【参加者募集】「『したいことがよく分からないんですけど…』という声にどう応えるか?」 (教育ファシリテーター講座2024 )

 シチズンシップ共育企画が主催する教育ファシリテーター講座、今年度のテーマは「『したいことがよく分からないんですけど…』という声にどう応えるか?」てす。

 学びの形が変わる中、学校教育の場でも「何をしたいの?」という問いかけが頻繁に若者に向けられるようになっています。その中で、「えっ…そう言われても…」と戸惑う若者が少なくありません。中には「したいこと」が曖昧としていても、「それっぽい」ことを言ってすり抜けて進学/就職してしまうことも見受けられます。しかし、その場合、その先の場(それは大学であったり仕事場であったり)で「結局、何したいの?」という問いかけを再び突きつけられて行き詰まっている姿に接することもあります。

 これは誰しもが避けられないことですが、「何かすること」に追われて、「自分をじっくりとふりかえる機会」を設けられていないことも一因でしょう。それでは「自分をじっくりとふりかえる機会」はどのように設ければいいのでしょう。ここを今年度の教育ファシリテーター講座では主に扱います。

 もちろん、すべての行為の前に明確な動機や意思、問題意識があることを前提としていること自体に問題もあり、そのことをどう織り込んでいくのかも考える必要があります。

 このテーマを掲げたときに、真っ先に思い浮かんだゲストが西川正さんでした。西川さんだったら「したいことがよく分からないんですけど…」とつぶやく若者とどのように対話を進めるんだろう?これはお招きして聞いてみないと!と思った次第です。

 西川さんの関わりにも学びつつ,「自分をじっくりとふりかえる機会」をどう設けていけばいいのか、参加者のみなさんと一緒に見出していければと考えています。
 ご関心ある方々のご参加をお待ちしています。

【日時】2024年10月14日(月・祝)10時~17時
    (開場:9時45分 / 閉場:17時30分)
【場所】龍谷大学 大阪梅田キャンパス(JR大阪駅 徒歩約4分)
    https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_osaka.html

【プログラム】
 09:45 開場
 10:00 オープニング
 10:30 セッション1「『したいこと』をどう見いだしていったか?」
  「したいこと」が浮かび上がってきたり、見えにくくなったりしたのは、どのような時だったのか、その時々にどのような関わりが助けになったか、自らの人生をふりかえりつつ、テーマへの導入を進めます。

 12:00 昼食休憩
 13:00 セッション2「自分をじっくり振り返る機会をどうつくるか?」
  セッション1での気づきやゲストからの話題提供も踏まえつつ、参加者同士の対話を通じて、自己内省を促す関わりについて実践的に考えていきます。

 15:30 セッション3「みんなの疑問にみんなで答える」
  ここまでのセッションを踏まえて、湧き出てきた疑問/課題について参加者全員で意見交換を進めていきます。

 16:30 ふりかえり
 16:50 クロージング
 17:00 閉会,アフタートーク(任意参加)
 17:30 閉場
 *適宜休憩を含みます。時間はあくまで目安です。

【登壇者】
 ■ゲスト:
 ○西川 正さん(NPO法人ハンズオン!埼玉 副代表理事 / 真庭市立中央図書館 館長)
 「人生せっかくだから」が座右の銘。保育所・学童保育保護者会、小学校PTA、民生委員など地元でさまざまな活動にかかわるなかで、「めんどくさい」地域の魅力に気づく。「あそび/遊ぶ」をキーワードに人の暮らし方、人の関わり方を考察中。大妻女子大学、立教大学等で非常勤講師。NPO法人あげお学童クラブの会相談役。生協パルシステム埼玉理事。日本コミュニティ七輪学会会長。カブリモノ研究家ほか。元恵泉女学園大学特任准教授。2022年4月より岡山県真庭市立中央図書館館長を兼務。著書に『あそびの生まれる場所~「お客様」時代の公共マネジメント』(ころから, 2017年)、『あそびの生まれる時〜「お客様」時代の地域コーディネーション』(ころから, 2023年)。

 ■ファシリテーター:
 ○ 川中大輔(シチズンシップ共育企画 代表 / 龍谷大学 准教授)
 1980年神戸生まれ。青少年支援や環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。全国各地で市民教育や若者参画、協働まちづくりやNPOマネジメントのワークショップを担当している。2017年から龍谷大学社会学部専任教員。現在はNPO法人わかもののまち理事なども務める。共編著に『コミュニティ・デザイン新論』(さいはて社, 2024年)、『社会デザインをひらく』(ミネルヴァ書房, 2024年近刊)、『多文化共生のためのシティズンシップ教育実践ハンドブック』(明石書店, 2020年)ほか。

【定員】20名(先着順)

【参加費】
 ○一般    5,000円
 ○学生・院生 1,000円
 ○高校生以下   無料
 ○龍谷大学関係者 無料

【申し込み】
 以下のウェブサイトよりお申込みください。
 https://edufacil2024.peatix.com
  ※できる限り、10月10日(木)正午までにお申込ください。
   締切後の申込みにつきましては,以下問合せ先にご連絡ください。
   <問合せ先>info■active-citizen.jp(■を@に変えてください)

【主催】シチズンシップ共育企画
【協力】龍谷大学 川中研究室

<個人情報の取扱い>
 記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

【参加者募集】「ガバナンスの危機と市民力の発揮 −ポートランド州立大学『JaLoGoMa 2024』参加報告会−」(シティズンシップ教育セミナー2024 )

 2024年7月28日〜8月2日にかけて、ポートランド州立大学が主催するまちづくり人材育成プログラム「JaLoGoMa(Japanese Local Governance and Management Training Program)」に参加してきました。

 今年度のテーマは「ガバナンス・クライシス」。地域の協治が十全に機能しないことで噴出する諸課題に対して、NPOや市民グループ・行政機関はどのように立ち向かい、また、統治機構改革をどのように進めようとしているのか。こうした問いを基軸に据えつつ、6日間で数多くの現場を訪れたり、現地の方々や他の参加者と意見交換の時間を持ったりしました。

 その中で私が印象的だったことの一つは、市民の政治的主導力でした。また、市民活動のモードについても考えさせられることになりました。そして、「市民ができること/すべきことはまだまだあるなぁ」との励ましを得ることに。

 もちろん、日本とは異なるアメリカの社会的文脈の上に成り立っていた動きで、単純な当てはめや比較はできません。しかし、市民主体のまちづくりを推進していく上で、示唆に富むもののように思われました。

 今回の報告会では、市民のポテンシャルを発揮する実践とはいかなるものか?そうした実践を創出する市民が育つ成長/学習機会をどのように整えていけばいいのか?といった事柄についても参加者の方々と共に考えていければと思っています。

ご関心ある方のご参加をお待ちしています。

【日  時】2024年9月26日(木)19時00分〜21時00分
      (18時45分開場/21時15分閉場)
【開催形態】オンライン:Zoomミーティングルームにて
      (参加申込いただいた方には後日リンク先をお送りします)

【報 告 者】
 川中大輔(シチズンシップ共育企画 代表 / 龍谷大学 准教授)
 1980年神戸生まれ。青少年支援や環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。全国各地で市民教育や若者参画、協働まちづくりやNPOマネジメントのワークショップを担当している。立命館大学共通教育推進機構嘱託講師(サービスラーニング担当)等を経て、2017年から龍谷大学社会学部専任教員。現在はNPO法人神戸まちづくり研究所理事なども務める。共編著に『コミュニティ・デザイン新論』(さいはて社, 2024年近刊)ほか。

【プログラム】
 18:45 zoom開室
 19:00 オープニング・チェックイン
 19:15 セッション1「JaLoGoMa 2024で何を学んだのか?」(話題提供)
 20:05 質疑応答
 20:25 セッション2「JaLoGoMa 2024からの学びをどう活かすか?」(意見交換)
 20:50 チェックアウト・クロージング
 21:00 閉会,アフタートーク(任意参加)
 21:15 zoom閉室
  ※時間はあくまで目安です。

【定員】30名程度(先着順)
【対象】テーマに関心ある方はどなたでも歓迎いたします!
【参加費】無料
【申込】
  以下のウェブサイトよりお申込みください。
  https://forms.gle/91BDeGqFPNKMiy7M8
  ※申し込み締め切りは9月24日(火)18時までです。
   締切後の申込みにつきましては,以下問合せ先にご連絡ください。
   <問合せ先>info■active-citizen.jp(■を@に変えてください)

【主催】シチズンシップ共育企画

<個人情報の取扱い>
 記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

【参加者募集】「NPOと大学教員のパラレルキャリアを考える」

環境共育事務所カラーズ 開業30周年・シチズンシップ共育企画 設立20周年
記念トークセッション
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「大学の教員になって,どう? 何か変わった?」

 2017年に僕(川中)が龍谷大学に専任講師として着任した際,何度もいろんな人からされた質問の一つです。「うーん,まぁ変わった…かなぁ!? どうやろね」と,その当時は返していました。これは照れ隠しでもなんでもなく,大学での仕事が本格化/多角化しておらず,また,NPOの仕事も余り変わりなく継続していたので,どう答えていいのかが分からなかったのです。

 それから時が経ち,大学に籍を置いて7年目です。今なら冒頭の質問に対して,一定のまとまった言葉で返すことができそうです。NPOと大学の二つの仕事をすること,双方にどのような意味/影響があるのか,どのような面白さや難しさがあるのか。自分の中でも少しずつ感じとり始めています。

 ここで似たようなキャリアを歩んでいる「先輩」はどう考えているのだろうか,話を聴いてみたくなりました。そこで真っ先に思い浮かんだ「先輩」は西村仁志さんでした。

 僕は学生の頃,仁志さんが環境共育事務所カラーズで出していたメールマガジン「役に立たないフリーランスの話」に影響されて,2001年にフリーのファシリテーターとしての活動を始め,2003年のシチズンシップ共育企画の設立へと進んでいきました。カラーズが開業して10年後のことです。その仁志さんは2006年に大学教員へと転身します。約10年後の2017年に僕も大学教員になりました。
 
 そこで,僕にとってはいつも少し先を行く仁志さんと一緒に,NPOと大学教員のパラレルキャリアで進むことの意味について考えてみるトークセッションを企画しました。

 折しも2023年は環境共育事務所カラーズの開業30周年,シチズンシップ共育企画の設立20周年の節目でもあり,「これまで」を振り返りながら,それぞれの「これから」を展望する機会にもしたいと思います。

 このように個人的な思いからスタートした企画ですが,見渡してみるとNPOと大学教員のパラレルキャリアを歩んでいる人は決して少なくありません。NPOでもキャリアを積んだ人物が大学でも仕事を展開していくことの価値を明らかとすることは社会的にも意味があることのようにも思われます。

 仁志さんの今回の企画に対する思いはこちらをご覧ください。
 https://colorsjapan.com/2023/10/03/30a/

 「よぉわからへんけど,おもろそうやな」とか,「仁志さんの話(ついでに川中の話も),聴いてみたい」とか,関心を寄せてくださる方のご参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。

【日時】2023年12月27日(水)18時30分~21時
    (開場:18時15分 / 閉場:21時15分)
【会場】キャンパスプラザ京都 6階 龍谷大学 講習室(京都駅 徒歩5分)
    https://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access

【登壇者】
◎西村仁志さん(環境共育事務所カラーズ 代表/広島修道大学 教授)
 京都YMCA職員として勤務ののち、1993年に環境教育の専門事務所「環境共育事務所カラーズ」を開業。市民、行政、企業等の環境教育、パートナーシップの現場の企画とプロデュースに携わる。同志社大学大学院総合政策科学研究科准教授(2006-2011年度)を経て、2012年より広島修道大学人間環境学部に勤務。
  環境共育事務所カラーズ
  広島修道大学 教員紹介 西村仁志

◎川中大輔(シチズンシップ共育企画 代表 / 龍谷大学 准教授)
 1980年,神戸生まれ。青少年支援や環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。現在,同代表。全国各地で市民教育や若者の参加、協働まちづくりやNPOマネジメントのワークショップを担当している。(財)大学コンソーシアム京都研究主幹、立命館大学嘱託講師(サービスラーニング担当)などを経て、2017年から龍谷大学社会学部専任教員。2019年から放送大学客員准教授。
  シチズンシップ共育企画
  龍谷大学 教員紹介 川中大輔

【プログラム】
 18:15 開場
 18:30 オープニング・チェックイン
 18:45 セッション1「二つの仕事をする,ということ(その壱)」
      スピーカー:西村仁志さん
      インタビュアー:川中大輔
 19:35 休憩
 19:45 セッション2「二つの仕事をする,ということ(その弐)」
      スピーカー:川中大輔
      インタビュアー:西村仁志さん
 20:35 セッション3「NPOの視点から大学を捉えなおす」
      二人の話をふりかえってみて,
      NPOと大学の二つの経験の交点の「面白さ/難しさ」を探る
 21:00 閉会
 21:15 閉場

【定 員】15名(先着順)
【対 象】テーマに関心ある方はどなたでも歓迎いたします!
     西村仁志さんに会いたい方もぜひ。
【参加費】無料

【申込み】以下のウェブサイトよりお申込みください。
     https://forms.gle/h3jepzK5ZNiDp9Go8
     ※申し込み締め切りは12月26日(火)18時までです。
      締切後の申込みにつきましては,問合せ先にご連絡ください。

【共催】環境共育事務所カラーズ,シチズンシップ共育企画
【協力】龍谷大学 川中研究室

<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画及び環境共育事務所カラーズが利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

【参加者募集】「改めて『教育』は誰のものか?を問う」(シティズンシップ教育セミナー2023)

 社会の変化を受けて,教育はこう変わらねばならない。そうした議論は各所でなされ続けていますが,従来の教育が「時代遅れ」であるという感覚/認識が共有される中,教育論議の熱は常に高い状態であるように見えています。
 
 そのような議論から,新たな方向性が見出されたり,具体的なカリキュラムが新たしくされていったりし,実際,教育現場を変化させることになっています。多角的かつ俯瞰的に変化の潮流を捉え,望ましい未来に向けての動きをどう創出するか,予測される危機的事態にどう備えるかといったことを考えて,教育のあり方を提示することは,確かに大人の責任の一つでしょう。 

 しかし,学び/育ちの当事者である子ども・若者の声はそうした議論の場でどれほど聴かれているでしょうか。また,議論の場を共にできているでしょうか。こども基本法の施行を受け,今年6月に新たに決定された国の「教育振興基本計画」では,教育についての計画の策定やフォローアップの際に,子ども・若者の意見も聴取して反映させる必要性が地方自治体の教育委員会に対しても示されました。

 子ども・若者と「教育」のあり方を考える場を共にすることは,これからの新たなスタンダードとなっていきそうです。でも,具体像は見えてこないところもあります。具体化を詰めていこうとすると,どういう人々がその議論の場にいるべきなのか,そして,その人々がどの段階で,どのような形で議論に関与するべきなのか,といったことを決めていかねばなりません。

 これらのことを決めることは,改めて「教育」とは誰のものかを問い直すことにもつながってくるのではないでしょうか。本セミナーの問題意識の背景はここにありますが,こうしたテーマをふわっと扱ってしまうと,抽象的でつかみどころのない議論に終始してしまう恐れもあります。

 そこで今回は,子ども・若者と大人とが対等な関係を目指して協働していく,という方向の実践にまず絞り,そこから示唆を得るべく,箕面こどもの森学園を運営されているNPO法人コクレオの森の藤田さんをゲストにお招きします。
 
 現場には答えの手がかりもあるでしょうが,向き合うべき問いの手がかりもあるでしょう。藤田さんのお話からどのような手がかりを得られるのか,一緒に探っていければと思います。

 様々な方々と学びの場を共にできることを楽しみにしています。
 よろしくお願いいたします。

【日時】2023年10月29日(日)9時30分〜12時
    (開場:9時15分 / 閉場:12時30分)
【形式】Zoomで開催いたします。

【登壇者】
◎ゲスト:
 藤田美保さん(認定NPO法人コクレオの森 理事長)
[略歴]『窓きわのトットちゃん』を読み、自由な学校に憧れる。小学校教諭を退職後、大学院にて教育学を学び、市民による学校づくりを目指す。2004 年に「わくわく子ども学校」(現:箕面こどもの森学園)常勤スタッフ、2009年から箕面こどもの森学園校長。2022年から認定NPO法人コクレオの森代表理事。現在は、ESDの学校がある持続可能なまちづくりを目指す。共著「こんな学校あったらいいな~小さな学校の大きな挑戦~」(2013年)。「みんなでつくるミライの学校~21世紀の学びのカタチ~」(2019年)。
  https://cokreono-mori.com

◎コメンテーター:
 古田雄一さん(筑波大学 助教)
 https://researchmap.jp/yuichifuruta/

◎ファシリテーター:
 川中大輔(シチズンシップ共育企画 代表 / 龍谷大学 准教授)

【プログラム】
 09:15 zoom開室
 09:30 オープニング・チェックイン
 09:50 セッション1「こどもと共に学びをつくるとは?」
      :ゲストによる話題提供(藤田さん)
      :話題提供に対するコメント(古田さん)
      :質疑応答
 10:50 休憩
 11:00 セッション2「実践からどのような手がかりが得られるか?」
      :セッション1を受けてのワークショップ
      :ふりかえり
 11:50 クロージング
 12:00 閉会,アフタートーク(任意参加)
 12:30 zoom閉室
 *適宜休憩を含みます。

【定員】30名程度(先着順)
【対象】テーマに関心ある方はどなたでも歓迎いたします!

【参加費】
 ○一般:500円
 ○学生・院生・高校生:無料

【申し込み】
 以下のウェブサイトよりお申込みください。
 https://poccoce23.peatix.com/
  ※申し込み締め切りは10月28日(土)18時でです。
   締切後の申込みにつきましては,問合せ先にご連絡ください。

【主催】シチズンシップ共育企画

<個人情報の取扱い>
 記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

【参加者募集】生と死の共育ワークショップvol.12「お師匠さんの教えをどう生きるか?」

 シチズンシップ共育企画では、青木将幸ファシリテーター事務所と共同で「生と死の共育ワークショップ」を2007年から定期的に開催してきています。12回目を迎える今回のテーマは「お師匠さんの教えをどう生きるか?」です。企画を担当された青木将幸さんからのメッセージをまずお読みください。

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 皆さん、こんにちは。ファシリテーターの青木マーキーです。今年、2023年は僕がファシリテーター事務所を設立して20年になります。この仕事を20年やってきて、ようやく見えてきたこと、感じていること、到達しえた領域ということもあります。しかし、同時に日々迷うこと、失敗すること、苦しむことの連続でもあります。眠れない夜、ふと思うのは「お師匠さんや先輩方から頂いた教えを、自分なりに進めることができているんだろうか?」ということです。

 ファシリテーションの分野における直接的な指導を頂いた先輩や、僕自身の生き方を導いてくださったお師匠さん、さらにそのまた先輩たちが切り開いて来た領域。そのことに感謝しながらも、自分なりに歩み進めたいものです。

 最近出会った問いに「よき祖先であるために、私たちは何ができるだろうか?」があります。これは「お師匠さんの教えをどう生きるか?」とはまた違ったベクトルの問いになっています。将来世代の視点から自分たちを見て、この生き方でいいのかな?と問い合えるステキな問いになっています。
https://wired.jp/2021/11/11/good-ancestors-shokei-matsumoto-interview/

 この問いを教えて下さったのは僧侶の松本紹圭さん。彼が翻訳した書籍『グッド・アンセスター』(ローマン・クルツナリック著, あすなろ書房, 2021年)には、短期思考にとらわれている私たちに長期的な思考をもたらすヒントがつまっています。自らの寺は持たず、現代仏教の可能性を追求する「ひじり」的僧侶である松本さんは、経営塾「未来の住職塾」を開講し、宗派を超えて700人を超える卒業生を輩出するなど、多方面で活躍されています。偉大なるお師匠さんである「ブッダ」の教えを現代日本社会で展開していくための起爆剤となる動きをしているとも言えるでしょう。

 今回の「生と死の共育ワークショップ」では、そんな松本さんと一緒に「お師匠さんの教えをどう生きるか?」の問いに向き合い、それぞれの生きる道を深めてみたいな、と思います。皆さんにとって、大切な教えを下さったお師匠さんや大先輩を思い、自分自身の生き方・あり方を見つめたい方は、ぜひおいで下さい。私たちの動きしだいで、将来の世代に何かしらを残せる可能性や、お伝えできることもあろうかと思います。そのあたりを、ともに模索するワークショップになろうかと思います。
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 読みながらみなさんはどのような「お師匠さん(の教え)」が思い浮かんだでしょうか。そして、その教えをどのように生かしているように,いまの自分を振り返られたでしょうか。秋の京都で共に思索を巡らしてみませんか。

 ご関心ある方はぜひお申し込みください。

■日時:2023年11月23日(木・祝)10時00分〜17時00分
   (9時45分開場/17時30分閉場)

■会場:龍谷大学 大宮キャンパス 東黌(とうこう)202演習室
    https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_omiya.html
   (京都駅から北西に徒歩約10分)

■ゲスト
○松本紹圭さん
 僧侶/Ancestorist。産業僧/株式会社Interbeing代表取締役。世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leaders。武蔵野大学客員教授。東京大学哲学科卒、インド商科大学院(ISB)MBA。著書『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は世界17ヶ国語以上で翻訳出版。翻訳書に『グッド・アンセスター わたしたちは「よき祖先」になれるか』(あすなろ書房)。noteマガジン「松本紹圭の方丈庵」発行。ポッドキャスト「Temple Morning Radio」は平日朝6時に配信中。Forbes JAPAN(フォーブスジャパン)2023年6月号で、「いま注目すべき「世界を救う希望」100人」に選出。
https://shoukeimatsumoto.com

■ファシリテーター
○青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所 代表)
 1976年生まれ、熊野出身。2003年青木将幸ファシリテーター事務所を設立。家族会議から国際会議まであらゆるジャンルの話し合いのファシリテーションが仕事。ライフワークとして出身地である熊野古道の案内や滝行・山伏修行などを行っているが、いずれの師匠にも及ばないと、悩みつつ生きる47才。子どものころの夢は「お坊さんか仙人になること」で、各地のお坊さんやお寺とのご縁を楽しんでいる。
 http://www.aokiworks.net

○川中大輔(シチズンシップ共育企画 代表 / 龍谷大学准教授)
 1980年、神戸生まれ。2001年からファシリテーターとしての仕事を始め、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。現在、同代表。市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを各地で担当している。祖母や知人の死別などを機に、2007年より「生と死の共育ワークショップ」を実施。「わたし」を大切にしながら、社会との関わりをつくっていく「生きかた」を実現するため、「まなぶ・はたらく・しぬ」という行為と社会との関係に関心を持っている。2017年から龍谷大学社会学部専任教員。

■定員:20名(先着順)

■参加費:
 ○一般:10,000円
 ○学生・院生:5,000円
 ○龍谷大学関係者:無料

■申込:以下のウェブサイトよりお申込みください。
    https://deathws12.peatix.com/
 ※申し込み締め切りは11月21日(火)18時までです。締切後の申込みにつきましては,本ウェブサイトの「Contuct us」からお問合せください。

■主催:シチズンシップ共育企画
■共催:青木将幸ファシリテーター事務所
■協力:龍谷大学 川中研究室

<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画及び青木将幸ファシリテーター事務所が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

【参加者募集】「『意見は出るけど、つながらない』をどうするか?」(教育ファシリテーター講座2023)

 学びの場でも,話し合いの場でも,ファシリテーションの技法が導入されていく中で,「いろいろと意見は出されるけど,そこからどうまとめたらいいのだろうか」という声を聞くことが増えました。

 場で共有された意見について,両立が難しいものが並んでいても「いろいろな考え方があるよね」と議論を深めることなく話し合いが終わることは少なくないでしょう。また,一見すると同じような内容でも実はズレていることが表面化されずに流れて,あとあとで「あれ?つながっていないなぁ…」と議論の積み重ねが揺らいでしまうことも少なくないでしょう。ファシリテーターはこうした状況に対して,どこまで/どのように介入していけばよいのでしょうか。

 今年度の教育ファシリテーター講座では,こうしたファシリテーターの働きかけをテーマとします。介入といった強い働きかけはファシリテーターと参加者との関係性への影響が小さくなく,つい腰が引けてしまいますが,そうすると不十分になりやすく,かといって前に出過ぎると,ファシリテーターへの依存度を高めかねません。そのため,実施時はもちろん,実施後のフォローでも丁寧な関わりが求められるものでしょう。

 そこで,絶妙な関わり具合だなぁと思う先輩の一人である,西村仁志さんをゲストにお招きいたします。西村さんの関わりにも学びつつ,「意見は出るけど,つながらない」状況へのアプローチを参加者のみなさんと一緒に見出していければと考えています。

 多くの方々のご参加をお待ちしています。

【日時】2023年7月22日(土)10時~17時30分
    (開場:9時45分 / 閉場:18時)
【場所】龍谷大学 大阪梅田キャンパス(JR大阪駅 徒歩約4分)
    https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_osaka.html

【プログラム】
 09:45 開場
 10:00 オープニング
 10:30 セッション1「私の関わりを見つめなおす」
  自らの場への関わり方の特徴や傾向を振り返り,ファシリテーションにかんする価値観の捉え直しを行います。

 12:00 昼食休憩
 13:00 セッション2「難しい状況への働きかけをみいだす」
  参加者の方々が経験された「意見は出るけど,つながらない…」という具体的な状況をとりあげて,ケーススタディを行います。

 15:30 セッション3「みんなの疑問にみんなで答える」
  ここまでのセッションを踏まえて,湧き出てきた疑問/課題についてゲストからの話題提供をもとに,検討を進めていきます。

 17:00 ふりかえり
 17:20 クロージング
 17:30 閉会,アフタートーク(任意参加)
 18:00 閉場
 *適宜休憩を含みます。

【登壇者】
 ■ゲスト:
 ○西村仁志さん(環境共育事務所カラーズ代表,広島修道大学教授)
  京都YMCA職員として勤務ののち、1993年に環境教育の専門事務所「環境共育事務所カラーズ」を開業。市民、行政、企業等の環境教育、パートナーシップの現場の企画とプロデュースに携わる。同志社大学大学院総合政策科学研究科准教授(2006~2011)を経て、2012年より広島修道大学人間環境学部に勤務。

 ■ファシリテーター:
 ○ 川中大輔(シチズンシップ共育企画代表,龍谷大学准教授)
  青少年支援や環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。全国各地で市民教育や若者の参加、協働まちづくりやNPOマネジメントのワークショップを担当している。立命館大学嘱託講師(サービスラーニング担当)などを経て、2017年から龍谷大学社会学部専任教員。NPO法人神戸まちづくり研究所理事ほかも務める。

【定員】25名(先着順)

【参加費】
 ○一般    5,000円
 ○学生・院生 1,000円
 ○高校生以下   無料
 ○龍谷大学関係者 無料

【申し込み】
 以下のウェブサイトよりお申込みください。
 https://edufacil2023.peatix.com
 ※申し込み締め切りは7月20日(木)18時までです。
  締切後の申込みにつきましては,以下問合せ先にご連絡ください。

【主催】シチズンシップ共育企画
【協力】龍谷大学 川中研究室

【問合せ先】info■active-citizen.jp(■を@に変えてください)(担当:川中)

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■今後の主催講座開催予定
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<シティズンシップ教育セミナー>
■「改めて『教育』は誰のものか?」
 ・日時:2023年10月29日(日)9時~12時
     (開場:8時45分 / 閉場:12時30分)
 ・場所:オンライン開催
 ・ゲスト:藤田美保さん(認定NPO法人コクレオの森理事長)
 ・コメンテーター:古田雄一さん(筑波大学助教)
 ・ファシリテーター:川中大輔
 ・定員:30名

<生と死の共育ワークショップ>
■「お師匠さんの教えをどう生きるか?」
 ・日時:2023年11月23日(木・祝)10時~17時
     (開場:9時45分 / 閉場:17時30分)
 ・場所:龍谷大学 大宮キャンパス(JR京都駅 徒歩約10分)
 ・ゲスト:松本紹圭さん(東京神谷町・光明寺僧侶)
 ・ファシリテーター:
   青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所代表)
   川中大輔
 ・定員:20名

【参加者募集】「福祉教育をどうリ・デザインするか?」(シティズンシップ教育セミナー2022 )

 車椅子体験やアイマスク体験,福祉施設訪問などを含んだ福祉教育は学校教育で定着しているものの一つですが,ともすれば「思いやりの心を育む」というレベルにとどまることが少なくありません。社会福祉協議会などとの連携を通じて「現場」との距離を縮める工夫がされているものの,福祉の学びから現代的課題を見いだして,社会をつくり変えていく社会参加/政治参加につなげていく,そうした展開はまだまだ限られているように思われます。

 そこで,今年度のシティズンシップ教育セミナーでは,2018年度に「福祉教育のあり方検討会」を設け,「多機関協働による福祉教育プログラム企画支援事業」で県内の社会福祉協議会が取り組む福祉教育のリ・デザインを推進している岡山県社会福祉協議会の方をゲストにお招きします。

 様々な方々と学びの場を共にできることを楽しみにしています。
 よろしくお願いいたします。

【日時】2022年11月13日(日)13時〜15時30分(開場:12時45分 / 閉場:16時)
【形式】Zoomで開催いたします。

【プログラム・登壇者】
 12:45 zoom開室
 13:00 オープニング・チェックイン
 13:15 セッション1(問題提起)
     「福祉教育をシティズンシップ教育の視点から再考する」
       川中大輔(シチズンシップ共育企画・龍谷大学)
 13:45 セッション2(話題提供)
「岡山における新たな福祉教育の実践に学ぶ」
       織田優香さん(岡山県社会福祉協議会)
 14:40 セッション3(ワークショップ)
     「福祉教育のリ・デザインの方向性と課題は?」
 15:20 クロージング
 15:30 閉会,アフタートーク(任意参加)
 16:00 zoom閉室
 *適宜休憩を含みます。

【定員】20名程度
【参加費】無料

【申し込み】
 以下のGoogleフォームよりお申込みください。
 https://forms.gle/KNrQK7nancv9VNPn7
 ※申し込み締め切りは11月12日(土)正午までです。
  締切後の申込みにつきましては,以下問合せ先にご連絡ください。

【主催】シチズンシップ共育企画

<個人情報の取扱い>

記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

【参加者募集】「探究学習の『パターン化』をどう乗り越えるか?」(教育ファシリテーター講座2022 第2弾)

 学校教育においても「探究」がキーワードとして浮上する中,「探究学習はこういうプロセスで,こんなツール/手法を使えばうまくいく!」といったノウハウも急速に広まっていっているように思われます。こうした動きは質保証の観点からも,教育者/学習者の支援の必要性の観点からも合理的だとされるところもあり,それそのものに問題があるわけではありません。

 しかし,探究の道のりには予定不調和なできごとも少なくなく,また,思いも寄らない問題意識の盛り上がりが起こってくることもあるなど,学習者や現場の状況に即した臨機応変なファシリテーションが求められるものでしょう。

 (特に正課授業では)時間的な制約も大きい中で,集団を一斉に指導/支援しなければならないという条件的な難しさもありつつ,固定化/硬直化したプログラム提供にならないようにするにはどうすればよいのだろうか,前もって考えておきたいところです。

 このテーマは教育者の方々はもちろんですが,学校や大学でのPBL型の授業が増える中でパートナーとなっているNPOや地域団体等の関係者の方々にも関心を持っていただければと企画いたしました。そうしたパートナー団体の中には「いろいろあるけど,毎年同じことの繰り返しのようになっているなぁ…」と感じておられる方も少なくないのではないかと思われます。そのモヤモヤを解消していく一助になれば,嬉しい限りです。

 そこで,今回の教育ファシリテーター講座では,さまざまな高校で生徒の動きに即応しての働きかけを展開されてこられている実践者をゲストにお招きしつつ,参加者同士の経験交流や意見交換を通じて弾力性/柔軟性を保つ学びのデザインを見いだしていきます。

 多くの方々のご参加を心からお待ちしております。
 よろしくお願いいたします。

【日時】2022年8月21日(日)13時〜17時
    (開場:12時45分 / 閉場:17時30分)
【形式】Zoomで開催いたします。
    参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。

【プログラム】
 12:45 zoom開室
 13:00 オープニング
 13:30 話題提供「探究学習の実践に学ぶ」
      ゲスト:池田拓也さん(灘中学・高等学校教諭
 14:00 セッション1「探究学習の柔軟性を保つ『難しさ』は?」
 15:10 セッション2「『難しさ』にどう向き合っていくか?」 
 16:40 クロージング
 17:00 閉会,アフタートーク(任意参加)
 17:30 zoom閉室
 *適宜休憩を含みます。

【登壇者】
 ・ゲスト:池田拓也さん(灘中学・高等学校教諭)
 ・ファシリテーター:川中大輔(シチズンシップ共育企画代表・龍谷大学准教授)

【定員】20名程度
【参加費】無料

【申し込み】
 以下のGoogleフォームよりお申込みください。
 https://forms.gle/2299QYFFaGHGEKN66
 ※申し込み締め切りは8月19日(金)18時までです。
  締切後の申込みにつきましては,以下問合せ先にご連絡ください。

【主催】シチズンシップ共育企画
【問合せ先】E-mail:info@active-citizen.jp(担当:川中)

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■今後の主催講座開催予定
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<シティズンシップ教育セミナー>
■「福祉教育をシティズンシップ教育の視点からつくり変える」
 ・日時:2022年10月23日(日)13時〜17時
    (開場:12時45分 / 閉場:17時30分)
 ・場所:オンライン開催
 *開催日程・場所については変更する可能性がございます。

【参加者募集】「オンラインの『学び』を再考/再構築する!」(教育ファシリテーター講座2022 第1弾)

 学びの場や会議の場でのオンライン活用はコロナ禍を受けて急速に進み,定着していきました。その際,この流れが学び(の場)を大きく変えるのではないか,といったことが意識され,様々なやりとりが交わされていたかと思います。

 その後,新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況が落ち着き,また,感染対策の方法が確立していく中で,学びの場はできるだけ対面の場に戻していこうという動きが強くなり,現在は「やっぱり対面だよね」という言葉を耳にすることが増えました。

 オンライン「ならでは」の学び(の場)を本格的に創造していく前に,対面で行っていることをオンラインに「置き換え」ている段階でオンライン活用の追求は「ひと休み」となった方も少なくないでしょう。

 そこで,今回のワークショップでは,この間のオンライン活用の試行錯誤をふりかえりつつ,その中で垣間見えた可能性や課題を見つめ直し,オンライン活用の「次の一歩」を共に見いだしていければと思います。この際,オンライン化が進む中で対面の学びの場の課題が可視化されたことも見過ごしてはいけないでしょう。

 ここ数年間で蓄積されている個々人の中にある気づきを,今のタイミングで共有することは大切なことではないかと考えています。多くの方々のご参加を心からお待ちしております。よろしくお願いいたします。

【日時】2022年6月26日(日)13時〜15時30分
    (開場:12時45分 / 閉場:16時)
【形式】Zoomで開催いたします。
    参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。

【プログラム】
 12:45 zoom開室
 13:00 オープニング
 13:20 セッション1「オンラインの学びの実践をふりかえる」
  オンラインを活用した学びについて,どのような試行錯誤がなされたのかを共有しながら,そこからどのような課題や可能性があったのかを探ります。

 14:10 休憩
 14:20 セッション2「オンラインの学びの活用を考える」
  オンラインの学びの可能性を活かすために,これからどのような具体的な動きをつくり出すべきかを考えていきます。

 15:10 ふりかえり
 15:30 閉会,アフタートーク(任意参加)
 16:00 zoom閉室

○ファシリテーター
 川中大輔(シチズンシップ共育企画代表/龍谷大学准教授)
 1980年、神戸生まれ。1998年から野外教育や不登校児童支援、環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。ファシリテーターとして全国各地で市民教育や若者の参加、協働まちづくりやNPOマネジメントのワークショップを担当。大学コンソーシアム京都研究主幹,立命館大学嘱託講師(サービスラーニング担当)などを経て、2017年から龍谷大学社会学部専任教員。市民の社会参加や社会イノベーション実践に資する教育/研究に取り組んでいる。2019年から放送大学客員准教授。

【定員】20名程度
【参加費】無料

【申し込み】
 以下のGoogleフォームよりお申込みください。
 https://forms.gle/nAS6zevbWDthdRu37
 ※申し込み締め切りは6月24日(金)18時までです。
  締切後の申込みにつきましては,以下問合せ先にご連絡ください。

【主催】シチズンシップ共育企画

<個人情報の取扱い>

記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

【参加者募集】「多文化共生のためのシティズンシップ教育実践を考える」(シティズンシップ教育セミナー2021 )

 多文化共生のための市民性教育研究会編著による『多文化共生のためのシティズンシップ教育ハンドブック』という本を2020年に明石書店から公刊させていただきました。
https://www.akashi.co.jp/book/b506945.html

 移動する市民が増え続ける中で,国民国家を前提とする社会の仕組みは,実態とズレが大きくなっています。そのため,様々な問題が生み出されて,当事者に幾多の困苦を背負わせることになってしまっています。こうした状況を受けて,多文化共生の実現をめざして,社会をつくりかえていく市民が育つ学びが要請されています。同書はこの社会的要請を踏まえつつ,具体的な実践(授業案)を提案するものでした。

 その後,実際に教育現場で「使ってみる」中で手応えもあれば,課題も見いだされてきています。今回のセミナーでは,登壇者の経験を分かち合いながら,多文化共生のためのシティズンシップ教育実践を深化させるには,どのようにすればよいのかを参加者の皆さんと考えることといたします。

「興味はあるけどどこから手をつければいいのだろう?」という方にとっても「ひとまず取り組んでみているけど,どう発展させればいいのだろう?」という方にとっても,何らかの手がかりを得られ場にしたいと思っています。ご関心ある方のご参加を心からお待ちしております。よろしくお願いいたします。

【日時】2021年12月18日(土)13時〜15時
    (開場:12時45分 / 閉場:15時30分)
【形式】Zoomで開催いたします。
    参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。

【プログラム】
  12:45 zoom開室
  13:00 オープニング,ウォームアップ
  13:20  セッション1「実践からの学びを分かち合う」
      <登壇者>
      ・窪田 勉さん(兵庫県立兵庫高等学校教諭)
      ・橋本みゆきさん(神奈川県立保健福祉大学非常勤講師)
      ・松田ヒロ子さん(神戸学院大学准教授)
      ・川中大輔(龍谷大学准教授,シチズンシップ共育企画代表)
  14:10 セッション2「学びから次なる実践をデザインする」
  14:50 ふりかえり,クロージング
  15:00 閉会,アフタートーク(任意参加)
  15:30 zoom閉室

【定員】30名程度
【参加費】無料

【申し込み】
 以下のGoogleフォームよりお申込みください。
 https://forms.gle/Ee78FmGRwptfPHNL6
 ※申し込み締め切りは12月17日(金)17時までです。
  締切後の申込みにつきましては,以下問合せ先にご連絡ください。

【主催】シチズンシップ共育企画
【問合せ先】E-mail:info■active-citizen.jp(■を@に置き換えてください)

<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。