生と死の共育ワークショップ vol.11 「感染症から考える死と生 〜コロナからの問いにどう応えるか?〜」

新型コロナウイルス感染症は私たちの生活/社会を大きく揺さぶり,その中で戸惑ったり悩んだり,不安に襲われてたりして,改めて「生きること/死ぬこと」についても考えさせられることとなりました。暮らし方や働き方にも大きな変化が訪れて,他者と交わったり関わったりすることについても見つめ直さざるを得ませんでした。

しかし,「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということではないですが,「新しい生活様式」が日常化してくる中で,次第にコロナ禍の日々に感じたことや考えたことが 意識の中で薄らいでいるところもあるのではないでしょうか。

緊急事態宣言が解除されて行動制限が緩和されているとは言え,過去とはなりきっていない,いや,現在進行形である今だからこそコロナ禍で炙り出された思いや問いについて掘り起こせることや,語り合えることがあるでしょう。

当然のことながら,まだまだ生々しいところもあって,整った言葉やまとまった言葉にはならないことも少なくないでしょう。だからこそ,膝を突き合わせて語り,手探りの時間を共にすることに意味があるでしょう。

関心のある方のご参加をお待ちしています。

■日時:2021年11月7日(日)10時〜17時(開場:9時45分)
■会場:清光山 西正寺(尼崎市上坂部3丁目36番8号)(最寄:JR塚口駅徒歩10分)
https://www.facebook.com/seikouzan/
*新型コロナウイルス感染症の感染状況によってはオンライン開催となる場合がございます。

■プログラム:
09:45 開場
10:00 オープニング
10:30
セッション1「コロナからわたしへの問いかけ」
コロナ禍の中で一人ひとりがどのようなこと感じたり気づいたり考えたりしたのかを分かち合いながら,コロナ禍から私たちへの問いかけを明るみに出していきます。

12:00 昼食休憩(各自でおとりください)
13:00
セッション2「わたしから問いかけへの応答」
セッション1で共有されたコロナ禍からの問いかけに対して共に考えを深めていきます。

セッション3「コロナから考える生と死」
2つのセッションのふりかえりをしながら,自由に語り合います。

16:30 クロージング
17:00 終了

■ホスト:
○中平了悟さん(浄土真宗本願寺派 清光山西正寺 住職)
1977年、尼崎市出身。大学院で仏教思想を研究。2004年から10年間、浄土真宗本願寺派総合研究所(研究員)に勤務し、仏教思想の研究と併せて、宗教思想と社会との関わり、仏教教団と社会との関わりに関心をむける。2015年~2018年龍谷大学大学院実践真宗学研究科実習助手として、公共領域で活躍できる宗教者の養成プログラムに関わる。西正寺では、地域に向けた活動として2012年から「西正寺寄席」、2016年からは、「テラからはじまるこれからのハナシ。」、「カリー寺」等を開催する。近年は尼崎地域での地域活動に多く関わる。僧侶としても、研究者としても、地域社会における寺院の活動の可能性を模索している。

○青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所 代表)
1976年生まれ、熊野出身。2003年、日本初の会議ファシリテーション専門事務所を設立。家族会議から国際会議まで、あらゆるジャンルの会議ファシリテーションを年間100回のペースで請け負ってきた。が、コロナの影響で、すっかりリアル会議の依頼はキャンセルに。2020年4月1日に「オンライン会議ファシリテーター」として出直すことを決意。すでに100回を超えるオンライン会議のファシリテーションを請け負いつつ、企業・行政・NPO・学校・生協・地域組織などでオンライン会議の導入支援を行っている。 子どものころから「お坊さんか仙人になりたい」と思っていたので、お寺に行けるのは喜び。

○川中大輔(シチズンシップ共育企画 代表)
1980年、神戸生まれ。1998年から野外教育や不登校児童支援、環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動。2001年からファシリテーターとしての仕事を始め、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを各地で担当している。祖母や知人の死別などを機に、2007年より「生と死の共育ワークショップ」を実施。「わたし」を大切にしながら、社会との関わりをつくっていく「生きかた」を実現するため、「まなぶ・はたらく・しぬ」という行為と社会との関係に関心を持っている。2017年からは龍谷大学社会学部専任教員。キリスト教社会福祉の実践支援にも取り組んでいる。

*今回の場を設けて,みなさんをお迎えする三人で公開企画会議を行いました。その模様をYouTubeで限定公開していますので,ご参考までにご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Qn3nukA9_s4

■定員:15名程度(先着順)
■対象:テーマに関心があれば、どなたでも参加できます。
年齢やお仕事、人生経験などは問いません。
■参加費:一般 5,000円,大学生以下 無料
(オンライン実施の場合は無料)

■主催:シチズンシップ共育企画
お問い合わせにつきましては、メールにてお気軽にどうぞ。
info■active-citizen.jp(■を@に置き換えてください)

■共催:青木将幸ファシリテーター事務所
■協力:浄土真宗本願寺派 清光山 西正寺

<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画及び青木将幸ファシリテーター事務所が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

【参加者募集】『主体的な探究』というけれど,その主体性の中身って?(教育ファシリテーター講座2021 第2弾)

 学習者の興味関心や問題意識に基づく形で粘り強く探究的な学びを進めてもらい!…けれども,実際のところでは「やらなアカンらしいから,やりやすいテーマで…」「ある程度カタチになったし,こんなもんでええんちゃう」と作業的にこなす感じになってしまう…ということも少なくないようです。

 また,探究的な学びに取り組む過程で,それぞれの興味関心や問題意識が掘り起こされたり浮き彫りになったり,また,立ち上がっていって欲しいなと思いつつも,例えば,SDGsや地域への愛着形成など,教育者が設定したお題が先行し続け,「きっとこういうことをやればいいんでしょ」と大人に忖度する感じになってしまう…ということも少なくないようです。

 「主体的な学び」という時に,どのような主体性を私たちはイメージしているでしょうか。どのような主体性を私たちはイメージするべきなのでしょうか。

 自分をつかんで離さないテーマを見いだし,何なら「勝手にやっちゃう」ほど主体的に探究活動に取り組むことを促したり支えたりする(逆に,阻んだり崩したりする)環境や働きかけとはどのようなものなのでしょうか。

 今回のワークショップでは,こうした問いを囲んで,「こういうことではないかなぁ」「こうすればいいのかなぁ」「こうしたらアカンってことかなぁ」といった考えを膨らませあう,そのような場としたいと考えています。

 多くの方々のご参加を心からお待ちしております。よろしくお願いいたします。

【日時】2021年8月22日(日)13時〜17時
    (開場:12時45分 / 閉場:17時30分)
【形式】Zoomで開催いたします。
    参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。

【プログラム】
 12:45 zoom開室
 13:00 オープニング(問題提起)
 13:30 話題提供「主体的な学びに向けて,教師と生徒はどう関係すべきか?」
      ゲスト:大前吉史さん(兵庫県立長田高等学校主幹教諭)
      3つの高校における「総合的な学習(探究)の時間」で
      探究課題の設定をどのように進めてこられたのか,
      現場の実践から示唆を得ることといたします。

 14:00 セッション1「主体性って何だろう?」
      現状多くの場でどのような主体性を育むことになっているのか,
      本当はどのような主体性を育んでいきたいのか,
      参加者のみなさんの考えを共有していきます。
 14:50 休憩
 15:00 セッション1の共有

 15:10 セッション2「主体的な学びを促すもの/阻むものは?」 
      主体的な学びを実現するための環境や関わりについて,
      参加者のみなさんで具体的に考えていきます。
 16:10 休憩
 16:20 セッション2の共有

 16:40 ふりかえり
 17:00 閉会,アフタートーク(任意参加)
 17:30 zoom閉室

【登壇者】
 ・ゲスト:
   大前吉史さん(兵庫県立長田高等学校主幹教諭)
 ・ファシリテーター:
   川中大輔(シチズンシップ共育企画代表・龍谷大学准教授)

【定員】20名程度
【参加費】無料

【申し込み】
 以下のGoogleフォームよりお申込みください。
 https://forms.gle/1BWvxbLA5tDbtaqp6
 ※申し込み締め切りは8月21日(金)18時までです。
  締切後の申込みにつきましては,以下問合せ先にご連絡ください。

【主催】シチズンシップ共育企画
【問合せ先】こちらよりお問合せください。

生と死の共育ワークショップvol.11 「感染症から考える死と生」公開企画ミーティング

■日時:2021年8月5日(木)19時~20時頃
■スピーカー:
 青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所代表)
 中平了悟さん(浄土真宗本願寺派 清光山西正寺住職)
 川中大輔(シチズンシップ共育企画代表・龍谷大学准教授)
■観覧方法:
 以下リンクよりYouTubeライブ配信を行います。
 https://youtu.be/Qn3nukA9_s4

 シチズンシップ共育企画では,青木将幸ファシリテーター事務所と共同で「生と死の共育ワークショップ」を2007年から定期的に開催してきました。現在「感染症と死生観」をキーワードに企画を検討し始めているのですが,どのように煮詰めていくかをやりとりしている内に,このプロセスをオープンにしてみようか,という話になりました。
 そこで,この間,本ワークショップの実施に多大なご協力をいただいている中平了悟さん(西正寺住職)も交えての企画ミーティングをオンライン公開いたします。「こうなのかな,どうなのかな…」といったやりとりにはなるでしょうが,「なんかおもしろそうやな」と思われる方,気軽にご視聴ください。

【参加者募集】探究学習を『ほんまもん』にするには?(教育ファシリテーター講座2021)

 新しい学習指導要領が実施されることに伴って,「探究(型の学習)」という言葉を見聞きすることが急増しています。具体的な教育実践や,そのプロセスやツールの紹介も様々なメディアでなされています。探究型の学習の広がりや深まりは,学ぶことの喜びを実感する機会を増やしたり,学ぶことと生きることをより強く結びつけたりしていく可能性を持っているものでしょう。知的好奇心に火がつく機会が増えることも期待しうるものです。

 しかし,現場に身を置き,授業という枠の中で実際に「探究(型の学習)」を進めようとすると,学習者の探究心について,その自由をどこまで受け容れるのか/どのように受け容れるのかなど,学習者の扱う「問い」に対して適切な探究の仕方を示せるのかなど,様々な課題が出てきます。カタチは整っているけれども,「探究っぽい」学びに止まってしまうということも懸念されます。また,子ども・若者に「探究しよう!」と促しているが,果たして自分は本当に探究することの意味を理解し,その楽しさを感じられているのか,探究の仕方を実践的に用いているのかといった問いも出てくることでしょう。

 そこで,今回のワークショップでは,学校における探究学習を「ほんまもん」にしていくために,どのような課題があるのか,そのことを共に洗い出しつつ,具体的な対応についても考えを巡らしてみることといたします。ファシリテーターとしての教員,という考え方はすっかり定着してきておりますが,このことの「難しさ」と向き合うことが今改めて求められているのではないでしょうか。

 多くの方々と共に考えをあたためることを楽しみにしています。みなさまのご参加を心からお待ちしております。

【日時】2021年5月1日(土)13時〜17時
    (開場:12時45分 / 閉場:17時30分)
【形式】Zoomで開催いたします。
     参加申し込みされた方には後日リンクをお送りします。

【プログラム】
 12:45 zoom開室
 13:00 オープニング
 13:20 問題提起「探究学習が『ほんまもん』になるには?」
      三浦一郎さん(姫路市立小学校教諭)

 13:40 セッション1「『ほんまもん』の探究学習に向けての課題は?」
      探究学習を実現していくにあたっての課題を
      参加者のみなさんと出し合っていきます。
 14:40 休憩
 14:50 セッション1の共有
 15:00 セッション2「探究学習を『ほんまもん』にするには?」
      セッション1で出された課題に基づいて
      論点別グループに分かれて対策を考えていきます。
 16:00 休憩
 16:10 セッション2の共有
 16:30 ふりかえり
 17:00 閉会,アフタートーク(任意参加)
 17:30 zoom閉室

 〈ファシリテーター〉
  川中大輔(シチズンシップ共育企画代表・龍谷大学社会学部准教授)

【定員】20名程度
【参加費】無料
【申し込み】
 以下のGoogleフォームよりお申込みください。
 https://forms.gle/JfjbLLApfCk1LnHd8
 ※申し込み締め切りは4月30日(金)18時までです。
  締切後の申込みにつきましては,以下問合せ先にご連絡ください。

【主催】シチズンシップ共育企画
【問合せ先】E-mail: info@active-citizen.jp(担当:川中)

【参加者募集】スウェーデン視察報告会「若者の多様な参加の回路と社会的包摂」(シティズンシップ教育セミナー)

代表の川中が昨秋に行ったスウェーデン視察の報告会を以下の通り,開催いたします。

■日時:2月27日(木)19時〜21時(18時45分開場)
■会場:龍谷大学 大阪梅田キャンパス 研修室
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_osaka.html
(JR大阪駅 桜橋口から徒歩4分)

■当日の流れ:
 (1)自己紹介(10分)
 (2)スウェーデン視察報告(50-60分程度)
   :イェーテボリにおける以下4つの動きの実際について扱います。
    1)若者の声を「政治」に届ける
    2)都市計画に若者が参加する
    3)文化芸術で若者が/とつながる
    4)若者の力を世界課題に活かす
 (3)意見交換(40分程度)
 (4)おわりに(10分)

■報告者:川中大輔(シチズンシップ共育企画代表・龍谷大学社会学部講師)

■定員:10名程度(先着順)
■参加費:無料
■申込:
下記フォームにご記入の上、お申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScc8HjjnWXdDo2wyxgdPiTCWhD2QkxnQxeBCfzNCMx4TbteTQ/viewform?vc=0&c=0&w=1

■主催:グローカルに学び合う会(山中由紀子・花輪由樹)
■共催:シチズンシップ共育企画,龍谷大学川中研究室

【参加者募集】「探究の学びにつながる『ふりかえり』とは?」(教育ファシリテーター講座)

第19回 教育ファシリテーター講座
「探究の学びにつながる『ふりかえり』とは?」

 2019年度の「教育ファシリテーター講座」では,「ふりかえり(リフレクション)」をテーマに開催いたします。ゲストには,ご自身も「きのくに子どもの村学園」で学び・育ち,今は母校でプロジェクトを中心にした学習の実践を進めている神野有希さんををお迎えします。
 ご関心ある方のご参加をお待ちしております。この講座の「問い」をめぐる悩みも共有しながら,解決の道筋をこの場で共に考えていきましょう!

■日時:2019年12月1日(日)10時30分〜17時30分(10時15分開場)
■会場:龍谷大学 大阪梅田キャンパス セミナールーム
   https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_osaka.html
   (JR大阪駅 桜橋口から徒歩4分)

■ゲスト:
○神野有希さん(きのくに子どもの村小学校教諭)
 1988年生まれ。小学校4年生から中学校3年生まで、プロジェクト活動を学びの柱とした「学校法人きのくに子どもの村学園」にて学ぶ。農作業や建物づくりなどの活動と、小1~高3までの友だちとの共同生活から多くを学び、中学校を卒業。進学した地元の公立高校で、「教育」や「学校」「学び」に対して違和感を感じ、それらの影響力の強さに恐怖を覚える。「違和感」と「恐怖感」という負のエネルギーから始めた様々な活動をとおし、教育の可能性を感じるようになる。大阪府公立小学校で常勤講師、企業での営業事務職を経て、現在はきのくに子どもの村小学校教員、一般社団法人はらいふ理事。

■ファシリテーター:
○川中大輔(シチズンシップ共育企画代表/龍谷大学講師)
 1980年、神戸生まれ。1998年から野外教育や不登校児童支援、環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。ファシリテーターとして全国各地で市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを担当している。尼崎などでは行政等と協働して中高生の社会参加プログラムも提供。2017年から龍谷大学社会学部専任教員。2019年から放送大学客員准教授。現在は他に,日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)運営委員・事務局長、(公財)京都市ユースサービス協会企画委員なども務める。

■プログラム:
  10:15 開場
  10:30 オープニング
  10:30 セッション1「どのように『ふりかえり』を促しているか?」
  12:00 昼食休憩
      :持参されるか、近隣のお店を利用して、各自でおとりください。
  13:00 セッション2「神野さんの実践に学ぶ探究への促し」
      セッション3「どのような『ふりかえり』が求められるのか?」
  17:00 クロージング
  17:30 終了
  18:30 懇親会(任意参加)
  21:00 解散

■定員:20名(先着順)
■対象:
 ・ワークショップ形式やPBL型の学びの場づくりを行っている(行ってみたい)人
 ・教育ファシリテーションやワークショップ,シティズンシップ教育,PBLについて学びたい人
 ・学校教員や社会教育施設職員、NPOスタッフで主に教育プログラムを担当される方
 ・一歩上のステージにあがりたいファシリテーターの方
  ※年齢や活動分野(学習分野)などは問いません。

■参加費:一般 5,000円/ 龍谷大学関係者(校友含む) 無料 / 学生・院生 無料
    *当日キャンセルは、100%のキャンセル料をいただきます。ご了承ください。

■お申込: 申込は以下ウェブフォームからお願いいたします!
     https://forms.gle/KKZiK4KYDevdp3pk9

■主催:シチズンシップ共育企画 https://active-citizen.jp/
    ( お問合せ先:info@active-citizen.jp )
■共催:龍谷大学社会学部 川中研究室

<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施において、シチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

【参加者募集】「地域の力が生きてくるPBL型シティズンシップ教育をどう実践するか?」(シティズンシップ教育セミナー)

第2回 シティズンシップ教育セミナー
「地域の力が活きるPBL型シティズンシップ教育をどう実践するか?」
(PBL:Problem/Project Based Learning)

 2019年度の「シティズンシップ教育セミナー」では,地域と連携する形での問題解決プロジェクト学習をキーワードに関する講座を開催いたします。ゲストには,「総合的な学習の時間」を活用して地域の人々の持ち味が生きてくるプロジェクト学習をプロデュースしている公立小学校の教員,三浦一郎さんをお迎えします。
ご関心ある方のご参加をお待ちしております。この講座の「問い」をめぐる悩みも共有しながら,解決の道筋をこの場で共に考えていきましょう!

■日時:2019年11月17日(日)10時30分〜17時30分(10時15分開場)
■会場:龍谷大学 大阪梅田キャンパス 研修室
    https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_osaka.html
   (JR大阪駅 桜橋口から徒歩4分)

■ゲスト:
○三浦一郎さん(姫路市立手柄小学校教諭)
 1981年、兵庫県姫路市生まれ。関西学院大学商学部卒。兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了。(財)日本アウトワードバウンド協会の冒険教育指導者養成コース(JALT)修了。NPO法人BrainHumanity副理事長、 NPO法人岩美自然学校職員などを経て、現在は姫路市立手柄小学校教諭、シチズンシップ共育企画運営委員、NHK「総合的な学習の時間」新番組委員会委員。子ども達が探究的に学ぶことのできる場が生まれるよう「総合的な学習の時間」の単元開発に力を注ぐ。

■ファシリテーター:
○川中大輔(シチズンシップ共育企画代表/龍谷大学講師)
 1980年、神戸生まれ。1998年から野外教育や不登校児童支援、環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。ファシリテーターとして全国各地で市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを担当している。尼崎などでは行政等と協働して中高生の社会参加プログラムも提供。2017年から龍谷大学社会学部専任教員。2019年から放送大学客員准教授。現在は他に,日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)運営委員・事務局長、(公財)京都市ユースサービス協会企画委員なども務める。

■プログラム:
 10:15 開場
 10:30 オープニング
 10:30 セッション1「どのような地域協働PBLを創り出したいか?」
 12:00 昼食休憩
     :持参されるか、近隣のお店を利用して、各自でおとりください。
 13:00 セッション2「三浦さんの実践に学ぶPBLデザイン」
     セッション3「どのように地域協働PBLを展開するか?」
 17:00 クロージング
 17:30 終了
 18:30 懇親会(任意参加)
 21:00 解散

■定員:20名(先着順)
■対象:
 ・ワークショップ形式やPBL型の学びの場づくりを行っている(行ってみたい)人
 ・教育ファシリテーションやワークショップ,シティズンシップ教育,PBLについて学びたい人
 ・学校教員や社会教育施設職員、NPOスタッフで主に教育プログラムを担当される方
 ・一歩上のステージにあがりたいファシリテーターの方
 ※年齢や活動分野(学習分野)などは問いません。

■参加費:一般 5,000円/ 龍谷大学関係者(校友含む) 無料 / 学生・院生 無料
     *当日キャンセルは、100%のキャンセル料をいただきます。ご了承ください。

■お申込:申込は以下ウェブフォームからお願いいたします!
    https://forms.gle/KKZiK4KYDevdp3pk9

■主催:シチズンシップ共育企画
    ( お問合せ先:info@active-citizen.jp )
■共催:龍谷大学社会学部 川中研究室

<個人情報の取扱い>
 記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施において、シチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

生と死の共育ワークショップ vol.10「<病い>と共に生きるとは?」

 仏教では人生の苦しみを「生・老・病・死」の4つととらえていると聞いたことがあります。生まれ、生きることが苦しみ。老いて体が不自由になる苦しみ。病にたおれ、健康な体から離れる苦しみ。そして、死ぬ苦しみ。
そう考えると、人生は苦しみの連続のようにも捉えられます。なかでも、「病」は、ちょっとした風邪から、不治の病まで、幅広く、私たちの人生に苦しみをもたらすイベントともいえます。

 しかし、病は苦しみのみを持ってくるのでしょうか?私たちのささやかな人生経験から見ても、病は必ずしも悪いものばかり連れてくるわけではないように思います。体調を崩す経験から、今の自分が自分のことをケアできていないことを気づかされたり、家族や身近な友人・知人が大きな病気をしたからこそ、そういう境遇に置かれた人々への気づかいが、より深いものになったりもするでしょう。また、完治することが難しい病に罹ったとき、その病とどう付き合っていくのかを考えることは自分の生き方を見つめ直すことにもなるでしょう。

 今回で10回目を迎える「生と死の共育ワークショップ」は、こうした「病」について考える1日ワークショップを企画しました。皆さん自身が大きな病を経験したり、ご家族がそういう状況にある方はもちろん、病院勤務の方や、これからの人生を健康に生きてゆきたいと感じる方、あるいは風邪など一度もひいたことがない健康そのもののお人まで、幅広い方の参加をお待ちしております。

 会場は、尼崎市にあるお寺をお借りします。かつて、お寺の機能の一つに病院のような働きがあったとも聞いています。今の看護師のようなはたらきをする看護僧という方が居て、病に倒れる方々を支えたという話も興味深いところです。

 当日は、病や病の克服にまつわる書籍を1冊、お持ちいただき、皆でちょっと読み合いたいと思います。野口整体などでは、風邪などの病は、自分の体から悪いものを出すプロセスととらえたりして、急いで治したり、解熱するのはいかがなものか、と捉えたりもするようです。病のとらえかた一つとっても、様々ではないかと思います。

 また、病を通じて感じたこと、今苦しんでいること、気になっていることなどを自由に、かつ深く話せる場を持つことができればとも思います。ちょっと重たいテーマのように感じるかと思いますが、そういうテーマこそ、心ある皆でつどい、よき場で、ともに扱えれば幸いです。

 関心のある方のご参加をお待ちしています。

■日時:2019年2月11日(月・祝)10時〜17時30分(開場:9時45分)
■会場:清光山 西正寺(尼崎市上坂部3丁目36番8号)
    https://www.facebook.com/seikouzan/
    (最寄:JR塚口駅徒歩10分)

■プログラム:
 09:45 開場
 10:00 オープニング
 10:30 セッション1「<病い>を巡る本で語る」
 12:30 昼食休憩(各自でおとりください)
 13:30 セッション2「仏教は<病い>をどう扱っているのか?」
     セッション3「<病い>を語る・聴く」
 16:30 明日からの日常に向けて
 17:30 終了
 18:30頃 懇親会(任意参加)
 21:00頃 解散

■ゲスト:
○中平了悟さん(浄土真宗本願寺派 清光山西正寺 僧侶)
 1977年、尼崎市出身。大学院で仏教思想を研究。2004年から10年間、浄土真宗本願寺派総合研究所(研究員)に勤務し、仏教思想の研究と併せて、宗教思想と社会との関わり、仏教教団と社会との関わりに関心をむける。2015年~2018年龍谷大学大学院実践真宗学研究科実習助手として、公共領域で活躍できる宗教者の養成プログラムに関わる。西正寺では、地域に向けた活動として2012年から「西正寺寄席」、2016年からは、「テラからはじまるこれからのハナシ。」、「カリー寺」等を開催する。近年は尼崎地域での地域活動に多く関わる。僧侶としても、研究者としても、地域社会における寺院の活動の可能性を模索している。

■ファシリテーター:
○青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所代表)
 1976年生まれ。熊野出身。環境NGO・A SEED JAPANに関わる傍ら「それぞれの持ち味が発揮される組織づくり」に関心をよせる。95年よりNPO向けの組織運営トレーニングの開発とファシリテーションに関わる。企画会社ワークショップ・ミューで修行期を過ごした後、2003年に青木将幸ファシリテーター事務所を設立。以来、毎年100回ほどのペースで会議・ワークショップ・参加体験型研修の進行役をつとめている。2012年より拠点を東京から淡路島に移し、国生み伝説のある島から日本中に出かける日々を送っている。子どものころから「お坊さんか仙人になりたい」と思い、仏典など読みふける。近年は、羽黒山伏として修験道の修行を展開している。

○川中大輔(シチズンシップ共育企画代表)
 1980年、神戸生まれ。1998年から野外教育や不登校児童支援、環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動。2001年からファシリテーターとしての仕事を始め、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを各地で担当している。祖母や知人の死別などを機に、07年より「生と死の共育ワークショップ」を実施。「わたし」を大切にしながら、社会との関わりをつくっていく「生きかた」を実現するため、「まなぶ・はたらく・しぬ」という行為と社会との関係に関心を持っている。2017年からは龍谷大学社会学部専任教員。キリスト教社会福祉の現場支援にも取り組んでいる。

■定員:15名(先着順)
■対象:テーマに関心があれば、どなたでも参加できます。
    年齢やお仕事、人生経験などは問いません。
■参加費:一般 5,000円,大学生以下 無料

■お申込&お問合せ先
 申込は以下ウェブフォームからお願いいたします。
 https://goo.gl/forms/AVZzOGSXafpmEF083

 お問い合わせにつきましては、メールにてお気軽にどうぞ。
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■主催:シチズンシップ共育企画
■共催:青木将幸ファシリテーター事務所
■協力:清光山 西正寺

<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画及び青木将幸ファシリテーター事務所が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

「西川正さんと考える『参加の場のつくりかた』」日程・会場等変更のお知らせ

 今週末に台風24号が西日本に接近することが予報されていることから,本講座は29日のみの1日開催と内容変更することとなりました。あわせて,会場や参加費,プログラムも以下の通り変更いたしましたので,ご確認いただきますよう,お願いいたします。

■日 時:2018年9月29日(土)11:00〜17:30(開場:10時30分)
■場 所:龍谷大学 深草キャンパス 和顔館 306教室
     https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/fukakusa.html
■参加費:一般 5,000円 / 龍谷大学関係者 無料 /学生・院生 無料
■内 容:10:30 開場
     11:00 オープニング「お互いを知ろう」
     12:00 昼食
     13:00 セッション1「西川さんはどう場をつくるか?つくらないか?」
     15:30 セッション2「西川さんと一緒に何を考えたいか?」
     17:00 クロージング「学びを私の現場にもちかえる」
     17:30 終了
■備 考:台風接近に備えて,交通機関の計画的運休が発表された場合,終了時間を繰り上げる可能性がございます。お含みおきください。

なお,この変更によって参加が可能となられた方のご参加も歓迎いたします(以下URLご参照ください)。
https://www.facebook.com/events/272808310180458/

青木将幸さんとの対談企画 「『深い学び』を促すファシリテーションはいかにして可能か?」

 「学校の外での学びの場のファシリテーションと,学校の中での学びの場のファシリテーションとの間に違いはあるか?」と聞かれれば,基盤となる力や大切にする考え方では,そこまで大きく変わることはないと私は答えるでしょう。
 ところが,学校外で編み出された技法や培われた考え方を学校教育の中の様々な場での実践で応用していくとなると,学校外で行なっていたようにはうまくいかないことも少なくないでしょう。中等教育でも高等教育でもそれぞれに「難しさ」があります。
 その「難しさ」と格闘しつつ理念を保持して,「学校教育」を組み換えていく動きを作り出せる時もあれば,その「難しさ」の中でで理念を徹底できずに,「学校教育」に組み込まれていく動きを生み出してしまう時もあります。長らく学校外のフィールドをメインとしてきた私自身,「なかなかうまくはいかへんなぁ」とボヤくこと,多々です。
 そのような中,同世代のファシリテーターとして盟友の一人でもある,青木将幸さん(マーキーさん)がこの度,『ファシリテーションを学校に!』(ほんの森出版,2018年)
という本を公刊されました。これは「ええタイミングや!」ということで,出版記念企画としてマーキーさんとの対談イベントを実施することにいたしました。ご関心ある方のご参加を心からお待ちしています!(川中大輔)

■日 時:2018年10月9日(火)18時30分~20時30分(開場:18時15分)
■場 所:龍谷大学 大宮学舎 東黌 202教室
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/omiya.html

■登壇者:
○青木将幸さん(青木将幸ファシリテーター事務所代表)
 1976年生まれ。熊野出身。環境NGO・A SEED JAPANに関わる傍ら「それぞれの持ち味が発揮される組織づくり」に関心をよせる。1995年よりNPO向けの組織運営トレーニングの開発とファシリテーションに関わる。企画会社ワークショップ・ミューで修行期を過ごした後、2003年に青木将幸ファシリテーター事務所を設立。以来、毎年100回ほどのペースで会議・ワークショップ・参加体験型研修の進行役をつとめている。2012年より拠点を東京から淡路島に移し、国生み伝説のある島から日本中に出かける日々を送っている。

○川中大輔(龍谷大学社会学部講師/シチズンシップ共育企画代表)
 1980年、神戸生まれ。1998年から野外教育や不登校児童支援、環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。2001年からファシリテーターとして全国各地で市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを担当している。大学コンソーシアム京都研究主幹、立命館大学共通教育推進機構嘱託講師などを経て,2017年より龍谷大学社会学部専任教員。現在は他に日本シティズンシップ教育フォーラム運営委員・事務局長、サービス・ラーニング・ネットワーク運営委員、(公財)京都市ユースサービス協会企画委員なども務める。

■内 容:
 18:15 開場
 18:30 チェックイン
 18:45 トークセッション
     ・青木さんは新著で何を訴えたかったのか?
     ・<ふみこみ>と<ふかみ>の壁にどう立ち向かうか?
     ・コミュニケーションの「減速」をどういざなうか?など
 19:45 全体セッション
 20:15 チェックアウト
 20:30 終了

■定 員:20名(先着順)
■対 象:テーマに関心ある方はどなたでも歓迎いたします!
■参加費:2,000円 / 龍谷大学関係者 無料 / 学生 無料

■主催:龍谷大学川中研究室
■共催:シチズンシップ共育企画

■お申込&お問合せ先
 申込は以下ウェブフォームからお願いいたします!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeshAlymDcjHlGDNjUOFpA9RPG9vChJmWBzRwcfFw6yI_nOJw/viewform?c=0&w=1

 お問い合わせにつきましては、メールにてお気軽にどうぞ。
 info@active-citizen.jp

<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施において、龍谷大学川中研究室及びシチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。