学びの場や会議の場でのオンライン活用はコロナ禍を受けて急速に進み,定着していきました。その際,この流れが学び(の場)を大きく変えるのではないか,といったことが意識され,様々なやりとりが交わされていたかと思います。
その後,新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況が落ち着き,また,感染対策の方法が確立していく中で,学びの場はできるだけ対面の場に戻していこうという動きが強くなり,現在は「やっぱり対面だよね」という言葉を耳にすることが増えました。
オンライン「ならでは」の学び(の場)を本格的に創造していく前に,対面で行っていることをオンラインに「置き換え」ている段階でオンライン活用の追求は「ひと休み」となった方も少なくないでしょう。
そこで,今回のワークショップでは,この間のオンライン活用の試行錯誤をふりかえりつつ,その中で垣間見えた可能性や課題を見つめ直し,オンライン活用の「次の一歩」を共に見いだしていければと思います。この際,オンライン化が進む中で対面の学びの場の課題が可視化されたことも見過ごしてはいけないでしょう。
ここ数年間で蓄積されている個々人の中にある気づきを,今のタイミングで共有することは大切なことではないかと考えています。多くの方々のご参加を心からお待ちしております。よろしくお願いいたします。
【日時】2022年6月26日(日)13時〜15時30分
(開場:12時45分 / 閉場:16時)
【形式】Zoomで開催いたします。
参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。
【プログラム】
12:45 zoom開室
13:00 オープニング
13:20 セッション1「オンラインの学びの実践をふりかえる」
オンラインを活用した学びについて,どのような試行錯誤がなされたのかを共有しながら,そこからどのような課題や可能性があったのかを探ります。
14:10 休憩
14:20 セッション2「オンラインの学びの活用を考える」
オンラインの学びの可能性を活かすために,これからどのような具体的な動きをつくり出すべきかを考えていきます。
15:10 ふりかえり
15:30 閉会,アフタートーク(任意参加)
16:00 zoom閉室
○ファシリテーター
川中大輔(シチズンシップ共育企画代表/龍谷大学准教授)
1980年、神戸生まれ。1998年から野外教育や不登校児童支援、環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。ファシリテーターとして全国各地で市民教育や若者の参加、協働まちづくりやNPOマネジメントのワークショップを担当。大学コンソーシアム京都研究主幹,立命館大学嘱託講師(サービスラーニング担当)などを経て、2017年から龍谷大学社会学部専任教員。市民の社会参加や社会イノベーション実践に資する教育/研究に取り組んでいる。2019年から放送大学客員准教授。
【定員】20名程度
【参加費】無料
【申し込み】
以下のGoogleフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/nAS6zevbWDthdRu37
※申し込み締め切りは6月24日(金)18時までです。
締切後の申込みにつきましては,以下問合せ先にご連絡ください。
【主催】シチズンシップ共育企画
<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。