【参加者募集】「NPOと大学教員のパラレルキャリアを考える vol.2」

NPOと大学教員のパラレルキャリアを考える vol.2
赤澤清孝さん公開インタビュー

==社会を変える複線キャリアの可能性を探る==

2024年12月25日、「NPOと大学教員のパラレルキャリア」をテーマにしたトークセッションを開催します。本イベントでは、NPOの活動と大学の仕事を両立する「パラレルキャリア」の可能性を掘り下げ、その価値と課題について考えます。

産業界や行政の人々がその経験を生かして専任教員や特任教員として大学での教育・研究・社会連携に関わることはもはや珍しいことではありません。しかし、NPOはじめ市民セクターの人々はまだ限られているように思われます。それでは、NPOでキャリアを積み重ねた人々が大学に深く関わることには、NPOでの活動にとって/大学での仕事にとって、どのような意味が見出せるのでしょうか。

その意味を探究していくとっかかりとして、昨年、シチズンシップ共育企画×龍谷大学の川中大輔と、環境共育事務所カラーズ×広島修道大学の西村仁志によるトークセッションを行いました。企画者の想定を超える大きな反響(!?)を呼び、継続的に考えていく動きへと後押しを得ました。

そこで今年は、大谷大学の赤澤清孝さんをお迎えし、西村・川中の2名がインタビュアーとして、公開インタビューを行うこととなりました。赤澤さんは「きょうと学生ボランティアセンター(後のユースビジョン、現在は解散)」等での活動を経て大学教員へと転身し、現在は教育研究と社会貢献の両立を追求されています。3人それぞれの視点や経験を通じて、NPOと大学の二つのキャリアがどのように連動しているのかを考えていきます。そして、次世代に新しい学びやキャリアの可能性を示せるのかを探っていきします。
社会と教育の架け橋となる「パラレルキャリア」の魅力と課題を、一緒に考えてみませんか?

【日時】2024年12月25日(水)18時30分~21時
    (開場:18時15分 / 閉場:21時15分)
【会場】キャンパスプラザ京都 6階 龍谷大学 講習室(京都駅 徒歩5分)
    https://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access

【参加費】無料(要事前申込)

【対象】本企画にご関心ある方々
    –こんな方におすすめ
    •NPOでの活動と大学での仕事とのに結びつきに興味がある方
    •大学教育やキャリア形成について考えている学生や院生、社会人
    •NPOと連携する教育の可能性を探っている研究者や教育者
    •NPOスタッフや関係者でキャリアの新たな選択肢を模索している方

【プログラム】
  1.オープニング
    :趣旨説明と赤澤さんの自己紹介
  2.メイントークセッション
    :赤澤さんのキャリア背景と転身のきっかけ
    :NPOでの経験が大学教育にどのように活かされているか
    :大学での経験がNPOでの実践にどのように活かされているか
    :パラレルキャリアが社会に与える影響
  3.Q&Aセッション
    :会場からの質問に赤澤さんが回答
  4.クロージング
    :赤澤さん・インタビュアーからのまとめとメッセージ

【登壇者】
◎赤澤清孝(大谷大学社会学部准教授)
 1974年兵庫県生まれ。立命館大学大学院政策科学研究科修士課程修了。政策科学修士。2000年NPO法人きょうと学生ボランティアセンター(後のユースビジョン。現在は解散)設立、代表就任(〜2021年)。2004年NPO法人きょうとNPOセンター事務局次長(~2007年)。2007年IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]客員研究員(~2010年)。2010年NPO法人edge事務局長(~2013年)。2014年大谷大学文学部専任講師、2016年同大学准教授(現在に至る)。
 大谷大学 教員紹介

◎川中大輔(シチズンシップ共育企画 代表/龍谷大学社会学部准教授)
 1980年,神戸生まれ。青少年支援や環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。現在,同代表。全国各地で市民教育や若者の参加、協働まちづくりやNPOマネジメントのワークショップを担当している。(財)大学コンソーシアム京都研究主幹、立命館大学共通教育推進機構嘱託講師(サービスラーニング担当)などを経て、2017年から龍谷大学社会学部専任教員。2019年度から2023年度、放送大学客員准教授。こども家庭庁こども家庭審議会専門委員なども務める。
  シチズンシップ共育企画
  龍谷大学 教員紹介 川中大輔

◎西村仁志(環境共育事務所カラーズ 代表/広島修道大学人間環境学部教授)
 京都YMCA職員として勤務ののち、1993年に環境教育の専門事務所「環境共育事務所カラーズ」を開業。市民、行政、企業等の環境教育、パートナーシップの現場の企画とプロデュースに携わる。同志社大学大学院総合政策科学研究科准教授(2006-2011)を経て、2012年より広島修道大学人間環境学部に勤務。
  環境共育事務所カラーズ
  広島修道大学 西村仁志研究室

【申込方法】
 事前申し込みが必要です。以下のURLからお申し込みください
 https://forms.gle/fTKkmqBppj46DQj26

【主催】シチズンシップ共育企画・環境共育事務所カラーズ
【協力】龍谷大学社会学部 川中研究室

共編著『社会デザインをひらく』刊行

中村陽一監修/志塚昌紀・川中大輔・菅井薫・川田虎男編著『社会デザインをひらく』(ミネルヴァ書房, 2024年11月)がこの度、刊行されました。編者の一人として企画・編集に関わると同時に、「社会的排除に抗うコミュニティ・デザイン–居場所とエンパワメント」「多文化共生と市民教育–社会意識と自己認識の脱植民地化に向けて」(いずれも単独執筆)「おわりに」(志塚昌紀さん・菅井薫さんとの共同執筆)を担当いたしました。詳しくミネルヴァ書房ウェブサイトの紹介ページをご覧ください。