【参加者募集】「障害者の社会参加に結びつくシティズンシップ教育を考える」 (シティズンシップ教育セミナー2025)

 社会的障壁によって,いわゆる「障害者」と呼ばれる人々は,社会参加の難しさに直面させられることがあります。それでは,どのような社会的障壁を,どのように取り除いたり,その壁を低くしたりすることが求められるのでしょうか。

 また,障害がないとされている人々が,そうした社会的障壁を除去して「共に過ごしたい」という思い/考えを抱くにはどういうプロセスが求められるのでしょうか。

 いまだ市民参加の場においても,シティズンシップ教育の場においても,障害者との協同が十分に進んでいるとは残念ながら言えません。

 それでは,障害のある/ないにかかわらず,市民性を共に育んでいったり,市民性を共に発揮していったりするには,どういった場づくりを,どのような構えで進めていけば良いのでしょうか。

 その方向性を見いだしていくため,今回は社会福祉法人一麦会(和歌山県)の方々の実践に学びます。
 https://muginosato.jp/

 支援者からのみならず,当事者からも話題提供いただき,それぞれの見え方/感じ方をかけ合わせながら,本セミナーの問いに向かっていくことにします。

 当然ながら,障害のある/ないに起因する不平等は解消されなければなりません。その際,「しなければならない」という義務的な発想からではなく,多様な人々の交わりがもたらす価値を感じて「やってみたい」という心弾むところかの発想で取り組まれる実践を創り出していきたいものです。

 ご関心ある方のご参加をお待ちしています。

【日  時】2025年11月30日(日)10時00分〜12時00分
      (9時45分開場/12時15分閉場)

【開催形態】オンライン:Zoomミーティングルームにて
      (参加申込いただいた方には後日リンク先をお送りします)

【ゲスト】
◉尾方千春さん(社会福祉法人一麦会 ゆめ・やりたいこと実現センターコーディネーター)
 愛知県出身。管理栄養士資格習得後、イギリスへと渡り、知的障害施設での勤務・ボランティア経験などをしながら計5年間ほど滞在。日本で自身の経験を活かせる職場を探して各地を回り、地域おこし協力隊として和歌山県紀の川市へ。2年目のときに、現在働いている山﨑邸を拠点に「ゆめ・やりたいこと実現センター」がスタートし、連携協議会委員に。任期終了後は一麦会職員・コーディネーターとして障害のある人たちの学校卒業後の学び・交流できる場づくりなどを、地域と連携しながら行っている。和歌山県社会教育委員会議委員。和歌山県立図書館協議会委員。

◉ゆめ・やりたいこと実現センターの現場に関わっている障害のある方
 「ゆめ・やりたいこと実現センター ~学び合う そして 創り合う~」の紹介
 社会福祉法人一麦会は、2018年8月に文部科学省学校卒業後における障害者の学びの支援推進事業を受託。それ以降、和歌山県紀の川市粉河・古民家山﨑邸を拠点に、障害のある人が学校を卒業してからも、好きなことや得意なことを新しく見つけ、それぞれの「ゆめ」や「やりたいこと」を実現できる場づくりをサポートしています。「夕刻のたまり場」「やりたいこと講座」「つぶやきサポート」「逸材発掘・人材バンク」を4つの柱にして活動をし、障害のある・なしに関わらず共に学び、生きる共生社会の実現を地域のみなさんと目指し、広げる取り組みをしています。
 <ゆめやりHP>https://yume-yaritaikoto.jpn.org

◉湯浅雄偉さん(社会福祉法人一麦会)
 静岡県立大学在学時に、色々と手を出してキャリア形成やユースワークをテーマにする学生団体で活動。4年次に休学し、シチズンシップ共育企画で長期インターンシップを経て、静岡でも若者エンパワメントの活動に邁進、自分がエンパワメントされてないことに気づく。その後、コミュニティワーク研究実践センター(北海道月形町)で生活困窮者・ホームレス支援を通じたまちづくり活動に取り組むうちに、自分が何度も救われる。
 現在、社会福祉法人一麦会megluck(メグリュック)にて、主任指導員。アートと農業の仕事づくりに取り組む。遊びと学び、仕事の境界が崩される日々。他に、静岡県立大学「地域未来づくりフェロー」、非常勤講師少数

【コメンテーター】
◉東末真紀さん(シチズンシップ共育企画シニアフェロー)
 神戸市中央市民病院、NPO法人自然スクールトエックやNPO法人神戸まちづくり研究所の職員、神戸大学学生ボランティア支援室ボランティアコーディネーター、NPO法人コミュニティ事業支援ネット職員を歴任。NPO職員時代は「主体性の尊重」を軸に、青少年育成のための野外活動、指導者養成、NPO支援、地域拠点立ち上げ、住民主体の復興まちづくりの支援などに従事。大学では学内だけにとどまらずボランティアを行う学生団体とともに現場に出かけ、双方ともに豊かになれるような関係の構築に力を入れた。

【ファシリテーター】
◉川中大輔(シチズンシップ共育企画代表/関西学院大学専任講師)
 神戸生まれ。青少年支援や環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。現在,同代表。(財)大学コンソーシアム京都研究主幹、立命館大学共通教育推進機構嘱託講師、龍谷大学社会学部講師・准教授、放送大学客員准教授を経て、2025年から関西学院大学人間福祉学部専任教員。市民による社会イノベーション実践に関心を寄せながら,若者の社会参画(を通じた能動的市民性の涵養)と協働まちづくりの推進、NPOのマネジメント支援に取り組んでいる。

【プログラム】
 09:45 zoom開室
 10:00
   ・オープニング・チェックイン
   ・セッション1「障害のある・なしに関わらず共に学び、生きる実践に学ぶ」
          (ゲストの方々からの話題提供と質疑応答)
   ・セッション2「ゆめやりから考えるインクルーシブなシティズンシップ教育」
          (コメンテーターからのコメント,全体での意見交換)
   ・チェックアウト・クロージング
 12:00 閉会,アフタートーク(任意参加)
 12:15 zoom閉室

【定員】30名程度(先着順)
【対象】テーマに関心ある方はどなたでも歓迎いたします!
【参加費】無料

【申込】以下のウェブサイトよりお申込みください。
    https://forms.gle/x7Cz81fUx83iWTZq7
    ※申し込み締め切りは11月28日(金)18時までです。
     締切後の申込みにつきましては,ウェブサイトの「お問合せ」からご連絡ください。

【主催】シチズンシップ共育企画

<個人情報の取扱い>
 記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。