「西川正さんと考える『参加の場のつくりかた』〜「お客様」をうまない仕組みと働きかけとは?〜」

話し合いの場にせよ,学びや創作の場にせよ,「参加型」で進められている場で,プログラムが終了したら,さーっと波が引くように参加者の方々が帰路について,後片付けはスタッフだけがしているということ,珍しくないことでしょう。セッションの合間に設けられる休憩中に「お茶コーナー」でお湯や飲み物が切れたら,「なくなってるよー」と言われて,スタッフが「あっスイマセン!」と謝りつつダッシュして,サービス提供者のようになっていること,これも時折見かけられる光景です。

みんなの「参加」はプログラム中に限られ,その時間以外は参加モードがパチンとオフになって,気がつけば「お客さま」状態になってしまう(主催者がそのように「させている」とも言えます)。「そら当然かな」と考えるところもありつつ,「うーん…何かちゃうねんなぁ」と違和感を抱く時もあります。「かといって環境づくりに参加を強要するのも違うしなぁ」とも思えば,場への参加度や貢献度で張り合っている光景を見れば「ゲゲゲ」とも思います。

もっと自然な形で,それぞれの「したい」を大切にしながら,みんなの参加が実現する場づくりはどうすればいいのだろうか。そのような問題意識が出たところで「これは西川さんや!」とゲストが確定し,今年のファシリテーター講座の企画が固まりました。

西川さんは著書『あそびの生まれる場所』(ころから,2017年)の中で以下のように綴られています。

「いかに『お客さん』にしないか,この場をつくる当事者になってもらうか,ということが,ポイント。その場にいる人への働きかけ,いわゆる『ボランティアコーディネーション』があれば,場の雰囲気はあたたまり,人はつながっていく。」(p.119)

確かに西川さんがプロデュースする場でのエピソードは,「場の雰囲気があたたまり,人がつながっていく」話がいっぱい。(その裏にはものすごい試行錯誤や四苦八苦もあるでしょうが)

そこで,二日間じっくりと時間をかけて,この西川さんの「働きかけ」のワザとマインドをしっかりと学びつつ,西川さんと一緒に「これからの場づくり」について考えていく場を設けます。ファシリテーターの方だけではなく,コーディネーションの活動や仕事をされている方や公共施設の運営管理をされている方など,ご関心ある方のご参加を心からお待ちしています!

■日 時:2018年9月29日(土)11時~9月30日(日)17時(開場:10時30分)
■場 所:大阪府羽衣青少年センター 視聴覚室
http://www.osaka-yha.or.jp/osakakokusai/

■ゲスト:
○西川正さん(特定非営利活動法人ハンズオン埼玉理事)
学童指導員、出版社、NPO支援センター事務局長などを経て、2005年、特定非営利活動法人ハンズオン埼玉を設立。毎年数千人が参加する「おとうさんのヤキイモタイム」キャンペーンや、東北福島から埼玉の避難者に向けた月刊誌『福玉便り』の発刊など、市民参加型のまちづくりのプロデュースに関わる一方で、まちづくりや子育て支援にかかわる研修などで講師やファシリテーターとして活動。朝日新聞『天声人語』(2017.10.19)、NHK『課題解決ふるさとグングン』(2018.3.4)などでとりあげられる。2011年〜14年、恵泉女子学園大学特任准教授。現在、大妻女子大学、埼玉大学、武蔵大学等で非常勤講師。特定非営利活動法人あげお学童クラブの会副代表理事、特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会理事等。日本コミュニティ七輪学会会長。著書に『あそびの生まれる場所 「お客様」時代の公共マネジメント』(ころから刊)。

■ファシリテーター:
○川中大輔(シチズンシップ共育企画代表)
1980年、神戸生まれ。1998年から野外教育や不登校児童支援、環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。2001年からファシリテーターとして全国各地で市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを担当している。尼崎市などで行政等と協働して中高生の社会参加プログラムを提供。2017年より龍谷大学社会学部専任教員。現在は他に日本シティズンシップ教育フォーラム運営委員・事務局長、NPO法まちなか研究所わくわく理事、(公財)京都市ユースサービス協会企画委員なども務める。

■プログラム:
<1日目>
10:30 開場
11:00 オープニング「お互いを知ろう」
12:30 昼食
13:30 セッション1「西川さんはどう場をつくるか?つくらないか?」
16:00 セッション2「西川さんと一緒に何を考えたいか?」
18:00 夕食
19:00 セッション3「西川さんの歩みに耳を傾ける」
21:00 プログラム終了・入浴
22:00 オプショナルPG「情報交換会」
<2日目>
09:00 開場
09:30 セッション4「私はどう場をつくるか?つくらないか?」
12:00 昼食・自由時間
13:30 セッション6「場づくりを自由に語ってみる」
15:30 セッション7「学びを私の現場にもちかえる」
16:45 クロージング
17:00 終了

■定 員:25名(先着順)
■対 象:
・ワークショップ形式の場づくりを行っている(行ってみたい)人
・ファシリテーションやワークショップについて考えたい人
・西川さんと会ってみたい,話してみたい人
・学校教員や社会教育施設職員、NPOスタッフで主に参加型プログラムを担当される方
※年齢や活動分野,所属などは問いません。

■参加費(食費・宿泊費を含む)
20,000円(学生12,000円)
*10月7日(金)以降のキャンセルは、キャンセル料を申し受けます。ご注意ください。
(発生日以降=参加費の50%、講座当日=100%のキャンセル料を申し受けます)
*宿泊されない方は、2,000円安くなります。

■主催:シチズンシップ共育企画

■お申込&お問合せ先
申込は以下ウェブフォームからお願いいたします!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeaxNzQQb4GH4iZrSQHnUc0nP3qG6Jmee0UZ2BAebhiLwbI1Q/viewform?c=0&w=1

お問い合わせにつきましては、メールにてお気軽にどうぞ。
事務局メールアドレス(担当:川中)
info@active-citizen.jp

 

<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施において、シチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

「はじめて学ぶシティズンシップ教育 ~今さら聞けない?今だから聞きたい!シティズンシップ教育の基礎知識~」

「シティズンシップ教育って何やねん?…ってか市民(性)」って何やねん?」そう思われる方,当然まだまだ大半だと思っています。2003年にシチズンシップ共育企画を立ち上げた時はシチズンショップ?時計売りに来たんか?それともシチズンさんの社会貢献部門?」とか真顔で聞かれたこともありました。

しかし,その頃からすれば,シティズンシップという言葉も,シティズンシップ教育や主権者教育という言葉も,かなり広まってきたなぁと感じています。(もちろんまだごく一部の世界ですが)例えば,尼崎では2016年に施行された「尼崎市自治のまちづくり条例」の中で「シチズンシップ」という言葉がキーワードの一つとして使われています。

そのような中で,「何となく理解して使っているんだけど実はキチンと理解しているわけではないんよね。かといってガッツリ専門書を読み漁るのも難しいしなぁ〜」といった声を聞くことがあり,私も未熟者ですが,「改めてシティズンシップ教育とは?」を学ぶ場を設けようかと思った次第です。

尼崎で1日,「基礎固め」をする時間を持ちませんか。ゲストには昨年度に長野県飯田市の公民館に出向された尼崎市職員の桂山さんをお迎えします。社会教育/学校教育の実践から,社会参加の実践を通じたシティズンシップの発揮の取組まで,幅広く学ぶ機会としたいと思います。

ご参加をお待ちしております!!

■日 時:2018年9月2日(日)10時~16時30分(開場:9時45分)
■場 所:尼崎市中小企業センター 502研修室
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/map/1000375/1000391/1000476.html

■講師:
○川中大輔(シチズンシップ共育企画代表/龍谷大学社会学部講師)
1980年、神戸生まれ。1998年から野外教育や不登校児童支援、環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。2001年からファシリテーターとして全国各地で市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを担当している。尼崎市などで行政等と協働して中高生の社会参加プログラムを提供。2017年より龍谷大学社会学部専任教員。現在は他に日本シティズンシップ教育フォーラム運営委員・事務局長、NPO法人わかもののまち理事、(公財)京都市ユースサービス協会企画委員なども務める。

■ゲスト:
○桂山智哉さん(尼崎市役所職員)
H21~26年、よしもとクリエイティブ・エージェンシーで漫才師・ピン芸人として活動し、baseよしもと」、「5upよしもと」などの劇場に出演。キングオブコント準々決勝進出などを果たす(NSC32期卒)。平成26年に尼崎市役所に入庁。福祉事務所適正化推進担当、大庄地域振興センターを経て、2017年度は長野県飯田市竜丘公民館に派遣出向し、2018年度から武庫公民館に勤務。業務時間外の活動として、自主研修グループ「夜カツ」、「ファシリ部」、「元漫才師公務員のお笑い行政講座」、「わららぶ」「わろてら!」などに取り組む。

■プログラム:
09:45 開場
10:00 セッション1「『市民』になるとは?」
11:30 セッション2「シティズンシップ教育とは?」
12:30 昼食
13:30 セッション3「シティズンシップ教育の実践とは?」
16:00 クロージング「わたしの『市民としての成長』を描く」
16:30 終了

■定 員:20名(先着順)
■対 象:テーマに関心ある方はどなたでも歓迎いたします!
■参加費:3,000円 / 学生 無料

■主催:シチズンシップ共育企画

■お申込&お問合せ先
申込は以下ウェブフォームからお願いいたします!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe1rx0SEODy48iOh_N7EKoYxX64cduzhah-JY__h1_FZs1gNQ/viewform?c=0&w=1

お問い合わせにつきましては、メールにてお気軽にどうぞ。
事務局メールアドレス(担当:川中)
info@active-citizen.jp

<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施において、シチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。

教育ファシリテーター講座2017「ファシリの判断(ジャッジ)に斬り込む!」

ここ数年は「やりかた」と「ありかた」を統合する学びを意識して、毎年テーマを変えて開催している「教育ファシリテーター講座」、今年は以下の通り、「判断(ジャッジ)」に焦点をあてて行います。

ファシリテーターとして、学びの場や話し合いの場づくりに臨む時、様々な判断を求められることがあります。

本番中は、一人ひとりの感情の動きや興味関心のありか、グループの成長度合いといった参加者の状況と、その場の目的/目標や与えられている時間といった諸条件との間で、ファシリテーターが判断を迫られることは少なくありません。時には、参加者の間で起こった(起こりそうな)葛藤や対立とどう向き合って、関わっていくかでも、判断を下すことになります。

本番前でも、そもそも自らにやってきた依頼をどのように受けとめるか、企画内容をどうブラッシュアップするか、考えさせられることもあるでしょう。

そうした大小の判断をつぶさに見つめ直してみたり、他のファシリテーターと比べてみたりすると、自分が何に価値をおいて、どのような軸を持っているのかが見えてきます。

では、そこで浮かび上がってくる価値観と、「私」はどのように付き合っていくことが望ましいでしょうか。学びほぐす必要もあれば、礎にキチンと据え直す必要もあるでしょう。

今回の教育ファシリテーター講座では、自他の「判断」に斬り込みながら、ファシリテーターとしての「ありかた」を左右している価値観に接近し、個々に磨きをかけていく方向性を探ります。

ゲストには、私にとって「お師匠さん」の一人にあたる長尾文雄さんをお招きします。長年のご経験を通じて得られた学びに関する語りに耳を傾ける一時ももうけて、みなさんと一緒に味わえればとも考えています。

ご関心ある方のご参加を心からお待ちしています!また、ご関心ありそうな方に広報いただければ、幸いです。よろしくお願いいたします。

■日 時:2017年10月14日(土)10時〜17時30分(開場:9時45分)
■会場:賀川記念館4階 メモリアルホール (神戸市中央区吾妻通5-2-20)(JR・阪急・阪神・地下鉄 三ノ宮駅 徒歩15分)

■プログラム:
09:45 開場
10:00 オープニング
10:30 セッション1「私が判断を求められた場面は?」
12:30 昼食休憩
:持参されるか、館内のカフェをご利用して、各自でおとりください。
13:30 セッション2「私の判断の軌跡から見える『私らしさ』とは?」
セッション3「こんなとき、あなたはどう判断する?」
17:00 クロージング
17:30 終了
18:30 懇親会(任意参加)
21:00 解散

■ゲスト:
○長尾文雄さん(フリーランス)
1940年生まれ。関西学院大学文学部卒。関西学院大学職員、関西いのちの電話事務局長、聖マーガレット生涯教育研究所(SMILE)主任研究員等を経て、現在フリーランス。大阪女学院大学・短期大学非常勤講師、社団法人好善社理事、NPO法人ブレーンヒューマニティー理事、LLCチーム経営アドバイザーなどを兼務。ラボラトリー・トレーニング(Tグループ・トレーニング)を基本にボランティア養成、青少年指導者養成、傾聴ボランティア養成などの教育実践活動、援助専門職養成およびスーパービジョンを行なう。

■ファシリテーター:
○川中大輔(シチズンシップ共育企画代表/龍谷大学講師)
1980年、神戸生まれ。98年から野外教育や不登校児童支援、環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、03年にシチズンシップ共育企画を設立。01年からファシリテーターとして全国各地で市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを担当している。尼崎はじめ複数地域では行政等と協働して中高生の社会参加プログラムも提供。2017年より龍谷大学社会学部専任教員。NPO法人神戸まちづくり研究所理事、(公財)京都市ユースサービス協会企画委員なども務める。

■コーディネーター:
大本晋也さん(国立淡路青少年交流の家所長)
東末真紀さん(神戸大学学生ボランティア支援室ボランティアコーディネーター)
三浦一郎さん(姫路市立手柄小学校教諭)

■定 員:20名(先着順)
■対 象:
・ワークショップ形式の学びの場づくりを行っている(行ってみたい)人
・教育ファシリテーションやワークショップについて学びたい人
・一歩上のステージにあがりたいファシリテーターの方
・学校教員や社会教育施設職員、NPOスタッフで主に教育プログラムを担当される方
※年齢や活動分野(学習分野)などは問いません。

■参加費:一般 8,000円/学生 5,000円
※9月30日以降のキャンセルは、キャンセル料をいただきます。ご了承ください。
(9月30日以降=参加費の50%、WS当日=100%のキャンセル料をいただきます)

■主催:シチズンシップ共育企画

教育ファシリテーター講座2016「『葛藤』にどう関わるか? 」

異なる考えや思いが出されているのに、その違いを吟味して、話し合いを深めていく展開にならず、むしろ葛藤の起こりを感知して
「色々な考えがあっていいですね」と並列することにとどまり、その場をやり過ごしているとき、あなたはどのように関わるでしょうか。

あるいは、異なる考えや思いが衝突して、
その結果で話し合いが混沌状態や膠着状態に陥ったとき、
あなたはどのように関わるでしょうか。

安心して「やりとり」できる場となり、
参加者が自らの考えや思いを自由に出し合っていけば、
異なるところから葛藤が生じることは当然のことです。

その葛藤を回避すれば、
深い理解や納得度の高い合意をつくることは難しいでしょう。
とはいえ、いたずらに対立を煽れば、
場の安心の風土が損なわれて参加者の声は小さくなったり、
ともすれば、空中分解してしまいかねません。

ファシリテーターとしては、
この葛藤をどう扱うのかは難所でもあり、
腕が試されるところです。

対立の回避でも、対立の炎上でもなく、対話の創造を。
そう言うのは簡単なことですが、実際には相当に難しいことです。
正直私もうまくいったり、いかなかったりです。

そこで、今年の教育ファシリテーター講座では、
この「葛藤への関わり(介入)」をテーマとして、
共に探究する場を設けることといたしました。

ゲストには、人間関係トレーニングのワークショップや
各所での話し合いの場のファシリテートをされており、
私自身も多くを学んでいる先輩方をお迎えいたします。

具体的な場面に照らして「こんな時はどうする?」と
検討と試行をくりかえしていくプログラムになります。

ご関心ある方のご参加を心からお待ちしています!

川中大輔拝

■日 時:2016年10月22日(土)11時〜10月23日(日)17時
■場 所:大阪市立青少年センター(KOKO PLAZA)
(新大阪駅徒歩5分)

■プログラム:
<1日目>
10:30 開場
11:00 オープニング・セッション「お互いを知る」
12:30 昼食
13:30 セッション1「葛藤の体験を共有する」
15:00 セッション2「葛藤への関わりを試して・観る(1)」
18:00 夕食
19:00 セッション3「長尾さんの歩みに耳を傾ける」
21:00 プログラム終了・入浴
22:00 オプショナルPG「情報交換会」
<2日目>
09:30 開場
10:00 セッション4「葛藤への関わりを試して・観る(2)」
11:30 セッション5「私の介入スタイルをふりかえる」
12:30 昼食
13:30 セッション6「葛藤への介入の指針と方法を学ぶ」
15:30 セッション7「学びを私の現場にもちかえる」
16:45 クロージング
17:00 終了

■ゲスト:
○長尾文雄さん(フリーランス)
1940年生まれ。関西学院大学文学部卒。関西学院大学職員、関西いのちの電話事務局長、聖マーガレット生涯教育研究所(SMILE)主任研究員等を経て、現在フリーランス。大阪女学院大学・短期大学非常勤講師、社団法人好善社理事、NPO法人ブレーンヒューマニティー理事、LLCチーム経営アドバイザーなどを兼務。ラボラトリー・トレーニング(Tグループ・トレーニング)を基本にボランティア養成、青少年指導者養成、傾聴ボランティア養成などの教育実践活動、援助専門職養成およびスーパービジョンを行なう。

○山本智也さん(大阪成蹊大学教育学部教授)
1986年、神戸大学教育学部卒業後、家庭裁判所調査官(補)として、少年非行や家庭の様々な紛争に関わる調査に携わる。1999年、大学に籍を移し、家族支援や臨床教育学の領域で、人と人とが関わりあうことに焦点を当てた研究活動に取り組んでいる。2012年からは、大阪府吹田市立子育て青少年拠点夢つながり未来館(愛称ゆいぴあ)の館長として地域における青少年支援、子育て支援の実践にも携わっている。主な著書としては『非行臨床から家庭教育支援へ』などがある。また、家族内コミュニケーションや家族に対する支援に関する講演なども多数。博士(臨床教育学)・家族心理士。

■ファシリテーター:
○川中大輔(シチズンシップ共育企画代表)
1980年、神戸生まれ。98年から青少年支援、環境、まちづくり、市民活動支援のNPOに参加し、03年にシチズンシップ共育企画を設立、現在、同代表。01年から全国各地で市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを担当(年90本程度)。現在は日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)事務局長、NPO法人神戸まちづくり研究所理事なども務める。同志社大学・立命館大学・甲南大学・甲南女子大学・大阪樟蔭女子大学・国立明石高専にて非常勤講師。共著に『ソーシャル・イノベーションが拓く世界』(法律文化社, 2014年)など。

■コーディネーター:
大本晋也さん(国立淡路青少年交流の家所長)
東末真紀さん(神戸大学学生ボランティア支援室ボランティアコーディネーター)

■定 員:20名(先着順)
■対 象:
・ワークショップ形式の学びの場づくりを行っている(行ってみたい人)
・教育ファシリテーションやワークショップについて学びたい人
・一歩上のステージにあがりたいファシリテーターの方
・学校教員や社会教育施設職員、NPOスタッフで主に教育プログラムを担当される方
※年齢や活動分野(学習分野)などは問いません。

■参加費(食費・宿泊費を含む)
20,000円(学生15,000円)
*10月7日(金)以降のキャンセルは、キャンセル料を申し受けます。ご注意ください。
(発生日以降=参加費の50%、講座当日=100%のキャンセル料を申し受けます)
*宿泊されない方は、2,000円安くなります。

■主催:シチズンシップ共育企画

教育ファシリテーター講座2015「伊勢達郎さんの『安心の場』はどううまれかわれるか?」

アクティブラーニングという言葉が一気に広がり、ファシリテーションを取り入れた学びは、社会教育のみならず、学校教育現場でもその必要性が急速な高まりを見せています。

 「具体的に何をすればいいのか。どういう手法やツールがあるのか。どういうテクニックを身につける必要があるのか。……」世の流れを前にして、こうした疑問に答える本やセミナーも増えてきています。

 しかし、どのようなプログラムや手法、ツール、テクニックを用いても、その学びの場で、一人ひとりが大切にされていると感じられる、「安心の風土」が醸成されていなければ、それらは上滑りしかねません。昨年度の本講座『「ふりかえり」を究める!』でも、最後の最後に、この「安心の風土」に注目が集まりました。

 それでは、どうすれば「安心の場」は生まれてくるのでしょうか。この問いが立ったとき、真っ先にゲストに思いついたのが伊勢達郎さん。「引き出される」のではなく「溢れ出てくる」と言わる、伊勢さんの場づくりに触れる体験を通じて、「安心の場づくり」について探究していきます!

 ご関心ある方のご参加を心からお待ちしています。

■日 時:2015年7月4日(土)11時~7月5日(日)17時30分
■会場:大阪市立青少年センター(ココプラザ)(新大阪駅徒歩5分)
 
■プログラム:
<1日目>
 10:30 開場・受付開始
 11:00 プログラム開始・オリエンテーション
 11:20 セッション1「伊勢さんの場づくりを体験する」
 12:30 昼食
 13:30 セッション1の続き
 18:00 夕食
 19:00 セッション2「伊勢さんの場づくりを解きあかす」
 21:00 プログラム終了、お部屋へのチェックイン、入浴
 22:00 オプショナルPG「情報交換会」
 24:00頃 情報交換会終了、就寝促進
<2日目>
 07:30〜 朝食
 09:45 開場
 10:15 ウォームアップ
 10:30 セッション3「伊勢さんの歩みに耳をすます」
 12:00 昼食
 13:30 セッション4「安心の場を生み出す極意を見つけ出す!」
 15:20 休憩
 15:30 セッション5「学びを私の現場にもちかえる」
 15:55 クロージング
 16:30 終了、会場の現状復帰、お片付け、お見送り
 17:30 会場から撤収
 18:00 スタッフ評価会(大本・東末・川中・中村)
 20:00頃 解散

 
■ゲスト:
伊勢達郎さん(NPO法人自然スクール トエック代表)
 学生時代よりカウンセリング・キャンプを学び、(財)青少年野外活動総合センター指導部を経て、85年「自然スクールTOEC」を設立。個人やグループのカウンセリング及び、沖縄無人島キャンプなど、たくさんのフリーキャンプ(自由なキャンプ)を展開。アメリカのフリースクールやインドのラジニーシ・アシュラムなどを訪ね、90年「TOEC幼児フリースクール(幼稚園)」98年「TOEC自由な学校(小学校)」を設立。社会に新しい学校のスタイルを発信・提案している。教育、福祉、看護等の大学や専門学校で人間関係論等の非常勤講師も務める。キャンプディレクター1級。団体(自然スクールトエック)は01年に特定非営利活動(NPO)法人化。
 
■ファシリテーター:
○川中大輔(シチズンシップ共育企画代表)
 1980年、神戸生まれ。98年から青少年支援、環境、まちづくり、市民活動支援のNPOに参加し、03年にシチズンシップ共育企画を設立、現在、同代表。01年から全国各地で市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを担当(年90本程度)。現在は日本シティズンシップ教育フォーラム(J-CEF)事務局長、NPO法人神戸まちづくり研究所理事なども務める。立命館大学・甲南大学・甲南女子大学・大阪樟蔭女子大学大学院・神戸国際大学・国立明石高専にて非常勤講師。共著に『ソーシャル・イノベーションが拓く世界』(法律文化社, 2014年)など。
 
■コーディネーター:
 大本晋也さん(国立淡路青少年交流の家所長)
 東末真紀さん(神戸大学学生ボランティア支援室ボランティアコーディネーター)
 三浦一郎さん(姫路市立手柄小学校教諭)
 
■定 員:20名(先着順)
■対 象:
 ・ワークショップ形式の学びの場づくりを行っている(行ってみたい)人
 ・教育ファシリテーションやワークショップについて学びたい人
 ・一歩上のステージにあがりたいファシリテーターの方
 ・学校教員や社会教育施設職員、NPOスタッフで主に教育プログラムを担当される方
  ※年齢や活動分野(学習分野)などは問いません。
 
■参加費:一般 20,000円/学生 15,000円
 
■主催:シチズンシップ共育企画

教育ファシリテーター講座2014「ふりかえりを極める」

参加体験型の学習が広がる中で、
体験の後にふりかえりの時間を設ける必要がある、
という考え方は定着していっているように思われます。

ところが、その「ふりかえり」の持ち方が、
表面的な感想をぐるりと一巡述べ合うだけに留まって、
深まりを欠いていることは少なくありません。

また、学校等での実践の場合、カリキュラムの中で設定されている
教育目標に沿うかたちで「ふりかえり」が行われて、
学習者の「自由な気づき」とどう折り合いをつけるのかが、
丁寧に考えられていない場合も見受けられることがあります。

「ねらい」と「ふりかえり」の緊張関係の中で、
どのように「ふりかえり」の場を設け、また、深めていけばいいのか。

今回はこのように「ふりかえり」を探究していきます!
ご関心ある方のご参加を心からお待ちしています。

■日時:2014年9月6日(土)11時~7日(日)16時30分(開場:10時30分)
■会場:大阪市立青少年センター(KOKO PLAZA)
(新大阪駅徒歩5分)

■プログラム
<1日目>
10:30 開場・受付開始
11:00 オープニング
12:30 昼食
13:30 セッション1「川嶋さんのふりかえりを体験する」
18:00 夕食
19:00 セッション2「川嶋さんと長尾さんのファシリテーター対談」
21:00 プログラム終了・入浴
22:00 オプショナルPG「情報交換会」
<2日目>
10:15 セッション3「長尾さんのふりかえりを体験する」
12:30 昼食
13:30 セッション3の続き
14:30 セッション4「ふりかえりの極意を究める!」
16:15 クロージング
16:30 終了

■講師
川嶋 直さん(キープ協会環境教育事業部シニアアドバイザー)
1953年、東京生まれ。1980年、山梨県清里、八ヶ岳の麓にある財団法人キープ協会に就職。1984年から環境教育事業を担当。インタープリターとして、自然の中での参加体験型の環境教育プログラムの開発・人材育成・イベントプロデュースなどを行なってきた。約30年に渡る環境教育の人材育成事業の経験の中から、「環境教育の指導者にはコミュニケーション力と企画力が必要」と痛感。 自然の中での「自然とのコミュニケーション・人とのコミュニケーション・自分自身とのコミュニケーション」を通した環境教育を実践中。 企業や大学・行政など様々なセクターとのコラボレーションも進めている。立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任教授(2005~2010年)現在は同研究科兼任講師。

長尾文雄さん(フリーランス)
1940年生まれ。関西学院大学文学部卒。関西学院大学職員、関西いのちの電話事務局長、聖マーガレット生涯教育研究所(SMILE)主任研究員等を経て、現在フリーランス。大阪女学院大学・短期大学非常勤講師、社団法人好善社理事、NPO法人ブレーンヒューマニティー理事、LLCチーム経営アドバイザーなどを兼務。ラボラトリー・トレーニング(Tグループ・トレーニング)を基本にボランティア養成、青少年指導者養成、傾聴ボランティア養成などの教育実践活動、援助専門職養成およびスーパービジョンを行なう。

■ファシリテーター
川中大輔(シチズンシップ共育企画代表)
1980年、神戸生まれ。1998年から青少年支援、環境、まちづくり、市民活動支援の市民活動に参加し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立、現在、同代表。全国各地で市民教育や協働まちづくり、NPOマネジメントのワークショップを担当(年90本程度)。2012年度から2年間、任期付専任教員として立命館大学でサービスラーニング科目を受け持った。現在、甲南大学非常勤講師、御影高校特別非常勤講師なども務める。

■コーディネーター
大本晋也さん(国立淡路青少年交流の家所長)
東末真紀さん(神戸まちづくり研究所)

■定員:20名(先着順)
■対象
・ワークショップ形式の学びの場づくりを行っている(行ってみたい)人
・教育ファシリテーションやワークショップについて学びたい人
・一歩上のステージにあがりたいファシリテーターの方
・学校教員や社会教育施設職員、NPOスタッフで主に教育プログラムを担当される方
※年齢や活動分野(学習分野)などは問いません。

■参加費(食費・宿泊費を含む)
20,000円(学生15,000円)
*8月29日(金)以降のキャンセルは、キャンセル料を申し受けます。ご注意ください。
(発生日以降=参加費の50%、講座当日=100%のキャンセル料を申し受けます)
*宿泊されない方は、2,000円安くなります。

■主催:シチズンシップ共育企画

教育ファシリテーター講座2013 「西野仁志さんと西村桂哲さんの『学びのばのデザイン』を堪能する!」

学びの場づくりにおいて、
本当に大切にしないといけないことって、何でしょう?

たくさんのアクティビティの「持ちネタ」があること、
最新のワークショップ手法に精通していること…

いずれも学びの場のつくり手にとって
持っていて損はない知識やスキルです。

しかし、たとえたくさんの知識や最新のスキルを身につけていても、学び手にとって学ぶ喜びを最大化するような、
「よい学びの場」をつくることにつながるとは限りません。

そこで、今回の教育ファシリテーター講座では
環境教育や働き方をテーマにした「場づくりの達人」を、2人お呼びします。

3日間の時間をじっくり使って、
「達人」のつくる場を参加者の皆さんで体験し、
その体験を紐解いていくことを通じて、
学びの場づくりにおいて欠かせない要素を
ゲスト・参加者・スタッフで一緒になって探求し、学んでいきます。

ツールに振り回されたり、ワザに溺れたりしないために。
この夏、大阪にて「W(ダブル)西村さん」を迎えて開催します!

参加型学習のデザインに関心ある方の
ご参加を心からお待ちしています。

■日時
2013年8月10日(土)11時~12日(月)16時30分
(開場:10時30分)

■会場
大阪市立青少年センター(KOKO PLAZA)

(新大阪駅徒歩5分)

■参加費(食費・宿泊費を含む)
35,000円(学生 25,000円)
*7月27日以降のキャンセルは、

キャンセル料を申し受けます。ご注意ください。
(発生日以降=参加費の50%、

講座当日=100%のキャンセル料を申し受けます)
*宿泊されない方は、4,000円安くなります。

■対象
・ワークショップ形式の学びの場づくりを行っている(行ってみたい)人
・教育ファシリテーションやワークショップについて学びたい人
・一歩上のステージにあがりたいファシリテーターの方
・学校教員や社会教育施設職員、NPOスタッフで主に教育プログラムを担当される方
・ファシリテーターを職業としていきたい人
※年齢や活動分野(学習分野)などは問いません。

■定員:20名(先着順)

■講師
西村仁志さん(環境共育事務所カラーズ代表、広島修道大学人間環境学部准教授)
1963年京都生まれ。京都YMCAに勤務の後、1993年個人事務所「環境共育事務所カラーズ」を開業。自治体や企業、NPO等の環境学習・市民参加まちづくりのコーディネートや研修会の企画運営などを行っている。同志社女子大学生活科学部他で非常勤講師、嘱託講師を務め、同志社大学大学院総合政策科学研究科准教授(2006-2011)ののち、2012-広島修道大学人間環境学部に着任。

西村佳哲さん(リビングワールド代表、プランニング・ディレクター、働き方研究家)
1964年東京生まれ。武蔵野美術大学卒。つくる・書く・教える、三種類の仕事。建築分野を経て、ウェブサイトやミュージアム展示物、公共空間のメディアづくりなど、各種デザインプロジェクトの企画・制作ディレクションを重ねる。多摩美術大学、京都工芸繊維大学 非常勤講師。

■スタッフ
川中大輔(シチズンシップ共育企画)
大本晋也(兵庫県教育委員会)
東末真紀(神戸まちづくり研究所)
小林健司(フリーランス)

■プログラム
<1日目>
10:30 開場・受付開始
11:00 プログラム開始・オリエンテーション
セッション1「仁志さんの学びの場づくりを体感する」
12:30 昼食
13:30 セッション1の続き
セッション2「体験からの気づきを分かち合う(1)」
18:00 夕食
19:30 セッション3「仁志さんはどう学んできたのか?」
21:00 プログラム終了・入浴
22:00 オプショナルPG「情報交換会」

<2日目>
10:15 セッション4「佳哲さんの学びの場づくりを体感する」
12:00 昼食
13:00 セッション4の続き
セッション5「体験からの気づきを分かち合う(2)」
18:00 夕食
19:30 セッション6「佳哲さんはどう学んできたのか?」
21:00 プログラム終了・入浴
22:00 オプショナルPG「情報交換会」

<3日目>
10:15 セッション7「教育ファシリテーション100問100答」
12:00 昼食
13:00 セッション8「私は何を大切にすべきか?」
15:30 ふりかえり「明日からの実践に向けて」
16:30 終了

■主催:シチズンシップ共育企画

教育ファシリテーター講座2012〜「パーツ」ではなく「フレーム」をつくる力を鍛える二日間〜

「ワークショップの依頼が来たけど、
枠組みそのものに無理があるよなぁ…」

「次の学期では、ワークショップ形式も取り入れた授業にしたいけど、
どんな流れで組み立てるといいのかな…」

「その場のワークショップは盛り上がったけど、
それって、どういう意味があったんかな。。」
今回は、時折聞かれるこのようなお悩みにお応えして、
「ワークショップ・プランング」をテーマにします。

1回1回のプログラムをどうデザインして、
どうファシリテートするののか?を考えられるだけでは、
意味ある「学びや参加の場づくり」はできません。

全体の目的や目標を明確にした上で、各回の位置づけを整え、
参加者の分析等をしながら、どのような流れの中で「参加型」を取り入れるのかを考える、
「プランニング」のチカラが必要不可欠です。
「つくりだす参加」が「意味のあるもの」になるための
仕込みのツボを実践的に学びとっていく2日間、

ワークショップの企画を学び(直し)たいという方のご参加、
心からお待ちしています。

■日時
2012年10月27日(土)10:30~28日(日)16:30
(開場:10時00分)

■会場
大阪府立羽衣青少年センター
(南海 羽衣駅、JR 東羽衣駅より徒歩15分)

■参加費(食費・宿泊費を含む)
20,000円(学生15,000円)

*10月13日以降のキャンセルは、キャンセル料を申しうけます。ご注意ください。
(発生日以降=参加費の50%、講座当日=100%のキャンセル料を申し受けます)
*宿泊されない方は、2,000円安くなります。
*遠方からお越しの方は、前日宿泊が可能です。
ご希望の方は、スタッフまでお問い合わせください。

スタッフも前泊していますので、プログラムの裏側を覗けるかも…?
(宿泊費実費3,300円+朝食代630円の実費を頂戴します)

■対象
・ワークショップ形式の学びの場づくりを行っている(行ってみたい)人
・教育ファシリテーションやワークショップについて学びたい人
・一歩上のステージにあがりたいファシリテーターの方
・NPO・ボランティア団体のスタッフ(主に教育プログラムを担当される方)
・ファシリテーターを職業としていきたい人
※年齢や活動分野(学習分野)などは問いません。

■定員:20名(先着順)

■ゲスト
長尾文雄さん(フリーランス)
大本晋也さん(兵庫県教育委員会)
東末真紀さん(神戸まちづくり研究所)
小林健司さん(フリーランス)

■ファシリテーター
川中大輔(シチズンシップ共育企画)

■プログラム
<1日目>
10:00 開場・受付開始
10:30 プログラム開始・オリエンテーション
セッション1「私のこだわりを分かち合う」
12:00 昼食
13:00 セッション2「ケーススタディで」
セッション3「ワークショップ・プランニングのツボは?」
17:30 夕食
19:00 セッション4「ワークショップ・プランニング実習」
21:00 プログラム終了・入浴
22:00 オプショナルPG「情報交換会」
<2日目>
10:00 セッション4の続き
12:00 昼食
13:00 セッション5「ワークショップ企画市!」
15:30 ふりかえり「現場への学びのテイクアウト」
16:30 終了

■主催:シチズンシップ共育企画

教育ファシリテーター講座2011【理論編・スキル編】「ファシリテーターに求められる2つの役割」

ファシリテーターのチカラ、と言えば、
参加者とどう関わって、その場をどうまわすか?
というところに関心がいきがち。

確かに、それは重要なチカラです。
しかし、場をまわす前に、どのような場をつくるのか?
という「仕込み」をうまく行うデザインのチカラもまた、
ファシリテーターには欠かせません。

よく「何事もものごとは準備8割」とも言われます。
「場をつくる・まわす」役割を担う上で、
ぜひ押さえておきたい理論を改めて学ぶ「理論編」と、
理論を踏まえた実践的なスキルを体験的に学ぶ「スキル編」を
この夏、連続で開催します。

そのために、今年の教育ファシリテーター講座では、
「プログラムデザインなどの仕込みを日本で最もちゃんとできる人」
そのように先輩方の中で評される川島憲志さんをゲストにお迎えして、
川島さんの「ちゃんとできる」の秘訣に迫ります!

参加型学習のデザインに関心ある方の
ご参加を心からお待ちしています。

■日時
○理論編:2011年7月30日(土)13時~31日(日)17時
(開場:12時30分)

○スキル編:2011年9月18日(日)10時30分~19日(月・祝)17時(開場:10時15分)

■会場
○理論編:大阪府立羽衣青少年センター
(南海 羽衣駅、JR 東羽衣駅より徒歩15分)
○スキル編:大阪市立青少年センター(KOKO PLAZA)
(新大阪駅徒歩5分)

■参加費(食費・宿泊費を含む)
理論編・スキル編
各コース 20,000円(学生15,000円)
連続受講お申込の方は、
2コースで38,000円(学生28,000円)

*理論編は7月15日以降、スキル編は9月4日以降のキャンセルは、
キャンセル料を申しうけます。ご注意ください。
(発生日以降=参加費の50%、講座当日=100%のキャンセル料を申し受けます)
*宿泊されない方は、2,000円安くなります。

■対象
・ワークショップ形式の学びの場づくりを行っている(行ってみたい)人
・教育ファシリテーションやワークショップについて学びたい人
・一歩上の技を磨きたいファシリテーターの方
・川島憲志さんに会ってみたい人

■定員:各コース 20名(先着順)

■講師 川島憲志さん(フリーランス)
1953年筑豊生まれ。現在、参画・協働をキーワードにまちづくりや市民活動さまざまな分野の教育等の場づくり、人づくりに関わるフリーランスとして活動中。お仕事先からいただく肩書きはプランナー、コーディネーター、ファシリテーターetc.・・・。

———————————————-
ワークショップのスタートは、いつからか?
本番の開始時間かと思われるかもしれませんが、
事前の打合せ(企画立案)の段階から、始まっています。
川島さんと一緒に事前の打合せをしていると、
そのことが、非常によく分かります。
「確かにそう考えないとなぁ…」と何度もつぶやきつつ、
お師匠さんの一人として、せっせとその技を盗んでいます。
(by 川中大輔)

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■スタッフ
川中大輔(シチズンシップ共育企画)
大本晋也(兵庫県教育委員会)
東末真紀(神戸まちづくり研究所)ほか

■プログラム

【理論編】
<1日目>
12:30 開場・受付開始
13:00 オープニングスライド「一本の樹」
13:20 オリエンテーション
14:00 セッション1「お互いを知ろう」
15:00 休憩
15:15 セッション2「ファシリテーションのこれまで/これからを考える」
17:30 休憩・夕食
18:30 セッション3「メンバーの協働が促される場のメカニズムを実感する!」
20:30 一日のふりかえり・事務連絡
21:00 終了
22:00 オプショナル・プログラム「情報交換会」

<2日目>
09:00 ウォーミングアップ
09:30 セッション4「ファシリテーションの基本となる理論を理解する」
12:00 昼食
13:00 セッション4の続き
14:00 休憩
14:10 セッション5「ファシリテーションのツボを押さえる!」
16:00 ふりかえり
17:00 終了

※プログラムは予定です。変更する可能性があります。
※進行上、途中参加、途中退出はご遠慮ください。

【スキル編】
「スキル編」では、「理論編」での学びを踏まえつつ、
「場をつくる(デザインする)」ことを体験的に学びます。

川島さんが実際に場づくりに取り組んだ事例をもとに、
理論がどう実践化されていくのかを理解する時間を経て、
参加者のみなさんに実際に「場をつくる」ということに
チャレンジしてもらいながら、スキルアップを目指します。

なお、「スキル編」の具体的なプログラム内容は、
「理論編」を経て確定し改めてお知らせします。
■主催:シチズンシップ共育企画

教育ファシリテーター講座2011【入門編】「今さら聞けない?今だから聞きたい!ファシリテーションの基礎知識」

「ファシリテーション、私もやってみたいんですけど…」

ファシリテーションという言葉もすっかり、あちこちで耳にし、
関心を寄せる方も増えました。

学びの場でも、参加型学習の実践は広がり、
なんとなく体験したことがある人も増えたかと思います。

自分もそういう場づくりをしてみたい!
と思い立って、本を読んでみたり、試してみたりしても、
イマイチ…というお悩みをお伺いすることもちらほら。

また、傍から見れば、しっかりできていると見られる方でも
こんな声をお伺いすることは少なくありません。

「我流でやってきたけど、改めて基礎から学び直したい」

教育ファシリテーター講座を始めて5年目。
これまでの蓄積も踏まえ、
改めて「ファシリテーションの基礎知識」を
テーマに「入門編」を実施いたします。

参加型学習のデザインに関心ある方の
ご参加を心からお待ちしています。

■日時
2011年6月19日(日)10時30分~17時(開場:10時)

■会場
大阪NPOプラザ 会議室E
*地下鉄 野田阪神駅・JR 海老江駅・阪神 野田駅 徒歩10分

■対象

・ワークショップ形式の学びの場づくりを行っている(行ってみたい)人
・教育ファシリテーションやワークショップについて学びたい人

■定員:20名(先着順)

■参加費:8,000円

■プログラム

10:00 受付
10:30 プログラムスタート!
・ファシリテーションとは?
・なぜ教育にファシリテーションなのか?
・参加型学習のメリットとデメリットは?
12:30 昼食休憩
13:30 午後の部を再開
・ファシリテーションの基礎技能とは?
・参加型の場づくりの準備・実施・評価、どうする?
・Q&Aで学ぶファシリテーション
16:30 ふりかえり
17:00 プログラム終了
■講師
川中大輔(シチズンシップ共育企画)

1980年生まれ。98年から青少年支援の市民活動を始め、教育・環境・まちづくり・市民活動支援の活動に参加。03年に「市民としての意識と行動力」を育む学びの場をつくるシチズンシップ共育企画を設立。01年から全国各地で市民教育やまちづくり、市民組織運営などのワークショップ、行政職員研修等を担当(年間80本程度)。(財)京都市ユースサービス協会企画委員ほか公職多数。同志社大学大学院、甲南大学、大阪樟蔭女子大学、岐阜県立森林文化アカデミー、上智大学グリーフケア研究所にて非常勤講師。

■主催:シチズンシップ共育企画