2024年7月28日〜8月2日にかけて、ポートランド州立大学が主催するまちづくり人材育成プログラム「JaLoGoMa(Japanese Local Governance and Management Training Program)」に参加してきました。
今年度のテーマは「ガバナンス・クライシス」。地域の協治が十全に機能しないことで噴出する諸課題に対して、NPOや市民グループ・行政機関はどのように立ち向かい、また、統治機構改革をどのように進めようとしているのか。こうした問いを基軸に据えつつ、6日間で数多くの現場を訪れたり、現地の方々や他の参加者と意見交換の時間を持ったりしました。
その中で私が印象的だったことの一つは、市民の政治的主導力でした。また、市民活動のモードについても考えさせられることになりました。そして、「市民ができること/すべきことはまだまだあるなぁ」との励ましを得ることに。
もちろん、日本とは異なるアメリカの社会的文脈の上に成り立っていた動きで、単純な当てはめや比較はできません。しかし、市民主体のまちづくりを推進していく上で、示唆に富むもののように思われました。
今回の報告会では、市民のポテンシャルを発揮する実践とはいかなるものか?そうした実践を創出する市民が育つ成長/学習機会をどのように整えていけばいいのか?といった事柄についても参加者の方々と共に考えていければと思っています。
ご関心ある方のご参加をお待ちしています。
【日 時】2024年9月26日(木)19時00分〜21時00分
(18時45分開場/21時15分閉場)
【開催形態】オンライン:Zoomミーティングルームにて
(参加申込いただいた方には後日リンク先をお送りします)
【報 告 者】
川中大輔(シチズンシップ共育企画 代表 / 龍谷大学 准教授)
1980年神戸生まれ。青少年支援や環境問題、まちづくり、社会事業家支援のNPOで活動し、2003年にシチズンシップ共育企画を設立。全国各地で市民教育や若者参画、協働まちづくりやNPOマネジメントのワークショップを担当している。立命館大学共通教育推進機構嘱託講師(サービスラーニング担当)等を経て、2017年から龍谷大学社会学部専任教員。現在はNPO法人神戸まちづくり研究所理事なども務める。共編著に『コミュニティ・デザイン新論』(さいはて社, 2024年近刊)ほか。
【プログラム】
18:45 zoom開室
19:00 オープニング・チェックイン
19:15 セッション1「JaLoGoMa 2024で何を学んだのか?」(話題提供)
20:05 質疑応答
20:25 セッション2「JaLoGoMa 2024からの学びをどう活かすか?」(意見交換)
20:50 チェックアウト・クロージング
21:00 閉会,アフタートーク(任意参加)
21:15 zoom閉室
※時間はあくまで目安です。
【定員】30名程度(先着順)
【対象】テーマに関心ある方はどなたでも歓迎いたします!
【参加費】無料
【申込】
以下のウェブサイトよりお申込みください。
https://forms.gle/91BDeGqFPNKMiy7M8
※申し込み締め切りは9月24日(火)18時までです。
締切後の申込みにつきましては,以下問合せ先にご連絡ください。
<問合せ先>info■active-citizen.jp(■を@に変えてください)
【主催】シチズンシップ共育企画
<個人情報の取扱い>
記載の個人情報は本セミナーの実施および今後の催事実施においてシチズンシップ共育企画が利用します。個人情報は目的の範囲内で利用するとともに適切な方法で管理し、法令上の特段の事情がない限り、本人の同意なしに第三者への目的外での開示・提供はいたしません。