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活動実績

ワークショップレポート

・主催:シチズンシップ共育企画
・日時:2011年8月11日18時〜21時
・場所:城北市民学習センター 
・スタッフ:富本水子(神戸市立神戸市立長田小学校教諭)
      山本智也(京都ノートルダム女子大学) 、川中大輔(シチズンシップ共育企画)
      辻悠介(シチズンシップ共育企画)
・ファシリテーター:鈴木陵(シチズンシップ共育企画)

 

 いよいよ、教員採用試験も大詰め。そんな中そろそろ目前に迫ってくる「模擬授業」。「練習する機会は一応あるけど、現役の先生には、私の授業どう見えるんだろう…」そんな声も聞こえてきます。そこで、模擬授業を通じて双方向の学びをつくる秘訣を学ぶ機会を設けました。現場の第一線で活躍する先生達とともに、 今の自分の授業スタイルを再点検してみて、ひと味加えてみる、そんな時間となりました。(by辻悠介/立命館大学・シチズンシップ共育企画インターン)

最初にファシリテーターの鈴木さんから、今日の1日の流れが説明されました。今日のテーマは、教員採用試験でも実際に体験する「模擬授業」。さて、参加者はどんな授業を実施するのでしょうか…?
 模擬授業の前に、まずは自己紹介。「双方向の学びの経験」「授業づくりで大切にしたいこと」などを交えてお互いの人柄や背景を知り合った後、スタッフの川中によるミニレクチャー「模擬授業をおこなうにあたって」の時間。双方向の学びとは何なのか、「相手にどう伝わっているか」をイメージできているか?など、授業を実践するにあたっての心構えを押さえました。
 さて、いよいよ模擬授業のスタートです。授業が5分、自己採点に5分と、かなり時間はカツカツ!最初の参加者が選んだテーマは、小学4年生を対象にした「四則の計算」。親しみのある笑顔が印象的でした。こんなお兄さんが先生だったら、授業も楽しかったかも・・・なんて。
終了後は、さっそくふりかえりの時間。「マイナスな答えが出そうな発問はマペット(手人形)を使うといい」と現役の小学校の先生からのアドバイスもあれば、「どうしてあの時、こう動いたの?」と具体的な「動き」と、それに対して感じたことを率直にやりとりする場面もありました。
 続いては「もうすぐ運動会という時期の、給食前の時間」です。「確かに、栄養士さんってこういう時に前で話していたなぁ」と、子どもの頃を思い出します。かわいいイラストも交えて、ほのぼのした授業でした。スタッフからは、「〈発問→答え〉だけだとやりとりが終わってしまうので、もう一往復できると、より深まるのでは?」などのコメントも。双方向の授業づくりのためのヒントが見られた気がします。
 3番目は小学3年生の「家庭科」。かなり緊張しておられたようでしたが、5分間の授業を進めきりました。頭で考えるのと実際にやるのとでは大きく違うようで、心なしか疲れが見える様子。実際にやってみることで自身のふるまいについて気付くことが多くあったようで、「これが本番でなくてよかった、本番に活かせそう。」そんな感想も聞かれました。
 次は私、辻が担当しました。科目は「高校日本史」。自分としては声を大きく出せたのですが、ちょっと勢いがつきすぎたような…。スタッフの方からは、「親しみはあるけど、丁寧さに欠けるような感じがあるかもしれないね」とコメントをいただきました。私も取り組みながら自覚していたのですが、周りから指摘を受けると改めて気付く部分が多かったです。4人の模擬授業を終えて、最後はみんなで振り返り。「今日、学んだこと」「これから気をつけたいこと」などを分かち合いました。実際にトライしてみて、その場で起こったことを取り出しながら学ぶ。そうした体験が新鮮に響いているようでした。皆さん、お疲れ様でした!(辻)
つ■本講座スタッフより
 「模擬授業」の経験がない私からすると、どうしても限られた時間の中で特別なことをしなくてはいけないのかな…といった発想になってしまっていました。しかし、現役の先生のコメントは、その人の動作や振る舞いにあらわれるその人の姿勢や、考え方のようなものに焦点が当たっていたように思います。「模擬授業対策」としてそうした視点が有効かどうかは定かではありませんが、現場に立った時に問われるのは、まさにそうした姿勢や考え方がベースにあるのだなと、改めて私も気付く機会でした。
(シチズンシップ共育企画 事務局次長 鈴木陵)

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