で表現してもらって、団体内で共有。「なんとなく」参加したというところから、一歩踏み込む時間でした。
 2日目には、思いをカタチにするための基礎知識をレクチャー。活動のマナーを知る、というところでしょうか。そして、合間合間に各種セッションをはさみつつ、各自がこの団体で何を成し遂げたいのか?、そのために具体的に何に取り組んでいくのか?をプランニングして、クロージング。
 出てくる思いもプランも荒削りであることは当然です。しかし、こうして「出していく」ということを何度も経験する内に伸びていく年頃でもあります。その意味で、多いに期待が膨らんだ2日間でした。
 2008年6月27日、立命館大学産業社会学部「ユースサービス概論」にて「新しいユースサービスの企画をつくる」のゲスト講師を担当しました。
 ユースサービス概論では、受講生にこれまで様々なユースサービスの実践事例を学んできてもらいました。そうした実践事例を通じて、見えてきた「ユースサービス」というものを充実発展させていくために、コースの後半では、いま求められている新しいユースサービスを企画立案してもらうこととなっています。
 この企画立案は、単に企画ごっこをしよう、というものではなく、ユースという当事者の視点ならでは浮かび上がる課題を私たちも学べればとの思いも含まれています。とはいえ、企画のつくり方について学んでいるわけではないので、今回私のほうから成果目標をつくるワークなどを交えつつ、講義を実施。
 次回以降、関心テーマごとにグループで企画立案を進めていくことになります。さて、どのような新しい取り組みと出会えるのか、楽しみです。
   2008年6月21日から22日にかけて行われた桃山学院大学ボランティアビューロー主催「組織運営セミナー」の講師を小林健司さん(JAE)と一緒に担当しました。
 06年度にも担当させていただきましたが、その時は「チームワーク」について取り上げました。今回のテーマは「活動のステップアップをデザインする」としました。自分たちの活動が本来何を目指していたのか、その「根っこ」の部分から現在のありようを見つめ直し、どこをどのように変えることで、理想/現実のギャプを埋めるようなステップアップが実現するのかを考えるという内容です。
 学生ボランティア団体の特性を踏まえれば、ミッションやビジョン「だけ」を前面に出すわけにはいきません。その時々にメンバーが変わる個々のボランティアの思いとのバランスをとりながら、こうした作業を行う必要があり、インナーコミュニケーションの課題はより複雑だと言えるでしょう。
 そうしたことを改めて確認させられる2日間でした。最後に今後のアクションプランを出してもらいましたが、そのプランが行動に移され、何らかの変革につながることを心から願っています。
 2008年6月16日、ちば市民活動・市民事業サポートクラブ主催「NPOのための『広報力』パワーアップ講座」である「伝わるためにココを変える!」にて講師を担当しました。
 いきなり自団体紹介45秒CMをつくるところから講座はスタート。その後、まちなかに出て、人の関心をひく広報物を見つけてくるまち歩きへと展開しつつ、そうした体験の中で自分自身が気づいたことを手がかりに、伝わる広報のポイントを少しずつ取り出していきました。情報を出す、ということと、伝わるということの間には「何か」があるわけですが、それが何なのかを見つけ出す作業は興味深いものでした。
 その後、私からの講義を経て、全員が自団体の広報計画を作成。主催者側から「ウェブページのつくりかた」についても触れて欲しいというご要望をいただいていましたので、そもそもウェブページのもっている特性が何か?といったことをお話したこともあり、今回の広報計画作成ではウェブについて考えられた方もおられます。
 伝える手段はどんどん豊かになってきていますが、それを市民がうまく操舵していけるといいですね。
 2008年6月11日、龍谷大学社会学部開講科目「ボランティア活動論」にて「ボランティア活動とシティズンシップ教育」のゲスト講師を担当しました。
 今回は、2000年の教育改革国民会議答申や2002年の中教審答申でなぜ奉仕活動やボランティア体験が大切だと謳われたのかな?という問いを切り出しにいたしました。その上で、「ボランティア活動や奉仕活動を通じて得られる学びや気づきは?」と問い、グループディスカッション。みなさん、なかなか深いところまで議論してくれました。
 このようにして、ボランティア活動には教育力が「潜在」していることを確認した上で、この「潜在している学び」を取り出すためのプログラムの重要性を指摘し、イギリスのシティズンシップ教育やシチズンシップ共育企画の取組みを紹介。ボランティア活動に対する見方を少し膨らませました。
 後半は、私個人のライフヒストリーをお話し、こういう「生き方」もあるということをお伝えし、質疑応答。みなさん遠慮なさらず、ズバズバ質問していただけたので、なかなかおもしろいやり取りでした。
 2008年6月9日、堺市市民活動コーナーを運営管理しているNPO法人SEINの呼びかけのもとで集まった市内NPOによる「堺市の市民活動のあり方検討会発起人会」の第一回会議のファシリテーターを担当しました。
 堺市でNPO支援策や協働推進策が本格展開されて7年。この間の取組をふり返りつつ、今後の市民活動活性化策を検討していくための場を市民自らの手でつくりあげていこうとする動きです。それは、行政主導で進んだ推進策への自省の結果、というのですから、脱帽ものです。
 堺市の市民活動全般を自己採点する自己紹介から会議はスタート。この7年間で「できたこと/できなかったこと」を整理・共有し、「これから」のために、どのようなことを検討すべきかを書き出しました。次回以降は、「検討会」を立ち上げるために、検討会そのもののコンセプトをしっかり議論することになります。
 各NPOが個々の自前の行く末だけではなく、セクター全体の行く末を議論していくこと、本当に大切なことですね。
 2008年6月6日、立命館大学産業社会学部開講科目「ユースサービス概論」にて「政治参加/社会参加とユースワーク」のゲスト講師を担当しました。
 若者が「おとな」へと成長していくためのサポートを行ったり、そのための機会を提供するユースワークの中で、なぜ「政治参加/社会参加」を取り上げる必要があるのか?を提起するところからスタート。昨今の世論動向を踏まえれば、デモクラシーが機能させるためには「議論する市民」の育成が喫緊の課題であることが浮かび上がります。また、社会デザインの基本コンセプトが協治/協働へと展開する中、「能動的な市民」の育成が求められてきていることも浮かび上がります。
 その社会的要請への答えとして提起されている「シティズンシップ教育」について欧米や日本で展開されている事例を手がかりにご紹介。京都で展開されている事例も取り上げ、コミットされている3人のゲストにもお話いただきました。
 「政治/社会」と若者の距離を縮めるのは容易なことではありませんが、それは絶対に放棄してはいけないことです。そのことを話しながら、自ら再確認いたしました。
  2008年6月1日、静岡市生涯学習推進課主催「NPO事業力向上セミナー」の「人が集まる!企画のつくりかた」の講師を担当しました。
 今回の講座には、NPOでご飯を食べている方から、これから活動していこうとする学生さんまで幅広い方が集まりました。企画したことがある人はその経験を、企画したことがない人は自分の過去の参加経験を手がかりに、「人をひきつける企画」について、ディスカッションするところからスタート。
 企画のつくり方を学んだ後は、実際に参加者個々人が企画をつくってみたのですが、経験者が初心者をサポートする光景も。そうした参加者のおかげで、温かいいい学びの場となりました。
 企画力はNPOが社会を動かしていく時に鍵をにぎる力の一つ。私も含め、ぜひとも駆使していただきたいものですね。
 2008年5月31日、静岡市生涯学習推進課主催「生涯学習施設職員研修」の「まちづくりの担い手を見つけ、つなぎ、支える視点から生涯学習施設の事業を見直す研修会」にて講師を担当しました。
 行財政改革が進む中、公民館や生涯学習センターといった社会教育(生涯学習)施設が地域においてどのような役割(機能)を担い、具体的にどのような事業を展開していくべきかを「まちづくり」という視角から考えていく研修会でした。
 最初に、参加者同士で「生涯学習のこれまで/これから」について、現場での経験をもとに議論していただきました。20分ばかりの話し合いを全体で分かち合っただけでも、大きな潮目のさなかにあることが浮かび上がりました。
 その後、私から「21世紀社会における社会教育のありかた」と題した講義で、カルチャーセンター化してしまった社会教育(生涯学習)施設が、本来設置された時の理念に立ち返りながら、現代社会の新しい動きのもとで、根本から事業の組み立てを見直すべきではないかと提起いたしました。これまで幾つかの社会教育施設と協働してきたことが、こういう形で生きてくるとは思いもよりませんでした。さすが現場の方々の集まりだけあって、質疑応答で議論が深まっていくのが面白かったですね。
 最後に、わが施設をまちづくり学習の拠点にするためには何に取り組むべきかをグループワークで出し合い、今後の具現化のアイデアを共有して、終了。
 これまでの流れを整理して、新たな流れを創り出すことには、大きな労力がかかりますが、その労力は決して無駄なものではないはずです。ぜひよい変革が起きることを期待したいと思います。
 2008年5月21日、全国女性会館協議会・大阪府・大阪府男女共同参画推進財団主催で「地域ブロック研修関西ブロック研修~女性センターの可能性を拓く」のリレートーク「私と女性センター」にてスピーカーを担当しました。
 地域の連携・協働の拠点施設としての女性センターや男女共同参画センターの可能性を明らかにしていくために、具体例としてドーンセンター(大阪府立女性総合センター)が14年間の事業活動を通じて形成してきたネットワークを可視化するリレートークでした。11名の方が、ドーンセンターとどのようにしてつながり、連携・協働を深めてきたのか、またその経験から今後の女性センターが地域の拠点施設として何を成すべきなのかを述べていきました。
 若者の男性で男女共同参画分野以外のNPOスタッフで、というポジションから、私自身の生活/活動体験を手がかりにしつつ、どのように他分野/男性との協働を通じて草の根を広げていくのか、どのような企画を展開していくべきなのかといったことなど、15分一本勝負で提言。
 非常に多くの方がドーンセンターとつながり、そして存続の必要性を熱っぽく語る場を共にし、「箱もの(ハード)」に「ハート+スキル」をもった財団スタッフが見事に中身を注いでこられたことを実感した半日でした。
 2008年4月29日、那覇市NPO活動支援センター主催で同センター職員・インターン生研修として、「これでわかる!NPOの基礎」の講師を担当しました。
 NPO支援センタースタッフが理解しておくべき「NPOの基礎知識」と「支援の基礎知識」について、じっくりと講義を行いました。中間支援人材には、NPOに関連する多岐にわたるテーマについて、直接支援を現場で展開しているNPOのスタッフよりも広く深い見識が求められます。支援センタースタッフが、支援先となる「現場」への理解を高める必要性は言うまでもありませんが、「現場」とは違う視点を持たなければ、存在意味がなくなってしまうからです。セクター全体を見渡す視点であったり、今すでに明らかとなっているニーズの背景にある「次」のニーズ、つまりバックトレンドを掴みとる視点であったりが、具体的には言えるでしょう。そのための基礎になる知識を入れる、というのが今回の目的。
 今日の終わりには、ふり返りをかねて、今年一年間の各自の目標を宣言にしてもらいました。支援という仕事のどの部分のスペシャリティを高めるか、その意識を常に大切にしながら、ぜひ一緒にがんばっていきましょうね。
 2008年4月18日、立命館大学産業社会学部開講科目「ユースサービス概論」の「現代日本の青少年が抱える課題を考える」のゲスト講師を担当しました。
 ユースサービス(ユースワーク)を若者が「おとな」として自立していくための成長を支援する取組みとした時、現代日本社会において「おとなになる」とはどういうことなのでしょうか。今回のワークショップでは「おとな」とは何ができるようになることなのか?という問いについて、参加者全員が考えるところからスタート。
 その後、全体でイメージ共有された「おとな」になれるようになるために、どのような機会や場があることが望ましいのか?という問いへ展開。ユースサービス(ユースワーク)というものを具体的に考えてみるということで、今後の授業(実践事例発表)を聞く素地をしっかりつくって終了。
 改めて「おとな」って何だろう?と考えてみると、実に奥深く、僕にとってもいい時間になりました。
 2008年4月12日、同志社大学大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション研究コースの授業「地域インターンシップ」の「地域インターンシップ総論」にゲストとして参加しました。
 NPOやまちづくり組織など、現場に出て現場を学ぶ地域インターンシップの事前学習として、どのように「問い」を立て、現場で記録をとるのかといったことを取り上げた授業でしたが、私からはインターンシップの受入先として、上述のような「研究者モード」とはまた異なる「実践者モード」としてどのような心構えと態度/行動が求められるのかを、述べました。
 具体的には、「こういうインターンは困る。。」というタイプの人を10種族で表現し、そういう困った人にならないために留意すべきことを明らかとする、という感じで展開。事前の打合せの枠組みに捕われることなく、担当の先生とのやり取りもライブ観あふれた時間でした。
 2008年3月29日から30日にかけて、イエス団・愛隣館職員研修のファシリテーターを担当しました。
 年度末に2007年度の仕事の成果を確認し、2008年度の組織全体/個々人の目標を明確化するというワークショップで、まずは昨年度立てた目標について、個々人がチェックし、2008年度への教訓をグループでまとめ、全体共有。それを踏まえて、2008年度の目標を「思いのたな卸し」というワークを使いながら、組織全体で11の大目標とそれを実現させるための小目標を整理しました。これを来年春にまた検証し、改善/発展へとつなげていくわけです。
 最後に参加者個々人がこの一年間に成し遂げたいこと、その決意を宣言にして、終了。「愛」は祈りであり、業である、と思っています。すばらしい業に取り組まれているみなさんの一年間の成功を祈念してやみません
 2008年3月27日、大阪府・ドーンセンター主催「学校教員のためのワークショップ~男女共同参画の視点にもとづく教材づくり」のファシリテーターを担当しました。
 『地図でみる日本の女性』という本を題材に「地図」というツールのもっている「見える化」の力を体感/学習し、ジェンダーに関する「あれっ?ヘンだな」を導き出す授業づくりに取り組みました。
 この際、「地図」の専門性をしっかり踏まえつつ、「現場」へフィットする学びになるようにゲストに中澤高志先生(大分大学)、ダブルファシリテーターに平尾映子先生(門真西高校)をお迎えしました。私の役割はそうした先生方のよさが活きる場をつくるというところだったのですが、先生方の勢いある参加のおかげで、無事に一日の研修は終わりました。
 校種も教科も経験年数も越えて学び合う場は、やはり新鮮なようでそうした研修会の必要性を改めて確認しました。
 2008年3月22日、京都学生祭典実行委員会主催「リーダー研修会」で「チームを育てるチカラをつける!」の講師を担当しました。
 その場でのチーム作業を通じて、チームワークがどのように高まっていくのかを体験してもらいながら、「チームワークが高まるために何が必要か?」ということを話し合いました。その上で、チームのメンバー個々の力量をチームリーダーがどう高めるかという問いについて、自らの成長をふり返りながら、アイデアを出し合ったところで、本日は終了。
 チームワークを育てる方法は、完全には定式化できないものです。自分のスタイルをよく理解し、メンバーの特性をよく踏まえる必要があります。その緒につくような研修であったのであればと願っています。
 2008年3月17日から18日にかけて、筑波大学人材育成研究会主催「目指せ!ワークショップデザイナー」の講師を担当しました。
 筑波大学が地域の中学校の方々へのワークショップを行なっているのですが、その担い手となる学生・院生の方々を対象に、ワークショップ本番のファシリテーションではなく、ワークショップをプロデュースするための方法を学ぶ2日間でした。
 ワークショップをつくるプロセスを棚卸しして、ガントチャートをつくったり、みなさんが実践されるワークショップの効果をはかる評価の視点をつくり出したりしました。その流れの中で、自らがワークショップデザイナーとなるためにどのようなチカラをつける必要があるのかを話し合い、これからの実践に向けての踏切り板になるような展開にしました。
 今回のワークショップそのものがどのように出来上がってきたのかも題材にできて、おもしろい構図の中でのワークショップになりました。
 2008年3月15日、パドマ幼稚園の「リーダー研修」として「組織マネジメントの基礎力をつける。」の講師を担当しました。
 組織で中間管理を担われている教職員の方々を対象に、「組織とは?」「マネジメントとは?」「中間管理職の仕事とは?」「チームワークを磨くためには?」といったお話をみっちり90分ノンストップ講義。私が講義だけの研修を担当するのは極めて珍しいのですが、主催者のご担当者との打合せで限られた時間の中で、中途半端にワークをするよりも、しっかり丁寧に分かりやすく講義した方が良いという判断になりました。時と場合によって手法は使い分けるものですから当然です。
 改めて「組織とは?」ということを紐解く話をしましたが、話しながらシチズンシップ共育企画の組織のあり方についても考え直すこととなりました。「組織」とは、分かっているようで、分かりきるには奥が深いテーマですね。
 2008年3月11日、篠山市男女共同参画センター主催「篠山市男女共同参画セミナー」の「グループ等で活動する人のためのファシリテーション入門セミナー:意見の出やすい話し合いのすすめ方」にて講師を担当しました。
 今回は最初に「どういう時に意見を出しにくくなった?」という自分の体験のふり返りから始まって、そのご発表へのコメントを行ないながら「ファシリテーション」という考え方を共有した後は、ファシリテーションの基本スキルの最もコアにある「傾聴」の技能を高めることに殆どの時間を使いました。
 これまでファシリテーター育成の講座を主催もすれば、あちこちで担当もさせていただきましたが、これだけファシリテーションという概念が普及し、手法の本が溢れ返る中、テクニックの前にもっともっと磨くべきものがあるのではないか、と思わせられることが最近多く、久々の「傾聴トレーニング」でした。
 女性グループから自治会の方々まで幅広い方がお越しになられましたが、どの組織であっても「傾聴」なくしてファシリテーションなしです。「あぁいつもこんな聴き方しちゃってるというのに気がつきました」と参加者のお一人が仰られていましたが、そのことに気づける感性があるということが、素晴らしいことだと感じました。「聴くチカラ」と「聴くセンス」、磨く場がもっと必要でしょうね。
 2008年3月10日、「第39回京都メディアフォーラム」において、「若者のまちづくり参加をどう促すか」と題した発表を担当しました。
 京都は市民メディア(によるまちづくり)隆盛の地の一つ。ということで、市民メディアに関わる方々が毎月一回、「京都三条ラジオカフェ」でフォーラムを続けてきておられます。光栄なことに、(大学時代にメディアリテラシーを研究していたとはいえ)メディア関係者でもない自分がお話させていただきました。「人」もまたメディア、ということで。
 自分が講師としてじっくり関わった、大分県(2006年)と那覇市(2007年)で行なった若者のまちづくり参加を促す学習プログラムについて、プログラムの枠組みだけではなく、細やかなプログラムデザインまでレビューしていきながら、「まちづくりに関心のない若者」と「まち」をどのようにつないでいったのかを明らかとしました。話しながら、ホントおもしろいプログラムだったなぁと自分も味わいました。
 主催者からのオーダーでプチワークも入れましたが「こんな感じ」というのを体感してもらう程度。大分・那覇と行なってきたプログラムは、今年、シチズンシップ共育企画主催で、兵庫か京都で実施する予定です(コミュニティリーダー養成事業)。ぜひ関心を持たれた方、ボランティアとして支えてください!
 2008年3月9日、アルヴェ市民活動センター「市民交流サロン」主催「アルヴェ市民活動支援連続講座」の「助成金をとれる!プレゼンのしかた」で講師を担当しました。
 相互に15秒CMで自団体を紹介するのが本日最初のワーク。「思い」から始まった活動では、どうしてもあれこれ伝えようとしてえらく時間をかけて自己紹介しがちですが、助成金のプレゼンでは団体の紹介はせいぜい1分以内で終えないと、提案している企画の説明がしっかりできないものです。ということでのワークでした。
 その後、ワーク・講義・ワークと展開。講義では、プレゼンテーションのしかたについて、どういう工夫をすべきか、特に助成金申請では何に留意すべきかを丁寧めにお話しました。自分自身、いくつかの助成金で審査員をしていますが、毎回「惜しいなぁ」と思うことがあり、ぜひ「良さ」が最大限に活きるプレゼンをして欲しいなとの願いからです。
 最後に、秋田県の助成金を念頭に申請書のラフ案を書いてもらい、プレゼンをしあいましたが、余りにもスピーディーに申請書のラフ案を書き上げる参加者に脱帽。高校生から高齢者まで、幅広い参加者でしたが、秋田の層の厚さを実感しました。
 2008年3月8日、秋田市にあるアルヴェ市民活動センター「市民交流サロン」主催「アルヴェ市民活動支援連続講座」の「組織をうまく運営する基礎知識」で講師を担当しました。
 組織運営で心がけていること、組織運営をするものに求められる基本的なチカラを共有し、それを踏まえつつ、NPOと企業や行政とのマネジメントの異同やNPOマネジメントの基礎力として僕が考える8つチカラを提示しました。講義中にどんどん質問がくるという、ダイナミズムがある場になりましたが、これこそあるべき姿だと思いました。質問することで、参加者は聴きたいことを聴け、講師は持っているものの内、何を出すといいのかが分かるようになります。
 最後には、組織の目的・目標と手法、現状認識を明確にするワークを行ない、組織運営の「要」となる部分をおさえて、終了。明日にも講座が続きますが、僕の方の期待値が高まる一日目でした。
2008年3月4日、千葉県主催(ちば市民活動・市民事業サポートクラブ受託)「千葉県NPO事業力向上セミナー(人育て・団体育てセミナ-)」の「人が集まる!企画のつくりかた」(市川会場)で講師を担当しました。
 同じ内容の講座を県内三カ所で実施するというもので、今回が最終回でしたが、土地柄なのか、土地に関係なく純粋に参加者の個性なのか、雰囲気が毎回異なりました。今回もいつもとは異なる展開になり、これまでのニ会場では行なわなかった、「ニーズを把握するために私がしていること」という共有で時間をしっかり使いました。それも「ニーズ把握が大事」という声が、最初の自己紹介で聞かれたからでした。
 こうして、参加者の声を受けながら、プログラム内容を動かしていくというのは、自分にとっても新たな気づきがあって、面白いものです。ニーズの把握、と一言で言っても、小ワザレベルまでいくと、いろんな方法があるもんですねぇ。NPOらしい!と頷くものもあり、「市民調査」の重要性を再認識しました。「しらべるチカラ」大切ですよね。
 「思い」を鍛えるためには「しらべる」ことが大事だという最後の結びの言葉は、その再認識から来たものでした。毎回しっかり人数が集まる講座を企画運営3回されたNPOクラブさんの「しらべて、こたえるチカラ」の強さ、僕も見習いたいものです。
 2008年3月2日、日本ボランティアコーディネーター協会主催「全国ボランティアコーディネーター研究集会2008」の分科会「ボランティアの『やる気』を刺激するワザを分かち合おう~モチベーションマネージメントワークショップ」でファシリテーターを担当しました。
 ボランティアがモチベーションを下げてしまう理由を共有するところからスタート。「こういった理由に対して、どうアプローチしたらいいの?」と思うものを全体で10個程度に絞り込み、絞り込まれた理由への対策案を参加者全員でどんどん出していく、という展開でした。私からも幾つかの団体の事例をもとに、ボランティアの「やる気」と向き合うワザをご紹介。
 その後は、自分の団体に帰った時に、「誰に」「どういう手法で」「何をしてくれるところまで」やる気を高めてもらうのかを整理してもらいました。闇雲に「やる気」あげて、「で、何するの?」では困りますから。
 シチズンシップ共育企画でも取り入れようと思うワザをいただきました。ありがとうございました。
 2008年3月1日、日本ボランティアコーディネーター協会主催「全国ボランティアコーディネーター研究集会2008」の分科会「『きたい』と『したい』を結びたい!~博物館におけるボランティアコーディネートにおける館の期待とボラティアの自主性を結ぶ」においてファシリテーターを担当しました。
 文化施設における市民協働では、施設側がボランティアのチカラを過小評価して、無償の労働力のように業務を一方的におしつけてしまったり、或いは、(施設担当者の善意から)「どうぞご自由に企画してください!」と言い放って放任にしてしまったりで「協働」のレベルが低いという悩みがちらほらあるようで、この分科会はそういった事態への問題提起から企画されたものでした。
 パネリストの琵琶湖博物館、広島平和記念資料館、京エコロジーセンター、そして参加者からも、施設担当者側と施設ボランティア側の両側面から「きたい」と「したい」を結びつけるための日常的な工夫や仕組みが惜しみなく出され、「お持ち帰り」のネタがごろごろ転がるような展開になりました。
 施設がおかれたコンテクストによって、「ご事情」は様々でしたが、「なぜボランティアか?」という問いへの答えをしっかり持ち続けて、いい協働を展開して欲しいものです。
 2008年2月28日、こうべNPOデータマップ運営委員会主催「こうべNPOデータマップの活性化を考えるワークショップ」にてファシリテーターを担当しました。
 5年間続いてきた「こうべNPOデータマップ」ですが、どういった方向性でこの情報発信のウェブサイトを活性化していくのか?ということが見えにくくなってきた、ということでのワークショップでした。最初にこのサイトが果たしている役割に対する認識を共有し、2007年度の取組みを評価する時間へ。この一年間は様々な取り組みがなされてきたこともあり、プラス/マイナスともに、しっかり洗い出されました。
 その後は、広報制作5つのDon!に従って、自分たちの強みの分析、ターゲットの絞り込み、訴求ポイントの設計を議論していき、リニューアルの軸が立ったところで閉会。4時間ばかしでしたが、参加者の方の率直な声が場を前に進めていったのが印象的でした。やはり「率直な語らい」は大事ですね。
 2008年2月25日から26日にかけて、シチズンシップ共育企画主催ユースナレッジマーケット「第1回学生団体合同マネジメント研修」が行なわれ、ファシリテーターを担当しました。
 これまで学生団体支援として、多くの団体から数名ずつが集まるいわゆる「集合研修」を行ってきたのですが、研修を受けたメンバーが自団体に持ち帰って他のメンバーと共有するところで一苦労も二苦労もある、ということを受けて、今回は複数団体の全メンバーを一堂に会して行う「合同研修」のスタイルにリニューアルしました(結果50名余の規模に)。
 CLUB GEORDIE、Reuniv、関西学院ヒューマンサービスセンターの三団体と事前に打合せも行いながら、「2008年度の新しい企画をつくろう!」というテーマで今回は実施。アイスブレイク後は、三団体から新企画案・22本がプレゼンされ、相互フィードバックへ。かなり濃厚な時間でしたねぇ。その後は、フィードバックを踏まえて企画のブラッシュアップを行ない、最終的には各団体でどの企画を新規採用するのかを議論してもらいつつ、年間計画を策定してもらいました。
 一団体の中では凝り固まっている視点/視野を、いい意味で崩す機会になったみたいで、「企画する」ことの奥深さを実感してくれたようです。今後、参加団体を増やしながら、適時合同研修を行なっていく予定です(3月末に合同評価会)。興味をもたれた学生団体の方、ぜひご連絡を!
 2008年2月23日、総合幼児教育研究会主催「次世代対象セミナー(九州支部)」の「総幼研理念を表現するワークショップ」の講師を担当しました。
 9日に関東支部で行なったワークショップの九州支部版。同じプログラム、といっても、内容はやはり変わってくるもので、これがワークショップのおもしろいところです。人数も少なかったということがあり、幼児教育への「ニーズ」というものについて、現在高まっているものや新たに登場したもの、常に存在し続けているものを丁寧に共有いたしました。
 その際、ウォンツとニーズの違いをどう見極めるか、ニーズもどこまで応えるのか、といった論点があがりました。教育という営みでは、保護者の欲望への「単純な」対応ではなく、子どもの成長にとって必要かどうか、という吟味があるべきものですが、最近のサービス産業化の流れはそうした吟味に対して不寛容な空気になってきています。そこをどうするか、という問いは、なかなか考えさせられるものでした。
 その後、現代社会において総幼研理念のどういう側面を社会に発信すべきか、どのように発信すべきかを話し合い、キャッチコピー大賞を選定して終了。今回もじっくり一日、幼児教育のあり方を考えるいい機会になりました。
 2008年2月17日、淡海ネットワークセンター主催「市民活動・NPOスキルアップ講座」の「企画力を高める!(話題になる企画のつくり方)」の講師を担当しました。
 受講生名簿とにらめっこしている内に、ふと思いつき、今日は普通の企画講座とは雰囲気の違うスタートでした。右脳と左脳の働きについてお話しして、みんなで俳句を詠むことが最初のワークになったのですから、参加者の方も少し驚かれたかもしれません。でも、柔らかい感性なくして、いい企画はないですよね。
 その後は「話題になる企画」はどう生まれるのかをグループで話し合いをしてもらって、それにコメント・補足しながら講義。「企画を立てたことないんですぅ」と仰られながらも、的を得た発表をされる参加者の方の多いこと。滋賀の方は謙虚だなぁと思わされました(笑)
 午後は各自で企画書づくりをしていただき、相互発表。固めきる時間がなかったことが幸いして、相互に磨き合う雰囲気でお部屋が満たされました。助け合い学び合う、つながりの場、大切にしたいものです。
 2008年2月14日、Reuniv.内部研修「企画のつくり方」の講師を担当しました。
 いきなり現代日本の教育のいいところとダメなところを書き出してもらって、そこから自己紹介。大阪教育大学の学生団体ということで、教育観で知り合いたいなと思っての展開でした。その後、ミッション・ビジョン・プランの3つの関係性を整理しつつ、企画をどうつくるか?をお話して、あとはせっせと企画づくりに勤しんでもらいました。
 まじめな学生さんばかりで、時間通りにワークをしあげておられましたが、あとひとひねり・ふたひねりしてくれれば、と思う内容も。2月25日・26日の学生団体合同マネジメント研修の参加団体でもありますので、そこでブラッシュアップされた企画に出会えることを楽しみにしたいなと思います。
 2008年2月10日、三田市社会福祉協議会主催「平成19年度第2回地域福祉活動者リーダー研修会」の講師を担当しました。
 このリーダー研修会では3回目の講師で既にお顔を何度か拝見したことがある参加者の方もおられ、個人的に少し懐かしい気分に浸りつつ、開始。今日のテーマは、年度末ということで、ずばり「ふりかえり(評価)」です。市内の地域団体の役員の方々が一堂に集まって、自己事業評価をするワークショップというのは、おそらく珍しいことではないかと思います。
 2007年度の活動内容そのものと、その活動を動かしたリーダーシップと、両面のプラス/マイナスを書き出してから、2008年度に取組むべきことを整理。じっくり時間をかけて、話し合っていただき、最後に全体で共有いたしました。
 このワークショップが円滑にできているのも、三田市社会福祉協議会の地域福祉係の皆さんが、地域担当制で各地区にしっかりと関わり、地域の方々と厚い信頼関係を築かれているおかげです。私と同世代の若手のみなさんなのですが、素晴らしい頑張りようで、いつも感心させられてしまいます。今回のような研修会が、そうした社協と地域団体の協働をよりよいものへと発展させる際の促進剤になれば、この上ない喜びです。
 2008年2月9日、総合幼児教育研究会主催「次世代対象セミナー(関東支部)」の「総幼研理念を表現するワークショップ」の講師を担当しました。
 ネットワーク組織の核をなしている設立理念は設立当初の世代からすれば「自分たちが創ったもの」ですが、新たな次世代のメンバーからみれば「受け継ぐもの」であって、まだまだ「自分のもの」にまで消化しきれてない時があります。また設立当時から大きく社会が変化する中で、理念そのものは変わらずとも、発信する際の表現については変わっていくところもあるでしょう。
 そこで、このワークショップでは、「総幼研理念」を現代社会において何を訴求ポイントにすべきかを吟味しつつ、「自分のことば」へと変換させ、キャッチコピーづくりに取組んでいただきました。経験豊富な先生と本当の若手の先生が入り交じることで、よき学び合いがあり、また多様な表現形態でのコピーが並びました。
 「おっ、そうきましたか~」と唸る作品も多く、コピー大賞の選定ではそれぞれ悩みながらの投票でした。こうして、表現してみることで、理念を捉え直し、理解を深めていく方法は、これから世代交代が本格化するNPOでも参考になるでしょう。二週間後には同じプログラムを福岡でします。さて、どんな違いが出るのでしょうね。ことばのニュアンスに注目したいと思います。
 2008年2月8日、東京都の北区NPO・ボランティアぷらざ主催「ボランティアマネジメント講座」で「ボランティアがやめない組織づくり」の講師を担当しました。
 時間的に短かったこともあり、入門的な内容を用意して行ったのですが、研修を開始して最初に行なったフリップディスカッションでの参加者の方々のお話を伺って、大ベテランの方々が多いことに気付き、内容を全面的にワークショップにその場で組み替えて実施しました。用意した講義資料は余り使いませんでしたが、参加者の方々が「持ち寄った」知恵や経験が何よりの教材となりました。自分にとっても学びが多かったです。
 ボランティアがやめる理由を出し合って、そこから典型的な理由や対処に困る理由をピックアップ。それらの理由にどう向き合うべきかを、私からコメントしつつ、参加者のご意見も加えて学び合っている内に終了時間に。
 本当に短い時間でしたが、ファシリテーターとしては、「これこそいい研修だろうなぁ」と実感できる内容でした。
 2008年2月7日、千葉県主催(企画運営:ちば市民活動・市民事業サポートクラブ)「千葉県NPO事業力向上セミナー(人育て・団体育てセミナー)」の「人が集まる!企画のつくり方(千葉会場)」の講師を担当しました。
 二日前の講座と同じテーマではありますが、会場が変われば参加者も変わり、自動的に内容も変わってきます。アイスブレイクの部分はごろっと変えつつも、プログラムのアウトラインはほぼ同じだったのですが、参加者の方々のワークへのコメントから出てくる小講義は全然違うものになり、講義部分の軽重の置き方もまた柏とは異なりました。
 今回は、企画をどうはしごするか、ということがよく取り上げられました。ひとつの企画で目指している社会のありようへと現状を動かすというのは難しいわけで、どのように複数の企画のストーリーを描くのかが問われます。このストーリーを描ききるためには、組織の目指す社会像が具体的でなければならないわけで、企画を通じて組織を見直すという地点に立つ様子も見受けられました。
 NPOの企画であるということは、社会デザインにつながっているのだということを再確認した一日でした。
 2008年2月5日、千葉県主催(企画運営:ちば市民活動・市民事業サポートクラブ)「千葉県NPO事業力向上セミナー(人育て・団体育てセミナー)」の「人が集まる!企画のつくり方(柏会場)」の講師を担当しました。
 既に様々な企画を手がけてこられた方ばかりでしたので、参加者の方々の経験知を共有することと参加者同士の意見交換に力点をおいたプラグラムで展開した企画講座でした。「人が集まる」ためにどういう工夫や思考が求められるのかを話し合った後、私のほうから補足講義を行ない、あとは企画書作成と発表・相互フィードバックに進み、ふりかえりをして終了。
 「単に人が集まるだけでホントにいいのでしょうか」という参加者からの問いかけが冒頭にあり、参加者の経験の豊富さをひしひしと感じた一日で、集めるべき人が誰なのか、そして集めた後、どうしたいのか、そこをしっかりと考える場になりました。
 2008年2月3日、ひょうごボランタリープラザ主催「団塊世代の地域づくり活動支援フォーラム」のファシリテーターを担当しました。
 県内各所で「団塊世代」と称される年齢層の方々に、様々な取り組みが行なわれているものの、どこも不発、という感は否めないようで、ここは「なぜ集まらないのか?」「何をしたらいいのか?」を当事者に教えてもらおう!ということで考え出されたワークショップでした(かなり斬新だと思います)。
 「ダンカイ世代のぶっちゃけトーク」というタイトルのもとでのセッションには、40名程度の方があつまる盛況ぶりで議論も活発に展開されました。全体進行を川中が、進行補助を三浦が、各テーブルのファシリには県内中間支援機関のスタッフの方が担い、4時間かけてじっくりとお声を伺いました。お声を伺った後は、行政/NPOのそれぞれからリプライのコメントを出して終了。せっかくお声を伺った訳ですから、これからに活かしていきたいものです。
 第二の人生を豊かに過ごしていただくために、どういう場・機会・支援を提供する必要があるのか、という問いへの答えは、主催者ホームページで3月中に公開予定です。
 2008年1月26日、京都市市民活動総合センター主催「NPOマネジメント講座(ケーススタディ編)」の「組織づくりは会議から!発言が活発になる会議術」の講師を担当しました。
 今回の講座は「ケーススタディ編」ということで、アイスブレイク後は早々に「こんなとき、どうする?」というケーススタディを実施。参加者の方々から事前にいただいた会議のお悩みをもとに私がモデルケースをつくり、そのケースをどう解決してもらうかの話し合いをしていただきました。
 その後、今日行なった話し合いそのものをふりかえり、ケーススタディ会議のケーススタディを行ない、ディスカッション。この日はこんな感じで徹底して「ケーススタディ」にこだわってみました。
 私の小講義はさらさらっと簡単に述べる位で終わったのも、参加者が基礎的な知識をもたれていたこともありますし、「生の体験」の大きさもありました。こういう研修、実効的で増やしていきたいものです。
 2008年1月25日、神戸市産業振興局主催・神戸産業振興財団共催「6人の鉄人に学ぶ!コミュニティ・ビジネス起業講座」(企画運営:シチズンシップ共育企画)の講師・コーディネーターを担当しました。
 今回は最終回ということで、「起業プランを発表して、先輩にアドバイスをもらおう!」というテーマで行なわれました。ゲストに森綾子さん(宝塚NPOセンター)、永井美佳さん(大阪ボランティア協会)をお迎えしました。まずは全体発表、その後は個別指導、ということで、参加者のプランの実現可能性が高まるよう、ゲストのお二方には集中的にアドバイスを行なっていただきました。
 こうしてプランをたたきあうことで、強度が高まっていく訳ですが、終始一貫してどのゲストも述べておられたのは「動いてなんぼ」というメッセージであったかと思います。受講生の中には、既につくりかけのプランを片手に、行政職員や業界関係者へヒアリングに行かれている方もいましたが、こうした「エイやー」のフットワークなくして、NPOの立ち上げは難しいでしょう。
 12月から続いた講座の受講生の方々がプランを具体化させ、NPO/CBの会議でお目にかかれることを期待したいものです。
 2008年1月25日、総合幼児教育研究会主催「次世代対象セミナー(北関東支部)」の「わが園のビジョンをつくるワークショップ」の講師を担当しました。
 内外の環境を分析しつつ、教育の背骨を通すためには「ビジョン」が大切とはよく言われますが、なかなか、その描き方について学ぶ機会というのは余りなく、「ビジョンのえがきかた」を一通り体験していただく内容で実施しました。参加者の方々のご発表を伺いながら、現代社会をどのようにとらえるか、という部分での目線の高さをどの程度まであげるべきか、ということについて考えさせられました。俯瞰的な視点を持ちつつ、現場から乖離することなくのバランスをどう実現するか、ここが難しいところでしょうね。
 このセミナーはこれからの幼児教育を担われる園長後継者の方々が相互に研鑽するネットワークを構築し、コミュニティを形成していく取組みの嚆矢としての位置づけがあります。これから、どのような展開をしていくのか、楽しみです
 2008年1月12日から13日にかけて行なわれた、神戸市産業振興局主催・神戸産業振興財団共催「6人の鉄人に学ぶ!コミュニティ・ビジネス起業講座」(企画運営:シチズンシップ共育企画)の講師・コーディネーターを担当しました。
 今回は、「コミュニティ・ビジネスの起業プランをつくってみよう!」というテーマで行なわれました。1日目の午前中に私からの起業プランのつくり方を講義し、午後から手順をおいながら起業プランを作成。2日目には、東末真紀さん(神戸まちづくり研究所)、小林健司さん(日本教育開発協会)のお二人をゲストコメンテーターにお迎えして、1日目につくった起業プランへ、みんなでフィードバックをしあいました。「起業する」ことも大事ですが、どういう活動を起こすのかというところが何よりも大事なわけで、自らが掲げた目的(ミッション)と企画内容とのつながりがどう提示されているかという部分での議論も多かったかなという感じです。
 次回・第3回が最終回。今回のフィードバックを受けて、書き直した起業プランを発表してもらいます。ゲストには森綾子さん(宝塚NPOセンター)、永井美佳さん(大阪ボランティア協会)をお迎えします。起業支援のプロ中のプロのコメントが今から楽しみです。聴講のみの参加についても受付を考えますので、ご希望の方はお問合せください。
 2007年12月26日、シチズンシップ共育企画主催「高校生NPOインターンシップここからスタートプロジェクト in 阪神 2007」(ここスタ)の振り返り研修が行なわれました。
 プログラムデザインから当日の進行まで、全て学生ボランティア(アソシエイツ&インターン)によって担われ、私(川中)は適宜コメントする程度でしたが、2ヶ月にわたったインターンシップでの「できごと」をじっくり整理し、そこからの学びを丁寧に抽出していく、いいワークショップでした。
 今回のインターンシップを通じて得た自分への気づきや、新たな学びを手がかりに、大学入学後の生活についてもデザインを行ないましたが、明確でシャープな目的意識に裏打ちされたものでした。やはり現場体験は「意識」を鍛えますね。
 第2期は1月に募集し、2月に一ヶ月どっぷり実習するコースが走ります。ぜひお知り合いの高校生にお伝えください。3月には報告会を計画しています。こちらもお楽しみに。
 2007年12月23日、同志社大学大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション研究コースの谷口・西村・山口研究室合同での「M1研究報告会」が行なわれ、ゲスト講師としてお招きいただきました。
 午前中は、自分自身の立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科での学びを参照しながら、「社会デザイン学」というものを通じて「社会を変える研究」のあり方や「研究する意味」が何であるのかを私が講義した後、改めて研究のねらいと進捗を整理するワークを行ないました。「社会デザイン学」とはどういう学問なのか、その概略を説明しましたが、説明しながらこの新たな学のもつポテンシャルに気づきました。
 午後には、院生からの研究発表とディスカッション。ゲストの役回りを果たすべく、全員の研究発表に質問とコメントを行ないましたが、「何を(なぜ)明らかとしたいのか?」「明らかにしたいことにつながる手法/段取りをきちんととれているか?」という設計がまだまだ甘い方も。。いい問いや現場をお持ちの方が多かったので、ぜひともいい研究に仕上げて欲しいものです。
 いかにも「大学院のゼミ」という(シビアな)空気を吸え、新鮮でした。
 2007年12月22日、広島大学キャリアセンター主催「第5回キャリアパスガイダンス」の「アイデアを形にする手法」の講師を担当しました。
 学内外で活躍するサークルやクラブ、ボランティア団体のメンバーを対象に、企画力と運営力を習得してもらうための講座であったわけですが、大なり小なり実践経験があるということで、まずは2007年に取り組んだプロジェクトの企画面/運営面のふりかえりをしてもらいました。その振り返りから、企画/運営のコツをあぶり出していき、全体共有後、私の方から講義を提供しました。
 「どういう風に後輩に任せつつも、きちんとものになるように、フォローしたらいいのですか?」といったいい質問もあり、短時間で大枠は一通り、押さえられたかと思います。あとは実践、そして評価/改善あるのみですね。
 なお、今回の研修は現代GP採択事業「フロントランナープログラム」の一環で取組まれたものでもあります。新たなるものへ挑戦する意志と先端を切り拓く行動力を備えたリーダーの育成は大きな社会課題でしょう。よい成果が実ることを楽しみにしたいものです。
 2007年12月16日、CLUB GEORDIEの引継研修「2007年の活動をふりかえる!」(シチズンシップ共育企画共催)にて講師を担当しました。
 2007年に行なわれた全ての企画と、組織運営全般をたった4時間で評価して、改善点をすべて明らかにしてしまおう!という少し欲張りにも思える研修ですが、まずは私から「事業評価の基礎」について講義をした後、評価したい企画ごとに分かれて、グループで事業評価のワークに取組みました。
 模造紙22枚を使って全企画の来年度に向けた改善点(引継事項)を明らかにしたところで、ポスターセッション形式で全体共有し、相互に抜けていることがらを補足しあいました。
 その後は、2008年度の新規企画づくりに向けて、「企画のつくりかた」の講義を行ない、個々人で企画アイデアを棚卸しするワークに取組んで、本日は終了。
 この研修の続き(企画発表と選定、そして年間計画化)は、2月に合宿形式で実施します。今回はCLUB GEORDIE単独研修でしたが、2月の合宿は、同団体を含む関西の複数の学生団体が合同実施する研修になります。興味のある学生団体の方はご一報を!一緒に高め合いましょう。
 2007年12月15日、神戸市産業振興局主催・神戸産業振興財団共催「6人の鉄人に学ぶ!コミュニティ・ビジネス起業講座」(企画運営:シチズンシップ共育企画)のコーディネーターを担当しました。
 全3回4日間の第1回目にあたる今回は、吉富志津代さん(NPO法人多言語センターFACIL)をゲストにお迎えし、「コミュニティ・ビジネスって何だ?」という問いと向き合いました。参加者同士の簡単な自己紹介後、吉富さんから、具体的な実践事例を通じ、「CBとはどういうものか?」「地域のニーズをどのように掘り起こしていったのか?」について明らかにしていただきました。ニーズと出会い、それをビジネスとして練り上げていくプロセスは、「価値づけ」などの点で非常に参考になるものでした。
 その後は、参加者個々人がCBの起業テーマとなる地域課題を特定し、その課題発生の原因を分析するワークを実施。そして、今日一日の学びを踏まえて、自らが起業する団体のミッションを作成して、本日は終了しました。
 第2回目は、ミッション実現のために具体的に取組む事業の開発へと内容を進めていきます。第2回からの参加も受け付けますので、ぜひご関心のある方はお申し込みを!
 2007年12月7日に、こども未来財団主催、子育てひろば全国連絡協議会・北九州男女共同参画センター共催「子育てひろば研修セミナー(北九州開催)」の第2分科会「スタッフ・ボランティアのコーディネート~子育てひろばの運営のあり方」にて助言者を担当しました。
 子育てサークルやその支援機関において、どのようにボランティア・マネジメントを行なうのかというテーマで、2団体(くるるん/ドロップインセンター)から事例発表がございました。その発表を踏まえて、コメントするのが自分の役目であったわけですが、私だけが質問や発言の機会を持っているのは、(実践者が多く集まっている場なのに)「もったいない」ということで、ワークショップ形式で事例を掘り下げる質問を参加型でつくり、そこでできた16個の質問に対して、事例発表者からお答えいただきました。
 最後に、今日のセッションを踏まえてのキーワードを3つ私から提示し、振り返りを経てセッションは終了しました。学びの要素をふんだんに含んでいる「事例」からその要素をぎゅーっと抽出する方法は、まだまだ開発途上ですが、参加型での掘り下げはその一つの方法だと思います。せっかくの事例は活かしたいものですよね。
 九州の子育て関係者の圧倒的なパワーと、包容力豊かなあたたかみに触れ、明日への活力を得た一日でした。
 2007年12月6日に、厚生労働省・児童健全育成推進財団共催「中堅児童厚生員等研修会(西日本会場)」の「地域福祉における広報」にて吉田理映子さん(市民活動情報センター・ハンズオン!埼玉)と一緒に講師を担当しました。
 児童館や学童で働く方々を対象とした研修で、今回は地域の人々に児童館や学童という場所について、どのような場として想起してもらいたいか?というブランドデザインの話を中心に据えました。どうしてもチラシづくりが広報だと思われてしまうので、「広報するってどういうことだろう?」という投掛けからスタートし、広報を「場づくり」の視点で捉えることを提起しました。
 そこから、「わが館の何を売りにするといいのか?」「今の子どもはどのような場を<たいせつな場所>としているのか?」といった問いを経由して、「わが館は子どもにどのような場としてイメージされたいか?」という問いへ展開しました。その後は、構築したいブランドのコンセプトとなるコピーをつくって終了。
 事前に子どもにインタビューしてくるという課題もしっかり取組んでこられた参加者の皆さんのおかげで、参加者間で豊かなやり取りがあったように思えました。「わくわく」「のびのび」「いきいき」こうした頻出キーワード「以外」の言葉を使って、子どもの居場所のブランドコンセプトを考えてみると、面白いですよ。
 2007年12月2日に熊本県歯科衛生士会主催「リーダー研修」の「会員拡大・組織運営について」の講師を担当しました。
 会員が拡大するためには、「魅力的な企画づくり」と「共感できる理念づくり」が必要ということで、今の会がもっている魅力や入会/会員継続のメリット、会員の最近のニーズの動向などを話し合ってもらいました。言語化して共有することで「あぁそういうのもあったね」という発見もあり、面白かったです。その後、企画づくりの講義を経て、「この会のメンバーでありたい!」と思える企画アイデアを出し合いました。その内、幾つかのアイデアを全体で共有して本日は終了。
 小さな積み重ねの連続でもって、「会員であること」の意味を膨らませていく他ないわけで、今回出たアイデアの幾つかが実際にものになることを願うばかりです。
 ちなみに、今回のご依頼は今夏に担当した日本歯科衛生士会九州ブロック連絡協議会の研修がキッカケとなっています。改めて夏にお招きいただいた沖縄県歯科衛生士会の皆さんに感謝申しあげます。
 2007年12月1日に、住吉区アクションプラン(地域福祉計画)推進委員会地域活動部会主催「すみちゃんネット情報交換会-ワイワイ話し合おう」のファシリテーターを担当しました。
 今回のテーマは「地域情報をどのように共有するのか?」というもの。地域にはおもしろいイベントや団体、そして人がいても、なかなか地域全体で共有される状態をつくるのは難しく、「えっ?そんなんあったん?」となりがちです。そこで、地域情報を多くの住民が持ち寄るメディアをつくろう!ということが検討されており、そのメディアの担い手となる「地域特派員」へ関心をもってもらうのが、今日のねらいでありました。
 まず、地域組織でご活躍の3名の方とのトークセッションからスタート。2名の方からは、どのように地域の他の組織や機関を巻き込みながら、地域に対して広報展開をしているのか、もうお一人からはどのように男性の青壮年を地域に巻き込んでいるのか、という事例をインタビュー形式で紐解きました。
 その後、ワークショップ形式で、実際に地域情報を共有してみたり、どのように地域情報を流しているのかを共有したりして、終了。これまでは人が情報をつないでいた(回覧板的発想)わけですが、これからの時代は情報が人をつないで、地域コミュニティの中に「関心のコミュニティ」ができあがっていくのが多くなるはずです。そうしたシフトチェンジへの嚆矢となるWSであったのであれば、幸いです。
 2007年11月26日に、堺市市民活動コーナー主催「地域に活きる市民活動団体・NPO団体になるための講座」の「仲間集めの秘策を学ぼう」で講師を担当しました。
 今回は「名刺」というコミュニケーションツールを手がかりに、「どのように活動や思いを伝え、興味と共感、協力的行動を喚起するか?」を学びました。
 私が過去に交換した名刺全ての中から選び出した「おもしろ名刺」の中から、参加者が「活動やその人に興味をもったもの」を選び出し、どういう工夫が効果的かを考えるところから講座はスタートし、最後にはその場で作成した名刺を交換し合って、フィードバックをし合って終了。
 2時間30分の短い研修でしたが、名刺に絞った講座だったので、非常にまとまりのあるないようになりました。名刺づくりは奥が深いものです。
 2007年11月23日に、徳島市とスペシャルオリンピックス日本・徳島が共催する「徳島かがやきスポーツ交流フォーラム」のパネルディスカッション「ボランティア活動やCSRから得られるもの」のファシリテーターを担当しました。
 清水あつ子さん(富士ゼロックス社会貢献担当室長)、桜木浩さん(石原金属ありがとう50プロジェクトリーダー)、細川佳代子さん(スペシャルオリンピックス日本名誉会長)をパネリストにお迎えし、「CSRに取り組むとは何をどのようにすることか」、「なぜCSRに取り組むべきなのか」、「CSRに取り組むことが社員個々人、会社それぞれに何をもたらすのか」、「スペシャルオリンピックスはCSRにどのような貢献ができるのか」といったことを事例ベースに学んでいきました。
 富士ゼロックスと石原金属が対照的な取組みをされていたことで、CSRの「幅」の広さが際立って分かったのではないかと思います。地方企業であっても、中小企業であっても、CSRには「積極的に」取り組むことで多くの果実を得られるし、また取り組むことは可能であるということを、確信できるフォーラムではなかったかと思います。
 2007年11月18日に、シチズンシップ共育企画主催「アイスブレイク100連発!」でサブ・ファシリテーターを担当しました。
 青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所)にメインの進行をお願いして、アイスブレイクのネタをその場で出し合いながら、体を動かして学んでいきました。単にアイスブレイクを数多くするのではなく、一つひとつについてコメントしあったり、批評する時間が、このワークショップの重要なところ。アレンジの仕方なども議論になりました。
 今回のワークショップの開始時にあった「緊張の氷」は、この日一日のアイスブレイクの連続で、ゆっくりとじわぁっと融解していき、最後には非常に居心地のよい場となっていました。たかがアイスブレイク、されどアイスブレイクで、丁寧な場のほぐしかたについて考えさせられました。
 2007年11月17日に、シチズンシップ共育企画主催・生と死の共育ワークショップvol.1「『もう死にたい』という友人にあなたはどう接するか」でファシリテーターを担当しました。
 長尾文雄さん(聖マーガレット生涯教育研究所)、秋田光彦さん(大漣寺・應典院)、青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所)をゲストにお迎えをして、「(自分が/大切な他者が)死ぬってどういうこと?」ということに1日かけて向き合いました。
 ゆっくりと自己紹介をしあいましたが、非常に深いところから出会い始めていることを実感。「もう死にたい」という友人に接する時、向き合う時には、自分の死生観が問いただされてくる場面があるわけですが、そこを嚆矢にしながら、本格的なプログラムは展開。ゲストからの話題提供では、仏教やキリスト教での死生観や、自分の死生観がどう構築されたのかといったライフヒストリーをお伺いし、そうした材料と向き合いながら、参加者は(そして私も)自分の死生観について思いめぐらす時間をとりました。
 すぐに「答え」がでる類いのテーマではありませんが、参加者の皆さんにとって、考え出すいいキッカケとはなったようでした。一人で考えるのではなく、ワークショップで色んな意見や考えと出会いながら自分の考えを深めていくということ、その営みの意味を本当に実感できるものでした。
 第2弾は来年に実施します。「いのち」を共に育む場づくり、真剣に取り組んでいきたいものです。
 2007年11月15日から16日にかけて、国立青少年教育振興機構・国立中央青少年交流の家主催「青少年教育指導者基本研修」の「事業の企画運営等」の講師を担当しました。
 理想的な青少年教育企画とはどういうものかを考えるところから研修は始まり、そのディスカッションを手がかりに企画を評価する視点を作成。そして、その評価視点を意識しながら、各青少年教育施設で取り組む企画を立案し、運営計画を組み立ててもらいました。
 企画・運営・評価・安全管理といった項目を網羅的に1泊2日の中で実習を取り入れながら学ぶという与件があり、参加者にとってはかなりハードな展開であったかと思います。しかし、そのハードさに臆することなく、熱心に励まれた皆さんの姿勢に教育的情熱を感じた2日間でした。
 2007年11月14日に、スペシャルオリンピックス日本・宮城主催「CSRフォーラム」のパネルディスカッション「企業とNPOの新たな関係づくり」のファシリテーターを担当しました。
 大山健太郎さん(アイリスオーヤマ会長)、浅野史郎さん(慶應義塾大学教授)、細川佳代子さん(スペシャルオリンピックス日本名誉会長)をパネリストに、CSRに企業が「積極的に」取り組む理由から、知的障がい者の社会参加促進のために企業/NPOが何に取り組むべきか、その中での協働の具体像についてなどをディスカッションいたしました。
 時間が非常に限られていたため、フロアの方々に「問い」を提示するところで終わりましたが、その「問い」をどのように持ち帰られるのか、フロアの方々の実践を期待したいと思います。
 2007年11月9日に、白井市教育委員会主催「白井市市民大学校」のまちづくり学部まちづくりパートナー学科の「思いをカタチにする企画の立て方」と「活動仲間が集まる魅力的な組織づくり」の講師を担当しました。
 午前中に前回講座の宿題としていた「企画書」を全員の前でご発表いただきました。意欲的な参加者に恵まれ、多くの企画書がプレゼンされました。自分が白井で生活している中で感じた「困ったな」をベースに据えた企画ばかりで、ニーズ把握が適切であったのが印象的でした。受講生同士で「私もそれあるある」との声が飛び交いました。
 午後はそうした企画を実現するために必要なメンバーをどのように集め、継続してもらうかという問いにリーダーがどう答えるかをグループワークで考えました。その後、自分たちで作成したリーダーの条件によって、自己点検。私もその場で自己点検してみましたが、こういうチェックをすると課題がよく分かるものです。
 白井市市民大学校での私の担当回(3日分)はこれで終了。来春まで学びを積み重ねながら、実際のアクションへと展開されることを心から願っています
 2007年11月8日に、立命館大学産業社会学部「ユースサービス概論」の「政治参加とユースサービス」で講師を担当しました。
 若者が「おとな」へと自立していくために向き合うべき発達課題をしっかりと提示し、その課題を乗り越えることをサポートするユースサービス(ユースワーク)の一環として求められているシティズンシップ教育について、ゲストの方の実践報告などをいただきながら学びました。
 なぜユースサービスで政治参加を取り扱うか?から始まり、京都市ユースサービス協会で実際に取り組まれている活動の事例報告を経て、「政治参加」ということを捉え直して、政治の世界へつながる回路をユースサービスとしてどう創るべきか?まで、話を展開しました。 具体的なプログラム開発が課題となっているだけに、受講生の柔軟な発想での企画を楽しみにしたいものです。今後の授業でその成果を見たいと思います。
 2007年11月4日に京都市福祉保育労働組合京都地方本部京都市社会福祉協議会分会・京都市社会福祉協議会児童館分会主催「ファシリテーション研修会」にて講師を担当しました。
 ミーティング・ファシリテーションの基礎を学ぶというテーマでしたので、「ファシリテーションって何だ?」から始まりましたが、やはり現場にあてはめる時間もとろうということで、簡単なケーススタディも取り入れてみました。
 地域の様々な人との会議体をセッティングされておられる方が多く、それ故の難しさも多く出されました。人と人との関係性を変えていく契機を会議のファシリテーションによって得ることは可能ですが、しかし、あくまで一つのツールに過ぎないものです。日常的な関係性のつくり方から変えていく必要性を改めて感じさせられました。
 2007年11月1日から2日にかけて、国立岩手山青少年交流の家主催「フォーラムニューリーダー2007」のワークショップ「これからの生徒会活動をデザインする」の講師・ファシリテーターを担当しました。
 東北6県の23の高校の生徒会役員・顧問教諭が総勢120名強集まり、今後の生徒会活動の目玉となる活動を企画するという内容のワークショップでした。ここまで大規模なサイズで2日間も進行をするのは初めてでしたが、参加者が非常に熱心に積極的に参加/協力してくれ、無事に二日目には全ての高校から力作の発表を聞くことができました。
 学校生活がどうなったらいいのか?という思いを整理するところから始まり、合意形成をはかりながら、企画書を書き上げていき、全体の前でプレゼンする。こうしたことをいち早く体験して、大人になっていく彼ら/彼女らのこれからが多いに楽しみです。
 なお、このワークショップの進行にあたっては、小林健司さん(JAE)にアシストしてもらいました。120人でも二人いるとしっかり見れるものですね。
 2007年10月27日から28日にかけて、シチズンシップ共育企画主催「高校生NPOインターンシップここからスタートプロジェクト2007」のキックオフ合宿(事前学習合宿)が行なわれました。
 2ヶ月間にわたるプロジェクト実践型のインターンシップの始まりにあたり、自己分析から始まり、自分の問題意識を整理したり、インターンシップ終了段階での目標を決めたりしました。終盤には受入先の担当者の方と実習プログラムを詰めました。この事業が初回であることもあり、終始フレッシュな空気が合宿を覆っていました。
 ちなみに、この合宿はプログラムデザインから当日の進行まで全てをアソシエイト(ボランティア)やインターンの学生が担当。安定した展開で川中も普通に参加者に混じってワークを楽しめました
 2007年10月21日に、兵庫県神戸県民局神戸生活創造センター主催「ふるさとひょうご創生塾」の「NPOの運営」で講師を担当しました。
 「NPOの運営」と「企業/行政の運営」の異同を踏まえてから、NPOマネジャーに求められる基本的なスキルを講義しました。その上で、参加者の皆さんには、市民の共感を喚起できる目的・目標の設定、その目標実現のための手法の設計を行なっていただき、グループディスカッションに取り組んでいただきました。
 「なぜ&何を」が具体的であればあるほど、活動は成長するということは伝えられたようです。わが組織も常に点検していかないといけませんね。
 2007年10月20日に、白井市教育委員会主催「白井市市民大学校」のまちづくり学部まちづくりパートナー学科の「協働を生み出すワークショップ」と「思いをカタチにする企画の立て方」の講師を担当しました。
 午前中は、なぜまちづくりで協働が求められているのか、協働をうまく進める上でワークショップという手法がどのような意味や効果を持つのか、そしてよい協働を実現するためのワークショップはどのようにつくるのか、といったことについて、みっちり講義をしました。協働の現場は、理論で語られるようなすっきりしたものではなく、様々な紆余曲折や試行錯誤の連続です。そうした難しさと同時に、それでもやる意味があるということをうまく伝えられたのあれば、良いのですが、どうだったでしょう。
 午後には、企画のつくり方を学んだ後、実際に白井市というまちへの想いを整理しながら、企画の種を見つける作業をしました。次回が企画発表、ということで、企画書作成が宿題になりましたが、どのようなアイデアと出会えるのかが今から楽しみです。
 2007年10月18日に神戸市社会福祉協議会主催「市民福祉大学ヒューマンサービス従事者スキルアップ研修」の「ネットワークのつくりかたを学ぼう」で事例発表を担当しました。
 現在、自分が協働コーディネーターを務めている神戸市協働と参画のプラットホームに蓄積されているネットワークの好事例を紹介しながら、「ネットワークのつくり方と活かし方」のコツを整理しました。
 最近は様々なネットワーク組織が生まれていますが、その実、価値を生むネットワークになっているものは多くありません。ネットワーキングという組織形態の持っている潜在能力はどのように顕現化させるのか、そのノウハウの蓄積が求められているように思えます。 
 2007年10月16日から17日にかけて、ひょうごボランタリープラザ主催「ボランティアコーディネータースキルアップ研修2007」の「市民の共感と連帯を育むプログラムづくり」の講師・ファシリテーターを担当しました。
 事例報告のゲストに長谷部治さん(長田区ボランティアセンター)をお迎えし、地域内の多様な組織をネットワークさせて実施した教育プログラムから、コミュニティワークの企画づくりのポイントを学びました。その後、私からの講義を経て、グループワークで実際に企画を立ててみました。
 地域課題を発見し、地域内の組織をネットワーキングさせた解決プログラムをデザインするというのは、社協のみならず、多くの市民組織にも求められることでしょう。良質の事例から多くのことを私も学ばせてもらいました。
 2007年10月12日、神戸市協働と参画のプラットホームの協働コーディネーターの業務として、「神戸円卓会議世話人会」のファシリテーターを務めました。
 今回は世話人のみなさんから地域組織とNPOの協働の事例を発表いただき、各委員のバックグラウンドを知り合うとともに、どのような実態が既に広がっているのかの共有を進めました。一般的に地域組織とNPOの協働は難しいと言われているため、事例も少ないのかと思いましたが、非常に多くの事例が発表され、驚かされました。
 実態と未来像との両方を見据える作業として、調査やグランドデザインなどすべきことがあり、引き続き、この会議は展開されていきます。
 2007年9月28日、神戸市協働と参画のプラットホームの協働コーディネーターの業務として、「神戸円卓会議世話人会」のファシリテーターを務めました。
 前回までのワークショップで絞り込んだ具現化を目指す「NPOと地域団体の恊働促進のための4つのアイデア」について、それぞれの具体像を明確化する作業を行いました。「質問する」という行為を核に据えた展開でしたが、今後も使えそうなワークになりました。
 今回は4つのアイデアの内、2つまで具体像を明確化できましたので、次回は残された2つを取り扱ったり、事例共有セッションを行ないます。神戸市民活動業界の大御所に囲まれてのディスカッションは、僕にとってもいい勉強の機会です。
 2007年9月22日、白井市教育委員会主催「白井市市民大学校」のまちづくり学部まちづくりパートナー学科の「みんなの元気が出る会議のコツ」にて講師を担当いたしました。
 一日がかりで「参加型会議」を実現させるためにどのような工夫をすることが良いのかを学びました。参加者個々人の経験を手がかりに「会議のコツ」をグループでまとめた後は、実際にそのコツを実験してみながらの実習。実際に実習で進行役をされた6名の方は、肩に力が入りながらも、限られた時間内に設定されたお題の話し合いを進め、まとめようとされていました。
 会議進行はすぐにうまくできるものではありませんが、今日の実習のように日々の試行錯誤が腕を磨くことになります。この市民大学校では、今回以外にもあと2回の講座を担当します。腕が磨かれていく流れを楽しみにしたいと思います。
 2007年9月15日、岡山県ボランティア・NPO活動支援センター主催「岡山県ボランティア・NPO人材育成支援事業-あなたの組織を発展させるコミュニケーション6虎の巻」の「コミュニケーション会議の術」にて講師を担当いたしました。
 自分の担当セッションの前に深尾昌峰さん(きょうとNPOセンター)が、連続講座である本講座全体の導入として「コミュニケーション」というキーワードからNPOの組織づくりについて講演があり、私のセッションは具体論としてどのような「術」を会議で取り入れるとコミュニケーションが活性化するのかということを取り扱いました。
 「いい会議を実現するためにどんな術があるか?」を実際にグループでの話し合いをしていただきながら明らかにしていったのですが、「答えは参加者の中にある」ということを今回ほど実感させられたのは久々でした。非常に的を得たコメントがどんどん出てきて、私の講義は参加者から出たコメントの整理や付けたしを行なった程度で、テンポよく終了。
 トータル4日間の連続ものの講座の初日だったのですが、4日間の受講が全て終わった頃にはどれだけ(いい意味で)コミュニケイティブな組織が実現しているのか、楽しみです。
 2007年9月6日、神戸市協働と参画のプラットホームの協働コーディネーターの業務として、「神戸NPO円卓会議をどうするのか会議[パート2]」というワークショップのファシリテーターを務めました。
 前回に引き続きテーマは「地域団体とNPOの協働をどのように進めるか?」。前回のワークショップで出された恊働促進のための試行実践のアイデアを実現可能性や効果や意味の大きさから分類し、本当に取り組んでみようと思うものをみんなで選択しました。
 今回のセッションを通じて、3つのアイデアの具現化に向けて取り組むことに決まりました。世話人さんも決まり、ようやく円卓会議が動き出します。どうなっていくのか、展開が楽しみです。
 2007年9月6日、川中が非常勤講師として担当している岐阜県立森林文化アカデミー「NPO概論」の最終回が行なわれました。
 今回はこれまでの授業内容を踏まえつつ、各人が解決したいと思う社会課題について、解決に向けて動くNPOの設立企画書を作成してきて発表するという内容。前回から2ヶ月ほどあいていることもあり、非常に丁寧にニーズを調べてきてくれた受講生もいました。
 発表に対し、僕やアカデミーの先生のみならず、受講生も採点。いいプラン尽くしであったこともあり、質疑応答や採点風景はさながら助成金の審査のようでした。授業の課題でとはいえ、社会(の課題)に対する能動的な向き合い方について体験学習してもらえたかなと思います。そのことが今後の人生に生きてくること、願うばかりです。4月から意欲的に参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
 2007年9月2日に、日本歯科衛生士会九州ブロック連絡協議会主催リーダー研修会「新規会員を獲得する企画づくり」の講師を担当しました。
 「異業種からの新しい視点を入れた研修会を!」とのご発案で門外漢の私がお招きいただきました。「企画とは何か?」の小講義の後、参加者の方が会員を継続している理由を棚卸ししていただきました。同じような理由でも、よく聞くと異なっていて、会員メリットの多様さを確認。その後、企画づくりの講義を経て、会員を分類するワークと企画アイデアを吐き出すワーク。
 地区を越えて、アイデアを交換するということ自体が新鮮なようでした。この新鮮な驚きと喜びをプランニングにつなげていって欲しいなと願うばかりです。
 2007年8月29日、日本教育開発協会(JAE)主催「第2回キャリア教育プログラム開発委員会」で「グループワークのファシリテーション」の講師を担当しました。
 この委員会は、JAEがコーディネートしているキャリア教育のプログラムを実践されている学校(小中高)の先生方が集まられて意見交換などをされる場。今回は9月から始まる新学期での授業実践のため、どのようにグループワークをファシリテートしていくのか?ということについて学ぶ回でした。
 短い時間でしたので、「ファシリテーターが試される場面」を参加者に出し合っていただき、「そうした場面にどう対応するか?」について自分も一回答者となりながら、意見交換を進めました。
 「こうすれば絶対うまくいく」の答えがないものですから、他の参加者の意見を聞いて、答えを考える視野を広げる契機となったのであれば、嬉しい限りです。
 2007年8月21日から24日にかけて、プロジェクト未来なは主催「僕らのアクションプログラム」の「プランづくり夏合宿」の講師・ファシリテーターを担当しました。
 この事業は、「まちに出て何かイベントをしたい!」と考えている高校生・大学生が集まり、8月の合宿で企画づくりの手法を学びながら企画書をまとめた後、9月から12月の間で実際に実施し、12月には評価・報告会をする、という4ヶ月にわたるプログラムです。
 今回の合宿では、学校も年齢も地域も異なる参加者がひとつのチームとなっていくためのワークからスタート。2日目から「どのような企画を立てたいか?」という思いを個々人で整理し、思いが共通するメンバーで企画チームを編成。その後は、「書き直し」の連続の企画立案。最終日には、合宿で作成した企画書を使って、那覇市でご活躍の大先輩方にプレゼンをして、終了。
 参加してくれた若いエネルギーにもさながら、その若いエネルギーを支えようとする地域の人々のエネルギーに大きく感心させられました。毎日様々な人がエールを送りに合宿所に顔を出され、プレゼンに対しても、協力的に厳しくも優しく指導。
 こうした社会環境そのものが人々の意欲や行動をファシリテートする部分もあるでしょう。12月の報告会で、どのような成長を参加者が見せてくれるのか楽しみです。
 2007年8月18日、兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士課程の院生有志の方にお招きいただき、集中特別講座「教育社会学入門」の講師を担当しました。
 現在、大阪樟蔭女子大学で非常勤講師として担当している「教育社会学」の講義内容を整理し、全15コマのエッセンスを一日分に圧縮してお話ししました。朝から日が落ちる時間まで、講義をし続けるというのは、体力的な意味で私も大変でしたが、次から次へと新しい概念が出てくるという点で聞く側にとってが一番大変だったように思います。お疲れさまでした。
 なぜ教員を志望するものが教育社会学を身につけるべきなのか。ここについて、考えるキッカケと、考えるために必要なツールとしての概念が幾つかアタマに入ったのであれば、嬉しい限りです。
 2007年8月12日、神戸市協働と参画のプラットホームの協働コーディネーターの業務として、「神戸NPO円卓会議をどうするのか会議」というワークショップのファシリテーターを務めました。
 テーマは「地域団体とNPOの協働をどのように進めるか?」。まず、地域団体とNPOそれぞれの強み/弱みを整理し、協働の価値がどういう部分で出るのか、大雑把に整理。その後、協働が進まないカベとなっていることを吐き出し、その対策となるアイデアを出し合いました。
 ここで時間切れ。次回はアイデアを整理しながら、円卓会議で実現に向けて話し合うものを選び出します。「地域を住み良くする」という一致点でうまく協働できれば、面白い動きが起こるのではないかと思い、今後の動きが楽しみです。
 2007年8月9日に三田市社会福祉協議会主催「ふれあい活動推進協議会 地域福祉活動者リーダー研修会」にて「本当のリーダーの役割とは?」をテーマに講師を担当しました。
 リーダーシップ論の新しい動きを紹介しながら、市民組織や中小企業で混同されがちな「マネジャー」と「リーダー」の違いを明確に提示した後、「リーダーシップが試される場面」にどのような行動をとるべきかをグループワークで明らかにしました。
 その後、一人ひとりがリーダーシップの自己点検を行なって、今回は終了。私自身もマネジャーとリーダーでは負うべき責任に違いがあると講義をしながら、自らのリーダーシップを点検。まだまだというところの多さに気づきますが。この気づきが変革の第一歩でしょうね。今回の参加者の皆さんも地域組織の革新にむけた第一歩を踏み出されることを願うばかりです。
 2007年8月6日に関西セクシュアルヘルス・ユースネットワーク主催の「KASH ON summer !」の「上手なワークショップのつくりかた」にて講師を担当しました。
 セクシュアルヘルス(性の健康)に関するワークショップでは、そのテーマ故に、どのように「語りやすい場」をつくるのかが問われます。そこで、ファシリテーターの動きに注目をしながら、場づくりのありかたについて、参加者の経験も手がかりにしながら、学ぶ時間を持ちました。
 雰囲気づくりと一語に集約されるものも、ファシリテーターが「価値判断」という行為についてどのようなスタンスを持つのかまで含まれます。短時間ではありましたが、奥深いセッションではありました。
 ちなみに、来年度には若者を対象とするセクシュアルヘルスについてのワークショップを開発したいと思っています。一緒に考えてもいいよーという方、ぜひお声がけください。
 2007年8月4日から5日にかけて、第2回教育ファシリテーター講座を主催いたしました。
 学校の先生方や教育NPOのスタッフのみならず、教職志望の学生などもご参加いただき、学校の授業などの「学びの場」をどのように参加型に変えていくのかについて、実習ベースの講座を行ないました。今回のゲストは大本晋也さん(兵庫県教育委員会)。学校での実践の難しさも踏まえながらの展開となりました。
 講座では、最初に教育ファシリテーターとは何か?何をするべきなのか?から始まり、参加者による実習授業へ。習うよりも慣れろ、ということで、40分の実習と40分のクリティーキング(批評会)を何度も行ないました。体験を通じて参加者それぞれが感じ考え、学びとっていく流れです。「ただ単に意見を聞いたり、ロールプレイを取り入れるだけではいけない。」といった声が聞かれるなど、ファシリテーションの核心にも触れられるセッションが続きました。今後、みっちり実習に取り組む中級編も企画検討していきます。乞うご期待!
 2007年7月27日に、総合幼児教育研究会主催「第24回総合幼児教育研究大会」の第6分科会「後継者・主任研修-やる気を引き出すリーダーシップ」で講師を担当しました。
 全国各地の幼稚園の副園長先生や次の園長とされる先生、現場のとりまとめをされておられる主任の先生方を対象としたもので、「やりとり」のある職場をどのように実現すべきか、ということで、参加者個々人の経験を手がかりに、リーダーが何をすべきかという毎日の点検表づくりを行ないました。
 どういうテーマのコミュニケーションが、どういう雰囲気の中で、誰と誰の間でとりもたれるべきかをじっくり考え、明日からのリーダーシップをどのように変えていくべきかを考える契機となったように思います。
 後継者と言われる方々と主任の方々で力点の置きどころに違いがあったのが、興味深いものでした。果たすべき責任をどのように定義づけるのかがリーダーシップの在り方を考えるスタートなのでしょう。
第7回目の講義では、BIG ISSUEの販売員さん(ホームレスの方)とスタッフの方をお招きし、「仕事をする」ということが何を与えてくれるのか、一度失った経験に照らして教えていただきました。第8回目の講義は、ここまでの授業の理論的整理をはかるということで、私の方で「キャリアデザインの理論」をみっちり講義。参加型学習が基本のこの講義には珍しいコマでしたが、きちんと講義をきいてもらえる素地があるからできることです。
 第9回目から第11回目は、山口洋典さん(同志社大学大学院准教授)に担当のもと、プレゼンテーションスキルの向上に取り組んでもらいました。第12回目は、隈研吾さんの「負ける建築」というコンセプトから自分のもっている制約とどう向き合いながら、自らの夢を導きだしていくのかを考え、最終回へ。最終回は、本講義の総仕上げとして、これからのキャリアプランを踏まえた上での「自分広告」を制作してもらってきて、全員参加型のワークとして広告大賞を選び出しました。
 後半、受講生の皆さんに強調したことは、キャリアプランというのは一度描けばいいものではなく、むしろ、常に描き直し続けるものだから、その見つめ直す勇気と態度、描き続けるための技法を習得始めて欲しいということでした。
 5年後、多くの学生がこの授業の意味を深く捉え直して、自分で自分の道を開拓していって欲しいなと願うばかりです。
第6回目は不登校児童の支援経験も豊富な熊倉崇裕さんをゲストにお招きして「不登校の教育社会学」をテーマにしました。不登校への対策を教育学的に考えた場合と社会学的に考えた場合で出る違いは興味深いものでした。第7回目から第9回目は、「学ぶ空間の変容と学ぶことの変容」や「モダンからポストモダンへの変容と教えることの変容」といったマクロな社会変化と教育の変化を実践事例も紹介/体験しながら学びました。
 第10回目と第11回目は、田靡裕祐さん(大阪大学大学院人間科学研究科博士課程後期課程)をお招きして「教育は格差を是正できるのか?」という大テーマに向き合いました。社会階層間の移動をどのように実現しているのか/いないのか、現代的な課題について、様々な視点から解き明かしていただきました。
 第12回目と第13回目は、「何が教育問題となるのか?」というテーマで「社会問題の社会学」の知見を取り上げ、社会構築主義の視座の獲得を促しました。騒がれる「教育問題」というものに対して、距離感を持ちながら分析できるようになって欲しいというこの講義のねらいをストレートに取り扱いました。少し難しかったかもしれませんが、消化して欲しいものです。
 第13回目後半から最終回となる第15回目までは、レポート課題作成に向けたワークショップを行ないました。自分の考えに対するグループからのフィードバックをうまく活かして、いいレポートが上がってくるのを楽しみにしましょう。
第4回目は「NPOはどのように動かすのか?」、第5回目は「NPOと企業/行政のパートナーシップはどうつくるのか?」、第6回目は「私はNPOにどう関われるのか?」といった大きな問いに対し、受講生の方々に意見をとりまとめて発表してもらいました。受講生のすばらしい発表に応えて、僕もNPOマネジメントの本当のポイントを押さえたり、近年のCSRの動向について紹介したりと、負けじとショートレクチャー。第6回目には、日比野美香さん(犬山里山学研究所)をゲストにお招きし、「職場としてのNPO」を現場からご紹介いただきました。1回の授業時間が長いこともありますが、全ての回を通して、意識もスキルも高い「大人」が集まった授業だからこそ、鋭いトークが冴え渡る授業になっています。
 次回最終回は9月。夏休み中に自分なりのNPO起業プランを考えてきてもらうことになっています。さて、どんなプランと出会えることやら。受講生から大いに学ばせていただきます!
 2007年7月16日にJICA&CODE主催の「アフガニスタン・シャモリ平原における農業開発と地域防災の相互補完促進事業」の「佐用町での学びをシャモリ平原に持ち帰るプランニング」でファシリテーターを担当しました。
 一週間程度、兵庫県佐用町に滞在して、日本の農業開発の手法や地域防災計画などを学んでいるアフガニスタンの農家の方々を対象にして、これまでのトレーニングをふりかえり、学びを整理し、現地に戻った後にどの学びをどのように持ち帰るのかを考えてもらいました。今年8月から来年7月までのアクションプランも何とかできあがり、ホッとしたところで、JICAから修了証が参加者の方に手渡されていました。
 僕が日本語で喋って、日本語から英語、英語からダリ語へと二重の通訳をして、参加者に言葉が伝わるため、参加者との距離を縮めるのが苦労しました。言葉は発している言葉そのものの意味以上のメッセージを多く伝えているのだと痛感。新しいチャレンジでした。
 2007年7月3日に 甲南女子大学主催の多文化共生学講演会「あなたはどのように記憶されたいか?」で講師を担当しました。私に与えられたテーマは「社会的起業家とは何者か?」というもの。
 NPO/NGOもまだよく知らないという大学1年生を対象に、なぜ社会的起業ということが取り上げられるのか、何にどのように社会的起業家は取り組んでいるのかといった話を事例中心にお話ししました。感想文には「社会的起業という道が将来の選択肢としてあるんですね!」といったように、概ねポジティブに捉えたコメントが多かったですね。
 話の中では、社会的起業家の持つお悩みも披露しましたが、これにウケていたのは、担当の先生のみ(苦笑)。まぁ大学1年生には運営上の課題はリアリティ湧きにくいところかもしれません。後期には2年生以上対象の「日本のNGO」という科目を同大学で担当します。ぜひアドバンスドはこちらへ!
 2007年6月25日にちば市民活動・市民事業サポートクラブ(NPOクラブ)主催の「NPOの広報力パワーアップ講座」で講師を担当しました。
 NPOクラブでの講座では、過去にボランティアマネジメントと広報とをテーマに担当させてもらったこともありますが、今年は昨年に引き続き広報がテーマ。やはり「伝える」という作業には苦労が多く、またその答えもなかなか見つかりにくい、という現場感覚の故でしょうか。
 実際にちまたで巻かれているチラシを教材にいい広報のポイントを取り出したりするワークやレクチャーを経た後は、自分の団体や担当事業のキャッチコピーを考えてもらいました。今ある殻をどのように突破するのか、その勇気こそ、センスよりも何よりも必要だなぁと感じました。
  2007年6月23日に上町台地からまちを考える会主催のシンポジウム「上町台地のコミュニケーションデザイン」でのパネルディスカッション「上町台地をデザインする」にてコーディネーターを担当しました。
 第1部がこれまで上町台地からまちを考える会が何をしてきたのか、成し遂げてきたのかを検証するセッション。第2部が外部の視点を取り入れるということで永井宏和さん(プラスアーツ)の講演。そして、僕が登壇した第3部は、第1部と第2部を経て、これから何をすべきかを考えるセッションでした。
 詳しい報告はブログに掲載していますので、そちらをご覧ください。まちを違った切り口で見ると、いつもと違うレイヤーでまちの組み立てを理解できるということを考えさせられました。
  2007年6月21日にシチズンシップ共育企画主催の第14回学びのデザイン研究会「今話題のリスクコミュニケーションツールを体験しよう」が行なわれました。
 今回のゲストは西修さん(神戸市役所)。阪神・淡路大震災で行なわれた葛藤の中の決断を追体験しながら、震災リスクについて話し合う場をもてるためのツール「クロスロード」を体験し、このツールの持っている可能性や難しさなどについて、話し合いました。個人芸的なファシリテーションに左右されないツールではありますが、そういったツールにもどこかファシリテーターの力量は問われる場面はあり、ファシリテーターなきワークショップはやはりないだろうなと思いました。
  2007年6月20日に神戸ワークショップ研究会主催の定例勉強会に出席。「まちづくりファシリテーター vs 研修系ファシリテーター」と題したワークショップを企画実施させていただきました。
 この研究会には、まちづくりワークショップをされる方の集まりということで、僕とは違うフィールドの方々の集まりという特性を踏まえて、「ファシリテーターはこれができなあかんやろ!」という項目を共有しながら、ファシリテーターの技能の定義の重みづけで違いがどこにでるのかを見てみました。
 「なるほどねぇ~、そうそう」と思うものもあれば、「へぇ~そこに力点をおくのかぁ」と思うものもあり、ファシリテーターという同じ言葉でもかなり幅広い職能を指していることを実感。今後、フィールドを越えて意見交換できるとおもしろそうです。
 2007年6月16日にシチズンシップ共育企画主催「ユース・ナレッジ・マーケット#2」の「グループを元気にする合宿プログラムのつくりかた」が行なわれました。
 夏休みの合宿シーズンを前に、学生団体の中で一子相伝で伝わっている「合宿ノウハウ」を共有したり、「もりあげてなんぼ」みたいな偏った合宿イメージを多様化していきたいなと思って企画しました。少人数であったこともあり、一つずつの団体へのグループカウンセリングを行なうような感じでプログラムは展開。
 実際に合宿前、という参加者ばかりでしたので、終了後に「合宿プログラムを変えるのに役立ちましたー」との感想もいただけました。学生団体のネットワークは多くあるものの、学生団体がマネジメントを本格的に学ぶ場はまだまだ少ないのだなと思いました。ぜひ既存のネットワークには、そのあたり、取り組んでいただきたいものです。
  2007年6月9日にBEE&GGP主催の「共感とコミットメントを育むリーダーシップ」にて講師を担当しました。
 リーダーシップの革新とはよく言われますが、その定義を行動や態度、発言で定義をするとなるとまだまだというところでしょう。参加者個々人の体験を手がかりに、ボランティアの積極的参加を引き出すリーダーシップについて、グループワークで検討してみました。
 リーダーシップの革新は日常のほんのささやかな行動の変化によって体現されるものだ、ということを改めて確認しました
  2007年6月9日に北九州NPO研究会主催講座の「価値を創造するNPO支援」にて講師を担当しました。
 どういう時にNPO支援といった役割が求められるのかを、参加者の方々が実際に長年の活動現場で抱かれた疑問から定義づける作業を行い、NPO支援とは何をすることなのか、どこに成果を見いだすべきかを考えました。
  2007年6月8日北九州NPO研究会主催「第74回研究交流会」に講師としてお招きいただき、「市民力のデザイン」と題した講演を行いました。
 シティズンシップ教育とは何か?それはどのような背景から望まれているものなのか?現在の日本の実践事例は?実践を展開する上で何に留意すべきか?といった問いに対して、修士論文以降の検討も踏まえた発表を行いました。修士論文でまとめた内容は、少しずつですが、こうした発表の機会を得て、大きくなっていっています。
5月26日に東京スポーツ文化館主催「若者スキルアップ講座」の第4回目「フォローアップ編-計画を見直し、改善する」の講師を担当しました。
 1月から2月にかけて行なった連続3回講座の受講生を対象に、講座で学んだことを実践してみてどうだったのかを振り返るワークショップです。やりっ放し/聞きっ放しの講座もまだまだ多い中、こうした機会が含まれた組み立てというのは、重要なことでしょう。
 「できなかった」という場合においても、なぜできなかったのか?を検証することで改善点が浮かび上がります。こうした評価/改善の習慣化、地道に広げていきたいものです。
 5月24日に岐阜県立森林文化アカデミー「NPO概論」の第3回目「NPOはどのようにつくるのか」を行ないました。
 前半は今回の授業テーマの問いに対して、担当の受講生が発表。自分たちがもしNPOをつくるならどうするかをシミュレーションした資料をご用意いただけ、非常に実践的な学びの場となりました。
 後半は、ゲストにお招きした山口洋典さん(上町台地からまちを考える会事務局長)から、実践事例からひもとくNPOづくりのポイントをご提示いただきました。「ミッション」や「ネットワーキング」といったNPOでよく聞かれる言葉についての理解が、ぐっと深まったのではないかと思います。
 5月22日に大阪樟蔭女子大学学芸学部「教育社会学」の第5回目「いじめの教育社会学」を行ないました。
 初回講義のグループワークで最も関心の高いテーマとして出されたのが「いじめ」。ということで、いじめの国際比較から日本のいじめの特徴を明らかにし、その上で、現在/過去のいじめの違いについて最新の研究成果を紹介しました。「いじめ自殺の連鎖」など、昨年問題として広がった話だっただけに、理解もしやすかったようです。
 5月22日に大阪成蹊大学芸術学部「キャリアプランニング論」の第6回目「社会で役立つ自分をみつける(2)」を行ないました。
 私の方からデザイナーとして求められる基礎力についてレクチャーをした後、前回のスペシャルオリンピックス日本(SO)からの「発注」を受けて作成した作品をグループ合評。グループで優秀作品を選び出し、全体の前でSOの担当者の方にプレゼンをしてもらいました。
 結果、見事に実現化される作品が2つ選ばれました! すばらしい作品ばかりで私も「あれもこれも素敵だなぁ」と見ていたのですが、それはSOの担当者も同じだった様子。選ばれた学生もそうでない学生も本当によくやってくれました。ありがとう!
5月20日にCLUB GEORDIEの「ファシリテーション研修」で講師を担当しました。同団体のメンバーを対象とする研修は昨年の広報研修に引き続き2年目ですが、このように小さくても団体のメンバー全員のスキルアップのためにしっかり研修しようとする姿勢には感服です。
 今年は「ファシリテーション」がテーマ。丁寧にアイスブレイクと導入のフリップディスカッションをして、「場」を暖めてからレクチャー。その後は、「実践あるのみ」ということで、ロールプレイング形式で会議を3本実践して、そのふりかえりを通じての学習としました。
 ファシリテーター役を担う学生の個性が非常に色濃く出て、おもしろいセッションでした。やはり、ファシリテーションとは行き着くところ人間性、なのでしょう。
5月19日に少年少女合唱団マーレ主催の「杉原千畝の心を考えるワークショップ」でファシリテーターを担当しました。
 三浦一郎が主任ファシリテーター、佐川・寺尾・川中の3名がグループファシリテーターとして、幼稚園児から中学生までのグループに関わりました。「戦争って何?」から始まり、「杉原千畝って何を考えていた人?」を経由しながら、「あなたが杉原千畝だったら、ユダヤ人を助ける?家族を守る?」という問いへと展開させ、参加者個々人がそれぞれなりの杉原千畝像をつくることを促しました。
 今回のプログラムを通じて子どもたちは杉原千畝への深い理解が進んだかと思います。このワークショップを踏まえて、8月のミュージカルに挑戦します。子どもたちがそれぞれの「思い」をもって参加してくれるものだと期待しています。
5月15日に大阪樟蔭女子大学学芸学部「教育社会学」の第4回目「ジェンダー/セクシュアリティの教育社会学」を行ないました。
 カリキュラムを教育社会学的に分析していく上で、具体的なものとして「ジェンダー/セクシュアリティ」を取り上げました。歴史的に学校制度が構築される中にあっての女性の位置についてや現在の授業実践の中での女性の位置づけをジェンダー論から整理しました。「性の多様化」が進む中で学校がついていけていない現実をデータも踏まえながら提示。
 バックラッシュ真っ盛りですが、「男らしい/女らしい」に捕われない形での教育が展開する教員が増えていって欲しいものです。
5月15日に大阪成蹊大学芸術学部「キャリアプランニング論」の第5回目「社会で役立つ自分をみつける(1)」を行ないました。
 この授業では、あれこれワークで「考える」だけではなく、実際に「動いてみる」ことも大事にしたいと考えています。そこで、今回と次回は、受講生のみんながどういう部分は社会に通用して、どういう部分がまだ社会に通用しないのかを明らかとするための「腕試し」企画。
 スペシャルオリンピックス日本・京都支部からゲストをお招きし、学生の皆さんに「発注」をしていただきました。仕事のことを学ぶ授業、仕事体験を本当にしてみるというわけです。なかなかにハードルの高いお題が出ましたが、さて次週、どういった作品と出会えるのか、楽しみです。
5月12日に京都学生祭典学生実行委員会の幹部研修で「上手な会議の進め方」で講師を担当しました。
 参加者全員で「いい会議」を11の言葉で定義する作業を行った後、グループワークで「会議上手になる方法」についてのディスカッション。具体的な会議改善策をまとめました。学生の集まりということで、雰囲気をどのようによくするのか、といったあたりで、特徴的でした。
 その後は、自分たちでつくった改善策を意識しながら、模擬会議。2グループでそれぞれ話し合いたいテーマについて、ディスカッションをしていただきました。「アジェンダセッティングが大事」との声が振り返りで聞かれたりしながら、終了。
 非常に大きな組織ですから、すぐに物事を変えるのは難しいでしょうが、少しずつ動かして行ってほしいなと思います。
5月8日に大阪樟蔭女子大学学芸学部「教育社会学」の第3回目「子どもはどこから何を学んでいるのか」を行ないました。
 前回は社会化について取り扱いましたが、今回は方法的社会化に照準を絞り、「カリキュラム」からアプローチしていきました。カリキュラムというものがどのように社会的に構成されてきたのか、そして、現在構成されていっているのかを述べました。
 同時に「潜在的カリキュラム」についても述べました。教育社会学の知見が最も分かりやすいところなので、ぜひとも深く理解して欲しい内容です。
 5月8日に大阪成蹊大学芸術学部「キャリアプランニング論」の第4回目「自分を知り、自分に気づく(2)」を行ないました。
 前回の続きで、「わたしに気づく11問」への回答を書いてもらいましたが、今回はもう少し自分自身の体験を深く掘り下げるかたちでの質問。人生に影響を与えた3つの出来事は?といったように、さっと考えて浮かんで来るものではなく、じっくり考え抜いて答えるものづくし。非常にヘビーだったと思いますが、それを経て、自分のキャッチコピーづくりにトライしてもらいました。
 自分を売り込むには、自分のことをよく理解していないといけない、ということで、産みの苦しみの時間です。
 4月26日に学びのデザイン研究会の第11回目「プロセスを丁寧に記録する手法」を行ないました。
 チェックインミーティングで、現在参加社のそれぞれが抱えている活動を分かち合うところから開始。
 その中で出た、ボトムアップ型の合意形成の難しさについての意見交換で盛り上がり、その場のファシリテーションの前になされるアジェンダセッティングや意志決定の仕方のデザインの重要性を確認。これだけでも非常に濃厚な時間でした。
 その後、今日の本題に即した事例発表をしていただき、その場でプロセスを丁寧に記録する手法としてのマッピングについて実際に試行してみました。ファシリテーターは黙々と記録するだけなのですが、その記録過程が全員の目に入り、共有されることで、自ずとみんながプロセスを意識し、勝手にファシリテートされる、ということを体験しました。
 プロセスを丁寧に記録する過程にこそ、この方法の真髄があると思いました。これもまたファシリテーション・グラフィックの効用の一つですね。
 4月26日に岐阜県立森林文化アカデミー「NPO概論」の第2回目「NPOとは何か?」を行ないました。
 1回目に参加者が出した知りたいこと(質問)の内、「NPOとは何か?なぜ今NPOなのか?」という大きい問いに収斂できるものについて、当番の参加者が答えを発表。
 その発表に私がコメントしたり、参加者同士で質疑応答したりしている内に、あっという間に3時間終了。
 参加者の方の発表は力作もので、私も初めてきちんと知ったNPO前史の一部もありました。講師がただただ講義するだけではないことのオモシロサを実感する授業でした。
 4月24日に大阪松蔭女子大学学芸学部「教育社会学」の第2回目「社会の「常識」はどのように身につくのか」を行ないました。
 教育社会学のみならず、社会学全般においても非常に重要な概念である「社会化」について、その意味やメカニズム、現況を講義する回でありました。授業の最初に、受講生が常識と考えることを書き出し、それをどこで学んだのか?を考えてもらいました。もっとも「あたりまえ」と考える常識ですら、普遍性は言えないという事実を確認してから、講義パートに入り、子どもに態度取得される対象として教員の振る舞いについて問うてみました。
 次回は、方法的社会化の理解の延長線上にある「カリキュラム」について学びます。
 4月24日に大阪成蹊大学芸術部「キャリアプランニング論」の第3回目「自分を知り、自分に気づく[前編]」を行ないました。
 モノを通じて自己をPRする「モノ語り」のワークからスタートし、授業は終始、自分がどういう人間であるのかを考える授業でした。「何を伝えるのか?」と同時に「何が伝わるのか?」ということも考えて欲しいということで、グループワークでキャッチコピーを「つけてもらう」というワークをして、今日は終了。
 「うまく伝わらない」という経験が、伝え方に磨きをかける契機となり、「思いのほか伝わった」という経験が、自信をもってPRできるポイントを見つけ出す契機となる。そう考えていますが、うまくこの授業が「契機」となって欲しいものです。
 次回は、自分が「どうあるのか?から「どうありたいか?」へと問いを発展させ、自己分析を前に進めます。
 4月17日に大阪成蹊大学芸術学部「キャリアプランニング論」の第2回目「実例に学ぶアーティストという職業」を行ないました。
 キャリアプランニングについて学ぶ前に、実際にどのようにキャリアを積み重ねて、アーティストになるのか、また、アーティストという職業がどのような生きたかをしているのか、ゲストの上田假奈代さん(詩人・NPO法人cocoroom代表)の生き方/働き方に耳を澄まして学びました。
 「ことば」、そしてポエトリーリーディングと出会い、それを「詩業」として成り立たせるためにどのような苦労を経験されてきたのか、その一つ一つの歩みが、とっても印象的なものでした。
 受講生には、「ピンチがチャンス」など、多くのことばが心に響いたようでした。「それで、あなた自身は何を/どのように表現するのか?」、これからは受講生にその問いが立ち上がります。次回からこの問いと向き合います。
 4月11日に岐阜県立森林文化アカデミー「NPO概論」の第1回目を行ないました。
 この科目は、10人の少人数クラスということで、始まってすぐにワーク。ポストイットにこの授業の中で解消したい疑問を書き出してもらいました。
 それを全員で共有しながら、グルーピング。この「みんなの知りたいこと」をもとにその場でコースデザインを組み立てました。次回からは、今回出た質問への「答え」を受講生が自分たちで調べてきて発表しながら、「NPO」への理解を深めていきます。
 自己紹介として、そして同時に、NPOが具体的にどういう活動をしているのかを知ってもらう機会として、自分の活動経歴をしっかりお話いたしました。
 うまく現場と教室がつながるような授業を共に創っていきたいものです。
 4月10日に大阪松蔭女子大学学芸学部「教育社会学」の第1回目「教育と社会の間」を行ないました。
 教育社会学の考え方を身につける授業ということで、「考える」時間を多くしようと考えてはいますが、「考え方」を鍛えるためには、一定の概念理解が不可欠、ということで、この科目は講義がメインです。そのため、僕の表情が一番カタイ授業となっていることでしょう。
 それでも、参加型の要素は取り入れたいということで、受講生から「最近、気になっている教育事象」についてグループ討議をして、発表していただきました。
 今後の授業では、今回分かち持たれた関心のありかを手掛かりに、展開していこうと思っています。
 「教育社会学とは何か?」ということで、「教育社会学の思考様式」を講義しましたが、少し難しかったようです。うまくワークと概念を結び付けたいものです。
 4月10日に大阪成蹊大学芸術学部「キャリアプランニング論」の第1回目「はたらくとしあわせ」を行ないました。
 初回授業ですから、この講義の目標や展開、学習スタイルの共有に時間をかけました。この科目は、他の科目よりも遥かにワークショップをふんだんに取り入れた授業、ということで、「おもしろそう」と思われる方もいれば、「どうなるんやろか?」と思われた方もおられたようです。
 カラダで馴染んでいっていただこうと、早速今回は「他己紹介」のワークから、自分というものの「伝わり方」について考える時間を持ちました。
 これから半年で、「はたらく」という言葉と「しあわせ」という言葉がくっつくような人生の描き方、見つけていきましょう。
3月18日に鳥取県岩美自然学校共催「実践!NPOマネジメント研修」の第3回目「新しいメンバーをどのように増やすか?」でファシリテーター・講師を担当しました。
 地元・鳥取で活動されていて、昨年私の講座を受講して、実際にメンバー倍増を実現された田中玄洋さん(学生人材バンク代表)をゲストにお招きして、事例からメンバー獲得の秘訣を学びました。
 学生という人材の獲得に関する事例でしたが、そのコツについては、他の世代の人材を獲得する上で大いに参考になるものでした。特に団体内での「検討プロセス」には学ぶことが多く、メンバーの力を信じ、うまく引き出されていたのが印象的でした。
 ケーススタディを経てから、私からコツを整理するための講義を行ない、参加者の皆さんには実際に人材募集計画を作成いただきました。
 「こういう人を何人欲しい」と募集イメージを全員が明確化したことで、参加者同士のフィードバックも「それだったら、こういう風にしたら?」と具体的な提案が交わされていました。
 一様に「忙しい」と言うボランティアして欲しい人材にうまく働きかけ、新年度に新体制が構築されること、その成功を祈るばかりです。
 3月10日にスペシャルオリンピックス日本主催「CSRフォーラム2007」のパネルディスカッション「CSR推進の視点から見た企業とNPOの新しい関係創り」のファシリテーターを担当しました。
 パネリストに、矢島正敏さん(オムロン株式会社CSR総括室部長)、荒濤大介さん(マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパンプリンシパル)、細川佳代子さん(スペシャルオリンピックス日本名誉会長)をお迎えして、事例に即しながら、CSR推進にあたってNPOと協働することが、どういう効果や成果をもたらすのか、またNPOとの協働は企業や従業員個々人にどういう変化をもたらしたのかを議論しました。
 全体として、「企業の本業」と「NPOの現場」をどのようにかけあわせていけるのかということが取り上げられました。非本業部分でのNPOとの協働だけではなく、本業部分でのプログラム開発こそ、「CSR推進」という観点からは重要であるということを、両社の事例は見事に提起されるものでした。
 そのほかにも様々な論点が出されましたが、CSRについてどのように全従業員が理解し、推進していけるようになるかという部分も興味深い議論でした。トップダウン/ボトムアップを組み合わせながら、現場で理念を行動化するところのプロセスは示唆深いものだったでしょう。
 また、CSRの推進が、従業員個々人にとっても、「よろこび」をもたらすものであることが確認されましたが、、そのことがプロダクト/サービスの質の向上にもつながっていく回路づくりも可能なことです。
 CSRという切り口で企業活動全般を見直すことの意味の大きさを確認できるいいセッションであったのではないかと思います。惜しみなく話題を提供いただいたパネリストの方々に深く感謝です。
 3月9日にアーツな仕事研究会の3月例会にて、「仕事というものは可能性のアートである。」と題して、発表をいたしました。
 この年齢ですから当然完成されたアート作品のような生き方/働き方ではなく、現在、つくっていっている過程にある未完成な生き方/働き方について、自分のこれまでの歩みをもとにお話しました。現在、何をどのような問題意識のもとに行なっているのか、その問題意識はどのように醸成されてきたのか、仕事をつくる上で何を大事にしているのか、これからどのように展開していくのか。こうした問いについて応えていくプロセスでしたが、話の中心は「ファシリテーター」という新たな職業(職能)のあり方についてでした。
 ファシリテーターブームではありますが、本当に個々人が学びとることを促し、主体性を確立していくことを支援するファシリテーションができている人は、まだまだそう多くいません。私自身もまだまだ途上の身と心得ていますが、磨きをかけるのは技術だけではなく、「人間性」に他なりません。ファシリテーションというツールを用いるにあたっての哲学やポリシーの個々人なりに確立することが重要だからです。そうしたことを改めて考えさせられるディスカッションでありました。さて、私の生き方/働き方は、どんな作品となっていくのでしょう。自分でも楽しみです。
 3月7日にドーンセンター主催「男女共同参画社会を目指す市民やNPOとの共同事業を担当する職員のための研修プログラム」の「市民・NPOとのより良いパートナーシップのために必要なファシリテーター力をつける」で講師を担当しました。
 市民参加のためにファシリテーターは何をするのか?という問いに対して参加者全員で考えるところから始まり、参加者からの声にコメントを付け足しながら、ファシリテーションの講義を行ないました。参加者の方が出された言葉が奥深いものであったので、いきなり「対立」とどう向き合うのか、といった深いテーマについても話が膨らみ、非常に興味深い展開でした。
 その後、ファシリテーターは対面場面でのやり取りをすればいいのではない、ということで、「いい環境を整える」というところでのファシリテーションについて指摘。市民やNPOと協働するにあたって、どういう心構えを組織内に広め、また協働環境を整えるのかと問題提起させてもらいました。
 「なぜボランティアなのか?」、こうしたシンプルな問いに真摯に応えることの大切さを分かち合えたのではないかと思います。
 「ファシリテーション」の一部分を表面的に取り上げるのではなく、総合的に取り上げることができ、自分にとってもいい整理となりました。
 2月28日に栗東市主催「りっとうガンバル基金サポート講座」の第2回「活動を分析し、団体の組織力を高める」で講師を担当しました。
 山口洋典さん(應典院)とのダブル講師でありましたが、前半の「成果報告会のための自己評価」の講義を私が担当し、後半のワーク「活動カルテづくり」を山口さんが担当しました。講義については、通常1時間以上かける評価の講義のエッセンスを取り出し、20分でポイントを説明。まずは「評価が何をもたらすのか?」というところを理解していただければと考えての組み立てでした。
 後半のワークでは、一つのグループに入って、じっくりと参加者の活動のお話を伺わせていただきました。地域で地道に活動される方のお話から、NPO支援も講座だけではなく、泥臭く地道に一つ一つの活動に伴走しながらのコーチングも必要、との思いを再確認。
 当面、シチズンシップ共育企画としては学生団体の継続支援を主にと考えています。ぜひ一緒に走ってみたい団体はお声がけください!
 2月26日にシチズンシップ共育企画「学びのデザイン研究会」の第11回目が行なわれました。
 今回のテーマは「やってみて考えるファシリテーション」ということで、参加者が今試してみたいことについて、その場で試行的にやってみて、その振り返りを通じて学びを抽出するという流れで展開しました。
 「ファシリテーショングラフィックについて、フィードバックを受けたい!」との参加者のお声をうけて、「環境教育は今後何をすべきか」というお題で30分程、話し合い、その後、30分ほどじっくり振り返り。
 今そこでやってみたことを題材に話し合うのは、やはり、生きた体験を共有しているだけに、ぐっと分かり合えるものですね。学びのデザイン研究会は「事例」を中心にこれまで展開してきましたが、こういう手法も活用して、いい事例研究ができる場となりたいものです。
 2月24日から25日にかけて東京都・東京スポーツ文化館主催「若者スキルアップ講座-組織と活動が一皮むける!3回連続講座」の「第3回目「参加者が集まる広報デザイン」の講師を担当しました。
 連続講座の最終回は、自分たちの活動をどのように伝え、参加者を増やすかをテーマに、広報と広告について学んだのですが、終始一貫して、広報モードにアタマとカラダをどう切り替えるかを提起し続けました。
 写真は、広告大賞を選ぶワークのワンシーンですが、どのように賞を選ぶのかというところで広告デザインの考え方を考えてもらいました。このような感じで、人がぐっとひきつけられるために何をすべきか、グループワークで考える機会の多い研修となりました。センスとロジックの両方をうまく磨いて、使いこなせるよになるため、実際に広報戦略と広告チラシのデザインにも取り組んでいただきましたが、その発表では NPOの広報だからこその良さや熱さが聞け、私にも勉強になりました。
 伝えられていなかったことで、待っている人に活動を届けられなかった。この緊張感、いつまでも大切にしたいものです。
 2月23日に山形学院高等学校私学を育てる会主催「人の集まるところの『場づくり』の知恵」で講師を担当しました。
 参加型の場をどうつくるか、というテーマですが、ファシリテーションのテクニックの話の前に「なぜ参加型なのか?」というところを少し考えていただきました。参加型の重要性やその効用をメンバーに気づいてもらうことが、「人が集まる場」上でとっても大切なことです。
 その後で、ミーティング・ファシリテーションの話も交えながら、「人が集まる(行こうと思う)場」をどのようにつくるのかお話をして、「実際にやってみよう!」ということでワーク。
 ワークの時間はとっても短かったのですが、参加者の方々の素晴らしい集中力でワークが展開されていくのを拝見して、驚きました。「私がやらなきゃ!」という気持ちの高さ故でしたが、では、その気持ちをメンバーにどう抱いてもらうかです。
 参加者の方とのディスカッションを通じて、会議の中ですることよりも、その前段階ですべきことが多いんだろうなと考えさせられました。
 2月18日から19日にかけて、「ユース・ナレッジ・マーケット」の#1「社会に共感される年間計画づくり」を主催いたしました。
 講座は自己紹介の後、2006年度の組織と活動を点検して、何をのばし、何を改めるべきかを考えるところからスタート。PDCAサイクルの流れの中で年間計画をつくる重要性を押さえた後に、単に「何をするのか?」だけではなく「どのような組織で実現するのか?」、「なんでそれをしないとダメなのか?」も含めて、2007年度年間計画を書き下ろす作業に展開しました。
 要所要所で押さえるべき事項を講義しつつも、基本はワーク中心で、「明日から使える持ち帰り品」をつくることに注力してもらいました。
 少人数制だったので、個別のプランに対し、じっくりと一緒に考えることができたのが今回の講座の良かったところでしょう。現場での変革につながっていることを強く祈るばかりです。
 学生団体がもっと社会に貢献できるよう、今後もこのシリーズは続けてまいります。ぜひこれからの動き、ご期待ください。
 2月17日にA'ワーク創造館主催「若者のためのNPO&CB講座」の最終回「NPO&CBの基礎知識」で講師を担当しました。
 NPOやCBで働く/活動する方々の話をこれまでの回で聞いて、「では、自分はどう動くのか?」ということを考えるためのセッションが私の担当回でした。NPOやCBとは一体何なのか?、なぜ社会で必要とされているのか?、そこで働く/活動するメンバーには何が求められるのか?といった話を提供し、その上で各自がどう動くかのアクションプランをつくりました。
 研修の最後に発表されたアクションプランは、動きの大小はあっても、どれも実現可能性が高いものばかりでした。小さくても動き出す、これが大事だなぁと勇気づけられました。
 2月12日に京都市・京都市ユースサービス協会主催「ユースシンポジウム2007-"課題を持つ"若者への支援を考える」のパネルディスカッション「現代の若者が抱える課題について」でコーディネーターを担当しました。
 (「問題」ではなく)自立に向けた発達「課題」の内、現代的で特徴的な4つの課題(セクシュアルヘルス/リプロダクティブヘルス、発達障害、引きこもり/居場所、依存)を切り口に、現代の若者の一体何をどのように支援していくことが、ユースサービスに求められるのかを議論いたしました。
 一見、4つの切り口は全く別物のように思われるものでしょうが、ディスカッションを通じて、関係性のつくりかたやそこで交わされるコミュニケーションを共通項として、切り結ばれていきました。また、つながる「社会」の側にも寛容度など変革課題でも共通点が指摘されました。
 定員を上回る約90名の参加者を得てのシンポジウムは、4つの課題に関するニーズの高まりをシンボリックに現すものであったと思います。
 しっかりと議論し、意見交換し、経験交流を進め、「これから」どのように支援取組みを展開していくか、どのようなコミュニケーション機会をデザインするのか、それらを模索するシンポジウムでした。「これから」の動きが問われますね。
 2月10日から11日にかけて東京都・東京スポーツ文化館主催「若者スキルアップ講座-組織と活動が一皮むける!3回連続講座」の「第2回目「思いを実現するマネジメント力」の講師を担当しました。
 「思い」というものをどのように表現すればいいのか?というところから始め、一人ひとりの思いを「企画書」に落とし込んでいきました。
 そして、「思い」を実現していくために、連続的な企画をどのように打ち出していけばいいのか、つくった企画をどのように実現化していくのかといったテーマについて、ゲストの小林健司さん(NPO法人JAE)に事例報告をしていただき、実例から学びました。
 つくっては書き直し、書き直しては「思い」を再確認し…といった流れを経て、発表された企画はどれも聞き応えのあるものでした。企画書を書く作業は泥臭いもので、じっくり「混乱」しながら「書き直し」をし続けられるかどうかで、一皮むけるかどうかがが左右されます。今回、そうした「ゆらぎ」を見事に経由できた参加者もいて、その飛躍ぶりに驚かされました。
 これからどのように具現化されてくるのか楽しみですし、継続的にサポートしていきたいものです。
 2月5日にNPO法人Eyes主催「インターンシップ4期生スタートアップ研修」の講師を担当しました。
 インターンシップとはなにか?ということをグループで議論するところからスタート。具体的にどういった体験ができるのかのオリエンテーションをはさんで、「インターンシップに私が求めるもの」が何かを考えながら、具体的な目標を絞り込んでいきました。
 その後は、「インターンシップで私が求められること」を考え、どのような準備をして現場に入っていくべきかをプランニング。
 時間を経るごとに、急速的に熱気を帯びていったのですが、それは参加者にもともと情熱的なものが内在していたからに違いありません。
 その参加者の情熱から元気をもらったセッションでした。
 2月4日に松山こども夢ひろば主催「松山まちづくり未来塾」の第6回「事業を評価し、事業計画を考える」の講師を担当しました。
 事業を評価するとは、何をどうすることなのか、丁寧に講義をしてから、一気にわが組織が地域社会や子どもにもたらしたい変化の評価指標と、質の高いマネジメントの評価指標を全員参加でつくっていきました。
 非常に時間をかけて指標をつくっていったのですが、そのプロセスの中で、活動に対する思いや組織に対する考えが共有されていったことが、この日の研修の最大のポイントであったように思います。
 つくった指標に基づいて今年度の活動を評価し、改善点を幾つか浮き彫りにして、今日は終了。来年度の具体的な活動の計画は積み残しとなりましたが、その指針としては、整理されたはずです。これからもメンバーが一丸となって、活動が盛り上がっていくことを祈っています。
 2月3日に浦安市市民活動センター運営委員会主催「市民活動・ボランティア活動団体応援講座」の「メンバーの力を最大限に活かす」の講師を担当しました。
 メンバーに彼ら彼女らが持っている力を最大限に発揮してもらうために、現在のメンバーはどういう心構えのもと、どのように新しいメンバーを組織として受けれていくべきなのかを学びました。
 メンバーとの双方向性を高めつつ、もっと貢献したいと思える組織になるために、何をすべきか、団体ごとに自らの課題を整理し、解決策を検討していただきました。
 限られた時間ではありましたが、ワークになれた参加者が多く、活発な意見交換が聞かれ、参加者のおかげでいい場になりました。
 1月27日から28日にかけて東京都・東京スポーツ文化館主催「若者スキルアップ講座-組織と活動が一皮むける!3回連続講座」の「第1回目「組織を活性化するファシリテーション」の講師を担当しました。
 ファシリテーター型リーダーがメンバーに対して、どのように関わり、グループの中にどのようなコミュニケーションを実現することを目指すと良いのか、各自のスタイルにあったかたちのものを考える2日間でした。
 今回の研修で集まった様々な団体のメンバーからなるグループそのものの中のコミュニケーションが「生きた題材」として用いられ、グループの中の関係性が変化していった過程が、興味深いものでした。特に、ロールプレイングで行なったファシリテーション実習の振り返りでのファシリテーターへのフィードバックの言葉の一つひとつが、どれも愛情がありつつも、率直なものであったことが印象的で、「受け容れつつ、高めあおう」という風土が目に見えました。
 人一人ひとりが大切にされていくことで、「この組織の目指しているもののためにもっとがんばろう」という意欲が高まり、そして、メンバーの参加が促されることで、組織の力が高まっていく。そのためのコミュニケーションをどうデザインすると良いのか。その答えに向けての「いいヒント」が多く見出された研修でした。
 1月22日にシチズンシップ共育企画「学びのデザイン研究会」の第10回目が行なわれました。
 今回も前回・前々回に引き続き、「ファシリテーション100問100答」。今回でこのセッションは一段落となります。
 今回は、煎じ詰めていえば、「ワークショップとは何か?」ということと向き合った回でした。ファシリテーションやワークショップというものになじみのない場にどのように持ち込むのか、終了時間とねらいとその場の盛り上がりとの折り合いをどのようにして見つけるのかなど、参加者個々人のワークショップ観がにじみ出ざるを得ないような問いが取り上げられました。
 ワークショップもファシリテーションもツールに過ぎません。だからこそ、そのツールを何のために/どのように使うのかが問われます。その考えが浅いとツールに振り回されてしまうでしょう。今回もまた、自分の価値観に気づく一夜でした。
 1月22日に大阪経済大学大学院人間科学研究科「人間共生特殊講義」の第10講「学びのふりかえり」のファシリテーターを担当しました。
 これまでの授業で「何を学びとったのか?」、そして「学びとったことをどのように活かしていくのか」という2つの問いに対して、言語化していく作業を行ないました。
 学び野活用では、企画書というかたちでご発表いただきましたが、その発表の中に今回の授業を通じ、出会い・気づき・学んだことが、染み渡っていて、いい授業をこれまで展開されてこられたんだろうなぁと思わされました。
 担当の秋田先生曰く、この授業は「共生の技法ではなく、共生の感性を磨き、共生社会の創造の担い手となる契機」とのこと。受講生の言葉の端々に表象される感性は、粗々しいものではありつつも、非常に「やさしさ」と「正義感」とを感じるものでした。今後に本当に期待が膨らむばかりです。


 1月20日から21日かけて「ミーティング・ファシリテーター講座[専門編]-ファシリテーション・グラフィックを学ぼう」を主催しました。
 青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所)を講師に招いて、「ファシリテーション・グラフィックって何だ?」から、そのテクニック、そしてグラフィッカーに求められるマインドに至るまで、実習づくしで、みっちりと学びました。用意した模造紙を40枚以上も使い、参加者全員が実際に書くことに慣れることを目指しました。
 今回、特に大切にしたのが「何のためのファシグラなのか?」ということです。「きれいな板書」をつくるためではなく、参加と話し合いの促進のためにある技(ツール)ですから、誰でもできるファシグラをと考えました。
 私自身が、字も下手で、きれいな板書をかけないのですが、それでも「書き始める」ことで場が前に進んだり、参加が深くなったりすることが多いものです。勇気をもって前に立つことで、場は変わります。
 実際、今回の参加者にとっても、そのことは実感してもらえたようで、振り返りでは「ヘタで(が)いいやん」という声が取り上げられました。
 ファシグラというツールと必死に付き合い、その中でファシリテーションの真髄に触れる、そんな非常に濃密な2日間でした。この場をつくった参加者一人ひとりに感謝いたします。私自身、本当に多くの学びをいただきました。
 1月13日から14日かけて米子市ボランティア協議会主催「やる気を育てるボランティア研修会」の講師を担当しました。
 自分の「やる気」ではなく、自分の団体に関わってくれるメンバーの「やる気」をどのように育て、意識も意欲も能力も高いスタッフになってもらうか、その技法としてのボランティア・マネジメントについての研修でした。
 参加者の皆さんにとっては、「ボランティア・マネジメント」という考え方そのものが新しい出会いであったと思いますが、非常に前向きに捉えていただけたことが嬉しく思いました。
 2日間みっちりと時間がありましたので、講義やグループワークのみならず、自分の団体にあてはめてみて、しかもそれを他の団体のメンバーと意見交換する時間もとれました。
 参加者の方が「お話を聞くだけではなかったので、疲れましたけど、おかげであと5年がんばれそうです」と仰られていましたが、やはり効果的な研修には十分な時間が大切です。
 2007年の講師業のお仕事を、このように充実した講座からスタートできたこと。喜ばしい限りです。
 12月26日から27日かけて、大分県教育庁主催「おおいたティーンエイジリーダー育成事業」の「第三次研修」の「ふりかえり」のファシリテーターを担当しました。
 このティーンエイジリーダー育成事業は、第一次研修(企画の立て方を学び企画書を書く/8月)、第二次研修(企画書を実際に実践する/9月~12月)、第三次研修(実践をふりかえる/12月)という3段階から構成されているもので、私は第一次研修の全体プログラムデザインと進行をさせていただきました。
 高校生が主体性を高めていきながら、「まちを元気にする企画」を実践した経験を通じて、どのような学びや育ちを得たのか、それを是非とも見届けたいと思っていたので、来れて良かったです。
 ふりかえりでは、高校生でも動けばできるということや、同じ高校生同士でも「意外な出会い」があったということ、「協力」をするということの大切さと難しさ、マジメにすることのカッコよいこと…などが、高校生から語られました。
 まちには、若い力を求め、待っている人が多くいて、同時に支えてくれる人も多くいるということに気づいた彼ら/彼女らは、今後どういう動きをとることになるのか、本当に楽しみでもあり、大いに期待したいところです。
 シチズンシップ共育企画としては、こうした「わかもの」の社会参加を促す事業を関西でも実施していきたいと強く思っています。
 12月22日にシチズンシップ共育企画「学びのデザイン研究会」の第9回目が行なわれました。
 今回も前回に引き続き、「ファシリテーション100問100答」。前回出された「問い」で積み残したものの幾つかに対して、参加者個々人からの「答え」を述べ合いました。
 特に今回は、「ファシリテーションと誘導」が中心テーマとなりました。ファシリテーターは中立的な存在である(べき)とはよく言われます。しかし、現場でふっと次のような疑問を持つことはよくあることです。
 果たして「中立」とは何なのうか。それは一体可能なのか。ファシリテーターの介入は誘導となる時はないのか。そもそも誘導は良くないことなのか。「誘導」と「ゆさぶり」は違うのではないか。「よくない誘導」とはどういうものか。
 一つの答えを見つけ出す場ではなく、様々な「答え」を言い合い、聴き合う中で、参加者それぞれが自分なりの答えをつくる場なので、「結論」があるわけではありませんでしたが、どこか「共有している価値」があるようにも感じました。それが一体何のか、今後考えて生きたいものです。
 12月17日に同志社女子大学主催「新入生オリエンテーション リーダーズ研修」の「リーダーシップトレーニング講習」にて講師を担当しました。
 「リーダーシップとは?」から始まり、実際のグループワークを通じて、自分のリーダーシップスタイルや(各自が考える)望ましいリーダーシップに気づく時間を持ちました。
 新入生を前にファシリテーター型リーダーシップが求められる場面を具体的に想定してのロールプレイングでは、非常に多くのことを学びとったようです。自分が実際にリーダー役を演じる中で、「頭でわかっていても、行動するのは難しい」ことを1つ・2つと具体的にわかることは、次への成長に大いにつながるものでしょう。
 午後には、オリエンテーションのプログラムデザインの参考となる事例を岡部陽平くん(BrainHumanity)に発表してもらいました。
 終始一貫して、どう参加者の気持ちに寄り添えるか?というテーマを取り扱ったように思います。このことはすぐにできるものではないことは言うまでもありません、
 今回の研修が自己研鑽に励む契機となったのであれば、嬉しい限りです。
 12月14日にドーンセンター主催「『私』から仕掛けるための就活講座」にてコーディネーターを担当しました。
 今回の講座は、(結果的にも含め)「自分らしい働きかた」にこだわった2人の先輩をゲストにお招きして、「等身大の就活」のお話を伺いながら、「させられる就職活動」から「する就職活動」へとスイッチするきっかけとしてもらうためのものです。
 ゲストには、僕と同年代の西出裕子さん(関西共同印刷)と松村和彦くん(京都新聞社)でした。最初に参加者同士が自己紹介をしながら、今回の期待を表明。「どうしたら”マイペース”の就活を実現できるのか?」「いまの仕事のやりがいは?」といった具体的な質問から「働くとはどういうことか?」といった難しい質問まで出されました。
 その後は、僕からお二人に質問しながら、どのような就活をしたのか、その中で感じたことやエピソードなどを丁寧にお話いただきました。
 社会人としての生活の日々についてもお話いただきましたが、「将来を模索しながら、いまを生き抜いている」過程であることそれ自体が一つのメッセージであったように思います。
 最後に簡単なふりかえりをして、この日の講座は終了。参加者それぞれが、今回の講座での気づきを糧にして、「私から」仕掛けていく就活へと踏み出してもらいたいものです。
 12月9日から10日にかけて、桃山学院大学ボランティアビューロー主催「組織運営のためのセミナー」の「いいチームワークをつくる!」にて講師を担当しました。
 協力ゲームのアクティビティでの気づきを手掛かりに、いいチームワークに求められるものを述べ合うところから今回はスタート。それから、チームワークを促すもの/阻むものを考えたり、急速に活動のクオリティを高め、且つ広く展開していっているCLUB GEORDIE副事務局長の寺尾恭輔くんの事例報告を聴いたりしてから、自分たちのチームワークを見つめ直し、課題解決のプランニングへ。
 2日目には、課題解決プランのブラッシュアップや共有をした後、日常の場面でリーダーがメンバーとどのように関わるべきか、ロールプレイングなどの実習を通じて学び、終了となりました。
 今回の研修は、大学内のボランティア団体がネットワークを組んだ合同研修だったのですが、これは単なるネットワークの強化に留まらず、ステージアップのための共通言語を一緒に獲得するということで、実に意味深いものです。
 それぞれの団体が、その理念に磨きをかけながら、支え合い・高め合い、学生にとっても社会にとっても一層意味ある団体になっていくことを願うばかりです。またお会いする時の成長が本当に楽しみです。
 12月2日から3日にかけて、岩美自然学校鳥取県共催「実践!NPOマネジメント研修」の第2回目「思いを事業計画に」でファシリテーター・講師を担当しました。
 今回は、岡田一さん(NPO法人新田むらづくり運営委員会)と石村隆男さん(NPO法人大山中海観光推進機構)のお二人をゲストにお招きし、具体的な実践事例を交えながらの研修となりました。
 「思い」をどのように個々の企画に落とし込むのか。単発的な企画実施から継続的な展開を意識した事業計画を作成する時のポイントは何か。こうした問いに事例報告・講義・実習の3つ組み合わせで向き合いました。
 お二人の事例報告は、私から質問して、それにお応えいただくというスタイルで実施したのですが、私自身も聞き入ってしまうほどに「ためになる」お話でした。企画・事業計画の話に留まらず、組織運営や情報発信・広報のありかた、周囲の巻き込み方など、多岐にわたって、参考になる話が出されましたが、粘り強くやり続けることの重要さ、そしてそれを支えるだけの「思い」の強さの重要さが何よりのメッセージであったように思います。
 「動いてなんぼ」、そのことをみんなで確認した2日間でした。
 11月25日に白井市主催「白井市市民大学校まちづくり学部まちづくりパートナー学科」の「思いをカタチにする企画立て方」で講師を担当しました。
 全21コマ中4コマを担当させていただくのですが、今回が私担当の最終コマとなります。これまでの学びをどのように社会にアウトプットしていくのかを考えるために、個々人の中にある問題意識に基づいて、企画書を書いていただきました。
 「こんな私事のようなことでもいいんですか?」と参加者から質問をいただいて伺ってみると、立派な「まちの問題」。人は一人では大したことができません。だからこそ、「わたしの問題」を「みんなの問題」へとすべく、周りを巻き込んでいくことが求められます。そこで鍵を握るのがいい企画力です。
 今回の講座では、実践にうまくつながるよう、あえて個人ワークを多くしました。そのことで、ハードルが高いと感じられた方もいたでしょう。しかし、そのハードルの高さは、越えられない程の高さではなかったはずです。まちをつくる・かえるのは、そこに住まう人々自身の手によってなされるものでしょう。
 今回のハードルを越えて、参加者の皆さんが、まちにどのような彩を添える企画を生んでいくのか、大いに楽しみにしています。
 11月15日に国立青少年教育振興機構主催「青少年教育指導者専門研修」の「青少年教育指導者に求められる評価力」で講師を担当しました。
 事業評価の基礎をしっかりとおさえながら、青少年教育事業という特性を踏まえて、「子どもの育ち」をどう測るのかという部分にも踏み込みました。業務品質管理と効果測定の話の2つが併行する中で「評価」の全体像をつかむには、経験者でなければ、容易ではありませんが、専門研修という名だけあって、参加者の皆さんの理解力が高かったです。
 後半は、青少年教育事業を評価する視点をグループワークで作成。経験も組織も違う参加者が意見を交わして視点をつくる中で、それぞれが重きをおく「価値」を分かち合っていくのが印象的でした。
 評価の視点をつくるという行為の深い意味を目の当たりにして、私にとってもいい気づきの場となりました。ありがとうございました。
 11月13日にシチズンシップ共育企画「学びのデザイン研究会」の第8回目が行なわれました。
 いつもはゲストに事例発表をしてもらい、そこから事例研究をするという展開にしているのですが、今回と次回は全員でグループワークをしました。
 そのテーマはずばり「ファシリテーション100問100答」! 日常の活動の中でふと湧く「疑問」を出し合い、それに対して、みんなで答えていくというもの。
 今回は質問の書き出しから、ヘビーすぎないクエスチョンについて、それぞれが考えを出し合いました。
 「ファシリテーターにとって一番大切なことは?」「スタンスの違うファシリテーターと協働する時にどうやって信頼関係をつくるか」「状況に適切な手法をどうやって選択するのか」などなど。
 同じ問いでも答えは様々で非常によい学び合いの機会になりました。多面的な考え方がファシリテーションの全体像の立体化を可能とし、深い理解に到達できます。
 次回は12月。より高度な質問(介入や誘導などのキーワードが出ています)についてのディスカッションです。
 11月12日にA SEED JAPAN主催「SEED TRAINING」の「成果を出すチームをつくる」で講師を担当しました。
 社会に対して、いい企画を高度な連携プレーのもとで実現していくだけではなく、そこに関わったメンバーの主体性も育んでいける、そんなチームはどのようにして可能か?ということに向き合いました。
 参加者個々人の活動ヒストリーを聴くところから研修はスタート。その中に「開眼」のヒントが多くあり、それにコメントを加えながら、僕自身の経験を踏まえた「成果を出すチームをつくる」という講義を提供。ハイパフォーマンスチームのデザインするにあたって気をつけるべきことから、日常の中でリーダーはどのようにメンバーにとコミュニケーションをとるべきかまで触れました。
 最後にワークで、「こんな時、どうする?」という困った場面のロールプレイを実施。学び取ったことは、一人一人違うと思いますが、ふりかえりでは、彼ら/彼女らなりの言葉で、ファシリテーター型リーダーシップとして大切なキーワードが出されていました。
 今回の研修は本当に「キッカケ」ですが、元理事として、一会員として、ASJが「成果を出すチーム」となっていって欲しいなと思います。
 11月11日に白井市主催「白井市市民大学校まちづくり学部まちづくりパートナー学科」の「みんなで楽しくワークショップ-協働の手法を学ぶ」で講師を担当しました。
 白井市市民大学校のこのコース全21回連続講座で、参加者の方は基本的に全回出席されておられます。私はその内、4回を担当するのですが、3回目が今日でした。
 今日は、前の回に(私ではない方が講師で)まち歩きをされていたので、その「まち歩き」の整理から始め、まちづくりワークショップをダイジェストで体験してもらいました。
 その後、「ワークショップって何だ?」というとこから紐解きつつ、「まちづくりワークショップ概論」と銘打って、ワークショップのつくりかたと進め方について、学びました。
 ワークでは、まちづくりにおける合意をどうつくるか、という大テーマのもと、コンセンサス実習をしていただきました。ファシリテーションを意識しすぎたファシリテーターの動きが、逆にコンセンサスを阻害してしまう場面があるということなど、興味深い実習になりました。
 ワークショップは、その場に居合わせる人を「当事者化」し、それゆえに協働の苗床としての機能を発揮します。ファシリテーターは、その介添えをうまくできるかどうかが問われる。
 そのことを再確認した一日でした。
 10月29日に岩美自然学校鳥取県共催「実践!NPOマネジメント研修」の第1回目「NPOに求められる会計とは?」でファシリテーターを担当しました。
 税理士の近藤一恵さんを講師にお招きし、「会計って何だ?」というところから、「NPO(任意団体も法人も)が納めないといけない税金って?」というところまで、幅広く、5時間みっちり学びました。
 ただ、今回の講座の特色は、その幅広さや時間の長さではなく、「参加型であった」ということです。(そのために自分が招聘されたわけですし)
 他に例を余り聞かない「参加型の会計講座」ですが、今回はアイスブレイクから始まり、基礎講義の後は、Q&Aセッションで参加者が「学びたいこと」を一斉に提示していって、それに近藤さんが答えていく、という流れで展開されました。
 会計とは活動をお金の流れで示し、社会に報告/説明する行為ですが、今日の講座で参加者とのセッションを共に楽しみながら、NPOが信頼されるためには、適正な会計処理とその情報公開が重要であることを噛み締めました。「面倒」だけど、キチンとしなきゃいけませんね。
 10月22日に(財)青少年交流振興協会主催「Project Peace研修会2006」の「『自己満足』で活動を終わらない、成果の上がるプロジェクトをつくろう!」で講師を担当しました
 成果を出せる団体にレベルアップするために、どのようにプロジェクトを評価し、改善していけばいいのか、というテーマのもと、「評価」についての研修となりました。
 最初に「評価」という言葉から連想されるものについて参加者からのコメントをもらいました。「存在を確認できるもの」や「成長するために必要なもの」など、出された声を踏まえながら、「なぜ評価なのか?」「評価とはどのようにするのか?」「評価の活かし方は?」といった問いについて講義。
 講義の後は、個々の団体で使えるプロジェクト評価シートを作成していただきました。
 「成果」をきちんと評価するためには、「成果の明確な定義づけ」と「適切な材料集め」が重要となってきますが、なかなか簡単にできないものでもあります。
 今回の研修を取り組み始めるキッカケとして、試行錯誤(とそれに対する評価・改善)の中で腕を磨いていってもらえればと思います。
 10月16日にシチズンシップ共育企画「学びのデザイン研究会」の第7回目が行なわれました。
 今回は、長尾文雄さん(聖マーガレット生涯教育研究所・写真)から、HCLというユース対象のTグループでの実践を事例に「Tグループにおけるファシリテーション」をテーマにご発表いただきました。
 Tグループは1950年代にアメリカから日本に導入された現在のワークショップの原型の一つです。今回はそうした「原型」に触れられるということで、非常に多くの方の参加を得ました。「聞いたことはあるけれども、よく分からないのがTグループで…」という声も聞かれました。
 そうしたTグループのファシリテーションは、参加者自身が「いま・ここ」の生きたかかわりを体験するグループワークの中でファシリテーターの視点を身につけていくことを支援するものとも言えます。
 この目指しているラインが難しい上にプログラム展開が参加者に委ねられていることから、Tグループのファシリテーション(特に介入)は非常に難しく、その指針については、納得はしつつも、「もの」にするには、じっくりと経験を積む必要があることを参加者の皆さんは確認されたのではないかと思います。
 自分自身、04年に参加した時のことを思い出しながら、「あの時」の介入はこういう留意点に基づくものだったのかと、体験を改めて噛み締める機会となり、さらに磨くべきスキルの多さを確認することができました。
 9月30日に白井市主催「白井市市民大学校まちづくり学部まちづくりパートナー学科」の「みんなが参加したくなる会議のコツ」と「元気な集まりをつくるリーダーシップとは」で講師を担当しました。
 2つのテーマに共通しているのは、どのようにメンバーの「参加/参画」を引き出し、促すのか?ということです。無理やり、引っ張ったり、言わせたりするのではなく、「参加したい」「参加してみよう」、そのように自ずと思ってもらえるような組織/会議の環境をつくりだしていくことが、ファシリテーター型リーダーシップ(それはNPOでは当然のスタイル)には求められます。
 「心からついていきたいと思うリーダー」と「心が離れてしまうリーダー」の要素を全員参加型のブレーンストーミングで整理してみたのですが、「そうだよなぁ」とファシリテーショングラフィックをしながら、自らの身の至らなさも実感。やはり「目指す高み」は言語化して、常に現在の自分と見比べるようにしないといけませんね。自己革新、自己成長、本当に重要ですね。
 9月29日にちば市民活動・市民事業サポートクラブ主催「市民スクールNPO応援講座」の「ボランティアマネジメント実践講座」で講師を担当しました。
 ボランティアを集める・育てる・活かす上で、それぞれどういった工夫が求められるのか、具体的な方法論の講義も交えつつ、参加者の皆さんの経験談も踏まえつつ、一日がかりで考えました。
 ボランティア個々人の心の動き、それは自分自身の心の動きの変遷も含めてですが、それらとどこまで真正面から向き合えるのか、そこにボランティアマネジメントを恒常的に行なっていくうえでのポイントがあります。
 ワークショップで行なった実習は、いずれも「心」の動きに思いを馳せるものでした。このことが習慣化し、卓越されていくことを願うばかりです。
 ボランティアに胚胎している力、もっともっと活かせるはずの団体は多いと思っています。人材組織開発にきちんと投資する組織が増えていくことが日本のNPO業界の発展には不可欠だろう、そんなことを改めて感じたりしました。
 9月27日に栗東市主催「りっとうガンバル基金サポート講座」の2006年度第1回講座で講師を担当しました。
 山口洋典さん應典院)との共演によるもので、同基金の助成を得た団体の活動について、一歩立ち止まって運営面の中間評価をして、後期の実践での改善点を見つけよう、という趣旨でありました。
 ワークショップという形式に馴染みのある方とそうでない方とで、差が見られてしまい、交流と情報交換をしながら、「これから」のヒントを得あうという感じになりました。
 最後にぐっと強調したのは、「目的・目標の設定をわかりやすく」ということです。市民の共感も参加も支援も、「○○を△△にするため」という目的・目標がどれだけ明確で腑に落ちるものかで、左右されると思います。そこに磨きがかかれば、ぐっと加速するかなと。
 ただ、「自分たちの活動を高める」ということが、具体的にどういうことなのか、そのステージにあがった団体の実話があるとよりシャープなセッションになったように思いました。
 高齢の方に、短時間でワークショップという形式にすっと馴染んでもらう、そのためには、もっと腕を磨かないといけませんね。
 「よりよいもの」、私自身もそれを志向することを忘れないようにしたいものです。
 9月25日にシチズンシップ共育企画「学びのデザイン研究会」の第6回目が行なわれました。
 今回は、岡部陽平さん(NPO法人BrainHumanity・写真)から「学生ボランティアが定着するためには?」といったテーマのご発表いただきました。
 BHがどのように学生ボランティアを獲得し、定着化していくのか。そのプロセスで先輩はどういう働きかけを行ない、新人ボランティアにどういう気持ちの変化が起きていっているのか。そうした部分を丁寧に事例を交えながら伺いました。
 学生が350人も定着し、しかも非常に深くコミットする学生が何十人もいるという、まだまだ稀有な団体ですが、そのメカニズムを垣間見る時間となりました。学生が入れ替わるという与件故に、ファシリテーターという「個人」に帰属させずに、先輩が「先輩として」語る環境をデザインしていることなど、仕掛け/仕組みとして組織的に「その気」になる「そそのかし」を行なっているということ、印象的でした。
 9月24日に大学ボランティアセンター学生スタッフセミナー実行委員会主催「大学ボランティアセンター学生スタッフセミナー」の「面接力を磨くロールプレイ」でファシリテーターを担当しました。
 ボランティア・コーディネーターとして、来談する学生に向き合い、的確にコーディネートするための相談対応能力を高めるのが目的。実際にあった「どうしていいのか」困った事例を参加者同士で分かち合った後に、ロールプレイのケースをつくり、参加者同士で実演してもらいました。
 参加者がつくった困難ケースはどれも非常に難しいものばかりでしたが、試練が力を高める、ということで、よいトレーニングになったのではないかと思います。
 いいフィードバックが飛び交うクリティーキングを聞きながら、体験から学ぶ力の高さに感心しました。若さ故かもしれませんが、純粋に「体験を引き受ける」ことができるというのは見習わねばと考えさせられました。
 大学の枠を超えて合同研修をすることは、知恵の交流が進むことはもちろん、研修後のネットワーキングにもつながるので、いいものです。全国でも地域ごとにこうした動きが見られると良いですね。
 9月16日から17日にかけて、京都市ユースサービス協会企画委員会合宿のファシリテーターを担当しました。
 今回の合宿は、新規事業開発のための「ニーズの整理と選択」がテーマです。青少年に様々なアプローチで関わっている「現場の」専門家のみなさんとのディスカッションは、本当に刺激的で、ファシリテーションをしながら、しっかり勉強。「なるほどぉ」大連発でした(笑)
 今の若者の自立を支援する上で、どういうニーズがあるのか、今後高まっていきそうか、協会の持つ強みを活かして取り組むべきニーズはどれか、といったような問いに向き合いました。
 今回の合宿での議論を通じて、6つのニーズについて、来年度から3年間を視野に重点的に事業開発をしていくこととなりました。どのニーズも「これから」拡大することが予測されるものばかりで、今後の議論・作業は今まで以上に面白いものになっていきそうです。
 ビジョンをつくる作業とほぼ同じフローだったのですが、やはりNPOにおいて明確なビジョンを持つことは、「選択と集中」の意識を明確にし、着実な社会変革につながっていくことを促しますね。
 ビジョンづくりのワークショップや会議での仕事がもっと求められるようにしたいものです。そのためにも、自分はその「価値」を具体的に提示していかないといけませんね。
 9月10日から11日にかけて、BrainHumanity/Jaee/み・らいず三団体合同トップマネジメント研修にてオブザーバー参加しました。
 3月に行なわれた同じ研修のフォローとして位置づけられた研修会で、3月に立てた各種計画の実現度を見つめ、プランを練り直すというものでした。
 ブログでも紹介しましたが、講師からされた大きな問題提起は「時間のつかいかた」。忙しくて(十分に)できませんでした…という「言い訳」は、別に嘘を言っているわけではないでしょうが、効率性を確かめる必要はあるのでは、ということでした。
 今回は主に(自分がOBである)BHのプランにコミットしました。「理念の再定義」や「人材育成と人材配置の方法の革新」はここ数年必要性を実感していましたが、加えて「クリエイティビティによる事業のイノベーション」が今後の発展課題としてあることを痛感。
 今回立てたプランをもって、来春まで加速度をあげて走りぬけてもらいたいものです。


 9月1日から3日にかけて、シチズンシップ共育企画主催ユースNPOマネジメントカレッジ2006「一歩上のイベントをプロデュース!」を行ないました。
 今回のテーマは「評価(ふりかえり)」を通じて、発展に向けての「次に踏み出すべき一歩」を明らかとするための力をつけるというもの。参加者がそれぞれ真正面から評価にかけてみたい企画を持ち寄って、それを題材にワークは展開されました。
 「評価」とは何をどうすることで、何のためにするものか?、「いい評価」をするためにどういう視点を持つべきか?、効果の高い評価会はどうすれば可能か?といったような問いを、講義・ゲストからの事例報告・ワークの組み合わせで学んでいきました。
 ゲストには、木村真樹さんA SEED JAPAN)と小林健司さんNPO法人Jaee)のお二人をお招きしまし、それぞれの「強み」の部分が踏まえられた実践的なお話を伺いました。
 参加者の積極的な参加が際立った研修で、非常によい学びあいの場になりました。
 現場での実践、そして実践による地域への波及効果が大いに期待される「骨のある」「筋のいい」参加者ばかりで、今から報告を楽しみにしています。
 次の学生団体向けのマネジメント講座は、来年2月か3月頃を考えています。どうぞお楽しみに!
 8月28日にシチズンシップ共育企画「学びのデザイン研究会」の第5回目が行なわれました。
 今回は、大滝あやさん(環境教育事務所Tao舎)から「ファシリテーションスキルを可視化する」といったテーマのご発表いただきました。
 大滝さんが他団体キャンプの「記録スタッフ」として同行取材した事例をもとに、「記録」はどのように活用するのか?、どのような「記録」だと活用できるのか?といった話が展開されました。
 プロセス(関係的過程)をどのように記録するのか、参加者と記録者との間に発生する相互作用をどう捉えるのかといった、ファシリテーション(ワークショップ)の記録の「難しさ」まで、深く入り込む非常に濃密なセッションとなりました。
 「記録」を通じた人材育成や能力開発はどうすれば可能か。「そこで起こっていること」を温もりがある状態で残す記録はどのようにすれば可能か。これらの問いの答えはすぐに出るものではありません。参加者それぞれが現場に持ち帰る「いい宿題」を今回はいただいた格好になりました。
 8月20日に三田市社会福祉協議会主催「「地域福祉活動者リーダー研修会」の講師を担当しました。
 今回のテーマは「会議のすすめかた」。アイスブレイク後に、いきなり「いい会議の三か条は?」を全員からご発表いただいたのですが、どれも的を得ていて、興味深かったです。「いい会議のあ・い・う=あかるく・いい雰囲気で・うれしくなる」には、座布団一枚!とコメントしてしまいました(笑)
 私からの講義をはさんだ後に、小グループで「いい会議を実現するための工夫」をKJ法で整理し、発表してもらいましたが、これで方法は十分に出されたと思います。あとは、「どのように導入していくか?」です。ハレーションを起こしたり、空回りしないよう、少しずつ取り組んでいただければ、嬉しい限りです。
 ちなみに、今回の参加者は、自治会長さんや婦人会長さん、民生委員の方など、地域に根ざした活動をされている方々ばかり。地縁組織のもつ強みを、いい会議を通じて、より発揮していってもらいたいものです。
 「いい会議ってあるんやな。」とは、参加者の感想。「いい会議」、もっともっと広めていかないといけませんね。






 8月8日から12日かけて、大分県教育庁主催「おおいたティーンエイジリーダー育成事業」の「第一次研修」のプログラム進行および講師を担当しました。
 地域ごとでグループとしてのまとまりをつくりつつ、「まちを元気にする企画」をつくり、その実施計画をデザインするのが、今回の研修の目的。その後、本格実施・評価と続く、半年くらいのスパンの長い事業の一環となっています。
 今回は、1日目にアイスブレイクと野外炊飯でグループ化を促し、2日目から地域で活躍するまちづくりの先輩の話をきく時間を皮切りに、「まちづくり」や「企画」というものに意識をあわせていきました。2日目に「とりあえずの」コンセプトメイキングをし終わったところで、3日目はコンセプトを具現化するプログラムのアイデアを出し合ったり、企画書を作成などに取組みました。
 自分のグループ以外のメンバーとの意見交換や、ゲストの小林健司さんNPO法人Jaee)からのプレゼンから刺激を受けながら、本気モードのスイッチが入ったところで、4日目に突入。
 4日目は昨年度の事業参加者を招いてのトークセッションを聞き、具体化に向けてのイメージを明確化したり、や地域の社会人に対しプレゼンしてみて地域りソースの有効活用についてなどのフィードバックをもらったりして企画書の書き直しをまず行ないました。その後、実施に向けての作業のスケジュール化と役割分担等の「計画」を明確化する作業へ。
 5日目には企画書と実施計画書を発表しあって終了。プレゼンに対する参加者同士の採点で1位をおさめたところには、本のプレゼントをしましたが、本当に聴いていて、ひきこまれ、「わくわく」する企画書でした。他のグループも面白いアイデアばかりで、「やられたぁ」と思ったものです。
 この5日間のプログラム、実に濃密でエキサイティングでありました。どのように実現していくのか、本当に楽しみです。いやぁ、ホント高校生はスゴイですよ。
 今回のプログラムを巡っての私の感想については、ブログ記事をご覧ください。
 8月7日にキリスト教学校教育同盟関西支部主催「第48回夏期研修会」で発題を担当しました。
 今回の研修会全体のテーマは、「若者は何をどのように学んでいるのか?」というもの。何に対して、学ぼうとするのか、どのような学びのスタイルであれば、学ぼうとするのか。こうした問いについて、長尾文雄先生SMILE)と私のそれぞれが、自らの経験をベースにすえながら、話題提供を行ないました。事前の打合せが功を奏し、二人の話に一本の筋がとおり、参加者には理解しやすかったようです。
 私の発表テーマは、「若者の社会参画を促進する学びのあり方」。イギリスや中教審で発表した内容を加筆修正した内容を提供しました。教育ファシリテーションについての理論的背景についても少し言及いたしましたが、ワークショップもファシリテーションも大分、学校教育に馴染みだしていることを昨日までの研修も加え、実感しました。
 私はこの日で還ったのですが、参加者は翌日の時間に話題提供を受けて、どのような現場への持ち帰り方をするのかを、グループで話し合ったようです。
 今回の話を受け、学校が若者にとって魅力的な学びの場となることを祈るばかりです。
 8月5日から6日にかけて、シチズンシップ共育企画主催「教育ファシリテーター講座[入門編]」を行ないました。。
 ゲストに青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所代表)を迎え、「教育ファシリテーションって何だ?」から「プログラムデザインの技法」までを実習中心のプログラムで学びあいました。
 非常に意欲的で、力のある参加者が集まったこともあり、参加者同士のコメントがいい学びをもたらしていました。ゲストの青木さんやファシリテーターの私が一々説明せずとも、より良質なものを学び取っていく姿に「勢い」を感じました。
 ちなみに、参加者が1日目につくった「教育くファシリテーターに求められること」リストは、教科書で示されるファシリテーターの基本態度と近しく、引き出し方一つで、高度な事項を取り出すことも可能だということを目の当たりにもしました。
 プログラムの流れについてはこちらを、私の感想についてはブログ記事をご覧ください。
 7月31日にシチズンシップ共育企画「学びのデザイン研究会」の第4回目が行なわれました。
 今回は、大本さん(兵庫県教育委員会)から「複数講師によるワークショップ進行のポイント」といったテーマの下、「青少年教育施設活性化セミナー」の事例をご発表いただきました。
 私自身、複数講師の一員を務めることが多かっただけに、色々と考えさせられながら、お話を伺いました。
 複数講師の場合、「遠慮」を越えて、講師同士が意見を言い合うという関係性をどう育むのか、その関係性を実践のファシリの場でどう活かすか、といったあたりが、やはりいつも課題になります。シナジーのある協働を、とは言いますが、どうしても「役割分担」になりがちです。
 今回の発表を通じて、目標をシェアするだけでなく、講師自身が自己開示をしていくことの重要性も再認識しました。
 また、複数講師を活かす企画担当者の動き方についても言及がされました。これはこれで掘下げてもいいでしょうね。今年ははむで、研修企画担当者向けに「講師活用術」の講座をしましたが、次年度企画内容で盛り込むことを考えます。
 7月29日にCLUB GEORDIEの広報研修で講師を担当しました。
 「研修」は初体験!というフレッシュな大学1年生含め、学生のみなさんに「広報を考える上での基本的なチカラ」というテーマでの講座に参加していただきました。
 梅雨空が夏空に変わったこの時期にはうってつけの「タウンウォッチング」から今日はスタート。広報を考えるセンスを磨くトレーニングとしてです。街中の研修室での実施だったので、非常に面白いワークアウトが出て、僕も「なるほどぉー」と若き感性に頷かされました。
 講義を経てのワークではキャッチコピーを考えてもらいましたが、グループ発表をCMのような寸劇で見せてくれるチームも。このあたりの勢いの良さや工夫、すばらしかったです。
 基本的な考え方について学んだ後は、実践の中でのトライ&エラーで磨きをかけていくのみです。ぜひ「えっ!?」とふり向かされるチラシを世に送り出して欲しいものです。
 7月24日に堺市市民活動コーナー主催「ゼロから始める市民活動スタートアップ講座」の第4回目「発信力」で講師を担当しました。
 今回のテーマは、「自分たちの活動情報を発信しよう」。4回にわたる連続講座では、今日までの3回分で活動をつくる部分の話を中心においてきましたが、つくった活動は社会に伝えるという段階に踏み出さなければ、活動として成立しません。
 名刺交換のワークから始まった講座でしたが、ワークの中で参加者が出した「いい名刺」のポイントで最も多かったのは「活動内容が明確で分かりやすいこと」というもの。
 ついつい「あれもこれも」と多くを書き並べたり、ミッションや思いの部分を前面に出し続けてしまったりしてしまうこともありますが、そうではなく「売り物」が何かをスパッと提示することが、いかに重要かをワークの結果は示しています。
 社会に発信するためには、まず「わが団体はどういう団体か?」を明確にしなければなりません。NPOの広報はいくつものプロセスから成りますが、スタートアップには、まずこのステップです。
 今回の講座の受講生からのご案内が届くことを楽しみにしつつ、連続講座は終了いたしました。みなさん、お疲れさまでした。
 7月10日に堺市市民活動コーナー主催「ゼロから始める市民活動スタートアップ講座」の第3回目「会議力」で講師を担当しました。
 今回のテーマは、「チームワークを磨くコミュニケーション」というなか、会議という場に注目をしてみました。市民活動の中で、なぜコミュニケーションや会議にこだわるべきなのかということを私はよく話をするのですが、みなさんはどう考えますか?
 ボランティアマネジメント的なセンスの応えもあるでしょうし、市民社会論的なセンスの応えもあるでしょう。もちろん、マネジメント的なセンスの応えもあるでしょう。ぜひ考えてみてください。
 お金もモノも潤沢にないからこそ、チームワークがポイントになるわけですが、そのためのコミュニケーションを磨く機会は、まだまだ十分ではないと思います。
 会議を変える、そのことをキッカケに団体内のコミュニケーションを見直してもらえれば、嬉しい限りです。
 ちなみに、団体内への会議へのファシリテーター派遣も承っています。一度、いつもと違うコミュニケーションを団体の「中」で共有してみませんんか?詳しくはこちら
 7月8日に大阪ボランティア協会市民活動プロデューサー協会主催「市民活動サロン・遊学亭」の第2回目「若者の社会参加を促す学びのデザイン」で講師を担当しました。
 BrainHumanityの学びの構造について、昨秋、イギリスで開かれた国際会議で発表してきた内容をベースにお話いたしました。
 自分自身が磨かれた場をこうして発表し、そしてコメントしてもらう中で、相対化して捉えなすことができます。そのことで、改めて学びの構造の特徴なり問題なりを気づかされます。こうした作業こそ、更なる発展には欠かせないものでしょう。やはり「手の内」は、隠している場合じゃない、ということです。
 私は、若者は成長への欲求があり、その欲求に応える、つまり「NPOの教育力」を高めていくことが、NPOへの若者の参画を実現すると考えてきています。
 今後もお互いの「教育力」の発揮/向上の工夫をシェアしていきながら、よりよい実践を導き出されば、嬉しい限りです。
 7月8日に大学コンソーシアム京都インターンシッププログラム(パブリックコース)の事前講義でゲストを担当しました。
 今回私は、BrainHumanityの元・受入担当者として、その受入経験からインターンシップの現場に行く前に学生がどういう心構えを持つべきか、ということについて話題提供を行ないました。
 2000年の夏にインターンシップ生を受け入れることの効果(可能性)に気づき、2001年の春、2001年の夏、2002年の夏と受け入れてきたことを思い起こしながらら、資料を準備したのですが、つい感慨にふけってしまいました。当時、学生だった僕が受入担当者で驚いたことでしょうね。
 NPOのインターンは「ボランティア」という入り方をしていないことの意味や価値をどう見出していくかが、一つ問われるところ。ぜひ「わたし」らしい問題意識で現場の空気を変えていって欲しいと思います。
 6月26日に堺市市民活動コーナー主催「ゼロから始める市民活動スタートアップ講座」の第2回目「求心力」で講師を担当しました。
 今回のテーマは、「仲間(ボランティア)をどう集めて、活かすのか?」というものです。
 まず、どういう誘い方が人の心を動かすのか/動かさないのかをロールプレイゲームを通じて、整理してみました。もちろん、対象別に誘い方も異なってきますが、共通して大事にすべきこともあるのは確かなこと。今日のワークでも、なるほどぉーという気付きのコメントが多く、私も勉強いたしました。
 その後、「ボランティア・マネジメント」の基礎について講義。ボランティアをパートナーにするために持つべき考え方から始まり、具体的にどのように集め活かしていくのか、事例も交えながらお話いたしました。
 最後に、今日の学びを現場に持ち帰るために、組織図づくりを行なって、発表をしあい、終了。3ヵ月後と1年後の組織図を描いていただきましたが、こういう作業をすると、ぐっと「思い」の曖昧な部分が明確になります。
 これからの動きの中で、今回課題として明確になった部分をうまく解決していって欲しいものです。
 6月19日にシチズンシップ共育企画「学びのデザイン研究会」の第3回目が行なわれました。
 今回は、東末さん(神戸まちづくり研究所)から「気付きを促進する場づくりのポイント」というテーマのもと、「看護学生のための」の事例についてご発表いただきました。
 東末さんが前に立つワークショップでは、「安心の風土」づくりが非常に自然にうまくなされるのですが、私はいつもそこに感心しておりました。
 「安心の風土」はワークショップの大前提、とは言われるものです。今回の発表で浮かび上がった、東末さんの安心の風土づくりのポイントは、(非常にオーソドックスですが)ファシリテーターが「いまここ」を参加者と共にすることに尽きます。
 この「共にあること」は言葉で簡単に言えても、実践するに難しいものです。どうしても、「意識しすぎる」ものです。
 そこを自然にやってのけるところに、東末さんから学ぶべきことが盛りだくさんでした。ファシリテーションのテクニックやスキルの「手前」の部分をもっと磨く必要性を実感。。。今回も刺激的な研究会でした。
 6月18日に公益・非営利支援センター東京(はむ)主催「質の高い研修をつくろう!」の第3回目「講師の見つけ方・口説き方・活かし方」で講師を担当しました。
 今回は、寸劇からスタート。よくある講師依頼の風景を脚本にしてみました。その寸劇へのクリティークから依頼の時の「問題発言」について考えました。
 その後、「見つけ方」「口説き方」「本番までの連絡の仕方」「本番中のサポート」「本番後のフォロー」といった、各ステップで研修企画者は何を心がけるべきかを、全員参加型のワークで出し合いました。
 講師サイドが、これまでキチンと「こう発注してくれると嬉しいな」という情報を発信してこなかった故に、研修企画担当者には、分かりにくかったであろう領域でしょう。「質の高い研修」をつくるためには、やはりキチンとした受発注の仕方の浸透が大切だなぁと今日は再確認いたしました。
 この「質の高い研修をつくろう」シリーズ(はむマネジメント・ファクトリー)の次回は7月7日。IIHOE棟朝さんをゲストに「ロジを究める-研修事務のコツを探る-」をテーマにお送りします。現在、参加者募集中です!
 6月18日に公益・非営利支援センター東京(はむ)主催「質の高い研修をつくろう!」の第2回目「人に伝わる広報文を創るコツ」でファシリテーターを担当しました。
 講師は、何度も一緒にタグを組んでいる吉田理映子さん市民活動情報センター・ハンズオン!埼玉)。
 まず参加者の方が実際に手がけられた研修で「人が集まったもの」とそうでないもののそれぞれの理由(成功要因/失敗要因)を書き出していただきました。その経験知にコメントを付しながらのレクチャーを吉田さんから受け、「人に伝える」ために何をすべきかを学びました。
 最後に、各自がつくりたい研修のターゲットデザインと訴求ポイント(共感ポイント)を書いて、相互にクリティークしあって終了。ターゲットデザインにしても、訴求ポイントの設計にしても、ついついしてしまう失敗があるのですが、それへの対策としてのコメントもあり、興味深いセッションでした。
 6月12日に堺市市民活動コーナー主催「ゼロから始める市民活動スタートアップ講座」の第1回目「企画力」でファシリテーター・講師を担当しました。
 初回のテーマは、「NPOって何だ?」(市民活動のイメージをつかむ)と、「自分が活動を立ち上げるテーマとは?」(自分の思いを確認する)という2つでした。
 このテーマだからといって、普通にNPO概論をしても面白くない、ということで、今回は主催者の方にお願いして、堺市を中心とする地元で既に活躍されている3人の実践者を事例発表者というかたちで手配をしていただきました。
 松田洋子さん(NPO法人福祉ワーカーズあゆみ)、中川賢太郎さん(国際ボランティアサークル「らぶ&ピース」)、岩橋千紗さん(よさこい踊り屋『菊頭』)の三人の方に活動のお話や、立ち上げの経緯・苦労話などをインタビュー形式で伺いました。
 その後、ゲストのお話を踏まえつつ、「NPOって何か?」、「NPOはどうつくるのか?」というテーマの講義を私が担当。最後には、参加者個々人に、NPOという器を使って何に取り組んでもらうかを考えてもらいました。
 「すぐに●●の活動をします!」とは書けないこともあるでしょうが、ゲストの具体的な話のおかげもあって、皆さん、頑張って思いを書き下ろしておられたのが印象的でした。
 4回連続講座ですから、時間をかけて、思いを確立していってもらえればと思います。
 6月5日に大阪市立南方青少年会館主催「学びのたまり場実践講座」でファシリテーターを担当しました。
 中学生の学習支援を行なうボランティアの方々と一緒に、学習支援活動のあり方について、考えました。
 まず、中学生の「学ぼう!」と思う気持ちを促すものと阻害するものを整理し、その上で、支援者がどういった具体的な働きかけを行なうことが、学ぶ気持ちを促し、高めるかを整理しました。
 現場で既に実践されている方々ばかりで、具体的な個人に明日からどう関わるかを想定した話し合いになり、実感を伴った意見に「なるほどぉ」と思わされました。
 今回の話し合いをベースに、継続して良い働きかけについて、考え、実践に展開してもらえればと思います。
 5月30日に大阪成蹊大学芸術学部「キャリアプランニング論」の第7回目の授業を担当しました。
 今日は、この授業で私が担当する最終回。というわけで、前半7回の総括となる授業を行ないました。まず、前週までに寄せられた質問全てにお応えをして、その後、前週に課題発表した「自分広告」のポスターセッションを行ないました(今日のテーマは「自分広告を発表する」でした)。
 前半7回のテーマは「<わたし>と向き合う」というもの。そこで、これまでの体験と思索を整理し、<わたし>と向き合った結果を「自分広告」という作品に仕上げてもらったのでした。70人規模の授業ですが、全員参加型のワークで「広告大賞」の投票を実施。最優秀賞が1作品・優秀賞が2作品、選ばれました。どれに投票しようか真剣に迷ってしまうほどに、どれもアート&デザインを専攻しているだけあるなぁとの力作揃いで感服。内容もシンプル&シャープに洗練されていた人もいて、学生の成長を感じました。
 その後、前半7回分のふりかえりを行なって、今日の授業は終わり。最初は、「ふりかえり」という行為に「えっ!?」と戸惑っていた学生さんですが、毎週の繰り返しで、大分慣れたようです。手際よく、ふりかえれるようになっていました。後半も「体験しっ放し」ではなく、それを自分の中で消化して、実践に活かしていって欲しいものです。
 今回の授業は、私にとっても面白いものでした。参加型の授業で、そう思えたのも、受講生の皆さんの「参加」があったからこそ。皆さん、本当にありがとうございました。

(普段使用している教室がある建物)
 5月23日に大阪成蹊大学芸術学部「キャリアプランニング論」の第6回目の授業を担当しました。
 今回は、「自分をプロデュースする方法を学ぶ」というテーマです。これまでの授業を踏まえつつ、「キャリアデザイン」について概論的な講義を行ないました。キャリア教育とは何か?、キャリアデザインの基本フレームとは?、キャリアデザインを考える上で理解しておくべき事柄は?…といった問いへの応えを提示してみました。体験を整理する概念獲得の機会としてくれればと思います。
 また、「キャリア教育の最先端を知る」ということで、NPO法人Jaee事務局長の小林健司さんをゲストにお招きし、事例発表をいただきました。小林さんご自身の人生経験、そしてそれに伴うキャリア(デザイン)観の変遷は、地に足の着いた納得度の高いお話でした。「職業は手段で、仕事が目的だ。」とのフレーズが僕には印象的でした。
 さて、次回で私の担当回は最終回。締めくくりのための課題(自分広告制作)を出しましたが、どういったものを見れるのか、楽しみです。
 5月22日にちば市民活動・市民事業サポートクラブ主催NPO応援講座「NPOの広報力パワーアップ講座」の講師を担当しました。
 今回は、まず参加者が持ち寄ったチラシやニュースレターのポスターセッションからスタート。具体的な教材を参加者にご提供いただきました。私が教材を持ち込まないことで、参加者同士の相互理解の促進にもつながったのであれば、嬉しい限りです。
 その後、広報のテクニックの前に、何を伝えるのか?、テクニックを駆使するために求められる考え方はどういうものか?といった問いを中心に向き合う流れにしました。広報はとかくテクニックに気が引かれるものですが、いい道具も使い方を誤っては、いい成果を導き出せないものですから。
 広報講座へのニーズって高いなぁと、改めて感じた一日でした。
 5月16日に大阪成蹊大学芸術学部「キャリアプランニング論」の第5回目の授業を担当しました。
 前回の授業で、ビッグイシューからの発注に応えるワークを行ないましたが、今回はビッグイシューからの選考結果発表から始めました。アート&デザインを学んでいる豊かな感性が発揮された幾つかのアイデアに、「なるほどぉ、ぜひうちで本格的にデザインしてみない?」というコメントまで頂戴しました。
 この一連のプチお仕事経験を通じて、今回の授業テーマである「デザイナーに求められる聴く力を知る」ということについて、学びました。アート&デザインに限った話ではありませんが、いい仕事をするために「傾聴力」「観察力」「質問力」の3つが求められるのではないかと提起してみました。
 いずれも、一朝一夕でつく力ではありません。だからこそ、今から磨いていくことが大事だと思っています。そのためのプランニングをぜひしていただきたいものであります。
 5月15日にシチズンシップ共育企画「学びのデザイン研究会」の第2回目が行なわれました。
 今回は、西さん(神戸市役所)から「まちづくりワークショップのプログラムデザインとプロセスデザイン」というテーマのもと、「東垂水階段づくりワークショップ」の事例についてご発表いただきました。
 まちづくりワークショップの内でも、ハードをつくる系とソフト系では、色々と気をつけるべきポイントや、参加者との関わり方に違いが出ることを、具体的にご教示いただきました。
 ハード系は、終わったあとのアウトプットがとっても明確。それ故に、「曖昧さ」の扱いが顕著に出るんだなぁと。
 まちづくりワークショップは、ファシリテーションの総合競技演目ですね。様々な利害や意見を超えての合意をつくっていく流れには、学ぶことが多そうです。
 5月9日に大阪成蹊大学芸術学部「キャリアプランニング論」の第4回目の授業を担当しました。
 今回は「社会の中で役立つ自分を見つける」というテーマのもと、ゲストに吉田耕一さん(ビッグイシュースタッフ)をお招きしました。
 吉田さんからは、まず、ホームレスの仕事をつくり、自立を応援している「ビッグイシュー」の事業の仕組みや、ホームレスの方々の現状などについてお話いただきました。その後、雑誌「ビッグイシュー」を若者をターゲットに販売促進するポスターをデザインする「お仕事」のオーダーを受講生の方々にしていただきました。
 アートやデザインのチカラを心から求めている人々がいて、アートやデザインのチカラでもって、その人々の笑顔をつくることに貢献できるということ、そういったことを今回の「お仕事」(必要とされること)の体験から感じ取ってもらえればと追っています。
 次回は、学生の皆さんが作ったラフデザインの内、ビッグイシューの方々に選定いただいた作品を紹介します。本当に実現するところまでいくグッドデザインがあれば、良いのですが、結果はどうなることでしょうね。
 4月25日に大阪成蹊大学芸術学部「キャリアプランニング論」の第3回目の授業を担当しました。
 今回は「自分に気づき、自分を知る。」というテーマのもと、P.I.(Personal Identity).づくりのワークを行ないました。自分の内なる声、自分のこれまでの歩みなどをふりかえりながら、「わたし」という存在は一体何を語(れ)るのか?、という問いに向き合ってもらいました。
 「自分のことは自分が一番知っている。」とはよく言われますが、意識化できているかといえばそうではないでしょうし、他者との相互作用の中で浮かび上がってくる自分もあるでしょう。そうしたことに気づいてもらえればと思っての授業内容の組み立てをしました。
 学生からは、「自分の強み」とか「自分の転機」を書くのに戸惑ったという声が聞かれました。
 さらさらっと書けなくても、「自分」と向き合い出せたのであればOKでしょう。寧ろ、表面的にさらさらって書くよりもいいことでしょうし。
 次回はGWをはさんでの授業、ということで、「インタビュー」の宿題を出しました。さて、どんな報告が次回は聞けるのでしょう。楽しみです。
 4月18日に大阪成蹊大学芸術学部「キャリアプランニング論」の第2回目の授業を担当しました。
 今回は「実際のキャリアプランニングに学ぶ」というテーマのもと、詩人の上田假奈代さんcocoroom代表)をゲストにお招きをし、上田さんの生き方・働き方から、「自分の仕事をつくる」ということについて、感じる/考える機会としました。
 上田さんが様々な仕事を転々としつつも、ずーっと「表現ってなんやろ?」という問いと向き合い続け、「言葉」というツールで表現することを一貫して意識し続けてきたことが、「自分の仕事」づくりにつながったんだなぁと感じました。人生かけて向き合う問いやテーマを持てれば、ぐっといいキャリアプランニングが可能になるのでしょうね。
 また、上田さんが仕事をする上でポリシーにしている「話すことは聴くことから始まる」というフレーズは、学生に印象的だったようです。
 他者との出会いを大切にしていること、それが良い/善い表現活動を支えているのでしょう。
 4月17日から、シチズンシップ共育企画「学びのデザイン研究会」がスタートしました。
 4月1日にプレ実施を経て、本日が記念すべき第1回。「レビュレポ」(レビューレポーティングの略)と銘打った、ケーススタディ形式でファシリテーションの実践(特に観察と判断の部分)について学ぶ活動を柱にすえています。
 ファシリテーターが、現場でくだす判断というのは、まだまだ職人芸みたいなところが多いのですが、そこにメスを入れるという大胆不敵な取り組みです。
 今回は、私から「組織のビジョンをつくるワークショップ」というテーマで二つの事例について発表しました。オーナーシップの移動についてがポイントになりました。
 この会は、(セミクローズド形式で集められた)メンバーが実践事例を持ち寄る形式で運営されます。次回はまちづくりワークショップの事例が持ち込まれる予定。さて、どんな奥深い世界が見えるのでしょう。今から楽しみです。
 4月11日から大阪成蹊大学芸術学部で「キャリアプランニング論」を担当します。この日はその一回目が行なわれました。
 この授業のテーマ、ねらい、構成についてのオリエンテーションを行なってから、(100名規模の履修生ではありましたが)「はじまり」のワークを行ないました。
 今回の授業では、前半7回(川中担当分)を「わたしと向き合う」、後半7回(山口さん担当分)を「よのなかと向き合う」というコンセプトにしています。
 そこで、「わたし」と向き合い始めつつ、アイスブレイクをするために、他己紹介を行ないました。
 他己紹介そのものは、あちこちでよく行なわれているワークですが、単純なアイスブレイクゲームと位置づけずに、「伝えること」と「伝わること」についてふりかえりを促せば、セルフプレゼンテーションについて気づくキッカケを提供できるワークになります。
 こんな感じで私の授業は体験学習を軸におくので、「きく・うごく・みつける」をコピーにしました。
 日本デザイナー学院講師時代以来の「ガッコの先生」です。さて、14回終了後、学生にはどんな変化が起きているのでしょうね。今から楽しみです。
 3月30日に行われたドーンセンター主催・シチズンシップ共育企画協力「就活ナビ@Dawn」の第2回目「就活本音トーク」でコーディネーターを担当しました。
 ゲストに、瀬戸優美子さん(塔南の園児童館)と宮前正裕さん(セントラルフルーツ)をお招きし、「就職活動」での経験談についてお伺いしました。学生時代の思い出から始まり、就職活動の苦労を通じて見えてきたこと、働き出してみて思うこと、これからの人生のデザインについてと、「はたらく/いきる」をテーマに話は広がりました。
 印象深かったのは「会社を選ぶ基準」を、自分のライフビジョンやこだわりのテーマとの関連で、余り狭めすぎずに明確に立てたという話でした。
 働くことは生き方の表現の一つであると思いますが、どのような生き方をしたいのか、どこに筋を通すのか、それを「考える時間」が十分に確保できる学生時代に仲間との対話を通じて確立していくこと、大事ですよね。
 また、素直な自分を出していき、楽しく乗り切ることの重要性についてもお話が出ました。これは働く上でもいえることです。
 個性的な参加者にも囲まれ、私にも良い刺激となりました。

(会場となった東京會舘会議室)
 3月29日に催された第37回中央教育審議会スポーツ・青少年分科会にて、ヒアリング発表者として出席し、事例紹介を行ないました。
 BrainHumanityの事例を中心に大学コンソーシアム京都の話にも触れつつ、学生が社会参加意欲を発揮するためにどういった環境整備や機会提供が望まれるのかを述べました。限られた時間の中ではったのですが、青少年を「子ども」としてではなく「若き大人」として扱うことの重要性などを強調いたしました。
 なお、本日、竹原和泉さん(横浜市立東山田中学校コミュニティハウス)からもヒアリング発表があったのですが、コミュニティと学校と「あいだ」の空間づくりにおける青年の参画が非常に興味深い事例でした。
 本日の発表が今後の審議に貢献するものであったのであれば、幸いです。
 3月23日に行われたドーンセンター主催・シチズンシップ共育企画協力「就活ナビ@Dawn」の第1回目「自分の人生をプロデュースする」でコーディネーターを担当しました。
 ゲストに、吉田理映子さん市民活動情報センター・ハンズオン!埼玉)をお招きし、吉田さんの生き方についてお話を伺いました。
 参加者の皆さんには、時期的に「就活」にどんどん流されていく中、少し立ち止まって自分の人生や生き方について考える時を持ってもらえたようです。
 吉田さんが、「ひとりひとり」との出会いを大切にし、その出会いを自分のコアとなるスタイルで社会に還していっていること、そのために謙虚さを大切にしていること、そうした生き様からライフデザインの示唆を多く得られたのではないかと思います。
 次回は、学生にとって身近な少し年上の先輩の方お2人をお招きして、社会に出てみて感じたことや学生時代の時に抱いていたイメージと現実の違いなどをお伺いすることにしています。今からでも申込は可能です(こちらからぜひ)
 3月21日に行われた公益・非営利支援センター東京主催「満足いく世代交代ができるようになる講座」で講師を担当しました。
 前半部分に、参加者同士で「世代交代の技を共有する」ワークを行い、後半はそのワーク成果も踏まえつつ、私のほうから講義をするという展開でした。
 もともと昨夏、淡路で2泊3日かけて行ったプログラムだったので、半日では参加者個々のお悩みごとの解決にまで踏み込めませんでしたが、参加者が持ち寄った豊富な世代交代のアイデアが、きっと大きな課題解決のヒントになったのではないかと思います。
 なお、本講座のプログラムデザインにあたっては、Jaee小林くんの協力を得ました。ここに記して感謝します。
 3月19日から20日にかけて行われた東京都東京スポーツ文化館主催「若者スキルアップ講座」の「コース3 広報編」で講師を担当しました。
 今回は、いつもの広報講座とは少し趣向を変え、参加者の中から「叩いて欲しい」広報物や広告を募り、そのリデザインをグループワークで行うという流れで展開しました。個々の団体の課題解決に直接つながる展開ではありませんが、高校生から大きなNPOの専従職員までいるという多様な参加者の交わりを通じた学びは、いつもより多かったのではないかと思います。
 余談ではありますが、高校生がマネジメントの講座に来る時代になったのかと、感慨深かったです。しかも、とってもセンスもよく、末恐ろしい限りでした。NPO業界も幅が広くなってきましたねぇ。おちおちしていたら、追い抜かされてしまいそうです。
 なお、今回はゲストに宮奈由紀子さん(NPO支援センターちば)をお招きし、具体的な実践事例をお伺いする時間を設けられたのも良かったです。私にとっても、「若者をどう引き付けるか?」という面で勉強させていただきました。
 3月4日から5日にかけて行われた鳥取県協働推進室主催(受託:岩美自然学校)「NPO研修会ボランティアマネジメント入門講座-ボランティアの力が発揮できる組織をつくる!」で講師を担当しました。
 そもそもボランティアとは何なのか?から始まり、ボランティアマネジメントに関する理論と実践を一気に学びきり、各自の現場へ持ち帰るプランをつくる、という通常3日間以上かけて行う内容を2日間でしました。参加者の理解力と咀嚼力の高さに、心から感服しました。
 聞くところによると、鳥取では、参加型学習の形式がまだまだ珍しい、ということで、「参加」に戸惑いが出るのではないかと思ったのですが、皆さん積極的に参加してくれ、20歳くらいから80歳までの幅広い世代の交わりが実現しました。アクティブ・シニアの柔軟な発想力に「おぉー」と声を挙げてしまう場面もあり、感服しきりの2日間でした。
 参加型にするのは、単に「おもしろそうだ」と興味を引くためや、講義前の地均しと講義後の定着化のためだけではありません。同じフィールドにいる者同士が経験や知恵を交流する文化を共に身につけることで、(日常的に)支えあうコミュニティが育まれていくことを目指しているからです。
 参加型の研修を契機に、ネットワークが展開されていくことを期待したいものです。




 2月24日から26日にかけて行われた国立淡路青年の家主催「ボランティアマネジメントセミナー-新人ボランティア獲得大作戦-」で吉田理映子さん市民活動情報センター・ハンズオン!埼玉)と大楽哲也さん(BrainHumanity)と一緒に講師を担当しました。
 新しいボランティアを、どのように集め、そして巻き込むのか?という問いに(参加者個々人が)答える3日間、ということで、広報/広告マネジメントとボランティアマネジメントを一気に学んでしまうという、贅沢(貪欲?)な講座でした。
 今回、私はゲストのお二人を引き立てるファシリテートが役目だと心得て挑んだのですが、全体を通していいコラボができたのではないかと思います。
 チラシ一枚をつくるのに、皆さんはどれだけ考え抜いてつくっておられるでしょうか。広告は心を打つものです。人の心を動かすのには、心を打つターゲットへ思いを徹底してめぐらせるなど、様々な作りこみが求められます。
 今回、参加者の皆さんは、一枚のチラシづくりに相当な労力を費やし、そのプロセスを体験しましたが、今回の学びを粘り強く実践で継続して欲しいと思います。NPOの広報力の向上は、社会変革の広がりを持たせる上で、必要不可欠だからです。
 5月頃に、皆さんからどんな報告が聞けるのか、楽しみです。
*今回の講座について、詳しくは、ブログ記事もご参照ください。
 2月18日から19日かけて行われたプロジェクト未来なは主催「那覇の未来を僕らがつくる方法を決める合宿」でファシリテーターを担当しました。
 那覇で活躍する青年団体/青年NPOの主要メンバー個々の内なる思いや、それぞれが捉えている今の那覇のまち/若者を巡る課題や動きを共有しながら、ネットワーク組織であるプロジェクト未来なはのミッションとビジョンなどを組み立てました。(本番ではミッションやビジョンという言葉を一切使わずに!)
 2日間ほぼ全部がワークという中、参加者の皆さんには粘り強く取り組んでいただけ、ミッションもビジョンもクリアになりました。力のある素晴らしい参加者に恵まれました。
 今回は来年度事業の骨格が浮かび上がりだしたとところでタイムアップ。活動の大黒柱が立ったのですから、是非ともよき実践が体系的に展開されることを楽しみにしたいものです。
 先週・今週と連続で、ビジョンメイキングのワークショップを担当し、改めてその重要性を実感すると共に、一定のプログラムデザインの枠組みが見えてきました。
 ビジョンを作りたい団体の皆さん、ぜひお声掛けください。喜んでお手伝いさせていただきます!
 2月16日に行われた栗東市役所主催「りっとうガンバル基金第2回サポート講座」の「活動分析力を高めるために:評価の習慣をつけよう」で山口洋典さん(きょうとNPOセンター常務理事)と一緒に講師を担当しました。
 助成金を受ける時は、「思い」を前面に出して、「思い」への投資を呼びかけるわけですが、その報告会では、「こういう活動はしました」という報告は聞かれても、「ここまで私たちの思いは実現しました」と、「思い」の到達度を聞くことは(残念ながら)珍しいものです。
 というわけで、今回は、「なぜ、どのように、評価を行うのか?」という評価の基礎を踏まえつつ、「成果」を整理する研修といたしました。
 そうして、「思い」の到達度を、きちんと見極めることで、既存事業の改善点と同時に、「次の一手」が明らかとなるはずです。
 今回の研修を踏まえて、3月12日に報告会が催されるとのこと。ご興味があれば、足を運ばれてはいかがでしょうか。
 2月14日から15日にかけて行われた岐阜県立森林文化アカデミーの集中科目「NPO概論」のゲストスピーカーとして「なぜ今NPOなのか」と「NPOはどう動かすのか」の講義を担当しました。
 今回、アイスブレイクで「今の社会に満足していない人は?」と聞いたら、全員が「yes」で、「自分が暮らしたい社会を100点満点とした場合、今の社会は何点?」と聞いたら、平均は大体45点くらいでした。
 これが今の社会に対する認識の現状の一端です。「私たちの社会」なのですから、もっと満足できる社会にしていきたいものですよね。
 NPOは、あって欲しい社会を「おまかせ」するのではなく、自分たちで実現していくためのツールです。
 今の社会を変革していくためにも、今回の授業を受けられた方々が何らかの形で、実践の世界へと踏み出していただければ、嬉しいなと思っています。
 2月12日に行われた震災がつなぐ全国ネットワーク主催「「災害後のくらし再建をデザインするためのボランティア研修プログラム」」の「被災者のパートナーとなるボランティアとは?」で講師を担当しました。
 「ボランティアは何の復興を支援すべきか?」という問いと、「非常時に発露する市民力を日常化させるには、何は求められるのか?」という問いを提示し、「地域の市民力を高めるためのシティズンシップ教育」を「被災地復興」という体験の中で実践することを答えの一つとして提示しました。
 「どういう」生活に復興するのか。そこにこだわった被災地支援活動を展開していくべきでしょうね。
 ちなみに、私の(ちょっと変わった)ライフストーリーに関心を寄せていただきましたが、語れば語るほど、自分の運命と使命を考えさせられました(笑)
 2月11日に行われた東京都ネイチャーゲーム協会主催の理事会勉強会でファシリテーターを担当しました。
 本日のお題は、「ビジョンづくり」です。「ビジョンって何だ?」から始まり、ビジョンをつくる上で確かめておくべき3つの事柄について、一つずつ参加者の意見を分かち合いながら、おさえていきました。その上で、ビジョンの骨子(の幾つか)をつくるところまでで、本日はタイムアップ。
 通常だと数ヶ月かかけて行う作業を1日に凝縮したので、「これがビジョンだ!」というところまでは到達できませんでしたが、ビジョンづくりのプロセスは「体感」してもらえたかと思います。
 良い話し合いには、「混沌」や「行きつ戻りつ」があるものですが、今日はまさにそうした「産みの苦しみ」を味わいだした段階でした。
 今後、「産みの苦しみ」とうまく付き合いながら、良いビジョンをつくりだして欲しいと思います。ネイチャーゲームというツールを使って、5年後の東京地域にどういう変革を実現していくのか、それを伺えるのを楽しみにしています。
 2月4日に行われたA'ワーク創造館主催「NPOで働きたい若者セミナー」の「NPOの基礎知識と働き方・関わり方のいろいろ」で講師を担当しました。
 「NPOとは何か?」ということを学ぶとなると、どうしても講義型になりがちですが、今回はNPOができていく過程をワークで体験しながらNPOの基本価値を学んだり、協力ゲームからボランタリーな組織で求められる姿勢を考えてみたりと、できる限り、ワークショップを中心に据えて組み立ててみました。
 熱心で真面目な参加者の皆さんのおかげで、質疑などで、私にとってもハッとさせられることのあった場となりました。
 NPOというツールを用いて、社会をどのように変えるのか、私の「生」をどのように変えるのか。私自身もまた向き合い続けなければいけない問いかけです。
 1月29日から31日にかけて行われた全国青年の家協議会主催「子どもの居場所づくり指導者研修Ⅱ」のファシリテーター・講師を担当しました。
 これまでの研修会では、国公立の青年の家が「子どもの居場所づくり」活動において、どういう役割を果たすべきかという問いに対し、子どもと直接関わるのではなく、居場所づくり活動に取り組まれている方々のネットワーキングを促し、学びのコミュニティをつくって支援するという「間接支援」をNPOと協働しながら展開するべきであろうという答えを見出してきました。
 今回は、こうした流れを受け、実際に中央青年の家で行われたネットワーク・ミーティングに参加して、それをケーススタディしながら、ネットワーク・ミーティングの企画運営ノウハウを学ぶという研修になりました。
 学習項目としては、少し盛り込み過ぎましたが、実践を見て聞いて学ぶということで、理解もしやすかったのではないかと思います。
 なお、今回も川島憲志さん(フリーランス)、鈴木祐司さんJIYD)と一緒に担当しましたが、複数講師の場は、参加者にとって多様な視点が提供される上、講師同士も刺激を受け合うので良いですね。
 1月28日に行われた京都市福祉ボランティアセンター主催「「ボランティア・市民活動ステップアップ講座<グループマネジメント講座>」で「チームを元気にするリーダーシップとは?」の講師を担当しました。
 グループや組織をマネジメントするにあたって、様々な知識やスキルがリーダーに求められるのは当然ですが、「人」によって組織ができていることを踏まえれば、そこで豊かな関係性が育まれていることがベースとして必要でしょう。
 というわけで、組織に集うメンバー同士やリーダーとメンバーとの間の関係性の変容プロセスをリーダーが丁寧に取り扱うことが大事ということをテーマにしました。
 チームワークのファシリテーションの講座は、昨夏の主催講座以来ですが、このテーマはやはり半日以上かけて、じっくりとやってみたいものです。
 1月23日に行われた上町台地からまちを考える会主催「上町台地100人のチカラ!」で「シティズンシップ教育を地域で実践するために」のゲストとして話題提供をいたしました。
 ライフヒストリー&活動ヒストリーを紐解きつつ、自分がなぜシティズンシップという概念に関心を寄せ、活動のコアに位置づけるに至ったのか、そもそもシティズンシップ教育とは何かといったことをお話しました。こうしたお話をまとまった時間でするのは久々で、新鮮でした。
 実際に「まち」に根ざして、まちづくりの活動を展開されている方々との議論の中では、実際にシティズンシップ教育を展開する上での留意点やある種の「危うさ」について、色々と取り上げられましたが、最近持て囃されがちなシティズンシップ教育を取り扱う上での示唆を多く得ることができたのではないかと思います。「人権の学び」について、一層の見識を深める必要性を認識しました。
 (まるで大学院のゼミかと思うほどに)骨太なやり取りを通じ、「対話」の空間で「あるべき姿」を構想していくことの持つ意味を実感したひと時でした。
(Photo:YAMAGUCHI, Hironori)
 1月16日に行われた総合幼児教育研究会近畿支部主催「後継者/若手園長研修会」で「『元気の出る会議』をしよう!」の講師を担当しました。
 園長先生を対象にするのも、幼稚園の運営について触れるのも、初めてのことでしたが、参加者の持つ知恵や経験を引き出しながら、研修を進めることで、非常に良い学びの場ができました。さすが園長先生方だなぁと、的確なコメントをお伺いするたびに思いました。
 マネジメントの学習であっても、体験することがなければ、(理解は得られても)なかなかに納得を得られないものです。ワークそのものが参加型会議という設計は、このテーマの研修では特に大事だと再確認しました。
 今回、強調したのは「会議の進め方」というテクニックも、そのテクニックが活きてくる土壌がないと意味がないということでした。その意味で、「インナーコミュニケーションデザイン」をトータルに捉えていく必要があると思います。会議以外の場も含めて、インナーコミュニケーションの場に、どう参加型の思想を根付かせていくのか。この課題に向き合う講座を今後、展開したいものです。
 12月19日に行われた日本ボランティアコーディネーター協会きょうとNPOセンター共催「NPOスタッフのためのボランティアマネジメント講座-お客さんボランティアを組織の力にする」のファシリテーターを妻鹿さんと共に担当しました。
 今回は、山科醍醐こどものひろば幸重さん(副理事長)と、NICCO(日本国際民間協力会)の折居さん(事務局長)に事例報告をいただき、そこから学ぶというのが、中心で、非常に実践的な研修でした。
 私は、その前後に「事例を聞くための準備」と「事例を聞いたあとの活用」につながるワークを提供いたしました。
 タイプの異なる二つの団体でしたが、いずれも人材マネジメントに、相当な労力をかけており、やっぱり「これだけしないとダメなんだよなぁ」と再確認。皆さんの団体では、活動全時間の何パーセントを人材マネジメントに割かれておられるでしょうか?
 今日は私も多くのことを学びました。今後の研修では事例として紹介していこうと思います。ボランティアのコミュニティ化などは、引き続き、丁寧に検討したいことです。
 12月15日に行われた大阪府男女共同参画推進財団主催「女性グループ・ネットワークのための組織開発講座」の最終回「人が集まってくる魅力あるグループ・NPOづくり-活動の停滞・マンネリ化に陥らないために」の講師を担当しました。
 外から見て信頼に足るかどうかだけではなく、メンバーが組織に魅力を感じ、全力を出せる組織になっているかも含んで、組織全体を点検・整備する「組織評価」の観点から、マンネリズムにアプローチしてみました。
 その上で、どういう打破策があるのかについても具体的に考えましたが、つまるところ、特効薬はなく、関係的過程を大切にした日常のコミュニケーションにおける活性化が重要との話になりました。
 そうしたコミュニケーションでも、やはりミッションとビジョンが中心的位置にあります。ミッションを鍛え、ビジョンを明確に磨き上げなければ、組織と常に隣り合わせのマンネリズムに侵されてしまうのでしょうね。
 12月11日に行われた白井市役所主催「市民活動パワーアップ講座」の第3回「団体の力を高めるファシリテーション」の講師を担当しました。
 メンバーはいるのに、そのメンバーの持っているチカラや知恵が活かされなかれば、「持ち寄りの文化」で運営される市民組織が、十分な成果を社会に発信できなくなる、というわけで、メンバーの力を引き出す会議にフォーカスした内容にしました。
 今回の参加者は、多くが企業退職者の方でしたが、齢を重ねられても、まちを支える気概と、新しい知識を実践化しようとする意志を高く保っておられ、敬意を表さざるを得ませんでした。
 12月3日に行われた関西学院大学総合政策学部・総合政策研究科主催リサーチ・フェア2005政策コンテスト"View"の審査員を担当しました。
 「新規公共サービスの創造」というテーマのもと、5つの学生チームがプレゼンテーションを行いました。10月16日に行った中間コンサルティングの際に拝見した政策立案書からは、ぐんとバージョンアップしていて、私自身いい勉強になりました。
 とはいえ、それでも辛口なコメントを(役割上)付しながら審査を進めましたので、参加者の方には、かなり厳しく思われたでしょう。
 客観的な情報を増やし、説得的なプランとして詰めていく、と同時に、どう「思い入れ」や「魂」をそこに詰め込んでいくか、ということが、最終段階では重要になってきます。ある意味、そうした熱意が「考え抜いた」、つまり説得的なプレゼンを導く、ということにもつながるわけですから。今回の発表を聞いていていても、そこの「思い」で差が開いたなと思いました。
 現代の公共政策は「提案してやってもらう」という「お上の政策」だけではなく、自らが公共の担い手となって、実践していく政治の地平があり、市民による「政策(実践)」も含まれます。だからこそ、協働の社会デザインが21世紀社会における「公共政策」の要と言われるわけです。
 「自分が政策を実践する」、その意志を持つ公共の担い手による政策立案が、今後のこうした政策コンテストでも増え、そこから実践が花開くことを大いに期待したいものです。
 11月23日~24日にかけてロンドンで開催された外務省欧州委員会共催「Japan-EU Semnar on Youth」の分科会「Volunteering & Intercultural dialogues」にて、事例発表を担当しました。
 今回は、大学コンソーシアム京都のNPOインターンシッププログラムの紹介のほか、BrainHumanityでの実践、そしてそれを通じての自らの変化などを手掛かりとして考察した、ボランティア活動の体験がシティズンシップ教育となっていくために、どういう仕掛けが求められるのか発表しました。
 各国で青少年のニーズは異なりますし、青少年を巡る社会状況に違いはありますが、それを踏まえて、青少年の社会参加を促進するために、日欧で(できれば相互が連携した)ノン・フォーマル学習実践をどのように進めるかということについて、「第1ステップ」となる議論が展開されたセミナーでありました。
 なお、セミナー後は、British Councilがアレンジしてくださった視察で、Yoth
Workに取り組んでおられる方にお話をお伺いしました。
 今回の英国出張について詳しくはブログのリポートをご覧ください。
 11月20日~21日にかけて行われた、IIHOE主催「事業とコミュニティを育てる3日間」の中のプログラム「マネジメント・チャレンジ」にてメンターを担当しました。
 全国から若手コミュニティ・プロデューサーを中心に70名程度の参加者に、10人弱のメンターが参加。ニーズの高い(のに対応しきれていないような)事業を加速させるための課題を解決するという内容でした。
 かなりハードなプログラムでしたが、参加者がきちんとついてくるあたり、ガッツとソウルが「さすが!」でした。
 しかし、どうもメンター陣のアドバイスが活ききらなかったなぁというのが、全体的な感想。
 一回つくったプランを「つぶす(=かなり書き直す)」のは、辛いことだろうとは思いますが、「つくってみてつぶして、またつくって」という流れを経ないと、相互に助言しあって、高めあうことにつながりません。
 「原案」や「現行」に捕われずに、もっともっとチャレンジングなマネジメントを展開していただきたいものです。これは私もまた心がけるべきことです。
 とまぁ、偉そうに書きながら、自分も「周りの力を借りて、事業を活かす、というのが、まだまだ未熟であることを痛感もしました。力の貸し借りで、NPOコミュニティは、もっとエネルギーを持つはずです。今回の参加者の方とコラボれることを楽しみにしたいと思います。共に頑張っていきましょう!
 11月19日に行われた、山形県教育庁置賜教育事務所主催「これからのPTA活動を考える研修会」にて「会議を変える-PTAの活性化に向けて」で講師を担当しました。
 今回は非常に限られた時間だったので、目標を「会議を変えてみよう!」と思うムードが高まることと、その実践の方向性が共有されることに絞って、行いました。
 そのためには、講義だけではなく、実際に「いい会議」を体験してみるという時間をとらなければ、ならないということで、講義はコンパクトにしました。それでもy体をなしたのは、非常にワーク慣れされていたからなのですが、そこはやはり教育関係者ですね。
 ちなみに、今回のお仕事をお引き受けして、改めて、「PTA」って何か?ということを勉強して、それはそれで発見も多かったのですが、実践発表をお伺いして、地域によって果たしている役割が大きく違うことに気づいたのが、私としては印象深く残りました。
 PTAの会議が参加型になることで、学校教育がより参加型になっていくことを期待したいものです。
 10月16日に、関西学院大学総合政策学部・総合政策研究科主催リサーチ・フェア2005政策コンテスト"View"の中間コンサルティングでコンサルタントを担当いたしました。
 「新規公共サービスの創造」というテーマのもと、4つの学生チームが日常生活の中にある「問題」をとりあげ、その解決策としての政策を提示してくれました。
 ブログでも書きましたが、量的には減っていかざるを得ない公共サービスの質的充実は今後、非常に重要な問題になるものです。
 そうした「重要な問題」を考える上で、今回提示された政策案はどれも「アイデア」としてはおもしろいものではありました。が、政策案としては、テクニカルにも内容的にも、詰めの甘さが目立ちました。今回のコンサルティングをうまくバネにして、12月の本番に挑んで欲しいものです。
 ちなみに、ビジネスプランにしても、政策プランにしても、「ニーズ」「手法」「資源」、この3つのバランスや項目間の適切性をきちんと押さえること、また、政策のステークホルダーになる様々な人の視点から検討すること、これらが重要になってきます。
 コンサルティングをしたり、審査をしたりする中で、こうした重要な評価ポイントを見落とさないような政策評価力もまた、試され/磨かれています。私もまた、まだまだ研鑽が必要です。



 9月23日から25日にかけて行われた、国立淡路青年の家主催「ボランティア・マネジメントセミナー(基礎編)-学生NPO・ボランティア団体のための世代交代を考えるセミナーで講師・ファシリテーターを担当しました。
 タイトルの通り、「世代交代」という部分にフォーカスをしたセミナーだったのですが、これは日本でも初めてではなかったかと思います。というわけで、講師にもチャレンジなプログラムだったのですが、非常に充実したセミナーでした。
 世代交代を円滑に行うために、「次のリーダーシップ」をどのように育むのか、じっくりと各団体の文脈に沿うかたちで考えつつ、参加者同士で刺激を与え合うという流れで3日間は過ぎました。参加者の「どうしても引き継ぎたい!」という「熱い思い」に触れ、私も多くの刺激を受けました。後輩から学び気づかされることは、本当に多いものです。年齢も経験も関係ないですね。
 なお、今回は、地域の中での学びあい、そして支えあうコミュニティを構築するきっかけとなって欲しいとの思いから、地域で活躍する学生にも講師になっていただき、大楽哲也さん(BrainHumanity)と松崎豊さん(アイセック京都大学委員会)に、事例報告をお願いしました。また、プログラムデザインでも、参加者が相互に経験知を提供しあう機会を増やしました。
 こうした「支えあい、高めあうコミュニティ」の形成は、最近特に注力していきたいと思っていることです。今回は参加者に恵まれ、いい場となりました。今後も継続的に仕掛けていきたいものです。
 9月11日に、厚生労働省こども未来財団児童健全育成推進財団子育てネットワークえひめ主催「みんなで子育て研修会」の「子育てNPOのマネジメント講座-人と組織を育てる-」で講師を担当しました。
 「人と組織の両方を育てる」というテーマは、事業評価と開発、ひいては組織開発、そしてボランティア・マネジメントという複数テーマがミックスなっているものですが、当然、時間的な制約もあり、今回は「マネジメントとは何か?」というところから、上にあげた項目にふれていく展開でした。
 講義が少し難しめになってしまいましたが、私が今回強調したのは、「組織を立ち上げた時の思い」と「今の思い」を大切にすることの重要性でした。そこに常に立ち返ることが、どういう人材育成が求められるのかも明らかにするからです。
 「なぜ活動を始めたのか?それはどこまで達成されているのか?」「自分たちが活動を始めることで変わった子育て環境を見て、『次』に何が必要と思っているか?そのために、どういう資源を私たちは必要としているのか?メンバーにどういうステップアップが求められるか?」 あくまで一例ですが、こうした問いに真摯に向き合って行くことが、「人と組織を育てる」ということになるのだと思います。
 子育ちNPOでは活動してきましたが、子育てNPOに触れることは稀でしたので、自分にとっても考えさせられる、いい機会でした。
 9月4日に、仙台市社会福祉協議会主催ボランティアコーディネータースキルアップ講座の第4回目の「発信!コーディネーター業務に活かす広報戦略」で講師を担当しました。
 「ボランティア募集」のためにどういう下準備を広報計画として組み立てる必要があるのか、という具体的な課題に向き合うかたちで、広報戦略の立て方を学ぶ研修でした。
 広報戦略の全体像を示しつつ、今回は特に、「どういう人に来て欲しいのか」「どういうボランティアを今、わが組織は求めるべきなのか(→これまでにない層を巻き込むことで組織はどう発展するのかも考えつつ)」という、ターゲットのデザインにどれだけ丁寧に取り組めるのかが肝要だというメッセージをお送りしました。
 「何となく、こんな感じ」という担当者のセンス頼みの広報ではなく、明確にロジックに支えられた広報へと切り替えていくことで、組織としての広報取り組みにもなりますし、担当者のセンスが発揮される方向性も明確になっていきます。
 「いい広報テクニック」は、市民活動がよき運動として展開していくためにも必要不可欠な技法です。今回の学びを、これからうまく活かして、地域のより多様な人々が巻き込まれる福祉社会づくりにつなげっていって欲しいものです。
 8月27日に、学生ボランティア国際大会実行委員会主催、兵庫県・神戸市・産経新聞社・産経新聞厚生文化事業団共催の「学生ボランティア国際大会」のオープニング・パネルディスカッションでパネリストを務めました。
 テーマは、「私にとってのボランティアとは」。パネリスト各自のボランティア活動の実践から、そこで起こった自分の変化や生まれた思考を手掛かりに、学生時代にボランティアをする意味(そしてそれを豊かにしていく実践のありよう)を解きほぐしていくという流れでした。
 この大会、阪神・淡路大震災10周年記念事業でもあったのですが、ボランティア元年から10年を経て、現役学生にとって「ボランティア」というものが、これまでのそれとは、大きく変わったことを、他のパネリストの語りから感じました。その変化に、どういう流れをつけていくのか、そこで私たちは試されますね。

(写真は第2回目の講座風景)
 8月8日に、シチズンシップ共育企画主催「NPOのチーム力を高める連増講座」の第3回目「ボランティアの力を最大限に活かすマネジメント」を行いました。
 ゲストに、大楽哲也さん(NPO法人BrainHumanity副理事長)をお招きし、実践事例を紐解きながら、ボランティアによる集団をハイ・パフォーマンス・チームへと高めていくために、ボランティア・マネジャーがすべき事柄を学びました。
 ボランティアに対して、まきこむ側が「責任」を感じ、丁寧に誠実に向き合っていくことで、いい意味での緊張感が生まれ、「責任感の連帯」が育まれるのだと、改めて確認しました。マネジャーがボランティアを気軽に適当に用いるからこそ、彼ら/彼女らの自発性を萎えさせ、「無責任」な存在にさせてしまうのでしょう。
 人間を大切にする組織であることは、強いチームを育む最低限の条件ですね。
 8月1日に、シチズンシップ共育企画主催「NPOのチーム力を高める連増講座」の第2回目「チームの力を引き出すファシリテーション」で講師を担当しました。
 チームの力を高めるために、ファシリテーターはチームにどうかかわるべきかということについて、ロールプレイ実習を中心に学びました。
 ただし、今回は安易なテクニックやノウハウを取り上げることはせず、そうしたテクニック選択の前提となる「グループプロセス(関係的過程)を観察する力」を高めることに力点を置きました。
 「何をしているのか」ではなく「何が起こっているのか」という視点で場と対話することで、求心力を高める機会をしっかり掴み取れるはずです。
 7月27日~29日に、全国青年の家協議会主催「子どもの居場所づくり事業指導者研修」で、川島憲志さん(フリーランス)、鈴木祐司さん青少年育成支援フォーラム)と一緒に講師を担当しました。
 現代の子どもに、どういう居場所がなぜ求められているのか?という問いから始まり、その中で「青年の家」という社会教育施設はどういう役割を果たしていくべきか?、目指すべき方向性に向かう際の課題は?といったような問いと向かい続けた3日間でした。一見、関係ないように見える青年教育と居場所づくりをどう結びつけるのか、大変な作業だったと思いますが、参加者の皆さんの力量のおかげで軟着陸できました。
 ちなみに、「居場所づくり」は、特殊空間を設けることを意味するものではなく、地域内の「関係性づくり」であるべきです。議論をしながら、私はそのことを再確認しました。
 7月25日に、シチズンシップ共育企画主催「NPOのチーム力を高める連増講座」の第1回目「ハイパフォーマンスチームはいかにして生まれるか?」を行いました。
 ゲストに、山口洋典さん上町台地からまちを考える会事務局長)をお招きし、チームづくりを行っていくためには、何をどのように考え、メンバーとわかちあっていくべきという基本的な枠組みについてお話を伺いました。
 役割を分担するのではなく、分有することで貢献しあう風土が生まれてくる、という話は非常に興味深いものでした。そのためにも、やはり大きな目的・目標を明確に分かち持つ必要性があるのでしょう。
 7月3日に、公益・非営利支援センター東京主催「研修企画のつくりかた」で、青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所)と一緒に、講師を担当しました。
 普段、講師としてお招きいただくことの多い二人の経験をもとに、研修をプロデュースする人々は何をどのように気をつけるべきか、参加者の皆さんと考えてみました。
 研修は、「いい講師を見つければ、あとはお任せで…」というかたちで済ますものではなく、プロデューサーが主導権を握り、地域のニーズにフィットするかたちで、講師にその力を最大限に活かしてもらうように適切なオーダーをすることが求められるものでしょう。
 今後、もっと研修内容に磨きをかけながら、このプログラムを展開していきたいものです。
 6月29日に、大学コンソーシアム京都が実施しているインターンシッププログラムの事前講義「スキルアップトレーニング」で、「NPO/NGOで学ぶ」で、講師を担当しました。
 「NPO」の根底に流れる価値観を、「NPOごっこ」を通じて、学びつつ、「NPOとは何か?」「NPOはなぜ社会に必要か?」「そして、そのようなNPOのスタッフに求められるチカラとは何か?」について、考えました。
 今日の参加者は、こうした事前講義を経て、夏休みにNPOへインターンシップに向かうわけですが、そこで社会に関わる/向き合うおもしろさを感じ、市民社会人として踏み出してもらいたいものです。かげかえのない「ひと夏の体験」がありますように。
 ちなみに、今日、講義をしながら、NPO法人だけでも2万団体を超えている今だからこそ、改めて「NPOとは何か?」、ということいついて、現場に立つ人間もまた、ラディカルに考え直していく必要があるように思えました。


 6月18日に、愛知県教育委員会主催「地域活動推進スタッフ養成講座」で「青少年リーダーのための地域づくり活動のプログラムデザイン」で講師を担当しました。
 地域に根ざした活動を展開する若者が、若者をめぐる課題を当事者に近い立場として解決する、或いは地域の課題解決に若者の力を活かしていく、そうした地域づくりのプログラムをみんなで考えたわけですが、ネットワーキングの必要性を述べる人が多かったのが、私としては印象的でした。
 単なるつながりではなく、そうしたつながりを「資本」として、一緒に何かに取り組むワーキングネットをどうつくっていくのか、そうした何かを一緒に取り組む場が社会と私の回路になるための工夫としてはどのようなことが必要か、こうした点について考えを織り込んだネットワーキング論でなければ、人脈づくりと地域づくりがつながっていかないでしょうね。
 今回の講座で考えたことは、12月上旬に実際にカタチとなっていくそうです。人脈づくりと地域づくりがつながるプログラムデザインの成果を楽しみにしたいものです。
 3月28日に、京都市から大学コンソーシアム京都へ委託されている「地域連携型商業振興モデルの構築に関する調査研究」の一環として行われた「新大宮商店街フィールドワーク成果発表会・意見交換会」の意見交換会にて、ファシリテーターを担当しました。
 3つの大学のゼミ生が、フィールドワークに基づき、「私たちには、こうまちが見えた」(その時の視点はこういうものです)→「そこで、こういう取り組みを皆さんに提案します」という流れで、商店街の方々にプレゼン。その学生提案をもとに、商店街の方と学生が意見を交わしていくという場でした。商店街の方のリアルな声が聞け、学生にとっては、「次」を考える、良い刺激となったのではないでしょうか。
 なお、この場で何回も私から言ったのは、「学生」とか「教授」とか「商店街の人」という肩書きを背負った、「意見を言う人/聞いて批評する人」という区分けを放棄して、「一緒にまちを考える人」になって、事にあたることが大事だということでした。こうした「線引き」をしない協働こそ、まちづくりでは重要でしょう。

(会場だった本願寺聞法会館)
 3月25日に、龍谷大学地域人材・公共政策開発システムオープン・リサーチ・センター(LORC)主催ディスカッションテーブル「地域社会における公共的人材育成システムの構築とその社会的認証」の第一セッション「市民と行政のパートナーシップの展開-NPOと自治体の人材育成」にて、ディスカッサントとして登壇しました。
 今日のディスカッションでは、「現場」を持ちながら大学院を修了した者としての語りを求められ、「現場」の人間が大学院に通う意味や、大学院生や教授が地域公共人材育成の「現場」のどういう部分で、「役に立つのか」といったこと等について、話題を提供しました。
 あとは、研修講師業から人材育成についての見解も述べましたが、そこで述べたことは次の二点です。1)人材育成システムというと、研修設計や機会体験の創出、カリキュラム設計などが、議論の中心になるのでしょうが、そうではなく「支え合い、刺激しあう場づくり」、つまりネットワーキングの仕掛けと仕組みこそが重要であるように思うということ。2)目指す人材像というと、抽象化されたものが提示されるが、そうした抽象化作業の中で、具体性(固有名)を残していくことも大事だと思うということ(「あの人のこういう技がお手本」と言われる方がリアルに伝わる→その具体的なものをしっかり「解体」することが大事なことは当然である)。以上の2点です。今後の議論/実践で、今回の議論がどう活かされるのか、興味深いところです。
 なお、一昨日に立教大学大学院を出たばかりの人間が、大学院(生活)を客観的に捉えなおして、発言するということで、未整理の部分も多くあったのですが、発言準備が非常によい「振り返り」の機会となったことは確かです。一度、しっかり原稿を起こしてみたいものです。
 3月22日に、府中NPO・ボランティア活動センター主催「市民活動啓発講座」の「ボランティアの力を最大限に活かす」で講師を担当しました。
 実践的な話もかなり多く提供しましたが、今回はボランティアとのパートナーシップを築き上げるに際して求められる、「そもそも」の考え方・思想や態度について、強調しました。
 自分も2001年にスーザン・エリスさんから投げかけられた「なぜボランティアか?」という問いに対して真摯に向き合っていくことが、テクニックの活用の方向性を確かなものとする上で欠かせないものであることを、本日も再確認しました。
 私たちはボランティア(市民)を巻き込んでしまう責任に自覚的でありたいです。そして、ボランティアの自由意志に対して「誠実」な働きかけを行っていきたいものです。
 3月19日から20日かけて、東京スポーツ文化館主催「ユースワーカー養成講座」(6日連続講座の5・6日目)の「企画書のプレゼンテーション」で講師・ファシリテーターを担当しました。
 1月に青木さん(青木将幸ファシリテーター事務所)、2月に川北さんIIHOE)、そして3月に私が、担当した講座で学んだことを踏まえて、自分の「思い」を企画書にまとめあげ、プレゼンするという内容でした。
 ちょうど、今回の参加者に合う助成金の応募が4月から始まることを受けて、その助成金の審査用紙を用い、審査会っぽいプレゼン大会にしました。
 活発で、内容もしっかりした参加者同士の質疑応答を聞いて、1月にお会いした頃からのかなりの成長を垣間見ました。どのプランもニーズを的確につかみ、しかも実現可能性が高いものでした。
 ぜひとも「行動」に結びつけ、思いを「カタチ」にして欲しいものです。それが今回の講座の「成果」に他ならないわけですから。
 3月17日に、府中NPO・ボランティア活動センター主催「市民活動啓発講座」の「成功するイベント企画」で講師を担当しました。
 50名ほどの、多くの参加者を得たのですが、皆さん経験豊富な方々で、いつにも増して、ワークでは、深く掘り下げられたコメントを多く聞くことができました。今日はその内容に付け加える形での講義となりましたが、こういう流れはすっと展開できて、良いですね。
 最近、企画・運営の講座をよく担当しますが、「(私たちの活動では)何をもって成功とするのか?」という部分を考えてもらうことを、毎回提案しています。目的・目標設定力は市民活動では、「要」の力だとつくづく思います。
 3月15日から16日かけて、千葉市女性センター主催「グループ活動ステップアップセミナー」の「団体運営のためのマネジメント講座」にて講師を担当しました。
 2日間かけて、みっちりと「そもそもNPOとは何か?」という組織原理から、そのマネジメントの基本(一部は細部も含)について、お話いたしました。もちろん、ワークも行いましたが、(結果論として)今回は講義が多かったです(少し喋りすぎたかな…)。
 2年前に、自分が企画したマネジメント講座で、「団体の発展は『基礎』を確かにすることから始まる」といった趣旨のコメントをチラシに書きましたが、当たり前のような「基礎」を再確認して、活動の基礎を固めることは、意味深いものだろうなと、自分で話をしながら、改めて認識した講座でした。
 3月13日に、東京スポーツ文化館主催「ユースワーカー養成講座」(6日連続講座の4日目)の「現場活動取材報告会」でファシリテーターを、「企画書のつくり方」で講師を担当しました。
 タイプの異なる「現場」での活動観察の報告は、マネジメントのスタイルの多様性を感じさせるものでした。どうしてもマネジメント講座では、そうした多様性を伝えにくいだけに、こうした手法はありだなぁと思いました。
 企画書の書き方については、本日は「さわり」部分で終わり、来週に本格的な講義・ワークを行うということになります。多くの学びをどう結晶化させるのか、楽しみです。
 2月27日に、日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)主催「全国ボランティアコーディネーター研究集会2005」の研究・実践編分科会「NPOスタッフのためのボランティアマネジメント研修企画会議」で、妻鹿ふみ子さん(JVCA)、青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所)、新田英理子さん日本NPOセンター)と一緒に講師を担当しました。
 それぞれがボラマネについて、どのような話を日常の講座で行っているのかを示しながら、このメンバー全員を講師にしたらどういう講座が出来上がるのかを考える、というもののはずだったのですが、実際は「企画会議」という部分に重点が行き、全然違う流れに。企画はターゲット設定と目標設定が肝だ、ということで、どういうNPOのどういうボランティアのどういうマネジメントについて考えることをねらうのか?という部分について考えることに、多くの時間を割きました。
 その中でも、ポツリポツリと各講師が小出しにしたボラマネ講座のネタは、どれも興味深いもので、私もしっかりお勉強。講師同士が、ネタをシェアすることで、新しい地平が広がることがあります。こういう機会は大事ですね。
 なお、この分科会で、私は妻鹿さんと一緒に関西開催の講座を企画。「予定では」、年内にJVCA主催で実施されます。乞うご期待!
 2月23日から24日かけて、福島県全身性障碍者連絡会主催(事務局:いわき自立生活センター)「ニューリーダー養成講座」の「ゼイニクだらけの広報誌を卒業しよう」で、吉田理映子さん(市民情報センター・NPOハンズオン!埼玉)と一緒に講師を担当しました。(私はファシリテーター役)
 広報誌づくりを通じて、「組織」として機能しているかをチェックしていきながら、講座は進みました。吉田さんとはよくご一緒させていただいていますが、いつも感嘆の声を出してしまいます。広報は奥が深いですね。
 なお、障碍の有無を問わずに「混ぜこぜ」で共生していく社会をつくっていくためには、その複雑性や多様性に耐え得る場づくりの技法や言語、所作が求められるでしょう。そうしたことを吉田さん、参加者と一緒に「模索」しながら、2日間のワークショップを実施しました。まだ完成型には遠いですが、多くのファシリテーターや当事者と共に開発していきたいものです。
 2月19日から20日にかけて、茨城中央青年の家にて、全国青年の家協議会主催「子どもの体験活動支援ボランティア出前講座」」の「野外教育プログラム評価研修」にて、加藤大吾さんアースコンシャス代表)と一緒に講師を担当いたしました。
 1泊2日という短期間で、プログラム評価の概論はもちろん、「子どもの育ち/学びをどうはかるか?」から、業務品質評価やマネージャーやスタッフの(自己)評価まで、実際に視点/指標作りを行いながら、「教育プログラムの評価」について、幅広くカバーしました。
 NOTS時代も含めた加藤さんの事例発表は参加者が、(私が話した概論の)具体的なイメージを明確にし、運用方法を考える上で有用なものであったようです。
 評価は「する」ことだけでは不十分で、「次」につながなければ、ほぼ意味がないものです。評価から「次」へつながるシステムづくりを参加者の皆さんがなされ、ご報告がくるのを楽しみにしています。
 2月17日から18日にかけて、全国青年の家協議会子どもの居場所運営協議会主催「支援力」パワーアップセミナーにて、講師を担当いたしました。
 地域で必要とされる「ネットワーク・ミーティング」はどういうもので、それをどのように提案すると地域を巻き込むものになるか、ということを考え、発表していただきました。
 私以外の講師には、川島憲志さん(フリーランス)、小川雅由さん(LEAF)がお越しになられていて、それぞれがお関わりになられた事例をもとに、「地域のネットワーク」や「教育システム」をどのようにつくりあげたのかを発表されていました(私もしっかり勉強)。
 「居場所づくり」は居場所スペースをつくることではなく、「地域が子どもの居場所となるようにすること」が目標であることを、改めて確認しました。
 2月16日に、日本デザイナー学院の授業が終了いたしました。1年生で必修科目「NPO・コミュニケーション概論」(秋学期・14回)を、2年生で選択必修演習科目「パブリックデザインワーク」(春/秋学期・各15 回)を、吉田理映子さん(市民情報センター・NPOハンズオン!埼玉)と一緒に担当しました。
 恐らくですが、デザインの専門学校でNPOについて授業で学ぶ機会を提供したのは、日本で初めてだったと思います。そんなこともあり、「手探り」の中、進めていったのですが、生徒のみんなのフィードバックに助けられたおかげで、結果うまくまとめられたように思います。
 「社会のできごと」に目をむけること、そして(自分の力を活かすという意味でも)「社会に参加する(かかわる)」ということが、少しでも身近になってもらえたら、というのが私の「思い」でしたが、成果が「これから」どういう形で出てくるのか、楽しみです。


 2月15日に、日本キャンプ協会ほか主催「自然体験活動青年ミーティング」の分科会ワークショップにて「『いい野外教育企画』ってなんだ?-プランニングの技法を学ぶ」と、「一緒に手を組む相手は誰だ?-協働の時代に」で、講師・ファシリテーターを担当しましした。
 グループワークを中心にして、「いい企画づくりのポイント」や「協働の取り組みリスト」をつくりました。皆さん、現場をお持ちということで、なかなかのワーク結果でした。
 なお、(今回のようなミーティング企画の根底にあるメッセージにも通じることだと思うのですが、)後者のWSでは、協働の関係性を紡ぎ出していく「ネットワーカー」になろう!という呼びかけを最後に行いました。「自然体験活動」という手段を通じて、社会や人々のどのような変革を目指すのかを考えれば、「協働のネットワーク」の実現をもっと本気で取り組むべきでしょうから。
 …と、小難しい話もかなりしたのですが、みんな熱心に聞いてくれました。ありがとうございました。半日だけでしたが、全国から集まった(僕とほぼ同世代の)若者のやる気(熱気)に大いに刺激を受け、明日も頑張ろうと思う元気をもらいました。
 2月12日から13日にかけて、公益・非営利支援センター東京主催「NPOマネジメント・チャレンジ05」にてオブザーバーを担当しましした。
 組織運営で「複雑骨折」しているような、「難しい課題」を巡って、その原因を確かめながら、解決策を練っていくという講座なでしたが、今回は参加者が少なかったこともあり、非常に個々の団体にとっては密度の高いものとなりました。川北さん青木さん吉田さんが講師として参加されたこともあり、私は「ぼそぼそ」っとコメントする程度でしたが、私にとってもいい勉強の機会でした。
 2月6日に、清瀬市市民活動センター主催「会議の進め方」にて講師・ファシリテーターを担当しました。
 中高年の経験豊富な方々が参加者でしたが、それだけにワークショップの中で、講義で用意していた話が多く出て、講義部分で細かいテクニカルな話もでき、短時間の割に密度の高い講座となりました。
 今日の講座の最後に投げかけた問いは、「なぜ『市民組織は』、会議の進行にこだわるのか?」という問い。さぁ皆さんはどうお答えになられますか?「効率」だけが理由ではないはずです。
 2月5日に、こまえボランティアセンター主催あいとぴあカレッジ・NPOマネジメント講座にて「ボランティア・マネジメント」の」講師を担当しました。
 非常に勉強熱心な方ばかりで、質問がしっかりと出てきて、それに応えながら話を進める、という、非常に良い形での「ライブ」となったのが、良かったです。そうしたやり取りを通じて、私もまた多くを学べますし。
 ちなみに、今日の参加者の大半が福祉分野での活動に取り組まれている方々でした。何日間か、幾つかの福祉施設でボランティアをしたことが助けになっています。講師業というのは、様々な現場を知ることが求められるお仕事なだけに、分野ごとに断絶しているナレッジの「媒介者」としての役回りを担えるんだなぁと、よく思います。
 1月29日から30日にかけて、さがみはら市民会議主催「マネジメントチャレンジ 課題解決セミナー」にて講師・ファシリテーターを担当しました。
 公益・非営利支援センター東京の「NPOマネジメント・チャレンジ」にヒントを得ていただき、企画されたものでした。研修全体として特定のテーマをもたず、「団体運営の課題なら何を考えてもOK」ということで、この形式の研修では、様々なテーマが一斉に出てくるのですが、このタイプは参加者に相当のマネジメント・スキルや知識がないと、うまくいきにくいものです(何せ十分なレクチャーができないので)。
 今回の参加者は、その意味で、皆さん地域で精力的に活躍されているマネージャーばかりで良かったです。(「お話」へのニーズも高かったですが…) 「現場」活動での「四苦八苦」を通じて、学ばれている方は、本当逞しいですね。
 1月28日、さがみはら市民活動サポートセンターのスタッフ研修・「支援力」パワーアップセミナーの講師・ファシリテーターを担当しました。
 事例発表ゲストもお招きしつつ、「支援力とは何か?」「支援のプロに求められる技能や考え方」「間接支援のあり方」などについて、参加者の皆さんと考えました。社会におけるNPOのプレゼンスを一層高めていくには、支援センターの支援力の相当の向上が求められます。公益・非営利支援センター東京も重点的に取り組んでいる問題ですが、現代日本の市民活動業界全体で克服していくべき、大きな課題の一つでしょう。
 1月27日、国立中央青年の家主催「富士山国際エコキャンプ村事後事業評価ワークショップ」の講師・ファシリテーターを担当しました。
 人が入れ替わる実行委員会形式では、特にナレッジの蓄積がしにくいもの。その意味で、評価から改善事項への洗い出し作業も大事ですが、何より「申し送り」部分でどのように工夫するかが重要です。今回の講座では、欲張って「評価って何?」から「申し送りのデザイン」までを考えました。
 1月22日から23日にかけて、松山市野外活動センターにて、全国青年の家協議会主催「子どもの体験活動支援ボランティア講座[実践編-実践を通じて学ぶ、プログラム運営と評価-/西日本会場]」を担当しました。講師は私と、基礎編と同じく五味愛美さんキープ協会環境教育事業部)がつきました。
 今回の研修は、1日目と2日目午前に、基礎編で立てた企画(宿泊キャンプ)を子どもを集めて実施し、2日目午後から、プログラム評価会を行うという流れで行われました。こうしたPDCAサイクルを実際になぞる講座というのは初めてだったのですが、参加者の学びの深さで、興味深いものでした。
 ちなみに、今回の講座では、講師というより、スーパーバイザーという感じでの参加で、久々に子どもと関わり、「現場」を参加者を共にして、BrainHumanity時代が懐かしく思い出されました。
 12月20日から22日にかけて、全国青年の家協議会・子どもの居場所づくり運営協議会主催の「居場所づくり入門セミナー」にて、コーディネーターと講師を担当しました。
 社会教育施設が「子どもの居場所づくり事業」の中で、どういった役割を果たすべきかということを考えつつ、来年度以降の事業デザインを行いました。うまく「ニッチ」をつき、民間の補完/基盤拡充に寄与できる施設に、3年で変わることと思います。
 ちなみに、実際に「居場所」を提供している先駆的事例報告を聞け、私も勉強になりました。私ももっと勉強&実践を積まないといけませんね。
 12月17日、21世紀コープ研究センターが主催する「東京マイコープ理事研修」の最終回「ふりかえり」を担当しました。この理事研修は、8月から全11回で行われたもので、私は公益・非営利支援センター東京の仕事として、青木将幸さんと一緒に、研修全体のデザインとトータル・コーディネート(そしてたまに講師)を担ってきました。参加者全員が、最後に一言ずつメッセージを言ったのですが、初回からの「変化」がくっきりと出ました。研修とはいえ、継続的にじっくり関わるというのは、「見届け」ができ、良いですね。これからも宜しくお願いいたします。
 12月3日から5日にかけて、茨城県立中央青年の家にて、全国青年の家協議会主催「人が集まる・学び豊かな企画のつくり方[基礎編/東日本会場]」を担当しました。事例発表ゲストは、西日本会場同様、五味愛美さんキープ協会環境教育事業部)をお招きしました。
 今回は、既に野外企画で活躍されている方が多かったこともあり、テンポ早め・ワークきつめで展開したのですが、そうした中で苦労していた初心者の方の成長が目を見張るものでした。これまでの「型」を変えるより、新しい「型」を身につける方がスムーズということなのでしょうか。やはり、「初心忘るべからず」ですね。自分も気をつけなければと思います。
 なお、2月19日・20日に、関連講座で、「野外教育企画のプログラム評価」の講座を担当します。また、案内いたします。ゲストで「面白い人」に交渉中ですので、どうぞお楽しみに。
※写真は、今回つくった企画の「売り込みプレゼン」の様子。
 11月27日から28日にかけて、内閣府・松山市主催「学生ボランティアステップアップ講座」を担当しました。グループの中のコミュニケーションを入り口に、グループ・メンバーの力が最大限に活きるチーム作りのために、リーダーは何をすべきかを、みんなで考えました。
 積極的な参加者ばかりで、いつもよりも参加者間でいい相互作用が起きていました。ワークショップは「参加」で変わりますね、本当に。
 ちなみに、今回は40人を一人でみましたが、きちんと個々人の動きを把握するには、この数が限界点ですね。学校の先生のご苦労に頭が下がります。
 11月14日、高知大学の学生有志に招かれ、就職を控える学生向けの講座「自分をマネジメントする」を担当しました。マネジメント論を踏まえた、セルフ・プロデュースやライフデザインの考え方や方法を紹介しました。写真の通り、こじんまりとした集まりで、部屋が和室であったこともあり、まるで「お寺の講話」のような雰囲気でした。
 11月12日から14日にかけて、松山市野外活動センターにて、全国青年の家協議会主催「人が集まる・学び豊かな企画のつくり方[基礎編/西日本会場]」を担当しました。事例発表ゲストに敏腕プランナーの五味愛美さんキープ協会環境教育事業部)をお招きした甲斐あって、参加者に理論と実践のバランスのよい話題提供ができました。
 今回の研修は、そうした話を踏まえて、1月に参加者が実際に実践する企画をつくるという流れのものでした。実践時には、私も現地入りしますが、どういったものが現実化してくるのか、非常に楽しみです。
 11月10日、福岡市女性協会福岡市男女共同参画推進センター主催・ふくおかNPOセンター協力「NPOステップアップ講座」の第3回目「組織のつくり方」を担当しました。最近は、現場実践直結型の講座依頼が多い中、久々に(もちろん実践は意識していますけど)概論的な講座でした。こういう講座は、話し手が「哲学」をしっかりもたないと、力をもたないだけに、準備がいい「整理」の機会となりました。ワーク「組織図を書く」で、参加者の解釈力の高さに「おぉー」と声をあげてしまいました(笑)  ※写真なし
 10月30日~11月1日にかけて、沖縄県ボランティア・市民活動センター主催「人の力を活かす力アップセミナー」と「支援力アップセミナー」を担当いたしました。「持ち味」の違う赤澤清孝さんきょうとNPOセンター)との(1年半ぶりの)共同講師だったのですが、一緒に仕事をする中で、私も多くを学びました。やはり研修は複数講師で行った方が、参加者にとっても、講師にとっても、意味深いものになります。
 10月21日に、ちば市民活動・市民事業サポートクラブ主催NPO応援講座「ボランティア・マネジメントの基礎-ボランティアの力を最大限に活かす-」を担当いたしました。3時間30分弱という短い講座でしたが、「現場」の実践者ばかりだったので、ワーク結果が良く、非常に濃密な講座となりました。やはり、参加者の「いい質問」は学びの場を深化させますね。
 10月5日から7日にかけて、徳島県立海部高校にてワークショップ「『インタビュー記事づくり』を通じて自分と仲間を深く知る」を担当しました。「ワークショップ」というものに初めて出会った高校生たちは、おそるおそるで参加型学習への「はじめの一歩」を踏み出してました。何かしらの「扉」をあける「きっかけ」になれば、嬉しい限りです。

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