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活動実績

ワークショップレポート

・主催:シチズンシップ共育企画
・日時:2010年5月23日11時〜17時
・場所:阿倍野市民学習センター第2会議室
・講師・ファシリテーター:川中大輔(シチズンシップ共育企画代表)
・オブザーバー:深水正和さん(兵庫県立明石城西高校教諭)、
        富本水子さん(神戸市立藤原台小学校教諭)、
        山下順子さん(兵庫県立星陵高校教諭)、
        枝広和憲さん(立命館大学産業社会学部指導支援主事)
 ※所属はワークショップ実施当時のものです。

 

 春を迎え、いよいよ願書の提出時期。なぜ、教師を志したか?そんな問いを前にして、自分と向き合っている方も多いのではないでしょうか。願書で問われていることには、必ず意図があります。その意図を汲みとり、その問いに対してきちんと答える中で自分と向き合う時間は、願書や面接といった試験の中だけでなく教壇に立った時の「自分」を鍛える種になるはずです。そのような思いから企画した本講座。15名の参加者を迎え、どのような場になったのでしょうか?

 まずはプログラム・オリエンテーション。骨太教員養成プロジェクトとそのメンバーを紹介し、本プログラムのねらいは「願書を書くことを通じて自らの教育観を整理する」ことであることを確認しました。
 最初のセッションは「志望動機を鍛える5つの窓」。ファシリテーターの川中のリードのもと、2人一組のペアになって取り組む、自己紹介を兼ねたワークです。「私が教師になって取り組みたいことは?それはなぜか?」「その取り組みを受けた子どもたちは、どのような人間に成長するのか?なぜそうした成長が必要だと考えるか?」など、それぞれの教育観に踏み込む質問にお互いに答えていきます。
 全体で「ずばり「私の教育」を一言で言うと?」などを分ちあった後、川中より「願書は【私の教育観】を表現するものである、というポイントが押さえられ、午前中を終えました。
 午後からの時間は「願書の本質を知ろう」。まずは「願書博覧会!」で全国各地の願書を見比べていきます。各地の願書を並べて見ながら、その中で共通して聞かれていることを探っていきます。
 ひととおり願書を見比べた後、共通して聞かれている項目について「なぜ問われていると思うか?」をペアになって掘り下げていきます。
 ここで補足講義。願書に書かれている項目の意図と社会的背景の関係について情報提供されます。そのような社会的背景を理解した上で、自分はどのような教員になるべきか?について改めてディスカッションしていきます。
 さて、願書の研究が進んだところでいよいよ「願書を書いてみよう」の時間。自分が出願を考えている都道府県・市町村の願書を書いてみます。みなさん、真剣そのものです。
 願書作成が進んだところで、グループになり「願書をブラッシュアップしよう」。3人一グループで、一人ひとり願書の記述内容を発表していきます。骨太教員養成プロジェクトのメンバーもグループに入り、お互いにブラッシュアップのポイントを指摘し合っていきます。
 最後にふりかえりの時間を持ち、今日1日の学びを整理しわかちあいました。自分の考えを言葉にし、文字にし、周りから指摘を受けることによってそれぞれの考えが整理されていった様子が見られました。
■本講座スタッフより
この1日で、参加者の皆さんが「すぐに役立つ!」「これで合格する!」という確証を得られたかどうかは、定かではありません。むしろ、「願書の書き方を教わるんだ」と思って参加したら、根本的な質問をたくさん投げかけられ戸惑っているように見えた方もいたように思います。しかし、そうした「私の教育観」に迫る質問に真摯に向き合っている皆さんの様子がとても印象的でした。
(シチズンシップ共育企画 事務局次長 鈴木陵)

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