What We Do
共に「学び」を深める教育へ
Education can also be a force for transformation, because it “last”to the degree that it transforms itself. But its transformation must be the result of the transformations effected in the reality to which it applies. 「みずからを変革することのできる教育は、そうであればあるほど、自身もまた変革の力たりうるのである。だが、そのためにはひとつの条件が必要だ。教育は、自分がとりくんでいる現実の中に変革をよびおこし、その変革の結果として、おのれを変革するものでなければならないのである。」(パウロ・フレイレ)
教育ファシリテーター講座
現在は学びの場でも話し合いの場でもファシリテーションの必要性は広く認識されるようになりました。学校教育や大学教育でもアクティブラーニングへの関心が高まってきています。こうした流れの中で,既に様々な場で講座が実施され,専門書籍も数多く出版されています。しかし,改めてファシリテーターは何を促す存在なのか,ファシリテーターとしての自分はどのような構えで場に臨むかということを考えたり,ファシリテーションのテクニックを使いこなすための傾聴や観察,質問や介入,プログラムデザインといった技能を鍛錬する機会は限られています。形式や手法だけが導入されても,それでは学びの場をつくり変えていくことにはなりません。そこで,主催事業では「やりかた」の幅を広げるだけではなく,その根をなす「考えかた」や「ありかた」に磨きをかけていく機会となる場を設けています。
シティズンシップ教育に関する講座の講師派遣の事例

兵庫県教育委員会・神戸市教育委員会ほか「学校で学ぶ政治参加」

兵庫教育大学「社会問題解決の学びをどうデザインするか?」(教員免許状更新講習)

福武教育文化振興財団「みんなで取り組む地域連携」(and F教室)

沖縄地域社会ビジョン大学院「シティズンシップ論:社会を変える市民になる」

ナショナル大学(コスタリカ)「Eyes on Peace」
参加者の声
一番の印象は若い人が主体的に元気に動いていること。一緒にいると若返った気持ちで純粋に考えていたりする。ここにもっと現場の教員が絡んだら、どんどん良いものが生まれてきそうな気がする。
教育の現場って、課題や問題点を抱え込んで自分たちだけで解決しようとする傾向があると思う。これらをここに持ち込んで一緒に考えてみればいいのではないかなと思う。皆がしっかりと受け止めて一緒に考えてくれるでしょう。
講座参加者がよく欲しがるノウハウはここには無いです。教育ってそんなに簡単なものじゃないですよね。でも、もっと根本的なエネルギーをもらえます。自分らしくアプローチできる追い風を。
深水 正和 さん(教育ファシリテーター講座参加者,高校教員)