COVID-19パンデミックの影響を受けてのオンライン化対応

 COVID-19パンデミックの影響が広がり,また長期化する中,身体的距離を保ちにくいワークショップや講座・研修等が延期/中止されていっています。感染拡大を抑えるためにも,平静を取り戻すまでは止むを得ない判断でしょう。こうした中,オンライン化での対応を模索されている方々もおられます。当会ではオンライン化された場への講師派遣も応じています。開催される企画の目的・目標に沿って,どのような形態が望ましいのかを一緒に考えることもできます。ご希望の方は,本サイトの「Contuct us」からお問い合わせください。

 もちろん,オンライン対応が難しい学びや参加の場があります。そのような環境下では,場が整えられるまで,思考の時を持ちたいものです。新型コロナウィルスがなぜ生じたのか,なぜ大きな被害をもたらしたのか,今般の脅威の中で人間のどのような美しさ/醜さがあぶり出されたのか。こうした問いを立てて,地球環境問題などの既に指摘されてきた諸問題を改めて見渡しつつ,現代社会のありようを今一度考える機会としたいものです。また,様々なもの/ことが欠落する中で気づかされた価値もあるでしょう。埋め合わせようとしても埋め難いものの中から真に大切なものに気づかされることもあるでしょう。こうした気づきを,これからの社会デザインの糧としたいものです。思考から導き出される実践に通ずる活動や,コロナ禍で助けを必要としているところで可能なボランティア活動や寄付活動等に取り組みながら,新たな日常を迎える日を待ち望みたいと思います。