青木将幸さんとの対談企画 「『深い学び』を促すファシリテーションはいかにして可能か?」

 「学校の外での学びの場のファシリテーションと,学校の中での学びの場のファシリテーションとの間に違いはあるか?」と聞かれれば,基盤となる力や大切にする考え方では,そこまで大きく変わることはないと私は答えるでしょう。
 ところが,学校外で編み出された技法や培われた考え方を学校教育の中の様々な場での実践で応用していくとなると,学校外で行なっていたようにはうまくいかないことも少なくないでしょう。中等教育でも高等教育でもそれぞれに「難しさ」があります。
 その「難しさ」と格闘しつつ理念を保持して,「学校教育」を組み換えていく動きを作り出せる時もあれば,その「難しさ」の中でで理念を徹底できずに,「学校教育」に組み込まれていく動きを生み出してしまう時もあります。長らく学校外のフィールドをメインとしてきた私自身,「なかなかうまくはいかへんなぁ」とボヤくこと,多々です。
 そのような中,同世代のファシリテーターとして盟友の一人でもある,青木将幸さん(マーキーさん)がこの度,『ファシリテーションを学校に!』(ほんの森出版,2018年)
という本を公刊されました。これは「ええタイミングや!」ということで,出版記念企画としてマーキーさんとの対談イベントを実施することにいたしました。ご関心ある方のご参加を心からお待ちしています!(川中大輔)

■日 時:2018年10月9日(火)18時30分~20時30分(開場:18時15分)
■場 所:龍谷大学 大宮学舎 東黌 202教室
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/omiya.html

■登壇者:
○青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所代表)
 1976年生まれ。熊野出身。環境NGO・A SEED JAPANに関わる傍ら「それぞれの持ち味が発揮される組織づくり」に関心をよせる。1995年よりNPO向けの組織運営トレーニングの開発とファシリテーションに関わる。企画会社ワークショップ・ミューで修行期を過ごした後、2003年に青木将幸ファシリテーター事務所を設立。以来、毎年100回ほどのペースで会議・ワークショップ・参加体験型研修の進行役をつとめている。2012年より拠点を東京から淡路島に移し、国生み伝説のある島から日本中に出かける日々を送っている。

○川中大輔(龍谷大学社会学部講師/シチズンシップ共育企画代表)
 1980年、神戸生まれ。1998年から野外教育や不登校児童支援、環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。2001年からファシリテーターとして全国各地で市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを担当している。大学コンソーシアム京都研究主幹、立命館大学共通教育推進機構嘱託講師などを経て,2017年より龍谷大学社会学部専任教員。現在は他に日本シティズンシップ教育フォーラム運営委員・事務局長、サービス・ラーニング・ネットワーク運営委員、(公財)京都市ユースサービス協会企画委員なども務める。

■内 容:
 18:15 開場
 18:30 チェックイン
 18:45 トークセッション
     ・青木さんは新著で何を訴えたかったのか?
     ・<ふみこみ>と<ふかみ>の壁にどう立ち向かうか?
     ・コミュニケーションの「減速」をどういざなうか?など
 19:45 全体セッション
 20:15 チェックアウト
 20:30 終了

■定 員:20名(先着順)
■対 象:テーマに関心ある方はどなたでも歓迎いたします!
■参加費:2,000円 / 龍谷大学関係者 無料 / 学生 無料

■主催:龍谷大学川中研究室
■共催:シチズンシップ共育企画

■お申込&お問合せ先
 申込は以下ウェブフォームからお願いいたします!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeshAlymDcjHlGDNjUOFpA9RPG9vChJmWBzRwcfFw6yI_nOJw/viewform?c=0&w=1

 お問い合わせにつきましては、メールにてお気軽にどうぞ。
 info@active-citizen.jp

<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施において、龍谷大学川中研究室及びシチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。